2013年01月06日
自転車宅配レンタル「ポイチャリ」
福岡市でユニークなレンタルサイクル事業が行われている。
宅配レンタルというと、某ツタヤとかDMMなどのDVD宅配レンタルを思い出すが、これは自転車のサービスだ。どいうものかというと、客が乗りたい場所を事業者へ伝えるとそこまで自転車を届けてくれて、返すときはどこに置いても良い(どこに置いたか伝えておく)というもの。
これまでのレンタルサイクルは、借りる場所と返すが決まっていて設置箇所にもよるが縛られている感じがした。この宅配レンタルならそれを気にせず本当にちょいのり感覚で利用可能だ(利用料金が高めなのでその点がきになるが...)
レンタルとして使っている自転車自体も放置自転車を再利用したとのことなでほとんどコストが掛からず、環境にも良いだろう。
もしかした福岡にとどまらず、全国規模でも広がるかも?
※運営会社はこちら
毎日新聞
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「自転車の運転ルールを守ること。違法駐輪はしないでね。乗り終わった自転車は100円駐輪場に止めて、止めた場所を電話で教えてください。では、楽しい一日を」
昨年12月、平日の午前11時。西鉄大牟田線福岡天神駅近くのライオン広場で、NPO団体「もしもボックス」代表の松岡まさたかさん(30)は、福岡市中央区の会社員女性(28)に自転車を渡し笑顔で見送った。
客が希望する場所へ自転車を届け、貸し出す−−。同年3月に博多地区と天神地区の街中で松岡さんが始めた宅配レンタルサイクル「ポイチャリ!」だ。ホームページやフェイスブックで存在は広まり、利用者は観光客や出張中のビジネスマンが中心。最近は、糸島市や春日市など郊外から買い物に訪れた客も増えているという。
女性はこの日、ヤフードームでのコンサートに友人と出向くため自転車を借りた。「コンサート後、バスで街中へ戻るのは時間がかかる。自転車だとその心配がない」と女性。夜遅くなっても、駐輪場に返却できるので利用したという。
ポイチャリ? 「中古自転車店から買った自転車は元々、放置自転車だった。ポイ捨てされたチャリンコをリサイクルしたので」と松岡さん。さらに、指定エリア内の駐輪場なら「どこでも“乗り捨て”て返却できる」システムの特徴から名付けたという。
レンタルを始めたきっかけは、男子大学生からの相談だった。大学生は就職が決まらず困っていた。松岡さんが「好きなものは」と問うと「自転車」。そこで「彼の就職先に」と発案したという。
宅配の場合、複数台の自転車を止めておく場所が不要で、家賃がかからず必要経費を抑えられる。結局、大学生は就職活動を続ける道を選んだが、松岡さんは「せっかく考えたのにもったいない」と、友人でデザイナーの河本和也さん(25)らを巻きこんで、スタートさせた。
自転車は事務所と宅配員の自宅に計7台ある。街中やバス停、ホテルなど配達場所はさまざま。通常は駐輪場に返却された自転車を宅配員が自宅や事務所へ持ち帰るが、予約が多い時期は、依頼者が乗り捨てた自転車を拾い、次の依頼者へ届けることも。料金は通常12時間1500円▽24時間1800円▽36時間2000円。
「福岡の街を楽しむには自転車が一番だと思う。便利さや楽さよりも、自転車で街を回る楽しみをお客さんには味わってほしいですね」と松岡さん。
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宅配レンタルというと、某ツタヤとかDMMなどのDVD宅配レンタルを思い出すが、これは自転車のサービスだ。どいうものかというと、客が乗りたい場所を事業者へ伝えるとそこまで自転車を届けてくれて、返すときはどこに置いても良い(どこに置いたか伝えておく)というもの。
これまでのレンタルサイクルは、借りる場所と返すが決まっていて設置箇所にもよるが縛られている感じがした。この宅配レンタルならそれを気にせず本当にちょいのり感覚で利用可能だ(利用料金が高めなのでその点がきになるが...)
レンタルとして使っている自転車自体も放置自転車を再利用したとのことなでほとんどコストが掛からず、環境にも良いだろう。
もしかした福岡にとどまらず、全国規模でも広がるかも?
※運営会社はこちら
毎日新聞
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「自転車の運転ルールを守ること。違法駐輪はしないでね。乗り終わった自転車は100円駐輪場に止めて、止めた場所を電話で教えてください。では、楽しい一日を」
昨年12月、平日の午前11時。西鉄大牟田線福岡天神駅近くのライオン広場で、NPO団体「もしもボックス」代表の松岡まさたかさん(30)は、福岡市中央区の会社員女性(28)に自転車を渡し笑顔で見送った。
客が希望する場所へ自転車を届け、貸し出す−−。同年3月に博多地区と天神地区の街中で松岡さんが始めた宅配レンタルサイクル「ポイチャリ!」だ。ホームページやフェイスブックで存在は広まり、利用者は観光客や出張中のビジネスマンが中心。最近は、糸島市や春日市など郊外から買い物に訪れた客も増えているという。
女性はこの日、ヤフードームでのコンサートに友人と出向くため自転車を借りた。「コンサート後、バスで街中へ戻るのは時間がかかる。自転車だとその心配がない」と女性。夜遅くなっても、駐輪場に返却できるので利用したという。
ポイチャリ? 「中古自転車店から買った自転車は元々、放置自転車だった。ポイ捨てされたチャリンコをリサイクルしたので」と松岡さん。さらに、指定エリア内の駐輪場なら「どこでも“乗り捨て”て返却できる」システムの特徴から名付けたという。
レンタルを始めたきっかけは、男子大学生からの相談だった。大学生は就職が決まらず困っていた。松岡さんが「好きなものは」と問うと「自転車」。そこで「彼の就職先に」と発案したという。
宅配の場合、複数台の自転車を止めておく場所が不要で、家賃がかからず必要経費を抑えられる。結局、大学生は就職活動を続ける道を選んだが、松岡さんは「せっかく考えたのにもったいない」と、友人でデザイナーの河本和也さん(25)らを巻きこんで、スタートさせた。
自転車は事務所と宅配員の自宅に計7台ある。街中やバス停、ホテルなど配達場所はさまざま。通常は駐輪場に返却された自転車を宅配員が自宅や事務所へ持ち帰るが、予約が多い時期は、依頼者が乗り捨てた自転車を拾い、次の依頼者へ届けることも。料金は通常12時間1500円▽24時間1800円▽36時間2000円。
「福岡の街を楽しむには自転車が一番だと思う。便利さや楽さよりも、自転車で街を回る楽しみをお客さんには味わってほしいですね」と松岡さん。
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