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2017年02月24日
「苫小牧東港のアメマス釣行」を動画化
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餌釣りの竿に50センチ級も
2月22日に、苫小牧東港で海アメ釣りの模様を撮影したビデオをYOUTUBEに投稿した。本来ならば、ブログに掲載した後に動画投稿するが、今回は編集上の問題から後先が逆になってしまった。同港での詳細な釣行記は次回に掲載する予定。
苫小牧東港は、オホーツク海に停滞した低気圧の影響で、前日まで大荒れの天気だったようだが、当日の港内は波も無く風も収まって絶好の釣り日和となった。
ただし、気温は尋常ではなく二桁のマイナス。毛嵐(けあらし)が漂うほどの寒さにもかかわらず、天候の回復を待ちかねた多くの釣人が押し寄せた。
火力発電所のフェンス前には、ウキ釣り、ルアー、フライ、サビキ釣りと様々なスタイルで30人ほどが竿を出していたが、狙いのほとんどはアメマス。
特に、きびなごを餌としたウキ釣り、たらし釣りの竿にはコンスタントにアタリがきて、30〜40センチ級のアメマスがヒットしていた。また、サビキ釣りに50センチ級もかかるなど、港内一体で好調な釣果が見られた。
今回はウェアラブル・ビデオカメラでこの様子を撮影した。
実は21日、22日と珍しく連休となったことから、前日の21日も釣行した。行先は泊村・兜千畳敷で、1月のサクラマス釣りのリベンジが目的。しかし、更新記事として載せるだけの材料には乏しく、次回更新の「苫東アメマス釣行記」に加える予定。
写真は天気の回復を待ちかねた釣人が多く集まった苫小牧東港のフェンス前の様子、港内ではコンスタントに40センチ前後のアメマスが釣れていた。下はYOUTUBEに投稿した苫小牧東港の釣行動画
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2017年02月20日
1か月を切った島牧アメマスダービー
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3月には積丹、浜益のショアトラウトが本格化
大会終了まで1ヶ月を切った「アメマスダービーin島牧大会」は、2月に入ってからの天候不順から、釣果記録が高まっていない。前回のブログで掲載した、1月25日以降2月14日までの釣果記録は13匹。開幕した12月1日からの累計は87匹にのぼる。
これまでの記録は、1月14日に酒本健太氏(ルアーの部)が千走であげた75cmで変わりはないが、1月29日にこれに続く73cmを林準悟氏(同)が栄浜で釣りあげた。
ここまでのヒットポイントは、千走漁港と千走海岸が他を引き離していたが、1月25日以降、千走が4匹、赤灯6匹、栄浜2匹、中の川1匹というように、江の島海岸と栄浜が上昇の兆しを見せている。
また、1月25日以降2月14日までの部門別サイズは、ルアーが52〜73cmの10匹、フライは65cmと68cmの2匹、レディス&jrは48・5cmの1匹。ヒットルアーはアスリートが多いが、メタルジグやミノージグ、ジグスプーンなどのジグ系にもヒットしている。
アメマスダービーも大会終了まで残すところ1ヶ月余り。3月からは、天候の安定で時化の日が少なくなり、魚体も大型化することから、さらに白熱の度を加えるものと見られる。
一方、道央圏の直近のショアトラウトは、天候不順で時化が続いたこともあるが、全般的に低迷しているようだ。特にアメマスの釣果が上がっていない。秋に川を遡上した後、川を下るものが少ないのか、あるいは下ったアメマスの岸寄が遅れているのかは定かではないが、札幌圏ではメッカの積丹でも貧果に喘いでいる。
小樽や余市、積丹などの釣果をHPに掲載している余市の釣具店・プロショップ川口に寄せられた顧客からの釣果情報をみても、島牧や瀬棚方面でのアメマスやサクラマスの釣果は上がってきているが、積丹方面の情報は皆無。
