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2017年02月26日

【速報版】2/26(日)もCP+2017へ行き注目のカメラ新製品を見てきた

17/02/26(日)もCP+2017へ行き12時から17時まで見学して来た。日曜だけあって昨日より混雑していた。今夜も【速報版】として簡単にレポートしたい。

1.パナソニック
 LUMIX DMC-GH5のハンズオンコーナーが15分待ちと短くなったところで並んで操作してきた。GH5はGH4に対し6Kフォト等の新機能追加と既存機能強化が行われているが実際操作してみると余り違いが分からなかった。GH4と同様ボディは大柄でボタン操作は楽だが私には大き過ぎる様に感じた。

170226a.jpg


DMC-GX7MK2Kも操作してきた。このモデルにはグリップがあるが、GF9より大柄で重くなっている為これでも小さく感じてしまう。説明員と話す機会があったが、ユーザーからもグリップが小さいとの意見が多いそうだ。GMシリーズの後継機種を尋ねたら噂通りGFシリーズに集約されたとのことだった。GMの質感の良さは好みだっただけにGFの価格相応の作りは残念だ。

2.キヤノン
 4Kプロジェクター4K501STによる「THE世界遺産」の上映を行っていた。カメラマンによるセミナーでも静止画だけではなく動画が再生されることが多く、今ではデジイチで動画は当り前の様だ。

もっともスマホは写真だけではなくムービー撮影も出来るのだからデジイチで撮影した動画がどれだけ高画質かアピール出来なければスマホに市場を食われるだけということもあるのだろう。

日本マイクロソフトもCP+初参加でSurface Bookを売り込んでいたし、このイベントも色々と変わって来ている様だ。

2017年02月25日

【速報版】CP+2017へ行き注目のマイクロフォーサーズの新製品を試写してきた

寝坊したものの予定通りCP+2017へ行き12時から18時まで見学して来た。今年のCP+も老若男女幅広い入場者を集め大盛況だが、キタムラやニコンの苦境を聞いていたので少し華やかさに掛けている様に見えた。今夜は【速報版】として簡単にレポートしたい。

1.オリンパス
 OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II試写コーナーに並んだ。バスケットボールプレーヤーの動きを追うAFの性能の高さと連写速度の速さ、EVFのブラックアウトの短さと少し操作しただけでフラグシップモデルの凄さを体感することが出来た。しっかりと作られたボディは質感が高く約500gという仕様より重く感じる。相変わらずメニューは分かり辛く私の手には余る多機能ぶりだ。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROはカットモデルの展示を見つけたが実物を操作することが出来なかった。

ブースの作りが撮影体験コーナー中心に設けられ、動体にはバスケットボールを使うところがソニーとそっくりと思ったが、そういえばそんな関係でした。

2.パナソニック
 LUMIX DMC-GH5を操作したかったがハンズオンコーナーの列が長く今日は触ることが出来なかった。LUMIX GF9はコンパクトで軽く使い勝手が良い。ただフラットなボディは持ちにくくグリップの出っ張りが少しでもあればと思える。このサイズで4Kフォトが使えるのだから私にはこのモデルで十分みたいだ。

LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.を見つかられなかったので明日こそ触ってこよう。

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会場外の通路では各地の観光誘致のブースが設けられゆるキャラ達が集客していた。今年のシーピープラスは観客増に向けて色々なことに取り組んでいる様だ。

今週は毎日残業で寝不足が続き、帰りの電車はうっかり寝過ごして浅草まで行ってしまい、そこから東武伊勢崎線に乗り換える羽目になった。CP+でも昼休憩が1時間以上と長くなり見学時間が短くなってしまった。今夜は早く寝ることにしよう。

【関連リンク】

『カメラのキタムラ129店閉鎖の衝撃。街の写真屋を殺したのは誰か』
 http://www.mag2.com/p/news/239955

『ニコン、最終赤字90億円に拡大 17年3月期』
 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL13HWN_T10C17A2000000/

