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2013年12月21日

【詳細版】大商談会「ソニーHAP-Z1ESも成長するHDDオーディオプレーヤーを目指す」

ヤマハの視聴が終わるとソニールームへ向かった。予想通りVW500ES視聴とは異なり参加者は少な目だった。ピュアオーディオ試聴に注目が集まらないのが大商談会の傾向だ。

12回予定の「aVACホームシアター大商談会2013ウインター」詳細レポートの第9回目は「11/24(日) 12:30〜13:20 ROOM6:SONY HAP-Z1ES&A-A1ES」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)

使用機材はHDDオーディオプレーヤーHAP-Z1ES(税抜21万円)、ステレオインテグレートアンプ A-A1ES(税抜21万円)、スピーカーSS-NA2ES(税抜19万円)×2本だ。AHTE2013と同様ヤマハの調音パネルACP-2 MNを活用しているのが注目だ。

HAP-Z1ESがハードディスクを内蔵している点について、「DLNAではDSD配信規格が定まっていないことが理由の1つ」と説明された。良くある質問の答えとして、「HDDの振動対策はしっかり行っているので音質への影響はない」「壊れると言う点では発生率の違いはあってもSSDも同様と考えている」そうだ。「外付けハードディスクを接続すると初回にフォーマットする必要があるので注意して下さい」と言っていた。

試聴曲は以下の6曲。
 1)96kHz/24bit「From This Moment On (Cole Porter)/ SHANTI」
 2)DSD2.8MHz「A Rare Conundrum/バート・ヤンシュ」より「Looking For A Home」
 3)DSD2.8MHz「ラフマニノフ:交響曲第2番」
 4)44.1kHz/16bit「Are We There Yet?/Sara K.」より「Turned My Upside Down」
 5)96kHz/24bit「Two Against Nature/スティーリー・ダン」より「Gaslighting Abbie (Album Version)」
 6)96kHz/24bit「風が吹いている/いきものがかり」

オーディオラックに入れても感度が落ちないように無線LAN用のアンテナはフロントパネルの後ろに内蔵しているが、最初の音楽データファイルのコピーには時間が掛かるので有線LANを推奨するとのこと。

音楽データファイルのデータベースは内蔵と外付けHDDを一括管理しており、コピー時にメタ情報は上書きせず空白部分だけグレースノートから引用して追加する。CDのTOC情報が無いのでファイル名、並び順、音楽データ自身も利用して楽曲情報を一致させているそうだ。

12月中旬のアップデートで「DSDリマスタリングエンジン」のON/OFF機能を追加するが、それ以外ではradikoへの対応、「HDD Audio Remote」アプリからのHDD内の音楽データのファイル管理等の機能追加を検討しているとのこと。現状ではZ1ESのHDD内の不要音楽ファイルはPCから覗いて削除するしかないそうだ。

AHTE2013の説明より少しアグレッシブな内容になっていたが、最後に「LINN DSを排除するのではなく、DSD再生用途で共存していく」と言っていて、冷静にマーケットを分析していると感じた。

A-A1ESの紹介では「フォノイコライザー、エミッターコイル、取扱説明書を無くして、そのコストを音質向上に掛けた」との説明があった。そういえばVW500ESもクイックリファレンスマニュアルや段ボール箱に9か国語も印刷されていて全世界共通の部材を使いコスト削減をしていた。

少し暗めで湿り気のある音はスピーカーによるものだろう。HAP-Z1ESの試聴ではアンプも新製品、スピーカーは聴き慣れておらずどのモデルが音を支配しているのか分かりにくい。それこそLINNのシステムでZ1ESを鳴らしたらどんな音を聴かせてくれるのか興味がある。(笑)


2013年12月20日

【詳細版】大商談会「CX-A5000&MX-A5000のデザインに新鮮さはないけど、聴いて驚く音の良さ!」

12回予定の「aVACホームシアター大商談会2013ウインター」詳細レポートの第8回目は「11/24(日)  11:30〜12:25 ROOM3:YAMAHA CX-A5000&MX-A5000 麻倉怜士氏」だ。記憶とメモを頼りに私が見聞きした内容を書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)