ただ3月に入れば、積丹以外に浜益方面も本格化して、アメマスとサクラマスが期待できる状況となる。積丹では、外道としてホッケも加わるので、釣行しての坊主は少なくなりそう。
また、太平洋側でも苫小牧東港や日高門別、鵡川漁港などでアメマスが釣れており、これからの季節は運がよければサクラマスも手にすることができるかも知れない。
釣行されるアングラーのご健闘を祈ります。
写真は島牧・江の島海岸と千走漁港、栄浜の20日昼の様子
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2017年02月14日
大時化の積丹へ釣行
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積丹のトラウトは「冬枯れ」状態
積丹方面への釣行は、今年に入ってすでに4回。新たな釣行先として泊村・兜千畳敷が加わり、これからもさらに増えていきそうな状況にある。ところが、釣果ということでは昨年末以来苦戦が続いている。そして2月12日も、短い休みを利用して積丹に向かったのだが・・・。
今回の目的地は来岸漁港で、昼過ぎまでに現地到着を予定した。前日まで、日本海方面は時化が続いて、当日の積丹の予報も風雪注意報の出る荒れた天気。それを覚悟で釣行したのは、行先の来岸漁港が時化に強いことから。
ただ、12日が日曜日ではなく、そして時間と天候に恵まれていれば、サクラマスを狙って西積丹の兜千畳敷に行ったと思う。
積丹に入ると、野塚海岸には3メートルほどの波がしぶきを上げて押し寄せていた。その中でも竿を出すアングラーがいたことに驚いた。そこからしばらく行った来岸漁港は、港内に限ってみれば風は強いものの、波はなく釣りを行うのには支障はない。しかし、防波堤の外は多くの兎が飛び交う時化模様で、うねりも強い。いつも見慣れた岩盤は波の下に見え隠れする。
その外海に向かって、きびなご餌のウキ釣り仕掛けを投入する。強風に押されたラインは、あらぬ方向に飛んで行き、着水してからも波に揉まれて制御できない。仕舞には針が海底の岩に引っかかり、仕掛けごと切れてしまった。
さらに、予想もしていなかった大波が防波堤を越えて押し寄せ、飛沫が体に降りかかる。「これはもう無理」と、全身ビシャ濡れになりながら港内に逃げだした。
その後、場所を港内の船の着いていない外れに移して再開。1時間ほどルアーを打ち込むが、アタリは一度もこなかった。いつもは、ここですごすごとと退散するが、今回は積丹のほかの漁港の様子を見るために車を走らせた。目的地は積丹半島の突端・神岬漁港と西積丹の珊内漁港。
東積丹がこれだけ時化ているのならば、西積丹はそれ以上の時化模様だろう、と考えていた。しかし、神威岬を越えた西積丹は、波が1メートルもない穏やかな表情を見せていた。これならば、初めから西積丹にすればよかったと後悔したが遅い。
さすがに珊内漁港の防波堤の外の岩盤は、波が被り竿を出すには厳しい状況だった。なので、誰も居ない港内にルアーを投げ入れたが、追ってくる魚は見えない。
再び車をUターンして、ホッケ釣りの有力釣場として知られる神岬漁港に。ここにも、他の漁港と同じように釣人の姿はない。同じように、港内や内防波堤から外海へのルアーへのアタリはこなかった。
釣りの世界には「夏枯れ」という言葉がある。ならば、今時期の積丹のトラウトフィッシングに「冬枯れ」という言葉を当てはめたいくらいに、悲惨な状態が続いている。それでも春は近づいてきている。いつかは花開くと信じて、釣行を重ねて行きたい。
写真は積丹・来岸漁港内の舟揚場付近、珊内漁港の岩盤、神岬漁港の内防波堤。いずれの場所にも日曜日にもかかわらず釣人の姿が見えなかった
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2017年02月11日
浜益海岸へ今季初釣行
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岸寄り遅れるアメマスが川カレイに化けた
ブログに取り組んでからほぼ3年が経過したが、今回のように更新スパーンが長くなったのは初めてのことだと思う。
