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2017年05月09日
どうした、積丹のショアトラウト
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黄金週間の後に半島を半周したが・・・
今月初めての釣行先は、8日にショアトラウトを求めての積丹の各ポイント廻り。実は、5月初めの休日に浜益に向かった。しかし、途中の望来に設けられた風力発電の羽根が勢い良く回る強風状態。海はそれほど波はないものの、目的地は風に弱いことで知られる浜益海岸。
これまで何度も痛い目にあっているために、早めに判断して望来から石狩方向に引き返した。
当日はショアトラウトをあきらめて、石狩で常備している塩いそめでカレイ釣りを行うことにした。ただ石狩新港内は、どの場所も釣人で一杯。新たに購入したトヨタRAV4(15年落ち)の走りを確認する意味もあり、新港を降りて砂浜を快走してから、八幡方向のワンドで投げ釣り。久しぶりにのんびりと竿を出すことができた。
釣果は、10時までに20センチを頭に真カレイが5匹ほど。ただ、4月末からの風邪が長引き、体調は余りよくない。浜益釣行を途中で止めたのも、体力に不安があったから。
満を持しての8日の釣行も、体調はまだ完全に戻ったわけではないが気力は充実。今回の目的地は西積丹の神恵内だが、その前に途中の古平川河口海岸に立ち寄った。
前日までの天気とは一変した、冷たい風の吹きつける午前4時前だというのに、河口海岸にはすでに2組のアングラーが。その2人の間に入り、波のない沖に軽めのスプーンを投じる。重いルアーは、海藻が繫っていることからこの場所では使えない。
この後ミノーにチェンジしたが、それにもアタリはこない。両サイドのアングラーも状況は同じだが、それでも微動だにしない。
結局一度のアタリもなく、1時間ほどして当丸峠を経由して神恵内へ。ただここは、風が吹き荒れて白波の立つ最悪のコンディション。この分では兜千畳敷方面も同じだろう、と積丹の先端を経由して東積丹に向かうことにした。
途中の川臼漁港や珊内漁港には、釣人の姿は見えない。珊内漁港では、もしかしてサクラやアメマスが港内に入っているのでは、とルアーを投じるが、追っかけてくる魚は皆無。内防波堤の先端から外海にジグを投じるが、巻き上げるたびに海藻が纏わり付く。
底荒れがかなり酷いようだ。半島先端の神岬漁港で、ようやくホッケ釣りの釣人を見かけたが、釣れている様子はない。
結局、積丹半島を半周して、東積丹の余別川河口海岸に居場所を据えた。東積丹は西積丹とは打って変わった凪状態。余別川河口の岩場も、先端部分まで頭が出ていて、どこからでも竿を出すことができる。ところが、どこにルアーを打ち込んでも追ってくる魚は確認できない。
昨年の今頃は、この場所でホッケが相次いでヒットしたが、今回はまったく魚の気配がしない。
積丹での釣行では、その日の釣果予測を2つの方法で確かめている。ひとつ、絶対的な場所でアタリがあるか。もうひとつは、きびなご餌のウキつりにチョイスがあるか、ということ。
この二つともに反応があれば、確実に釣れるというのがこれまでの例。その、絶対的な場所というのが余別川河口であり、来岸漁港の岩礁帯だ。
余別川河口で2時間ほど粘った後、もうひとつのポイントの来岸漁港に向かった。ここでは、ルアーではなく2本ののウキ釣りロッドを揃えてアタリを待った。この場所でアタリが無ければ、どの場所でも釣れないということになる。
来岸外防波堤上には、2人の釣人が海面を見つけて忙しなく動き回っていたが、釣れている様子は見られない。
ウキは潮に乗って右へ左へと流れていくが、ピクリともしない。昨年のゴールデンウィーク時期には、この場所でホッケが2時間で6〜7匹、アメマスが5匹と忙しい思いをしたが、今年はまったく音沙汰なし。昨年と何が違うのだろうか。
ここでも3時間ほど粘ったたが、海底の様子が更にはっきりと見えるようになり、撤退した。
帰りしなに美国の小泊海岸に立ち寄った。午後のこの時間でも、駐車場にはアングラーの姿が。古平川河口と美国・小泊海岸は、いつの間にかサクラマスの定番ポイントになってしまったのだろう。ちなみに、この後に通った古平川河口海岸には釣人の姿はなかった。
時期的にアメマスは終盤を迎えて、狙いはサクラマスだけとなる。そして自分といえば、ショアトラウトから渓流でのフライに徐々に気持ちが傾いていくのはいつもの事。
ショアトラウトフィッシングも残すところあと1〜2回か。それまでに何とか、光り輝くサクラを手にしたいとは思っているのだが・・・。
写真は古平川河口海岸の様子、珊内漁港内防波堤からのルアー、余別川河口海岸の岩場からトラウトを狙う、来岸漁港の岩礁帯でのウキ釣り。最後までショアトラウトの姿は見えなかった
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2017年04月17日
苫小牧東港のサクラマス狂想曲
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餌釣りで30センチ強のサクラマス
3月23日以来、約3週間ぶりに苫小牧東港を訪れた。日本海沿岸とは異なり、釣行すれば何かしらのトラウトが釣れるのが、苫小牧東港をはじめとした近隣の日高門別や鵡川漁港。それは分かっていたが、釣りの中心となるポイントは当然港内。
