とぉ〜しのは〜じめの　ためしぃ〜とてぇ〜

　と、正月気分の今日。何ゆえこの様な気分かと言うと、ある正体不明のモヤモヤが晴れた途端、この唱歌「いちがついちじつ」が頭に流れたわけで（笑）。その理由は後ほど。

　そんなこんなで本日、ファーストデーを利用して「テルマエ・ロマエ」を見に行きました。



　いわゆる「カルチャー・ギャップ」ネタの映画ですが、例によって【感想：Start】〜【感想：End】を。この間にネタバレがありますのでご注意を。

【感想：Start】

　確か以前にこのマンガを「出オチ」と表現しましたが、（これは勝手な想像ですが）スタートで人気が出てしまったんで、無理やり話を伸ばしたような印象を受けますが、（こっちは偏見ですが）女性の漫画家はこのパターンが多い様な…。

　そんでもって映画の印象ですが…ものの見事に無味無臭。途中、私は何を観ているのか？と思うほど。その「何」と言うのは「映画」と言うジャンルすらも越えての話です。

　まぁ、ご都合主義のタイムスリップネタにいちいちツッコミを入れるほどヤボではありません。その他、ストーリーの展開をスムーズに進めるための偶然もスルーします。それを踏まえても、本当に何も残らない映画でしたねぇ。

　しかし、何かしらの「既視感」が。

　そのモヤモヤがスッキリしなかったのですが、答えが見つかりました。昭和50年代の「新春かくし芸大会」のメインであった「外国語劇」がそれ。その頃の記憶がある方は納得行くかもしれません（笑）。

　まぁ、地上波で放送する時のためにカットすべきシーンをあらかじめ入れていたり、その辺のあざとさも含めて、今年のワースト映画候補…にすらならない程のスルー映画でした（笑）。お笑いの要素も「ロボジー」程度はあるかと思いましたが、そっちもイマイチ。ってか、「ロボジー」も今年見た映画だったなぁ。忘れてた（笑）。

【感想：End】

　今更ながらですが、マンガで人気だからと言って映画化、しかも実写ってのは間違えって例になりそうですが、実際に東京で深夜枠であったアニメは楽しく見ていました。その延長であれば単行本も読んでみようかって気にもなりそう。

　とりあえず広告を兼ねて「テルマエ・ロマエ1冊無料キャンペーン」を貼っておきますが…他の人の評価を見ると、これも「原作レイプ」って話も。となると、原作を読まずにアニメを見てから映画ってのが一番ダメなパターンかも知れない。


　もっとも、広告を貼るならお世辞でも面白かったと書けばいいのに、何考えてるんだろ、俺（笑）。



・テルマエ・ロマエ＠ぴあ映画生活