書きたいことは沢山あるが、仕事上の混乱と自らの体力・気力の喪失が重なってしまった。その調整とモチベーションの回復に時間を取られ、更新がここまで延びてしまった。
ブログに訪問して頂いておられる皆様にお詫びを申し上げます。原因がはっきりしているので、体調を整えて再び更新を続けて参ります。
これからも応援をよろしくお願い申し上げます。
さて、最近のブログの更新記事はショアトラウト釣行が主力カテゴリーとなっている。ショアトラウト釣行のこれまでの傾向として、札幌からほど近い積丹と苫小牧東港や日高の太平洋沿岸、そして浜益方面の3カ所が釣行先のほとんどを占めてきた。
その中で、昨年12月からは積丹と苫小牧方面に釣行を重ねてきたが、今回ようやく浜益を訪ねることができた。
浜松海岸にショアトラウト目的で初めて釣行したのは2年前の12月。その後は、1月から5月まで月に2、3回のペースで訪問した。この模様は、新たに設けたカテゴリー「浜益でショアトラウト」を参照ください。
経験上、浜益のアメマスは海から川に上る11、12月と、海に下る3月以降がベストシーズンで、サクラマスのシーズンインも3月以降から。逆に、1月から2月下旬まで、ショアトラウトの姿を確認することは難しい。
それでも、「もしかして」という期待感と、海岸の様子見を兼ねて2月9日に訪ねた。朝5時に現地に到着、満月の光だけで様子を窺うと、この時期にしては珍しい凪状態。1時間ほど仮眠して闇の残る海岸に出てみると、やはり波は穏やかなまま。
昨年通い詰めたポイントに居座り、メタルジグやミノー、スプーンを繰り出して様子を探る。毘砂別川方向からランガンするアングラーの姿が見えるが、このだだ広い海岸に釣人は自分を含めて2人だけ。そのアングラーの竿にヒットの気配はない。
風がほとんどない中で、ルアーは気持ちよく飛んでいく。しかし、ジャーク、フォール、リトリーブを駆使してもアタリらしきものはない。海岸に降りてから4時間しても音なし状態が続き、仕方なく川下海水浴場の一本防波堤に移動。
このポイントは、2年前の浜益初釣行でアメマスを上げたところ。時期的なタイミングが合えば釣果の期待が高まると、自分なりに考えていた場所。駐車場から海水浴場に出てみると海岸には先行客が。
残された足跡から、すでに目的の一本防波堤横に立ち入った様子。岸寄りが遅れているのか、それとも先行客のルアーにスレたせいか、ここでも一度もアタリは来なかった。
再度場所を移して、今度は浜益漁港に。アメマスが岸寄りしていれば、港内でもルアーを追う姿が確認できる。その点で、港内は岸寄りを探る判断材料となるのだが・・・。
小型のジグを港内の右左に打ち込む。特に船揚場の手前はアメマスの溜まるポイントで、入念に底を探った。今度は潮通しの良い港内中央付近に沈めてから、ゆっくりとリトリーブ。
それに、アメマスではない楕円形の茶色の魚がジグを追いかけてきた。再び同じ場所に打ち込んでリトリーブすると、やはり同じ魚が足元まで追いかけきた。そして3回目にそれがスレ掛かりした。上げてみると20センチほどの川カレイだった。
結局、アメマスは確認できなかった。岸寄りにはもう少し時間がかかるものと思われる。再び浜益を訪れるのは3月にはいってからとなりそうだ。
さて、次はどこにいこうか。
写真は上から、穏やかな早朝の浜益海岸、一本防波堤付近の様子、浜益漁港でジグにヒット(?)した川カレイ
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2017年01月31日
アメマスダービー、中盤を迎え釣果高まる
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自らの積丹釣行は厳しさが続く
昨年12月1日からスタートした「あめますダービーin島牧大会」は、中盤を迎えてヒートアップしてきた。これまでの登録釣果はルアー、フライ合わせて185匹と、前年同期を上回るペース。大型化するこれから2月、3月の釣果に期待が高まる。
前回の「島牧あめますダービー」のブログでは、1月14日までの登録釣果を掲載した。新年に入り、時化の日が多く中だるみ状態が続いた。そして15日以降も、天気の変化が激しい中で、25日まで新たに15匹の登録があった。内訳は50〜60センチが6匹、61〜70センチが7匹で、70センチオーバーはなかった。
