2019年11月23日
クロスバイク(GIANT・GLIDE R3)のディスクブレーキを微調整
今年ディスクブレーキ化したクロスバイクのジャイアント製GLIDE R3。前回は試しに購入してみたクロスバイク用のスタッドレスタイヤ(ミシュラン・スターグリップ)装着で後輪のクリアランスがなくなるというトラブルに見舞われたが、実はその際に後輪のディスクブレーキの効きがおかしくなってしまった。
どうやら調べると機械式(メカニカル)のディスクブレーキではホイール脱着時にパッド周辺のクリアランスが狂うことがあるようだ。実際のところ前輪はスムーズに着脱して交換が終了したのだが、後輪は前輪よりも大きな180mmのディスクローターを付けていることもあり着脱時に後付スタンドにぶつかったりフレームに引っかったりしてすんなり着脱できなかった。その後タイヤを夏タイヤに戻してホイールも戻したらブレーキの調子がわるくなってしまった。
機械式ディスクブレーキの調整にはいくらかパターンがあるのだが、今回はホイール着脱時に負荷がかかってディスクローターとパッドが平行になっていないと判断し、キャリパーの位置調整をしてみることにした。キャリパーの位置調整をするには赤丸の六角部分をゆるめる。するとキャリパーが左右に少し移動できるようになるのでまずはホイールに対して外側のパッドから0.2mmから0.5mm程度のクリアランスになるように調整する。位置決めするときはホイールを少し回してザラザラとパッドに接触しない絶妙な部分を探していく。位置がきまったら赤丸の部分の六角を締めて左側の調整は終了だ。
シマノの取説的には車体外側の調整に該当する(※ただし今回の写真と取説のキャリパー向きは逆)
左側のパッドの位置がきまったらこのどはホイール側の調整だ。ホイール側のパッドは本体にクリアランスを調整するための六角があるのでここを回して調整する。回転方向があるのIN側にまわすと内側に近づいて、逆にすると外側に近づく。
(※GLIDE R3に取り付けたシマノBR-M375ではレバーを引くと右側パッドのみ可動する)写真の黄色矢印方向に0.2mmから0.5mmのクリアランスとなるように六角で調整する。この2つを行うとホイール脱着前と同じようにブレーキが効くようになった。これ以外にも調整方法がいくつかありホイール脱着以外でパッドが磨り減った際に調整する時はキャリパー本体固定ボルトではなくワイヤーの伸びを調整したりさきほどの車体側のパッドを調整するのがセオリーのようだ(本体固定ボルトは頻繁にはいじらない)。次回パッドが磨り減った際にはワイヤーあたりの調整法を試してみようと思う。
ちなみにメカニカルディスクブレーキはキャリパーブレーキに比べて調整が頻繁に必要なことがわかってきた。というのもパッドが減ってくるとローターとのクリアランスが広くなってブレーキレバーを握った際の効きの悪さ(制動力)に影響してくる。よって磨り減ったらその都度クリアランスを調整して効きが衰えないような調整が必須だ。その頻度はキャリパーブレーキよりも多く機械いじりが苦手な人はお店にお願いするのが得策かと思う(※自分で調べてできる人は問題ないけど)。あとブレーキシューに比べても減りは早いのでコスト面でもデメリットがあることを追記しておく。ただしこの点が許容できるなら見た目や制動力、特に管理人が使おうとしている雪道においてもリムに雪が挟まってブレーキが効かない心配がないのでブレーキそのものは優れいていると思う。
今回調整した方法も含めてメカニカルディスクブレーキの調整方法はこちらを参考に。非常によくまとめられていてわかりやすかった。
どうやら調べると機械式(メカニカル)のディスクブレーキではホイール脱着時にパッド周辺のクリアランスが狂うことがあるようだ。実際のところ前輪はスムーズに着脱して交換が終了したのだが、後輪は前輪よりも大きな180mmのディスクローターを付けていることもあり着脱時に後付スタンドにぶつかったりフレームに引っかったりしてすんなり着脱できなかった。その後タイヤを夏タイヤに戻してホイールも戻したらブレーキの調子がわるくなってしまった。
機械式ディスクブレーキの調整にはいくらかパターンがあるのだが、今回はホイール着脱時に負荷がかかってディスクローターとパッドが平行になっていないと判断し、キャリパーの位置調整をしてみることにした。キャリパーの位置調整をするには赤丸の六角部分をゆるめる。するとキャリパーが左右に少し移動できるようになるのでまずはホイールに対して外側のパッドから0.2mmから0.5mm程度のクリアランスになるように調整する。位置決めするときはホイールを少し回してザラザラとパッドに接触しない絶妙な部分を探していく。位置がきまったら赤丸の部分の六角を締めて左側の調整は終了だ。
シマノの取説的には車体外側の調整に該当する(※ただし今回の写真と取説のキャリパー向きは逆)
左側のパッドの位置がきまったらこのどはホイール側の調整だ。ホイール側のパッドは本体にクリアランスを調整するための六角があるのでここを回して調整する。回転方向があるのIN側にまわすと内側に近づいて、逆にすると外側に近づく。
(※GLIDE R3に取り付けたシマノBR-M375ではレバーを引くと右側パッドのみ可動する)写真の黄色矢印方向に0.2mmから0.5mmのクリアランスとなるように六角で調整する。この2つを行うとホイール脱着前と同じようにブレーキが効くようになった。これ以外にも調整方法がいくつかありホイール脱着以外でパッドが磨り減った際に調整する時はキャリパー本体固定ボルトではなくワイヤーの伸びを調整したりさきほどの車体側のパッドを調整するのがセオリーのようだ(本体固定ボルトは頻繁にはいじらない)。次回パッドが磨り減った際にはワイヤーあたりの調整法を試してみようと思う。
ちなみにメカニカルディスクブレーキはキャリパーブレーキに比べて調整が頻繁に必要なことがわかってきた。というのもパッドが減ってくるとローターとのクリアランスが広くなってブレーキレバーを握った際の効きの悪さ(制動力)に影響してくる。よって磨り減ったらその都度クリアランスを調整して効きが衰えないような調整が必須だ。その頻度はキャリパーブレーキよりも多く機械いじりが苦手な人はお店にお願いするのが得策かと思う(※自分で調べてできる人は問題ないけど)。あとブレーキシューに比べても減りは早いのでコスト面でもデメリットがあることを追記しておく。ただしこの点が許容できるなら見た目や制動力、特に管理人が使おうとしている雪道においてもリムに雪が挟まってブレーキが効かない心配がないのでブレーキそのものは優れいていると思う。
今回調整した方法も含めてメカニカルディスクブレーキの調整方法はこちらを参考に。非常によくまとめられていてわかりやすかった。
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