日本海のような、サーフで荒波に立ち向かうという爽快感が余り感じられないことと、釣人の多さから腰が引けていた。
4月中旬の苫小牧東港は、定位したアメマスに加えて、サクラマスが港内に入ってくる時期に当たる。それを狙った多くのアングラーが押し寄せるのはいつものこと。しかし、4月14日の苫東港内はいつもとは雰囲気が異なっていた。
はじめに向かったのは苫小牧東港のはずれにある、苫小牧市街地方向の一本防波堤。ここは、回遊するサクラマスを狙える大場所だが、防波堤の上には投げ釣りの釣人が2〜3人ほどしかいない。ただ、防波堤横の砂浜には、いかにもサクラマス狙いだと分かるアングラーが5〜6人、波間に立ち込んでロッドを振り下ろしていた。
しばらく様子を見ていたが、誰の竿にもアタリが来ていないようなので、港内に移動。訪れたのは、厚真漁港を対岸とする、オロウェンの向かいにある苫小牧東港の角地。午前6時過ぎにも関わらず、20名を超えるアングラーが熱心にロッドを振っていた。
この場所は、周りがフェンスに仕切られていて、竿を出せるスペースは30メートもない。そこに、20数人が一列になってルアーを投じるものだから、当然あちこちでお祭り騒ぎ。
いつもは、サビキの釣人が3〜4人しか入らないこの場所に、なぜこんなにも多くのアングラーが入ったのか不思議に思い、目的地の火力発電所前フェンスに行く前に、この埠頭の様子をうかがった。夜明け前から来ているらしい、キャップライトを着けたままのアングラーに話を聞くと、今日はまだ誰もヒットさせてはいないとのこと。
なぜ、この場所にこんなにもアングラーが集まったのかは、後でわかった。目的地の火力発電所フェンスに着き、竿をセットしてから回りの様子を探るために一回り。フェンスの無い、手前の場所にはルアーのアングラー、フェンス前にはウキ釣りの釣り人など10人ほどが竿をだしていて、ここにはいつもの平日の姿があった。
夜明け前からきていたというアングラーに話を聞くと、オロウェンの向かいの埠頭に押し寄せた釣人は、釣り新聞に載った記事を読んできたのではないかという。
一方、このフェンス前にはルアーや磯竿の釣人はいるが、いつものフライ釣りの釣人は見当たらない。そのルアーの釣人も、アメマスやサクラマストを狙っているのだろうと思ったが、よく見るとルアーではなくサビキ仕掛けにおもりを付けた投げサビキ仕掛け。それを、投げては引いてを繰り返していた。
また、フェンス奥では、ウキ釣り用の竿がズラリと並び、その竿に時折20センチ前後のニシンがヒットする。
今回も、ウキ釣り用のきびなごを用意したものの、基本はルアーフィッシング。ルアーにアタリがこない場合の逃げ道として、ウキ釣りを行なうことにした。その悪い予感は当たるもので、ジグやミノー、スプーンなど、どのようなルアーを用いてもさっぱりアタリはこない。
フェンスの外れでルアー釣りを行なっていたアングラーに、小型アメマスがポツリポツリとヒットするシーンが見られたが、竿をしならせるような大型トラウトは皆無。こちらも本格的にウキ釣りに移行したが、初めは潮の流れに乗ってウキは漂うだけ。
ウキがようやく海中に引き込まれたのは、それから1時間後のこと。ごぼう抜きで引き上げると30センチ強のアメマスだった。
さらにもう一本の竿にもアタリが。先ほどとは異なり、結構暴れる。これも何とかごぼう抜きしたが、上がったのは体が青白く輝く30センチほどの魚。まさか、と思い手に取るとサクラマスだった。
サビキにも、時折サクラマスがヒットすることは知っていたが、餌釣りの竿にも来るとは。情けないが、これが今年の初サクラ。それでも驚きと嬉しさが交差した。
その後東南の風が勢いを増し、竿を出せる状態ではなくなった。帰りしなに、オロウェン向かいの埠頭の角を覗いたが、この天候の急変にも関わらず、残った2〜3人のアングラーが向かい風に向かってルアーを投じていた。
苫小牧東港のサクラマス狂想曲は、まだこれからが本番なのだろう。ピーク時にはどのような状況となっているのか、考えるだけでもそら恐ろしい。
写真は、上から苫東外れの一本防波堤横のサーフの模様。5〜6人のアングラーがサクラマスを狙い、波越えでルアーを投じていた。苫小牧東港の角地の僅かなスペースに集結したアングラー。見ていた限り、ここでもアタリの気配はなかった。下はフェンス前のウキ釣りでヒットした30センチ強のアメマスとサクラマス
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2017年04月09日
積丹でトラウト活性化の予兆
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アングラーで賑わう古平川河口海岸
連休初日の5日は浜益海岸、2日目の6日は古平川河口と美国・小泊海岸への釣行を計画していた。今年に入ってからの東積丹方面の釣行は8回に及び、西積丹を含めると10回を越える。ということは、少なくても東積丹に釣行した回数だけ、古平と美国を経由した計算となる。
それなのに、いずれの場所にも今年は一度も釣行していない。心のどこかで、「積丹半島の先端で釣れないのに、その手前の場所で釣れるはずがない」という思い込みがあったのかもしれない。
今回そこに釣行を決めたのは、ショアトラウトの岸寄りがどこまで進んだのかを確かめるため。正直、走行時間も積丹の突端に行くよりも1時間あまり短縮できるということがある。