また、ヒットした場所では江ノ島海岸が急増、とくに赤灯で5匹の釣果があった。これまでトップの千走は、3匹と小康状態。部門別では、ルアーが12匹と圧倒している。しかし、例年2月以降は海老類を捕食する傾向が強まるために、フライの釣果が高まっていく見通しだ。
一方、自分の釣行としては、相変わらず海アメとサクラマスを求めて、足繁くショアポイントを訪問しているが、ブログに掲載できるような話は出てこない。
先週26日も積丹に釣行した。それはトラウトの釣果を求めた釣りではなく、新しい試みとして、イカ釣りに挑戦することが目的。それでも荒天の合間にポッカリと開いた穏やかな釣り日和。気分は高まったのだが釣果のほうは・・・・。
朝3時に札幌を発ち積丹に向かって車を走らせた。積丹に入り、途中から右折して幌武意漁港に向かう。ここで豆イカ釣りを試みたが、そう簡単に釣れるはずもなく、イカ釣りを諦めて、今度は入舸漁港に向かった。
この漁港には海獣が居付いており、前回訪れた時も邪魔をされて釣りにならなかった。今回もすぐに姿を現した。それも、岸壁から30メートルと離れていない海面に。よく見ると、毛の色がこげ茶色からクリーム色に変わっており、体形も一回りほど小さく。もしかすると、新しいアザラシが入ったのかもしれない。
次に向かった余別来岸海岸は、時化に強くて問題なく竿を出すことができた。ただ、今年に入ってからの釣果は芳しくない。今回もルアーと浮き釣りを行ったが、一度もアタリは来なかった。昨年の今頃のブログを読み返してみると、この場所ではそれなりの釣果が見られていたので、今年は岸寄りが遅れているのかもしれない。
今年初めて釣行した、泊村・兜千畳敷でサクラマスのヒットシーンを多く見ることができた。これが呼び水となって、釣果が高まっていくことを期待しているが、果たしてどうだろうか。
写真は上から1月31日の島牧・江ノ島海岸と千走漁港。いずれの場所にも釣人の姿が確認できる。
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2017年01月24日
「兜千畳敷のサクラマス釣り」を動画化
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ルアーフィッシングの選択肢広がる
前回更新した、1月20日の「泊村・兜千畳敷」の釣行記を、釣行の参考にしてもらうために動画化して、youtubeに投稿した。
兜千畳敷は初めて訪れた場所で、以前はホッケの千石場所とのイメージしかなかった。今は回遊魚のホッケやイカなどのウキ釣りがメインで、カレイの魚影も濃いという。
そして何よりも、ルアーでアメマスやサクラマスが狙え、時期によってはブリやヒラメまでヒットするという、ルアーアングラーにとっては応えられないポイントとなったようだ。残念ながら今回は、自分のルアーにはサクラマスは来なかったが、何度か通っているうちに釣果が得られるものと期待している。
東積丹と比べて西積丹の各トラウトポイントは、珊内や神恵内・龍神岬ほか時化には弱いものの有力な場所が揃っていると感じた。冬から春にかけて、そのポイント探しを今シーズンのテーマに置きたいと思っている。そのために皆様の情報を期待しています。
今回の動画では自分のヒットシーンはなかったが、兜千畳敷の様子とそこでの釣人のヒットシーンや釣果を中心に撮影。よかったら見てください。(動画再生時間:4分31秒)
下はyoutubeに投稿した動画
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2017年01月21日
兜千畳敷で40センチ級サクラマス
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岩盤先端は好調なのに自分はノーヒット
アメマスやサクラマスを対象とした、海のトラウト釣行に取り組んできてから2年余り。渓流のフライ釣行が4月からでないと難しい。その代わりとして、フライのシーズンオフとなる、11月から3月のトラウト釣行として始めたのがきっかけ。