ハードはAVアンプCX-A5000&MX-A5000+スピーカーELAC 400ライン+サブウーファーNS-SW901BP+BDプレーヤーOPPO BDP-105JP+プロジェクター(未確認)+スクリーンキクチ120インチによる11.2ch構成だ。

麻倉先生から「CX-A5000とMX-A5000のセットで定価57万強は破格の値付けです。これには秘密があってAVプリはRX-A3030の、AVパワーアンプはZ11の金型を使っているからです。デザインに新鮮味はありませんが、金型を新規に作ると5億円は掛かるのでとてもこの値段では出せませんでした」と解説した。

使用したソフトは次の13本だ。
 1) CD『ばら色の人生/ヘイリー・ローレン』
 2) CD『(曲名不明)/アートペッパー』
 3) BD-A『ヴィヴァルディ四季』から「春」
 4) 96/24『東京/(歌手不明)』
 5) 96/24『ピアノマン/ビリー・ジョエル』
 6) BD『Hit Man: David Foster & Friends』より「ラスト・ダンスは私に/マイケル・ブーブレ」
 7) BD『運命 交響曲第5番ハ短調/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団』
 8) BD『ベートーヴェン 皇帝/(楽団不明)』
 9) BD『ベルリン・フィル 〜 ヨーロッパ・コンサート 2011』より「シャブリエ : 狂詩曲 スペイン」
 10) BD『ヘルプ!/ザ・ビートルズ』より「恋のアドバイス」
 11) BD『オペラ座の怪人』
 12) BD『オブリビオン』
 13) BD-RE NHK-BS『赤いスイートピー/松田聖子』

このAVセパレートアンプは音が良いと言うことで音楽ソフトの試聴が多く、来日公演を行ったオーケストラとポール・マッカートニー繋がりの映像ソフトが使われた。ポールのコンサートでは携帯電話やスマホのみ写真撮影を許可してクチコミ広告効果を狙ったという話をしていた。

最後はNHK BSプレミアムで録画した松田聖子の赤いスイートピーで締める所がさすが麻倉先生だ。(笑)

CX-A5000&MX-A5000の視聴は今回で2回目だが、力強い音を聴かせてくれるのはパワーアンプの電源部と筐体強度が増したからと推測している。ハイレゾ音源にも対応していて情報量の多い音をクリアに奏でるAVプリにも注目だが、タイミングの悪いことにHDMI2.0が発表されてしまい微妙な新製品になってしまった。(汗)

設置場所的にも必要な接続ケーブルの本数的にもセパレートを導入する気はないが、この音を聴いてしまうとそんな信念も揺らいでしまう。気になるAVセンターであることは間違いない。(笑)


posted by バンブーヤン at 00:21| 大商談会

2013年12月19日

Digi Fi 2013 Nov. No.12「特別付録DVD-ROMには10トラック1.57GBのハイレゾ音源入り!」

3週間ほど前の話になるが11/26(火)会社帰りに本屋に寄り「Digi Fi 2013 Nov. No.12」を買って通勤電車内で読んでいた。私が気になった記事は次の通り。

P030:特別付録DVD-ROMこれがハイレゾ!スタジオマスターサウンドだ
 和田博巳氏が音源を提供してくれたミキサーズ・ラボの内沼映二会長にインタビューしている。二人ともアナログ好きと言う共通点から話が始まり、付録はスチューダーA-820の1/2インチ、テープスピード76cmマスターからのフラットトランスファー音源との説明がなされている。

「BIG BAND STAGE」は試聴会で良く聴くし、5.1chサラウンドSACDソフトとしても私のお気に入り。ハイレゾ音源は未だに聴けない環境なのだが、今回は比較用に44.1kHz/16bitトラックが2曲収録されているのそれだけを聴いてみた。

通常のCDではクラシックで-25dB、ポピュラーで-30dBほどのボリュームで聴いているが、この音源は再生レベルが低いので-19dBで通常音量と言う感じだ。もっともダイナミックレンジが広いので時々楽器の音に驚かされる。(笑) さすがに音が良いので将来ハイレゾ音源との比較視聴が楽しみになる。

