そのSONY VPL-VW500ES歓迎視聴会2日目は以下のソフトを観た。
1)『AIR』
ギザギザドットが目立つSDアプコンの『AIR』をリアリティークリエーションがどう4Kに変換してくれるのか期待して観た。
「これは酷い!」
X3よりジャギーが強調されて画質が劣化しており大変見苦しい。HD版が駄目ならとDVDのSD版を持ち出して観てみたが結果は似たようなもの。X3の場合人物がズームされるシーンでジャギーが増減するのがノイズの様に感じられて見辛かったが、それ以外の場面では余り気にならなかった。ところがVW500ESではアップに近いシーンでも顔の輪郭が気になる。
このまま『AIR』が観られなくなるのは悲しいので、何か解決方法がないか考えてみた。つまりリアリティークリエーションが悪さしているのだろうとオフにしてみたら、これが大正解。少し画が甘くなるが輪郭強調がなくなるのでジャギーが目立たなくなる。X3並み、いや画素が小さい分ギザギザが細かくなった様な気がするので画質アップと言えるだろう。
2)『THE世界遺産3D GRAND TOUR』
「フレームパッキング方式3D」の良さは分かったので次は「サイドバイサイド方式3D」がどう観えるか試してみた。ところがBD-REに焼いた番組を再生しても「オート」では「左右分割方式」と認識してくれない。仕方ないので「3D」にすると「シミュレーテッド3D」となり左右分割されたまま3D化される。(笑)
取扱説明書P39によると「3Dフォーマット」と言う項目があり「シミュレーテッド3D/左右分割方式/上下分割方式」が設定出来る筈なのに色々試してもこの項目が表示されない。
他の「サイドバイサイド方式」3D番組はどうなのか試してみたが、唯一「オート」で認識したのはBS11で6/29放送の3D紀行特別版『水中最速のプレデター!バショウカジキの海へ』だけ。3D情報信号を正しく認識してくれた様だが、他の番組が何故駄目なのか、「3Dフォーマット」メニューが表示されない理由等、色々調べなくてはならないようだ。
なお「サイドバイサイド方式3D」は960×1080解像度となるので、明るいVW500ESの3Dでは水平方向の解像度不足を感じることがある。こちらもリアリティークリエーションをオフにした方が良いかも知れない。
リアリティークリエーションも万能でないと分かったことが今日1日の成果だ。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image