なので、札幌から近い場所でもまだ行っていない有力ポイントが多く残っている。今回の泊村・兜千畳敷もそのひとつ。この兜千畳での釣行では、たかだか2年余りのショアトラウト釣行で得た自分の見識の浅さを、つくづく感じさせる出来事があった。
兜千畳敷には、荒天の収まった20日に札幌を午前3時に出発。現地に着いたのは5時半で、まだ周りは闇の中。明るく見えるのは、対岸の岩内の街の灯りだけで、崖下の海岸からは、大きな波の音しか聞こえない。
1時間ほど仮眠をとって外にでると、自分の車しかなかった駐車場に2台の車が駐車、すでに崖を下りる準備をしていた。その2人に続いて、ロープ伝いに崖を下り岩盤に向かう。海は思っていたよりも波は収まっているが、時折大きなうねりが押し寄せる。
初めて入った場所なので、平常どのような状況なのか比べようもない。それはポイント選びにも当てはまり、先行する2人が陣取った岩盤の先端から80メートルほど外れた、海岸寄りに場所を据えた。先端に入った釣人の一人は、ホッケを狙ったウキ釣りに徹し、もう一人はルアーを遠投していた。
自分は、ルアーロッドときびなごを付けたウキ釣りの2本を用意。ウキを確認しながらルアー釣りを行うという、いつものパターン。
釣りを開始してから1時間ほどが経過。ウキは、大きなうねりに飲み込まれてもピクリともしない。そして、ルアーにも一度もアタリはこない。
先端の2人を見ると、ルアー釣りの釣人が何かを取り込んでいる。近づいて様子を見ると、バケツの中に40センチ余りの綺麗な銀毛のサクラマスが2匹。話を聞くと、いつも年ならば、ダダ巻きでくるのに、今年はアクションをくわえなければヒットしないという。使用しているルアーは30グラムのピンクのジグだった。
その釣人を横でしばらく見ていると、投入したルアーのラインのたるみを取ってから大きくジグング、そのすぐ後にアタリがきた。そして、巻き上げてネットを片手に引き上げたのは、40センチほどのサクラマス。やはり先端でなければ釣れないのか。釣人は「この岩盤では、先端でヒットすることが多いが、魚影が濃いのならばどの場所でも同じ」という。ただ、今回はこの場所の選定が釣果を大きく分けたことをすぐに分かった。
というのも、自分が据えた場所と岩盤の先端との間に、新たな釣人が入った。その釣人は、あろうことか続けざまに2匹のサクラマスをヒット。ルアーは先端の釣人と同じようなピンクのジグ。遠投して、ラインのたるみを取った後に大きくジグングさせてヒットさせた。
隣の釣人と自分との距離は20メートルほど。自分の場所から海岸寄りには、数人のアングラーの姿が見える。しかし、その誰にもヒットした様子はない。やはり、場所の選定が釣果に結びつくようだ。
その後も同じ場所で粘ったが、正午過ぎまで一度のアタリも来なかった。一方で、岩盤の先端組はその間もサクラマスを1〜2匹追加。ジグでカレイをヒットさせるシーンも見られた。ただ、ウキ釣りでホッケを狙った釣人はノーヒットで終わったようで、肩を落として帰っていった。
結局、今回の兜千畳敷では、場所の選択からルアーの選定まで外れっぱなしだった。サクラマスしかヒットしないという、珍しい状況だっただけに残念でならない。次回、兜千畳に釣行しても、こうした条件に恵まれるだろうか。
尚、今回の釣行もウェアラブルカメラでビデオ撮影。近い時期に掲載の予定です。よかったら見てください。
写真は旧道の駐車場から見た兜千畳敷と実際の岩盤、兜千畳の先端で釣人がヒットさせた40センチ余りのサクラマス
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2017年01月17日
島牧では小型サクラマスの釣果も
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釣具店の顧客釣果情報から
このところの悪天候と休日が重なり、釣行できない日が多くなった。そのために、フラストレーションは溜まる一方。