P061:もっと本気でBluetooth!とんがったコンセプトの注目アイテム
 ヤマハRX-A3030+YBA-11、SC-LX87+AS-BT200、AV8801+RX101の組み合わせでBluetooth対応ミュージックプレーヤーの音源をAVアンプで試聴している。無線の安定性を考えるとノイズが入るのではないかと怖くて大音量では聴けないが、BGM的に使うのには便利そうだ。

P075:アナログ盤のデータ化に挑む DSDレコーダーの活用とプロの音調整
 自分でアナログレコードをPCに取り込んでデジタル化している坂井香さんをゲストに迎え、アナログプレーヤー:トーレンスTD206+カートリッジ:DL-103+フォノイコライザーアンプ:アキュフェーズC-27+DSDレコーダー:タスカムDA-3000を使いDSD5.6MHzで収録して比較試聴している。

その後マスタリング・エンジニアの原田光晴氏がDSDをPCM変換してWaveLab8を使いマスタリングした音源も聴いている。昔アナログレコードをDATに録音した記憶はあるのでやはりDA-3000は気になる。

P080:注目のハイレゾ・レビュー
 ポール・マッカートニー『NEW』等が取り上げられている。これを読んで以前購入したデラックスエディションCD『Band on the Run』と『Kisses on the Bottom』のダウンロードカードのことを思い出し慌ててダウンロードしてみた。2枚との有効期限がないというのが嬉しい。

『キス・オン・ザ・ボトム』は31MBなのですぐに落とせたが、収録4曲はMP3音源なのでガッカリ。一方『バンド・オン・ザ・ラン』は4.7GBなので我が家のネット回線では6時間掛かると言う大仕事になってしまった。こうして落としても聴けないのが悲しい。(苦笑)

P091:山下達郎のリマスターCDは最新の高性能PCで音調整が施された
 『SEASON'S GREETINGS (20th ANNIVERSARY EDITION)』『MELODIES (30th ANNIVERSARY EDITION)』のマスタリングを行った原田光晴氏のインタビュー記事で達郎事務所からマスターをコピーしたWAVEデータが渡されるとのことだ。

アナログ時代の苦労を知っている原田氏はデジタル化を良いことずくめと語っているのが興味深い。過去への郷愁に流されず、技術の進歩で”早い””安い”を可能にしたので自分の技術で”旨い”を実現すると言うのだからプロだ。

P116:BIG NEWSデジファイ13号にUSB DAC付デジタルパワーアンプがついてきます
 No.7の付録がパワーアップして2014年2月発売のNo.13の付録になるとのこと。まだネット通販で予約が出来ないのが歯がゆい。


posted by バンブーヤン at 00:18| AV雑誌

2013年12月18日

AVREVIEW 2014 1月号「2014年ドルビーアトモス対応AVアンプ登場!の可能性は10%?」

12/17(火)会社帰りに本屋に寄り「AV Review 1月号」を買って通勤電車内で読んでいた。私が気になった記事は次の通り。

P12:2014年AV進化大予想
 2013年の予想を自己採点しているのが面白い。DSDは本当にブームになってきているのだから大したものだ。

2014年は「国内メーカーの4K有機ELテレビ発売」「フルHD HMZシリーズ登場」「HDMI2.0対応AVアンプ登場」「ドルビーアトモス対応AVアンプ登場」といった予想が出ている。まあHDMI2.0対応は当然として、アトモス対応は音声フォーマットからスピーカー配置、拡張サラウンドチャンネル数と言った諸々の仕様を決めるのが大変そうな気が。(冷汗)

P20:AV超会議2014
 評論家10名の座談会議事録が掲載されている。パナソニックのプラズマ撤退の話から始まり、パッケージ販売の話では「2012年のBD売り上げの約54%(300億円以上)をアニメが支えている」点や「ラブライブ!」のハイレゾ配信の舞台裏、配信サイトの表記がないことで”音源偽装”の疑いなど色々と面白い話題が出ている。