これまでの古平川河口海岸への釣行は、通算して3〜4回しかない。そのほとんどが4月以降で、狙いはサクラマス。昨年4月の釣行では、ジグに外道のホッケがヒットしたものの、本命を手にすることができなかった。
サクラマスがいなかったのではなく、釣り上げるだけのスキルが不足していたことが原因。というのも、自分が場所を移動した後に、その場所に入ったアングラーが1投目でサクラを釣り上げた、という苦い経験がある。
前置きが長くなったが、古平には午前6時に到着。海岸には、河口の右に3人、左に2人が竿を出していて、車の中にいる人を含めると10人ちかくの釣人が待機している模様。仕方なく様子を見ていたが、誰の竿にもアタリがきた気配はない。
だが、平日にも関わらず、これだけのアングラーが並んで竿を出すからには、サクラマスが岸寄りしているからだろう。諦めて、次の目的地の美国・小泊海岸に向かった。
小泊海岸は、美国川導流堤の外側に築かれた遠浅のワンドで、初冬に何度かアメマスをヒットさせたことがある。そして4月以降は、サクラマスの岸寄りも見られることから、それを狙った投げ釣りや、ボートを浮かべた船釣りなどの多くの釣人で賑わう。
また、ワンド端にあるガソリンスタンド下の小さな砂浜も、サクラマスの回遊コースになっているのか、最近は多くのアングラーが竿を出すシーンが多くなっている。
古平川河口から車で僅か20分ほどの距離にある、この美国・小泊海岸にも多くの釣人が集まっていた。海岸の駐車場に留まっている車の数は6台。防波堤から投げ釣りをしている人も含まれるが、ガソリンスタンド下の砂浜に立ちこんで、ルアーを投じる釣人も。
そして、100メートルほど古平寄りの岩礁帯にも、いかにもサクラマス狙いと分かるアングラーが数人陣取っていた。
狙いが次々と外れて、車はいつもの積丹半島の先端を目指すことになった。前回訪れたのは3月28日。そのときは波一つない凪ぎ状態で、どのポイントも魚の気配がなかった。
今回は潮の動きが見られ、波も比較的穏やかな釣りには最適の条件となった。ただ、陸上は時折突風が吹きつける、投げ釣りには難しい天気。
初めに入ったのは、余別川の流れ出る余別川河口の岩礁帯。この先端から、沖の岩場を目がけてミノーやジグを投じる。ホッケが入っていれば、すぐに反応する場所だけに意識してジギングを心掛けた。
余別川の流れがブレイクする場所に当たる、余別漁港内防波堤の上にもアングラーが一人。外防波堤を目がけて、熱心にルアーを投じていた。
そして、弓なりになったロッドをごぼう抜きして、50センチはある真っ白い魚を釣り上げた。距離があるので、どのような魚か判断できなかったが、色からしてホッケでないのは間違いない。とすれば、アメマスかサクラだろう。
こちらは、潮の状態や波の高さ、透明度など、これだけ条件が揃っているのに、まったくアタリはこない。せめてホッケだけでもと願ったが、岸寄りしていないのならば来るはずもない。
再度場所を移動、今度もいつもの来岸漁港横の岩礁帯。ここではルアーを諦めて、きびなご餌のウキ釣りだけに徹した。2本の竿を前後に並べてアタリを待つが、ウキは潮に流されて沖に出て行くだけ。
それを引き戻し、餌を取り替えて何度か打ち込むうちに、ようやくウキが海中に引き込まれた。上がったのは50センチあまりのアメマス。岩の上に引き上げると、口からなにやら魚が飛び出した。どうやらおおなごのようだ。
このミノーが岸寄りすることにより、アメマスの魚影が濃くなるはず。アメマスばかりか、サクラマスやホッケも期待できるだろう。その手がかりをようやく掴んだ気がした。ただ、魚影の濃さは島牧などには到底叶敵わないだろう。
その後30センチ強のアメマスを追加したが、最後までホッケは来なかった。この次にここに来る頃には、ショアトラウトの活性が高まっていると思われる。
写真は、上から古平川河口海岸と美国・小泊海岸の様子、余別川河口の岩礁帯から見る沖合の姿、来岸漁港横の岩礁帯でのウキ釣りの模様、きびなご餌にきた50センチほどのアメマス。そのアメマスの口の中からおおなごが飛び出た
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2017年04月07日
浜益でようやくアメマス
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今後はサクラマスに期待
気が付けば4月ももう5日。そして久しぶりの連休で、頭の中は釣行モードで一杯。この連休は、道央の日本海沿岸の釣行を考えていた。1日目は浜益海岸、そして2日目は積丹半島付根の古平川河口と美国の小泊海岸。
浜益への釣行は計画どおりに実行できたが、古平川河口と美国・小泊海岸は、あまりの釣人の多さに予定を変更、積丹の余別と来岸といういつもの釣行先となった。この釣行の模様を2回にわたって掲載していく。
浜益への釣行は、今年に入って5回目となる。前回釣行した3月13日までは、まったく釣果が得られなかった。3月末から、ブログ仲間のkojiさん(ブログ:この辺釣れマスか)が浜益海岸を頻繁に訪れて、「アメマスの岸寄りが順調に進み、もう少しでサクラマスも期待できる」という釣行の模様を更新していただいたことで、最近の様子は感じ取っていた。
今度こそは、と意気込んで現地の浜益海岸に到着したのは5日の朝5時すぎ。いつも駐車する、毘砂別生活館裏の海岸を見渡せる空地には、夜明けを待つ先行車両が1台。30分ほど仮眠をとって目を覚ますと、先行車の横に3台の車が並んでいた。そして彼らはすでに海岸に降りていた。
