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2012年11月29日
映画に関する疑問とその検証
 何気なく見ている映画、その中には意外と当たり前の様に見ているがよくよく考えてみると不可解なモノ、実生活では見慣れないものがいくつかある。

 まず主人公がターゲットを、逆に敵役が主人公を捜すためにコンピュータにアクセスするシーンで、相手のパーソナル情報(名前や写真、指紋など)を入力すると「Access Denied!」って言うようなウィンドウが開いたりするインターフェイス。そんな面倒なシステムってないよなぁ。

 敵基地を3Dのフレーム表示するグラフィック。そんなシステムも見たことないし、映画の中のコンピューターエンジニアが白衣を着てるってのも現実離れしてる。

 何かの事件を調査する時に壁に写真を貼り付けて紙テープを使った線を引きながら相関図を作る。これもアクション系のサスペンス映画では良く出てくる風景ですが、これもリアルな世界ではほとんどお目にかからない。実際にやってる人っているんだろうか?


 そして最近気になっているのが・・・皆さんも映画をご覧になるとだいたい半数ぐらいの映画では必ずと言っていいほど拷問シーンを目にすると思います。最近ではそのもののシーンはありませんでしたが「悪の教典」では半田ごてを使った拷問があり、「ロックアウト」では暴力を伴う尋問と言うライトな拷問がありました。もちろん、「裏切りのサーカス」などではモロに拷問がありましたが、その手法について。

 「デンジェラス・ラン」や「ルート・アイリッシュ」でも使われたものですが、まず被害者をイスに縛り付けます。続いて顔をタオルなどで覆い、イスを後方に傾け「仰向け」状態にします。そこにタップリと水を注ぐと息ができずに苦しむ!ってヤツですが、単純に顔を水に押し付けるのとどう違うか?ってか、苦しいの?

 そこで実験。身近にある道具で再現できるので、風呂場でシャワーを浴びながら実験をしてみました。

 ポイントは仰向けになる確度。これが甘いといくら水を掛けても単に息を止めていればガマンできます。しかし、きっちりと上を向いた状態だと鼻に水が入る。反射的にむせてしまい同時に息を大きく吸い込んでしまいまた水を飲み込んでしまうんで、これは見た目以上にキツイ拷問と言うのが分かりました。

 まぁ、一言断っておきますがくれぐれも真似しないように。責任は取れませんので(笑)。



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