「ドルビーアトモスは既存のチャンネル数の中で音の配置と移動を巧みにコントロールしている」との話が出ているので家庭用はこれ以上スピーカー本数を増やさなくても済むかもしれない。(苦笑)

P35:激闘!AVガチンコバトル
 4Kテレビ、BDレコーダーからスピーカーまで12バトルが掲載されているが、ちゃんと結論を出している点が偉い。BDP-105JP vs DMR-BZT9600は興味深く読んだ。105JPは7.9kgとBZT9600より重いとは知らなかった。

エントリーモデルのネットワークプレーヤー対決はDSD再生が決め手となり最新モデルで決着している。この結果を鑑みてパイオニアN-50も最新AVアンプのノウハウを得て後継機種の登場となるのかも?

MAJIK DS vs HAP-Z1ESを読んでいて試聴会ではソニーの担当者が「LINN DSを駆逐するのではなく、DSD再生にZ1ESを加えて下さい」と共存を訴えていたのが印象的だったことを思い出した。

P70:JVC 4Kプロジェクター「DLA-X700R」の全貌Part.1
 読みながらJVCのピクチャーアナライザー機能は画質調整に便利なのにソニーは同等の機能を搭載しない何故かと考えていた。リアリティークリエーションのノウハウが漏れることを懸念しているのだろうか。

P78:「Mastered in 4Kブルーレイ」がついにやって来た。
 2月発売の『エリジウム』もMi4K仕様とのことだ。

P80:貝山知弘の今月の今月の1本!
 Mi4K ver.『アラビアのロレンス』は2枚組で他のシリーズと同価格とはお買い得感がある。(笑)

高画質と言うキーワードで以前にも増してついついBDソフトを買ってしまいそうだ。(汗)


posted by バンブーヤン at 00:15| AV雑誌

2013年12月17日

HiVi 2014 1月号「男子力向上映画パシフィック・リムに大盛り上がり」

12/15(日) VW500ES視聴で盛り上がっていて気付かなかったが何時の間にかポストの中に厚い封筒が届いていた。封筒は(株)ステレオサウンドからの第三種郵便物で中身はHiVi1月号だった。12/16(月)行き帰りの電車内で読んで私的に興味深かった記事は以下の通り。

P12:速報!2月号特別付録
 マスターグレードビデオコーディング(MGVC)4作品を収録した高画質サンプラーが付くと言う。ジブリ作品がMGVC対応なので多くの人が意識せずに1枚位は持っているのでは?次は「Mastered in 4K」サンプラーをお願いします!(笑)

P24:「Mastered in 4K」ブルーレイディスク日本登場
 12/20(金)発売予定の「マスタード・イン・4K」シリーズ12作品のレビューが掲載されている。1枚ぐらい買っておきたいが、既にBDで持っている作品をわざわざ買って比較したくなるほど安くないので悩みどころ。

11/20発売の「アフター・アース」もMi4K仕様だが特典映像が収録されているので、このシリーズではないとの欄外注記がある。そういえば大商談会のシアターDJで堀切氏が「最新映画のアフター・アースはビットレートが通常盤並みでもこんなに綺麗なんです」と説明していたことを思い出した。これで内容が面白ければ買うのだが、レビューを読むとポチれない。(苦笑)

P30:注目の二大4Kプロジェクターを精査する
 SONY VPL-VW500ESとJVC DLA-X700Rの徹底テストが掲載されている。VW500ESを「Mastered in 4K」モードに切り替えると穏やかな画調に変化するとのこと。今までリファレンスモードで観ていたので、後で試してみよう。X700R ではMPCオートを高く評価している。大商談会でJVCの担当者が「1フレームごと解析し最適な処理をしている」と言っていたのでかなり実用的な様だ。

P45:AVセンターのプリアウトを極める
 セパレートアンプはAV Phileの憧れだが、AVアンプだとマルチチャンネル数のケーブルが必要になると思うと手を出す気になれない。プリ部だけを使う目的ならSC-LX87よりLX77の方がお得と言うコラム内容が興味深い。