1月第2週に押し寄せた、この冬最大規模の寒気団の影響から、日本海方面は大時化が続いている。この荒天の影響で島牧のアメマスダービーは、8日以降の釣果記録がほとんど上がっておらず、14日までの釣果登録は1件だけ。それだけ時化の日が続いた。
ただ、その1件の釣果記録は今大会の最長記録となる75pのアメマス。一般ルアーの部の酒本健太氏が千走でヒットさせた。使用ルアーはディユアルハードミノー170Sだという。
自分の情報を更新できないので、代わって釣具店が顧客から得た釣果情報をホームページやブログでの公開情報を掲載する。今回は、余市・積丹方面の釣行でよく利用させていただいている「プロショップかわぐち」さんのHPから、今年に入ってからのショアトラウト情報を引用させていただいた。(釣果情報は日付順)
・「1月2日」島牧・太平海岸のワンドで40センチ級サクラマス2匹。使用ルアーはサーフトリップ40gピンクと、釣研のガンガンジグ40gのピンク。
・「1月3日」島牧村・泊川河口右海岸の泊川河口から右側に50mほど離れた辺りで、40センチと30センチのサクラマス。ルアーはケニー40gの赤。
・「1月8日」せたな町後志利別川河口左海岸で、35cm〜45cmのサクラマス7匹。
・「1月9日」島牧村・コベチャナイでアメマス6匹、サクラマス1匹。アメマスは65p、サクラマスは40cm〜48cm。使ったルアーは、ジグの桜舞ホログラム35gのオレンジバックとグリーンバック。
・「1月14日」積丹・浜西河海岸で50cmアメマス1匹。
・「1月15日」積丹・野塚ゼロワンドでアメマス63cm、2.6kg。使用ルアーはジグ・クレセント30gのオオナゴカラー。
積丹での自らの釣行と照らし合わせてみると、この情報以上に釣果は上がっているのでは。ただ、海から川を遡る11月、12月の方がアメマスは活性していた。遡上が終わって今度は海に下るまで、しばしの時間が必要なのだろう。
写真は、島牧アメマスダービーで1月14日に75pのアメマスをあげた酒本健太氏、下は島牧・江の島海岸と千走漁港の17日午前の模様。まだ時化が残っている
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2017年01月14日
大荒れの積丹に釣行
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珊内を諦めての余別と来岸もノーヒット
大荒れとなった12日の道内の天気。翌13日の休日に積丹への釣行を計画していたが、日本海側の悪天候は解消されていない模様。日高や苫小牧方面は陽射しも出ている好天のようだが、結局時化を覚悟で積丹に向かった。
今回は、サクラマスの釣場として知られる西積丹の珊内漁港を目指した。アメマスを狙いながら、回遊しているホッケをルアーで仕留めようという計画。できればサクラマスも、というスケベ根性が働いての釣行だ。これを実現するためには、外海に向けた防波堤からの振り込みではなく、漁港の外海に張り出している潮通しの良い岩盤に乗らなければ難しい。
西積丹に向け、朝5時に札幌を出発。余市から積丹の余別までは、穏やかな様相を見せていた海岸も、西積丹・沼前に入った瞬間から、吹雪と時化のダブルパンチ。行きかう車もいない。
途中の神岬漁港や川白漁港は、港内は穏やかだが波が防波堤を越えて打ち寄せていた。これでは珊内漁港の岩場は無理かと、半分あきらめモードで現地に到着。ここにも、外防波堤を越えた大波が飛沫を上げて押し寄せていた。
当然岩場も波を被り、降りることができない。ただ、内防波堤から外海への遠投は出来そう。しかし、前回の釣行で同じことを行い、釣果は得られなった経験から、珊内漁港での釣りを諦めもと来た道を戻ることにした。
新しく入った場所は、余別川河口にある岩場。西積丹は大時化だったのに、東積丹は風の裏側に当たることから、波はほとんどない。そして所々で陽も射していた。気をつけなければならないのは岩場の上り下り。岩場は降り注いだ飛沫が凍りつき、ツルツル滑って足がすくわれる。
この場所は、これまでアメマスよりもホッケの釣果の方が多いために、ホッケも対象としたジグを打ち込んだ。