海岸に打ち寄せる波は1メートルほど。釣りにはまったく影響はないが、それでも波の発生しない深場を探して砂浜を行くと、手頃なワンドが現れた。そして、そこにはすでに釣人が2人。見渡せば、平日のこの時間なのに海岸には10人ちかくの釣人の姿が確認できた。
それでもこの駄々広い海岸、好きな場所で竿を振れる開放感が気持ちよい。これを求めて、ここに通いつめているのかもしれない。しばらく、その波のない狭いワンドで竿を出したが、自分を含めてアタリは来ない。
ランガンしながら自分の車に戻ると、目の前の砂浜に昨年の釣行で何度か会ったことのある、kojiさんの仲間らしき3人組。よほど声を掛けようと思ったが、熱心に竿を振っている姿を見て留まる。そして、そのうちに1人が遠目でも大型と分かるアメマスをヒットさせた。
その後、陽気に誘われていつの間にか車の中で眠りこけていた。再び目を覚ましたのは午前9時。目の前の砂浜には誰も居らず、遠くに3〜4人が見えるだけ。
先ほどのアメマスのヒットシーンを目撃した場所に竿を出した。このポイントは、以前トイレのあった所のすぐ前の浜。昨年、何度かアメマスをヒットさせたことのある場所だが、今年はどうだろうか。
初めは、遠投のきかないミノーを泳がせてポイントを探る。それからスプーン、ジグミノー、ジグと遠投しながら広範囲に振り分ける。が、1時間たってもアタリは一度もこない。
時間的にも難しく、今回も坊主かと諦めかけたその時に、待望のアタリがきた。それも、波打ち際から10メートルほどの場所。巻き上げると50センチ余りのアメマスで、浜益では今年の第1号となる。
その後、2時間ほど粘ったがアタリは来なかった。まだ、全体的に魚影が薄いのだろうか。また、kojiさんの活躍を参考に釣行する計画だが、サクラマスは何処に。
写真は、夜明け前と陽が昇った浜益海岸の様子。浜益では今年第1号の50センチ弱のアメマス
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2017年03月31日
西積丹のトラウト、反応なし
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古宇川河口海岸と珊内の岩場に釣行
釣場を紹介する、とある媒体の情報を見ていたら、西積丹の神恵内漁港の記事が目に留まった。それは、神恵内漁港の内防波堤の端からショアトラウトが狙える、という内容のもの。
これまで神恵内には、古宇川河口やその先の龍神崎に釣行したことがあった。結果は、いつもアタリ一つない坊主だったが、それでもなぜか惹きつけられていた。
また、釣行を続けてきた東積丹の今年の釣果が思わしくなく、積丹の新たなショアポイントの開拓を考えていた矢先だっただけに、その情報に飛びついてしまった。
西積丹は、このほか珊内漁港や兜千畳敷といったサクラマスの有力ポインともあり、時間をかけて行くだけの価値はあるという考えも働いた。
釣行したのは3月28日。朝3時に札幌を出て、当丸峠経由で神恵内に着いたのは5時半頃。古平側は曇り空だったのに、当丸峠に差し掛かると車道の判別がつかないほどの猛烈な吹雪に代わった。
そして頂上付近では、吹雪に替わり濃い霧が立ち込めていた。その霧は、トンネル内部にまで広がり、吹雪以上に見通しが利かない。
当丸峠は、心霊写真で有名な場所。このまま頂上に車を停めて、幻想的な風景をビデオで映してみようかと、一瞬ホラーネタを考えたが、それどころではない危険な状況。霧が10メートル先も見通せないほど濃さを増して、前方に立ち塞がる。
速度を10キロほどに落として、ようやく峠を下ったが、峠の下は先ほどの天気は何だったのだろうか、というほどの快晴。
これが当日の釣行を暗示していたようだ。国道から見る海岸は凪ぎ状態。目的地の神恵内漁港に着いた時には、すでに辺りを見渡せるほど明るく、釣りを行なうには何も支障はなかった。
早速、防波堤端のはしごを登り、テトラポット上に位置を決めて古宇川河口に向けルアーロッドを振る。ここからの景色は初めてで、左の砂浜、右のテトラポット群、真正面の古宇川沖合と、トラウトが回遊するのに申し分のない状況に思えた。
はじめに、距離を稼ぐジグを全方位に遠投。やはり砂浜に近い場所は浅く、テトラの向こう側は深くなっていたが、正面の沖合は海草が繁っているのか根がかりが激しい。
自分が到着する前からロッドを振っていたのだろう、200メートルほど先に見える、宇古川の河口で立ち込んでいるアングラーを発見。狙いはサクラマスなのだろうか。そのアングラーを横目でチラチラ見やっていたが、魚信はなさそう。
今回の場所は、名を馳せる対岸の龍神崎よりもアタリが期待できそうに思えたが、それも魚が岸寄りしているときの話。回遊していないのならば、どのような素晴しい場所でも釣れるはずはない。
それでなくても凪ぎ状態で、潮まわりは良くはない。トラウトがだめでも、ホッケくらいはと狙いを下げたが、それもこない。
まだ早すぎたのだろうか。諦めきれずに、神恵内から北上して珊内川の流れ出る珊内漁港の岩場に移動。ここも、サクラマスのポイントで知られる珊内川河口の沖合にあり、ホッケ釣りでも知られる。しかし岩場は時化に弱くて、この季節は波を被らない日がきわめて少ない。
珊内川河口に近いところから、回遊するサクラマスも期待できるはず、と意気込んだが、珍しく岩盤に波が被らないのに釣人はいない。その凪いだ海岸に、ウキ釣り竿とルアーロッドを並べるが、いずれに反応はなく、ルアーを追う魚もいない。
