2017年04月09日
積丹でトラウト活性化の予兆
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アングラーで賑わう古平川河口海岸
連休初日の5日は浜益海岸、2日目の6日は古平川河口と美国・小泊海岸への釣行を計画していた。今年に入ってからの東積丹方面の釣行は8回に及び、西積丹を含めると10回を越える。ということは、少なくても東積丹に釣行した回数だけ、古平と美国を経由した計算となる。
それなのに、いずれの場所にも今年は一度も釣行していない。心のどこかで、「積丹半島の先端で釣れないのに、その手前の場所で釣れるはずがない」という思い込みがあったのかもしれない。
今回そこに釣行を決めたのは、ショアトラウトの岸寄りがどこまで進んだのかを確かめるため。正直、走行時間も積丹の突端に行くよりも1時間あまり短縮できるということがある。
これまでの古平川河口海岸への釣行は、通算して3〜4回しかない。そのほとんどが4月以降で、狙いはサクラマス。昨年4月の釣行では、ジグに外道のホッケがヒットしたものの、本命を手にすることができなかった。
サクラマスがいなかったのではなく、釣り上げるだけのスキルが不足していたことが原因。というのも、自分が場所を移動した後に、その場所に入ったアングラーが1投目でサクラを釣り上げた、という苦い経験がある。
前置きが長くなったが、古平には午前6時に到着。海岸には、河口の右に3人、左に2人が竿を出していて、車の中にいる人を含めると10人ちかくの釣人が待機している模様。仕方なく様子を見ていたが、誰の竿にもアタリがきた気配はない。
だが、平日にも関わらず、これだけのアングラーが並んで竿を出すからには、サクラマスが岸寄りしているからだろう。諦めて、次の目的地の美国・小泊海岸に向かった。
小泊海岸は、美国川導流堤の外側に築かれた遠浅のワンドで、初冬に何度かアメマスをヒットさせたことがある。そして4月以降は、サクラマスの岸寄りも見られることから、それを狙った投げ釣りや、ボートを浮かべた船釣りなどの多くの釣人で賑わう。
また、ワンド端にあるガソリンスタンド下の小さな砂浜も、サクラマスの回遊コースになっているのか、最近は多くのアングラーが竿を出すシーンが多くなっている。
古平川河口から車で僅か20分ほどの距離にある、この美国・小泊海岸にも多くの釣人が集まっていた。海岸の駐車場に留まっている車の数は6台。防波堤から投げ釣りをしている人も含まれるが、ガソリンスタンド下の砂浜に立ちこんで、ルアーを投じる釣人も。
そして、100メートルほど古平寄りの岩礁帯にも、いかにもサクラマス狙いと分かるアングラーが数人陣取っていた。
狙いが次々と外れて、車はいつもの積丹半島の先端を目指すことになった。前回訪れたのは3月28日。そのときは波一つない凪ぎ状態で、どのポイントも魚の気配がなかった。
今回は潮の動きが見られ、波も比較的穏やかな釣りには最適の条件となった。ただ、陸上は時折突風が吹きつける、投げ釣りには難しい天気。
初めに入ったのは、余別川の流れ出る余別川河口の岩礁帯。この先端から、沖の岩場を目がけてミノーやジグを投じる。ホッケが入っていれば、すぐに反応する場所だけに意識してジギングを心掛けた。
余別川の流れがブレイクする場所に当たる、余別漁港内防波堤の上にもアングラーが一人。外防波堤を目がけて、熱心にルアーを投じていた。
そして、弓なりになったロッドをごぼう抜きして、50センチはある真っ白い魚を釣り上げた。距離があるので、どのような魚か判断できなかったが、色からしてホッケでないのは間違いない。とすれば、アメマスかサクラだろう。
こちらは、潮の状態や波の高さ、透明度など、これだけ条件が揃っているのに、まったくアタリはこない。せめてホッケだけでもと願ったが、岸寄りしていないのならば来るはずもない。
再度場所を移動、今度もいつもの来岸漁港横の岩礁帯。ここではルアーを諦めて、きびなご餌のウキ釣りだけに徹した。2本の竿を前後に並べてアタリを待つが、ウキは潮に流されて沖に出て行くだけ。
それを引き戻し、餌を取り替えて何度か打ち込むうちに、ようやくウキが海中に引き込まれた。上がったのは50センチあまりのアメマス。岩の上に引き上げると、口からなにやら魚が飛び出した。どうやらおおなごのようだ。
このミノーが岸寄りすることにより、アメマスの魚影が濃くなるはず。アメマスばかりか、サクラマスやホッケも期待できるだろう。その手がかりをようやく掴んだ気がした。ただ、魚影の濃さは島牧などには到底叶敵わないだろう。
その後30センチ強のアメマスを追加したが、最後までホッケは来なかった。この次にここに来る頃には、ショアトラウトの活性が高まっていると思われる。
写真は、上から古平川河口海岸と美国・小泊海岸の様子、余別川河口の岩礁帯から見る沖合の姿、来岸漁港横の岩礁帯でのウキ釣りの模様、きびなご餌にきた50センチほどのアメマス。そのアメマスの口の中からおおなごが飛び出た
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大事な情報を忘れてました
ヒットルアーは、アングラーズリパプリックのゼッツスメルトダックス55mmの30g、カラーはピンクバックグローでしたそれと、今回釣ったサクラマスはアシストフックの方に食いついていたので、アシストフックは外さない方が良いかもしれません
サクラマスが苫東全域に広がったのでしょうか。
一本防波堤は、魚の跳ねを見つけやすく、人気のポイントとなっています。
その基部の、サーフでも上がったのということは、ここも多くの釣人で賑わっているのでしょうね。
私も、近いうちに苫東に釣行する予定です。
いつも、レアな情報を感謝しております。
精進川は、サクラマスが順調に上がっているとのこと。
ただ、休日は多くの人で賑わって、竿を出す場所がないでしょうね。
安瀬海岸は、あぶらこや夜釣りでのソイ、カジカなどの場所だと思っていました。
回遊するショアトラウトも釣れるのでしょうか。
その先の濃昼川河口はサクラマスとアメマスの話しは出ますが。
また、釣行時の話をお寄せください。
今朝、岩内でちょっと振ってきました。
精進川河口は20メートル等間隔でびっちりアングラーが入っていました。
今日も風がややありましたが、風裏となった東積丹も有名所は入る隙間もなしだったそうです。
お魚のプレッシャーがかからない場所も今時期あり得ませんが・・・安瀬海岸とかどうでしょうかね。近郊サーフでも釣果が出るなら可能性とはしてはアリだと思うんですが。
ちょっと近々調査してこようかと思っております