落語から来る慣用句で「風が吹けば桶屋が儲かる」「饅頭怖い」「時蕎麦」などなどありますが、案外通じないもの。で、題名にある「猫と金魚」のお話ですが、説明しなければ通じなかったなぁ（笑）。

　隣の猫に金魚を食べられた旦那が、新しい金魚を猫の手の届かない棚の上に上げるよう丁稚（だったかな？）に指示、しかし金魚だけ棚の上に置き、金魚蜂をどうするかとたずねて来る。一から十まで言わなきゃ言わなきゃダメなのか!?ってところで今度は猫が金魚蜂に手を突っ込んでるがどうしますか？とたずねる。

　その後の盛り上がりも例え話に持って来いの内容なのですが、ココは前半部の丁稚について。お察しの通り、G君への作業指示がどうしてここまで説明しなければ通じないか？ここまで説明しても通じないか？と言う様な話ばかり。

　仮に使っていた非正式なプログラムでデータを抽出し、そのデータを移行していました。そして今回、正式版のプログラムを自動生成するツールを使用し、あらためてデータを抽出＆移行するように指示しましたが…データの抽出まで行きましたが、移行が出来ませんと言い出す。

　いや、過去に同じ移行作業はしたことあるよねぇ？そのデータのファイル名を変えるだけでＯＫなのに何で出来ないの？ほとんど小学生を相手にするような説教をしましたが、やらないといけない作業が何のための作業か理解していないから以前にやった作業を応用できない。こんな事で引っ掛かるようじゃ、この先思いやられるぞ！と珍しく強めに注意しましたが…

　「あのぉ…また怒られるかもしれませんが…」と切り出したG君。ここで信じられない一言に撃沈しました。

　「ツールを使って作った正式版のプログラムを使ってデータを抽出しなきゃいけなかったんですよねぇ？」と。えっ？前述の説明のを「…自動生成するツールを使用し、“出来上がった正式版のプログラムを非正式のプログラムと置き換えて”あらためてデータを…」って感じで「“”」の中の説明がなかったからやらなかったの？

　orz


　もう君、帰って良いよ。


　先週の金曜、私が有休を使い東京に行った際、一人でG君はボ〜っとしていてほとんど仕事をせず、定時には即行で帰ってたとか。私がいない間、一人でやるべき仕事を指示して置いたのですが、もはや自分から仕事を探し、考えて行動するつもりは“まったく”ないと判断するしかなさそうです。

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