P77:ハイレゾ熱狂時代がやって来た!
 小原由夫氏がDSやアナログプレーヤーを処分してオーレンダーW20、プレイバックデザインズMPD-3、テグダスのエア・フォース・ワンを導入した経緯を語っている。システム構成を見るとハイエンドモデル勢揃いで凄すぎる。

P112:2014年流最新レコーダー事情
 麻倉先生がDMR-BZT9600を詳細にレポートしている。パナソニックのレコーダーで4K出力すると音が少し浅くなるそうだ。なるほど映像データ量が増えると音に影響が出るので今回ソニーは4K出力を見送ったのかと深読みしてしまった。

誌面では「パシフィック・リム」で盛り上がっているのに、訳あってまだ届いておらず観られないのが残念だ。


posted by バンブーヤン at 00:30| AV雑誌

2013年12月16日

VPL-VW500ESのリアリティークリエーションは「すべての映像を4Kに」出来るのか試してみた

VW500ESを使っていて不便なのはメニューの文字が小さいこと。2K用のメニューをそのまま4Kで表示したらサイズが小さくなってしまいました、という感じだ。文字が小さいからメニューを中央下に置きたいのだが、「メニュー位置」は左下と中央しかない。中央は邪魔だし、左下は首が疲れる。(苦笑)

そのSONY VPL-VW500ES歓迎視聴会2日目は以下のソフトを観た。

1)『AIR』

ギザギザドットが目立つSDアプコンの『AIR』をリアリティークリエーションがどう4Kに変換してくれるのか期待して観た。

「これは酷い!」

X3よりジャギーが強調されて画質が劣化しており大変見苦しい。HD版が駄目ならとDVDのSD版を持ち出して観てみたが結果は似たようなもの。X3の場合人物がズームされるシーンでジャギーが増減するのがノイズの様に感じられて見辛かったが、それ以外の場面では余り気にならなかった。ところがVW500ESではアップに近いシーンでも顔の輪郭が気になる。

このまま『AIR』が観られなくなるのは悲しいので、何か解決方法がないか考えてみた。つまりリアリティークリエーションが悪さしているのだろうとオフにしてみたら、これが大正解。少し画が甘くなるが輪郭強調がなくなるのでジャギーが目立たなくなる。X3並み、いや画素が小さい分ギザギザが細かくなった様な気がするので画質アップと言えるだろう。

2)『THE世界遺産3D GRAND TOUR』

「フレームパッキング方式3D」の良さは分かったので次は「サイドバイサイド方式3D」がどう観えるか試してみた。ところがBD-REに焼いた番組を再生しても「オート」では「左右分割方式」と認識してくれない。仕方ないので「3D」にすると「シミュレーテッド3D」となり左右分割されたまま3D化される。(笑)

取扱説明書P39によると「3Dフォーマット」と言う項目があり「シミュレーテッド3D/左右分割方式/上下分割方式」が設定出来る筈なのに色々試してもこの項目が表示されない。

他の「サイドバイサイド方式」3D番組はどうなのか試してみたが、唯一「オート」で認識したのはBS11で6/29放送の3D紀行特別版『水中最速のプレデター!バショウカジキの海へ』だけ。3D情報信号を正しく認識してくれた様だが、他の番組が何故駄目なのか、「3Dフォーマット」メニューが表示されない理由等、色々調べなくてはならないようだ。

なお「サイドバイサイド方式3D」は960×1080解像度となるので、明るいVW500ESの3Dでは水平方向の解像度不足を感じることがある。こちらもリアリティークリエーションをオフにした方が良いかも知れない。

リアリティークリエーションも万能でないと分かったことが今日1日の成果だ。


posted by バンブーヤン at 00:25| VW500ES

2013年12月15日

ようこそ、SONY VPL-VW500ES!歓迎視聴会を開いてみた

12/14(土)午後にSONY VPL-VW500ESが届いたのですぐに開封して設置した。サイズ的にも重さ的にもX3のリプレイスに最適だ。ただマット仕上げの筐体はいただけない。JVCのリモコンの劣化の件もあるし、5年後に大掃除をする時に綺麗にするのに苦労しそうだ。 (苦笑)