この時期の釣りは、釣行先の天気から魚の岸寄り状況まで、情報を精査しなければ釣果が得られないと、つくづく感じた。同じ失敗を、何度も繰り返すのも自分らしいといえるが。
帰りは東積丹経由で札幌に戻った。途中の余別や来岸、野塚、美国・小泊、古平川河口といった海岸線や漁港で釣人の姿を確認したが、海底がはっきりと見えるほどの凪ぎ状態で、釣果は上がっていないようだ。
5月に入れば、積丹に限らず主要な日本海沿岸でサクラマスの盛期を迎える。それを待ちきれないで釣行するほうが悪いのだが、次のアンテナは北の方向を差している。果たしてどうなるのか、乞うご期待。
写真は神恵内漁港の端にある防波堤下のテトラポット上から見た古宇川河口の風景、下は珊内川河口と、珊内漁港の外にある岩場。いずれもサクラマスを狙ったのだが、反応はまったくなかった。そして最後は、波ひとつない来岸海岸。これでは釣れるわけがない
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2017年03月26日
サクラの岸寄りが進む苫東だが・・・
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大型あぶらこと40センチのアメマスが
積丹と浜益海岸に入れ込んでいる内に、「苫小牧東港でサクラマスが釣れだした」との、ブログにコメントを寄せていただいている[釣り命]さんからの情報。
苫小牧東港には、2月22日以降釣行していないが、他のどの場所よりもアメマスのヒット率が高いのは分かっていた。そこにサクラマスが加わったということで、テンションが高まる。そして前回から1ヶ月ぶりの3月23日に釣行することに。
しかし、不安がひとつ。それは、人気ポイントだけに休日や平日を問わず、いつも混み合っていること。せっかく行ったのに、場所が取れなかったとういう苦い体験を何度もしてきた。
ただ、今回は早朝4時過ぎに現地入りするので、問題ないだろうと思ったが、さすが苫東、入る隙間があるのはフェンスの左端にある、潮通しの悪い僅かなスペースだけで、フェンスには竿がびっしりと並んでいた。
フェンス前に止まっていた車の数はせいぜい10台ほどなのに、竿はその5〜6倍も並べられている。夜中のうちに場所取りが行なわれ、早朝に車で駆け付けるということなのか。
また、1人で7〜8本の竿を10数メートルに渡って並べている釣人の姿も確認できた。まるで、鮭釣りシーズンの白老の浜を見ているようだ。
結局、釣れるのが分かっていても、これが嫌で足が遠のいているということもある。
今回竿を出したのは、すぐ隣がテトラポットの入った岩礁帯で、回遊する魚があまり寄り付くことはないと思われる、潮の流れが止まる場所。それでも、場所が確保できたことを幸運に思わなければならないだろう。
まだ闇の中、車のライトを頼りにきびなご餌のたらし釣り仕掛けの竿を出す。ひとおとり準備の整った1時間後、周りの散策を開始した。
フェンス一体に並べられている竿は、たらし釣りとウキ釣りがほとんど。それに数多くのルアーロッドがフェンスに立てかけられていた。しかし、回った限りではどの竿にもアタリがきた様子は見られない。
自分の場所に戻り、岩礁に近い左の竿の棚を調整していると、引き込むような大きなアタリ。引きがアメマスに似ていたので、アメマスと確信して巻き上げるが、浮上したのは有に50センチはあろうかという大型あぶらこ。
狙いの魚ではなくても、幸先よくヒットしたことで期待が高まった。だが、釣りを開始して1時間が経過して、釣れたのはそれ1匹だけ。周りの竿も、ウキ釣りで50センチ級のボラと30センチほどのアメマスが上がっていただけで、サクラマスの姿は見えない。
7、8人いたルアーアングラーの竿もピクリともしない。そのために、諦めて帰る釣人が多くなった。
いつも竿を出す潮通しの良い場所が空いたので、そこに移動。再び、たらし釣りとルアーロッドを備えるが、どの竿にもアタリはこない。この時間を逃すとサクラマスをヒットさせるのは難しい、と焦りを感じながらも、ジリジリと時間だけが過ぎていく。
そして、9時過ぎにようやくルアーにアタリがきたが、フッキングしない。同じように、たらし釣りにもアタリが何度か続くが、やはり針がかりしない。隣でフライロッドを出していたアングラーが、「それはボラだ」と教えてくれた。フライにもボラが掛かったらしい。
肝心のショアトラウトのアタリは、ようやく10時頃から隣のフライマンにきた。ヒットしたのは40センチほどのアメマスで、続いて2匹、3匹と釣り上げる。
フライにくるのならば、餌釣りにきてもおかしくないが、竿先を揺らすだけで引き込むようなアタリがこない。これが3、4回続いてようやくフッキング、あがったのは40センチ余りのアメマスだった。ルアーばかりか、つり餌にもスレてしまったようだ。
これが当日の釣果の全て。サクラマスがあぶらこの大物に化けた、と考えるしかない。再び訪れる時には、本物のサクラマスをこの手で掴みたいと切に願っているが、果たして叶うだろうか・・・。
写真は3月23日の苫小牧東港の様子。釣人を大きく上回る数の竿が、入る隙のないほどフェンス前に並べられていた。初めにヒットした50センチほどのあぶらこと40センチほどのアメマス。いすれもきびなご餌に掛かった。そして、回遊しているのか他の釣人がスレ掛りで釣り上げたボラ
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2017年03月21日
積丹の春はまだ遠し!!
