最近、映画の感想でアクセス数がアップするんで映画鑑賞に頼りきった結果、今年22本目の映画となったのがこれ。この題名にして「世界最強の特殊部隊 VS 世界最高の暗殺者」ってコピー、そして主演がジェイソン・ステイサムときたら、男臭さを充満させたバイオレンス映画を期待していましたが…



　これ、実話を元にした小説が原作だそうですが、何だかなぁ…。正直、今日の感想文はあまり気が乗らないって事を書いておきましょう。まぁ、いちおうお金を出して見たからには元を取るためにも一日分の覚書は埋めましょう（笑）。

　それでは恒例の【感想：Start】〜【感想：End】に。この間にネタバレの危険性がありますのでご注意を。

【感想：Start】

　いきなりこの映画に対するネガティブな書き出しでしたが、正直言って「実話を元にした」ってのが気に食わない。例えば今年見た映画でいえば「デビルズ・ダブル」にしても実話を元にしたとしながらも、どうしても作者からの視線の真実。個人的な意見で言えば、それを割り引いてもあまりにも脚色されているようで。

　と言うのも、そのストーリーがあまりにも“最近のトレンド”っぽい内容。まぁ、まるっきりのフィクションであればここまで辛口にはならないんですが。

　更に言えば出だしのストーリー展開も様々な組織の思惑が交錯するって図式を広げたいんでしょうが、分かりづらい。ってか、そもそも主人公の相棒、通称ハンターが監禁される原因である仕事の依頼を断った理由も明確ではなかったし。

　全体的に殺しとカーアクションの繰り返しに「実は黒幕が…」って流れも、全体としては同じくジェイソン・ステイサムが主演した「メカニック」の方が面白いかも。オマケにオープニングで主人公が殺し屋から足を洗う決心をする出来事も、キレイ事で…

　期待が大きかっただけに残念な映画でした。

【感想：End】

　最後に。特にファンと言うわけでもなかったのですが、ここ１〜２年で見た映画で出演した俳優でジェイソン・ステイサムが一番多いんじゃないかな？この映画と前述の映画、「エクスペンダブルズ」「ロシアンルーレット」の4本。

　その次がドニー・イェンが3本、他は2本程度が…って、阿部寛の3本があったか（笑）。





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