またレンズ周囲は吸気口になっていて内部のメカニムズが見える程風通しが良い。X3の様な密閉性がないので内部に埃がたまりそうで心配だ。


ラックに置いてから探し回ってしまったのがAC電源端子の位置。クイックリファレンスマニュアルには書いてない。右側は接続端子、左側はスイッチ類、後面は吸気口しかない。よくよく見ると左側後面の奥まったところに隠れていた。右側に端子群なので接続したケーブル類が目立つ。

気になっていたレンズキャップは、ヤカンの蓋みたいにレンズに被せるタイプで使い易い。これなら電動スライドレンズカバーでなくても構わないと思える。

付属のCD-ROMに取扱説明書のPDFファイルが入っているが、ソニーのホームページからダウンロードして設定を行った。25センチもあるリモコンを見て最初長過ぎるしボタンも多いと思ったが、機能の設定変更を行うメニューをダイレクトに呼び出せるボタンが9個もあるので重宝しそうだ。

画面位置調整は3つのLENS ADJUSTMENTボタンで簡単に出来る。まずSHIFTボタンで投映位置を合わせ、ZOOMボタンでスクリーンサイズに合わせ、最後にFOCUSボタンでピントを追い込む。パターン画面の外枠に合わせてズーム量を決めた。

ところが実際に投映したら一番外の破線は1.85:1アスペクト比だったので画面サイズが少し小さくなってしまった。パネルが4,096×2,160だからこんな画角もサポートしているのだ。1.78:1の破線に合わせてやっと16:9の100インチで楽しめるようになった。

ちょっとB(青)が下にずれている様に見えたので「設置設定メニュー」の「パネルアライメント」で色ずれを微調整した。これで準備完了。歓迎視聴会を始めた。

最初に『4Kマスターブルーレイディスクサンプラー 珠玉の自然映像集』と『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』を観る。まるで3D映像の様に、桜の花と枝の前後がはっきりと分かり、空に浮かぶ雲の形にも立体感を感じる。見慣れた日本の風景映像などはまるでスクリーンが大窓になったかの様だ。

『サウンド・オブ・ミュージック』『ムーランルージュ』『オペラ座の怪人』を観ると、役者の細かな表情の動きが分かりドラマに引き込まれてしまう。クリスティーヌの美しさも際立ち恋をしてしまいそうだ。2Dなのに立体感があるのが不思議だ。(笑)

明るく力強い映像にちょっと目が疲れたので、「画質設定メニュー」の「ランプコントロール」でランプ出力を”低”に、「シネマブラックプロ/アドバンストアイリス」を”リミテッド”にした。暗室にキクチ シアターグレイアドバンス(ピークゲイン1.50±10%)だとこの程度が丁度良い。ビーズスクリーンとの相性良く一安心だ。

3Dメガネ(アクティブシャッター方式)TDG-BT500Aは値段相応の作りだが、軽いので装着感は良好。ただしPK-AG1の様な収納ケースが付いていないので別途購入しないと保管に困ってしまう。

また使用するコイン型リチウム電池の種類がCR2025と、PK-AG1のCR2032と異なるのは流用出来ず不便だ。充電式の方が便利なので今後追加購入する時には他モデルも検討しよう。こんな時フルHDグラス・イニシアチブ互換なので助かる。

最後に『アバター』『塔の上のラプンツェル』を観たが、X3に比べて明るくクリア、しかも4Kで情報量が増えてまるで別物の映画の様だ。これは凄い。VW500ESを選んで正解だったと大満足だ。

11/26(火)のブログで好き勝手にVW500ESの印象を書いたが、自宅で視聴して、その実力に感服した。

「ソニーさん、ごめんなさい。そしてVPL-VW500ESをありがとう!」
posted by バンブーヤン at 00:15| VW500ES

2013年12月14日

師走はプロジェクターの大掃除と設置で大忙し!