遠目の沖へ、砂浜方向へ、岩場へと、打ち込む場所を別けて何度もルアーを投入。だが1時間たっても反応がない。潮回りのせいだろうか、それとも時化が続いて魚が沖に出たのか。そう思いながらも、打ち込みをやめなかったが、ダメ出しの突然の吹雪。周り一帯が一瞬にしてホワイトアウト状態となった。
それまで、明るい陽射しに輝いて見えた余別漁港の灯台も見えなくなった。そして海も時化状態に変わり、岩の高さを越えた波が押し寄せる。しばらく我慢すれば回復するだろうと、めげずにロッドを振ったが収まる兆しはない。
諦めて向かった先は、余別漁港の隣にある来岸漁港の岩場。ウキ釣りとルアーで何度もアメマスやホッケをヒットさせた場所だが、天候状態は余別と変わりようもない。ただ、沖に波消しブロックが構築されている分だけ、波は収まっている。
ここでは、きびなごを餌としたウキ仕掛けも用意。ウキの様子を見ながらルアーロッドを振った。ルアーだけを行うならば、余別川河口の岩場が最高の場所だ。それに対して、来岸漁港の岩場は待ちの釣りに適しているようで、ルアーよりもウキ釣りに釣果があがる。
ここのウキ釣りで釣果がなければ、どの場所でも釣果は難しい、というのが自分なりの判断。
釣りを始めてから2時間ほど経過。しかし、ウキ釣りとルアー共に一度のアタリもこなかった。他の方のブログや、「ホラー好きのフライマン」に寄せられたコメントを見ても、12月に一度活性化したが、今年に入ってからの東積丹のアメマスの魚影は薄いようだ。
だから今回、西積丹への釣行を計画したのだが・・・。また懲りずに同じ挑戦を繰り返したいと思っている。
写真は、陽の射すほど天気の良かった余別漁港(上)が、一瞬にして悪天候に変わった姿(中)を写した。下は来岸漁港の岩場の模様。
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2017年01月10日
島牧ダービー、ここまで最長は71.5cm
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開幕1か月間で50オーバーが49匹
12月1日に開幕した”2017あめますダービーin島牧大会も、1か月が経過して登録釣果が順調に高まってきている。とくに正月1日、2日は参加人数が多かったこともあり、島牧全体で、大会規定50センチオーバーのアメマスが16匹あがった。
開幕してほぼ1か月間の登録釣果は49匹(内、レディス&Jr部門で49センチ1匹)。49匹中6匹が尾叉長で70センチを越えた。最長は12月18日に千走で酒本健太氏がヒットさせた71.5センチ。以下、金田英俊氏(千走)と藤田博之氏(生コン)の71センチが続く。
ヒットした場所の内訳は、千走が16匹と最多。次いで太平が6匹、通称18番が5匹、赤灯4匹、モッタ3匹、レスト裏、エネオス裏がそれぞれ2匹。また部門別の登録釣果では、ルアーが44匹(内、レディス&jr2匹)、フライ5匹と、ここまではルアーが大きく上回っている。
ルアー部門でのアタリルアーはショアラインライナー、アスリート、岡ジグ、シーランチャーが多くを占めている。またラインシステムはPE0・8号から2号までのラインが多かった。
フライはストリーマーが大勢を占めた。ラインはタイプVが主体。現段階ではルアーのヒット数が圧倒している。しかし例年、魚の食性がエビ系に移る時期からフライの釣果が高まりを見せる。今年はどうだろうか。
また、場所によってはサクラマスや外道としてホッケがヒットするなど、思いがけない釣果も。島牧は、道央圏と比べて天候の変化は小さいが、時化る日が多い。大会登録者以外でも、釣行前は十分に天気情報の確認を。
尚、大会の登録日を1月31日まで申し込みを延長した。払込取扱票(兼申込用紙)希望者は大会事務局まで連絡。条件として、エントリー時にリリース部門に参加する必要がある。
申込日から参加証送付まで2〜3週間程度の時間がかかる。登録証が届き次第、参加可能。
写真はライブカメラによる現在の島牧海岸の様子。上から江の島海岸、千走漁港
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