トラウトとホッケの岸寄り遅れる
日本海は、サクラマスとアメマスの活性が進む季節を迎える。ただ、島牧から北方面の道央圏は、未だショアトラウトの岸寄りが遅れて、アングラーの低空飛行が続いているようだ。3月18日の約一月ぶりの東積丹釣行によって、それをまざまざと実感した。
今年に入ってからの積丹釣行は、西積丹を含めて4回目。いずれも「今日こそは」と意気込むものの、小さな魚信すらない状況が続いた。
こんな状況なので、積丹よりも北の浜益海岸で釣果が得られる筈もないことが分かっていた。それにも関わらず、3月中旬に2度に渡る浜益釣行を実施して、あえなく撃沈した。
そこで再度、「最低でもホッケぐらいは」という願いで、今回積丹への釣行を決めた。
札幌を3時に出発、仮眠を取るために駐車した野塚海岸には、5時を少し回った時間に到着した。野営場の駐車場にはすでに先行車が1台、車中で海岸に降りる準備をしていた。
そこにもう1台が加わり、キャップライトを装着した3人組がまだ暗闇の支配する海岸に降りていった。
今日の野塚海岸は、この時期としては風もなく穏やかな波が月明かりに照らされて、絶好の釣り日和となる予感がした。ただ、自分の目的地は野塚の隣の来岸漁港の磯。そこで、きびなご餌のウキ釣りとルアー釣りを計画した。
きびなごによるウキ釣りは、アメマスやホッケが回遊していれば、直ちに反応する敏感な魚群センサーの役割を果たす。ウキ釣りに魚信があれば、岸寄りが進んできたと判断できるが、今年ここまでの釣行では、まだ一度もヒットしてはいない。
防波堤横のテトラポットを降りて、波間に顔を出す岩場から竿を出したのは、それだけ今回の釣行に寄せる期待の高さから。いつもは、防波堤の上から外海に向かって竿を出している。
まず、ウキ釣り用ラインを潮通しのよい流れに乗せて様子を伺う。その横でルアーを遠投。ミノーからジグ、スプーンの動きを試す。これまでの例から、回遊していればウキの引き込みが激しくなり、忙しい思いをするが果たしてどうだろうか。
竿を出してから1時間が経過、陽はまだ山の向こうに隠れているが、春の季節を感じさせる青空が広がっていく。と、ここまでは、アタリがなくてもまだ景色を見る余裕があった。しかし、さすがに2時間が経過して焦りが募ってきた。そして、この時期ホッケ釣りで賑わう外防波堤には、土曜日にも関わらず釣人の姿はない。
ルアーには一度もアタリはなく、それよりもウキがピクリともしない。ホッケが岸寄りしていれば、そのいずれに何らかの反応があるはず。
ということは、アメマスだけではなく、ホッケの岸寄りも遅れているということなのだろう。釣人のいない原因はそこにあった。
岩場に降りてから3時間が経過した段階で、諦めて移動をすることにした。次に向かったのは、余別漁港の内防波堤先端。余別川の流れ出しがブレイクする場所にあたり、ここではもっと遅い時期に、ルアーとウキ釣りで何度か大型アメマスをヒットさせた経験がある。
周りを見渡すと、余別川河口の砂浜にアングラーの姿は見えるが、人気の外防波堤に人影はない。内防波堤の上には、こぼれて乾燥したサビキ釣り用のまき餌の跡が点々と残っている。ということは、前回ここでホッケの餌釣りが行われたのだろう。「その時はホッケがヒットしたのだろうか」と、考えながら来岸と同じようにウキ釣りとルアーのロッドを揃える。
そして1時間が経過。余別川河口の砂浜に陣取っていたアングラーが帰り、替わって別の2組のアングラーが竿を出していたが、あまり芳しくない様子。当然こちらも厳しい状況に変わりはなく、それから一度のアタリもこなかった。
帰りしなに各海岸を見て回った。西河海岸、野塚海岸には、早朝とは別の数組のアングラーの姿を確認したが、ヒットさせた気配は感じなかった。積丹の春はまだ先のようだ。
写真は、珍しく穏やかな積丹・来岸海岸の様子。山陰から陽がさして幻想的な景色に。下は余別漁港内防波堤から見た余別川河口
日本海は、サクラマスとアメマスの活性が進む季節を迎える。ただ、島牧から北方面の道央圏は、未だショアトラウトの岸寄りが遅れて、アングラーの低空飛行が続いているようだ。3月18日の約一月ぶりの東積丹釣行によって、それをまざまざと実感した。
今年に入ってからの積丹釣行は、西積丹を含めて4回目。いずれも「今日こそは」と意気込むものの、小さな魚信すらない状況が続いた。
こんな状況なので、積丹よりも北の浜益海岸で釣果が得られる筈もないことが分かっていた。それにも関わらず、3月中旬に2度に渡る浜益釣行を実施して、あえなく撃沈した。
そこで再度、「最低でもホッケぐらいは」という願いで、今回積丹への釣行を決めた。
札幌を3時に出発、仮眠を取るために駐車した野塚海岸には、5時を少し回った時間に到着した。野営場の駐車場にはすでに先行車が1台、車中で海岸に降りる準備をしていた。
そこにもう1台が加わり、キャップライトを装着した3人組がまだ暗闇の支配する海岸に降りていった。
今日の野塚海岸は、この時期としては風もなく穏やかな波が月明かりに照らされて、絶好の釣り日和となる予感がした。ただ、自分の目的地は野塚の隣の来岸漁港の磯。そこで、きびなご餌のウキ釣りとルアー釣りを計画した。
きびなごによるウキ釣りは、アメマスやホッケが回遊していれば、直ちに反応する敏感な魚群センサーの役割を果たす。ウキ釣りに魚信があれば、岸寄りが進んできたと判断できるが、今年ここまでの釣行では、まだ一度もヒットしてはいない。
防波堤横のテトラポットを降りて、波間に顔を出す岩場から竿を出したのは、それだけ今回の釣行に寄せる期待の高さから。いつもは、防波堤の上から外海に向かって竿を出している。
まず、ウキ釣り用ラインを潮通しのよい流れに乗せて様子を伺う。その横でルアーを遠投。ミノーからジグ、スプーンの動きを試す。これまでの例から、回遊していればウキの引き込みが激しくなり、忙しい思いをするが果たしてどうだろうか。
竿を出してから1時間が経過、陽はまだ山の向こうに隠れているが、春の季節を感じさせる青空が広がっていく。と、ここまでは、アタリがなくてもまだ景色を見る余裕があった。しかし、さすがに2時間が経過して焦りが募ってきた。そして、この時期ホッケ釣りで賑わう外防波堤には、土曜日にも関わらず釣人の姿はない。
ルアーには一度もアタリはなく、それよりもウキがピクリともしない。ホッケが岸寄りしていれば、そのいずれに何らかの反応があるはず。
ということは、アメマスだけではなく、ホッケの岸寄りも遅れているということなのだろう。釣人のいない原因はそこにあった。
岩場に降りてから3時間が経過した段階で、諦めて移動をすることにした。次に向かったのは、余別漁港の内防波堤先端。余別川の流れ出しがブレイクする場所にあたり、ここではもっと遅い時期に、ルアーとウキ釣りで何度か大型アメマスをヒットさせた経験がある。
周りを見渡すと、余別川河口の砂浜にアングラーの姿は見えるが、人気の外防波堤に人影はない。内防波堤の上には、こぼれて乾燥したサビキ釣り用のまき餌の跡が点々と残っている。ということは、前回ここでホッケの餌釣りが行われたのだろう。「その時はホッケがヒットしたのだろうか」と、考えながら来岸と同じようにウキ釣りとルアーのロッドを揃える。
そして1時間が経過。余別川河口の砂浜に陣取っていたアングラーが帰り、替わって別の2組のアングラーが竿を出していたが、あまり芳しくない様子。当然こちらも厳しい状況に変わりはなく、それから一度のアタリもこなかった。
帰りしなに各海岸を見て回った。西河海岸、野塚海岸には、早朝とは別の数組のアングラーの姿を確認したが、ヒットさせた気配は感じなかった。積丹の春はまだ先のようだ。
写真は、珍しく穏やかな積丹・来岸海岸の様子。山陰から陽がさして幻想的な景色に。下は余別漁港内防波堤から見た余別川河口
2017年03月14日
トドの居座る浜益海岸
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今年3回目の釣行もノーヒット、魚はどこに?