昨夜は3時間ほどの「DLA-X3お別れ視聴会」を満喫して寝た。改めて観直すとX3だけ観ていれば不満に思うことが少ない。『ムーランルージュ』『きみに読む物語』『恋の手ほどき』といった色彩豊かな作品もしっかり魅せてくれる。確かに3Dでは暗くなるが十分楽しめる。

一番の問題はプロジェクターより最近視力の落ちた自分の目だ。最初3Dでもないのに字幕が二重に見えて焦った。裸眼で両目とも0.9以下になっており、これも4Kプロジェクターを早く楽しもうと思った理由の一つになっている。(苦笑)

今日12/14(土)午後にはSONY VPL-VW500ESが届きJVC DLA-X3が旅立つ。朝食後にすぐにX3の大掃除を始めた。ラックの上に設置していたが、3年間の埃がまるで「舞い落ちる雪のように」降り積もっていた。電動スライドレンズカバーで良かったと思う瞬間だ。まずは柔らかいブラシで埃を吸引した。

1)プロジェクターDLA-X3本体
 以前アバックでもらったサラックリーンを使い本体を水拭き、仕上げに乾拭きする。底面に吸引スリットのフィルターがあるので外してそっと拭くが288時間では殆ど汚れていなかった。ACコードも拭いておく。レンズカバーがあるのでレンズは掃除対象外として箱詰めした。

2)リモコン
 高級感を出そうとマット仕上げになっていたが、最近その劣化が激しくべとついてきて埃が付いている。他のX3/X7オーナーのリモコンはどんな状態なのだろうか。掃除機でも綺麗にならないのでサラックリーンで拭き取ろうとしたらムラになってしまい一層悪化した感じだ。これは下取額マイナス1万円位になりそうだ。(涙)

3)3DメガネPK-AG1×2
 サラックリーンで乾拭きして箱詰めした。

4)3DシンクロエミッターPK-EM1
 サラックリーンで本体とケーブルを水拭き、仕上げに乾拭きして箱詰めした。

プロジェクターの段ボール箱の隙間に丁度メガネとエミッターの箱が収まったので同梱して、本体とメガネの2口として発送準備が終わった。


13:50に佐川宅配便が届けてくれたので新旧交代の記念写真を1枚。さあ次は設置だ。
posted by バンブーヤン at 14:45| VW500ES

2013年12月13日

【詳細版】「映画館のある家フェア2013:3D映画は画面サイズ2H視野距離で観よう!」

9/14(土)に行った『映画館のある家フェア2013 in JVCプロジェクター特別商談会』の最終レポートをまとめておこうと思う。イベントの撮影録画録音は禁止とは言われなかったが、写真を数枚撮った程度なので内容に関しては記憶を頼りに私が見聞きした内容を記録していく。記憶をもとに書き起こしているので間違いがあったらその時は勘弁して頂きたい。(敬称略)

3)16:10〜16:20「3Dシアター体験」

使用機材はAVアンプONKYO NR-TX929、スピーカーONKYO D-509Eプロジェクター三菱LVP-HC7800D、スクリーンは120インチ、BDプレーヤーは未確認だ。

Room12の案内看板には書いていないが堀切日出晴氏が説明を行っていた。本人も自己紹介しないのはこのイベントのターゲット層の違いだろうか。10分の短いデモをお客さんが来ると行うと言うルーチンだった。1回目が短く感じたので、もう1回開始時から参加したら本当にこの長さだった。(笑)

視聴ソフトは以下の2作品。
 1)『アバター』
 2)「スター・トレック イントゥ・ダークネス」エンディング

3D映画に関心ない人もこのエンディングを見たら興味を持つと紹介されたスタトレのエンディングは色とりどりの惑星をバックにスタッフロールが流れると言うもの。なるほどこれは3D効果抜群なので購入決定だ。

視聴の後に「画面サイズと視聴位置の関係」が説明された。120インチスクリーン上に現在の平均購入TVサイズの42インチの大きさでアバターのワンカットの写真を映し、次に来年の予測サイズである50インチで映し、視野角からもまだ小さいと訴える。最後に120インチで同じ写真を写して迫力を感じてもらう。

一緒に見ていた男性達が120インチで思わず「おお!」と声を上げてしまうほど分かり易く、プロジェクター購入を動機付ける上手なプレゼンテーションだと感心した。

「3Dの推奨視野距離は2Hなので42型TVでは104センチの位置で見ることになりますが。これは不自然でしょう」と堀切氏が実演するので説得力も十分だ。

4Kは1.5H推奨、3Dも迫力を求めるのならこの距離で、との説明もあったが動体視力によっては気分が悪くなる人もいるので自分の体調に合わせて下さいとのことだ。

120インチを3.0m(2H)の位置で観ると迫力が違う。我が家で観る『アバター』がここまで飛び出して見えないのは100インチ(W2215×H1246)を2.7mの位置で観ているからなのだろうか。次からはあと20cm前に出て観てみよう。


ということで、「DLA-X3お別れ視聴会」でやっと試してみた。2.5メートルの位置で見ると衛星パンドラのジャングルの木々に取り囲まれている様な感覚になる。20センチの差が予想以上に大きく3D効果に影響すると実感した。4Kになったら1.9メートルというのは、余りにフロントスピーカーに近づき過ぎで音響的には難がありそうだ。(苦笑)

パナソニックTH-L37DT3は置いてあるテーブルの長さから約1メートルの位置で見ているが、これが2.2Hなので視野角的に不満を感じない理由だと納得した。

X3とVW500ESの画質の違いを比較出来るよう、色々なソフトの気になるシーンをGX1&LUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8で撮影しておいた。果たして写真でも分かるほどの画質の差があるのか、全ては明日明らかになる。


posted by バンブーヤン at 23:59| 大商談会

2013年12月12日

JVC DLA-X3お別れ視聴会で観るBDソフトを集めてみた

アバックからSONY VPL-VW500ES入荷の連絡があった。最短で12/13(金)のお届けが可能との話だが、平日夜の受け取りとX3発送は時間的に厳しいので14日(土)午後でお願いした。

JVC DLA-X3はあと14時間視聴できるのだが相変わらず全然観ていない。そこでお別れ視聴会を開くことにした。VW500ESと比較して2Kと4Kの違いをしっかり実感出来そうなソフトを用意した。

1.4Kマスター
 1) 『THE世界遺産4K PREMIUM EDITION ‐ハイビジョン版‐』
 2) 『4Kマスターブルーレイディスクサンプラー 珠玉の自然映像集』
 3) 『サウンド・オブ・ミュージック』
 4) 『ウエスト・サイド物語』

2.3D
 1) 『アバター』
 2) 『塔の上のラプンツェル』
 3) 『ヒューゴの不思議な発明』

3.定番映画
 1) 『ダークナイト』
 2) 『スター・ウォーズ』
 3) 『恋の手ほどき』
 4) 『ムーランルージュ』

4.ミュージック
 1) 『Legends of Jazz Showcase』
 2) 『Hit Man: David Foster & Friends』
 3) 『Chris Botti in Boston』
 4) 『Celine Dion Live in Las Vegas A New Day』

5.アニメ
 1) 『AIR』
 2) 『魔女の宅急便』

4Kマスター比較が楽しみではあるが、実はブルーレイ発売初期のTVアニメBOXで、SDをそのままHDにアプコンしてギザギザドットが目立つ『AIR』、これをリアリティークリエーションがどう4Kに変換してくれるのかが一番興味がある。ジャギーを滑らかにしてくれるのだろうか。(笑)

色彩やコントラスト、解像度の違いを写せるか分からないが、一応デジカメで撮影しておこうと思う。

それにしても今回積まれたBDソフトの中からリストの作品を探し出していたら開封していない物がゾロゾロ出てきた。「あーこんなのも買っていたんだ」と楽しい驚きがあった。(苦笑)

さあ最後の2K視聴会の始まりだ…。
posted by バンブーヤン at 23:46| 所有ハード
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バンブーヤン
2011年6月に副業のつもりでアフィリエイトを始めたものの自分の興味のまま書き散らかしてブランディングに失敗したブログです。毎日その時自分が気になったことを書いています。
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