3月6日に続いて再度の浜益海岸釣行。今年3回目となる今回は、仕事の関係から現地の滞在時間が3時間ほどと限られている。そうなると、ポイントを絞っての釣りしか選択肢が無く、場所選びを間違えるとかなり厳しい釣行となるのが目に見えている。
向かった先は、いつもの毘砂別生活館前の砂浜。さすがに休日明けからか、海岸線には釣人の姿は見えない。それでも、土日に「釣れた」との情報が流れれば、平日であろうとも釣人の姿が見える場所なのだが・・・。
前回の釣行では、3メートルを越える波が押し寄せて、竿をだすことができなかった。そのために、海岸を諦めて時化の影響を受けない漁港を廻ったが、今回は打って変わって凪ぎ状態。
ここまで凪いでいると、アメマスのボイルやサクラマスのハネを簡単に見つけることができそうだが、どの方向を見てもそれらしき動きはない。
ただ、沖合300メートル付近を鯨と見間違うほどの巨大なトドが2匹、右に左に泳ぎ回っていて、竿を出す前から悪い予感が漂う。
このトドは、ブログを通して交流させていただいているkojiさん(ブログ:このへん釣れマスか)が2月15日に目撃したものと同じだろう。昨年は、この場所でトドを見た記憶がなかったので、海の環境が変わったのかも知れない。
トドにしろアザラシにしろ、これまで海獣が泳ぐ海岸で釣果のあった験しがない。特に積丹半島の美国・小泊海岸や入荷漁港は、アザラシが居座ってからは釣果が皆無だ。
昨年の浜益海岸の釣行を振り返れば、2月下旬からアメマスの魚信があった。初めは、川下海水浴場の端にある、一本防波堤のワンドで何本かのアメマスをヒット。その後、崖下ポイントでも上がりはじめ、それが海岸全体に広がっていった。
この浜益海岸の特徴は、ショアトラウトの岸寄りが積丹などの南の地域よりも遅いが、盛期にはアメマスとともにサクラマスの釣果が期待できること。特にサクラマスは、どこの場所よりも釣果に恵まれる。これは、kojiさんのブログを読むと参考になる。
結局、今回の浜益釣行もミノーからジグ、ジグミノー、スプーンなどのルアーを駆使したものの、魚の姿を見ることができなかった。それでも、スプーンにアタリらしきものは1、2度あったが、フッキングできないほどの小さな魚だったようだ。
残念なのは、時間に追われて次のポイントに行けなかったことだが、この分ではどこに行っても同じ結果だっただろう。
浜益への釣行は、昨年と比べて岸寄りが遅れているせいか、ここまで低迷が続いている。なので、他のアングラーの釣果情報を待って、次の計画を立てようと思っている。誰か、「サクラマスがヒットした」との情報をあげてください。
その前に、積丹の様子を見ることが先決か。いい加減、ホッケも岸寄りしているだろうし、ショアトラウトの魚影も濃くなってきているはずだが、果たしてどうなっているのか気にかかる。
写真は、今回の海岸の様子と前回訪れた時の模様。これだけ様相が異なっていた。今回は凪ながら誰一人釣人はいない。そして、海岸の300メートルほど沖合にトドが居座っていた。
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2017年03月08日
時化にたたられた浜益釣行
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近隣の漁港回りを行ったが・・・
3月に入って 初めての釣行。行先はまだ初日のでていない浜益海岸。今年は2月11日以来2回目となる。
前回は 、毘砂別川の流れ出る砂浜から、浜益方向に向かったいつものポイントで珍しく粘ったが、一度のアタリも来なかった 。その後、近くの浜益漁港に移動、そこで川ガレイがスレがかりするという落ちがついた。
これまでの経験から、2月の浜益海岸は ショアトラウトの岸寄りには早く、結果が見えていたはず。なのに、気ばかりだけが焦ってしまった。
2月11日のブログ更新の後、浜益を主戦場とするkojiさん(ブログ:このへん釣れマスか?)が釣行して、アメマスをヒットさせたとのこと。さすが、浜益海岸の主と敬服するばかり。
昨年は、3月からサクラマスが浜益海岸で釣れだしたことから、3月に入った今回は期待を持って釣行した。しかし、この数日穏やかな天気が続いていたのに、6日に限って3メートルを越える大波が海岸に打ち寄せていた。
無理をずれば竿をだすことができるだろうが、最低でも100メートル以上の遠投が必要。天気予報では「これから波は収まっていく」ということなので、ほかのポイントを 回ってみることにした。
当然、浜益の海岸線では竿を出せるような場所はなかった。ならば、漁港の中はどうだろうかと、向かった先は幌川の流れ出る幌漁港。アメマスの遡上河川となっていることから、季節によって港内にアメマスがたまるのは分かっている。
また、時にはサクラマスの稚魚が 群れをなして泳いでいる姿も確認できる。ただ、さすがに今回は早かったようで、小型のジグやスプーンを打ちこんでも全く反応がなかった。
次に向かったのも、ヤマメ河川の群別川が流れ出る群別漁港。河口はサクラマスのポイントとなっているが、港内にもアメマスが入っていることがある。そして、ここも音沙汰なし。
意地になって今度は浜益漁港へ。前回の釣行ではアメマスの代わりに川ガレイがつれた場所にジグを打ち込むが・・・・・。やはり反応は無い。
再び浜益海岸に戻って様子を伺うが、波はおさまっていない。この段階帰宅モードに入ったものの、「もしかして 」とのおもいから、帰り道の途中の濃昼漁港に立ち寄った。
ここに流れ出る濃昼川もヤマメ河川で、当然遡上を待つサクラマスが河口を回遊する。漁港奥から船道に向けてジグやスプーンを打ち込むが、アタリはなくルアーを追う魚も見えない。
今回は、時期的な問題もあって釣果は得られなかったが、海岸でショアトラウトが釣れるようになると、漁港内にも溜まることが多くなる。海岸が時化で釣りが出来なくても、逃げ道としてこうした場所があることだけでも覚えていたら、釣行も無駄にならない。釣行される方に参考になれば幸い。
写真は上から、大波が打ち寄せる浜益海岸、幌漁港、群別漁港、浜益漁港、濃昼漁港
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2017年02月27日
兜千畳敷と苫東でショアトラウト釣行
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サクラマスの姿は確認できず
珍しく連休となった2月21日と22日、2日まとめての遠征は難しいことから、それぞれ1日ずつ行き先を分けて釣行した。まず21日は、1月中旬に初釣行した泊村・兜千畳敷。
この場所は、ホッケとカレイの早場として知られているが、最近サクラマスも期待できるポイントということが分かり、その時はジグによるホッケ釣りも兼ねて向かった。
この釣行の模様は1月21日の更新記事に載せたとおり、サクラマスのヒットシーンは確認できたものの、自分の竿はピクリともしなかったという苦い記憶が残った。
21日はそのリベンジとしての釣行だったが、積丹は前日まで大時化と暴風雪という大荒れの天気。当日も吹雪にはならなかったが、風は収まり切ってはいなかった。
泊村の市街地を越えて兜トンネルの手前を左折した先にある、兜千畳敷の駐車場に着いて海岸を見渡すと、混雑を覚悟していた場所には釣人の姿が見当たらない。
岩盤の先端は大波を被っているが、それ以外の岩場は竿を出すことが出来るのに、誰も釣人はいないのだ。初めは、何日も続いた時化に嫌気が差して、釣人が来ないのだろうと考えたが、そうではなかったようだ。
先端から少し離れた岩盤に場所をとり、前回サクラマスを釣り上げたアングラーに教えてもらった、サクラマスの当たりルアーを、右に左に振り分けて投じてみた。しかし、1時間が経ち2時間が経過してもまったく当たりはこない。せめてホッケだけでも、と望みをつなぐが、それすら反応はなかった。
いつの間にか、同じ岩盤上に1人のアングラーがルアーを投じていた。チラチラ横目で様子を伺うが、こちらと同じく当たりはないようだ。そのアングラーがあきらめて、崖上の駐車場に消えてからも粘ったのだが。
結局、3時間ほどして兜千畳敷から東積丹に移動、「西積丹で竿が出せるのならば、東積丹でも大丈夫だろう」と、余別の来岸漁港まで行くことにした。ところが、神岬漁港を過ぎて東積丹に入ると、風が海から直接吹きつけて大時化模様。とても釣りのできる状況ではなく、早々に退散した。
翌日22日は、1月6日以来の苫小牧東港。当然目的は海アメマスだが、ここも何日間か強風が吹き荒れていたようだ。
ようやく天候が回復したことから、地元の釣人を中心に30人ほどがフェンス前に場所を構えていた。遠くに見える通称プール付近にも車が止まっていたが、煙突の煙は向かって左から吐き出されている。なので、釣人の多くがフェンス前に集まったのだろう。
こちらもフェンスの前にきびなご餌の竿をセット。その傍らで、ルアーロッドも並べる、いつもの形式で釣りを開始。餌をつけ終えてから、様子を見るためにフェンス前を一周。
餌釣り、サビキ釣り、ルアー、フライと様々なスタイルで竿を出しているが、きびなごの餌釣りとサビキ釣りにアタリが集中していた。フライにも50センチ級がかかっていたが、ルアーには反応が鈍く、ヒットしたシーンは確認できなかった。
そして、サビキ釣りの撒き餌に20センチから30センチほどのアメマスが群がっていたことに衝撃を受けた。それだけ苫東港のアメマスが濃くなっていることの証だろう。
自分の餌つりの竿にも、30センチ強と40センチのアメマスが相次いでヒット。用意したきびなごが無くなってルアーに専念したが、こちらには一度もアタリが来なかった。
あれだけ群れているのに、なぜルアーに反応しないのか。あらためて釣りの奥の深さを感じた。
連敗の続いた1、2月の釣行も、この苫東でようやく白星。3月はできるだけ明るい記事を掲載したいと思っているのだが、果たして思いは通じるのか・・・・。
写真は上から、誰もいない泊村・兜千畳敷の模様。先端には大波が押し寄せていた。苫東火力発電所前のフェンスには多くの釣人がそれぞれのスタイルで竿を出していた。中には50センチ越えも見える
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