2016年03月29日

CP+2016:SDアソシエーションブースでSDカードの選び方セミナーを聞いた

3/26(土)AJ2016へ行く途中Huawei Ascend G620S-L02/Wでイングレスを起動しようとしたら最新版に更新する様メッセージが出た。自宅ではWiFi接続しているのでいつも自動的に更新される何故今回されないのかと思ったらストレージ空き容量不足でダウンロード出来なかったのが原因だった。

いつもブログのネタにとイングレスやパズドラのスクリーンショットを撮りまくっていたのが原因だろう。暇を見て不要なスクショを削除していてら待機列中に酷使していたこともあり帰宅途中でバッテリーが切れてしまった。地元のポータルが壊されていなかったのは幸運だった。

iPhone 4S 64GB Whiteと同じ感覚で撮っていたが「設定/ストレージ」で確認するとG620S-L02の端末ストレージは8GBしかない。その半分をAndroid OSが占めていてユーザーは4GBしか使えない。調子に乗ってPanasonic、YAMAHA、OPPOのアプリ等をインストールしていったら3GBも使っていた。スクショの423MBなんて可愛いものだ。

G620S-L02はmicroSDカードで最大32GBまで拡張出来るので助かる。なるほどSDカードスロットを持たないiPhone SE は64GBモデル一択と言う記事が書かれる訳だ。

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このままでは不便なのでmicroSDカードを購入しようと検討する際にCP+2016の「G-06:SDアソシエーションブース」でSDカードの選び方のセミナーで聞いたことが参考になった。今も覚えているのは以下の3点だ。

 1)SDカードは大容量の方が壊れにくい。使う予定の倍の容量モデルをお勧めします。
 2)SDカードのフォーマットはデジカメのメニューから行うか、SDAのHPからダウンロード出来る「SDフォーマッター」のご使用をお勧めします。
 3)microSDカードアダプターは製品同梱の物を使うこと前提で性能を保証しています。

確かにSDカード出し入れの時の取扱ミスが故障の原因にもなるだろう。デジカメのスロットに入れっぱなしの方が安全と言うのも一理ある。フラッシュメモリのセルの寿命も大容量の方が長くなるので納得して聞いていた。

アマゾンで見てみるとmicroSDカード32GBが1,300円前後で売っている。本当に安くなったものだ。(^_^)


2016年03月15日

CP+2016:「ゆる鉄」写真家中井精也氏のプレゼンテーション3つをハシゴしてきた

シーピープラスの魅力のひとつがプロカメラマンのセミナーやトークショーに参加出来ることだ。16/02/27(土)と16/02/28(日)のイベントを観て回ると、私が気付いただけで3社にて「ゆる鉄」写真家中井精也氏のプレゼンテーションが行われていた。

私が中井精也氏に注目し始めたのは2013年後半頃なのだが、2014年4月からNHK BSプレミアム『中井精也のてつたび』の放送が始まったこともあり知名度は高く大勢の見学者を集めていた。

エプソンブースでは『中井精也スペシャルトークショー』にて「ショップ店頭でのプリントは手軽だが光沢紙しか選べない。それに比べて自宅プリントであれば作品に合わせた用紙が選べる」と言った旨の話をしていた。

ソニーブースでは『伝えたい 美しきに日本の鉄道情景 with α7R II&α7S II』と『光を求めて カシオペアの夜』の2テーマで話をしていた。JR東日本の寝台特急カシオペアのロケハン撮影では途中高熱を出し、病院へ行ったあとでも撮影を続けたと言うのだから本当に鉄道撮影が好きでないと出来ないハードな仕事だと思う。こんな苦労話もユーモア交じりで話して笑わせてくれるから人気があるのだろう。

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ニコンブースでは『PRIDE OF JAPAN D500+SHINKANSEN』というタイトルでデジタル一眼レフカメラの新製品D500による北海道新幹線撮影に関する苦労話や裏話を聞かせてくれた。”ゆる鉄”のイメージがあったが冬の北海道は気候が厳しく、完全に”ガチ鉄”撮影の努力があってこそ魅力的な1枚が撮影出来ることが良く分かった。

最後に撮影した写真を素材にしたスライドショーを上映したが、2/27(土)の回では途中スライドが飛んだと言うことで再度上映するハプニングがあった。「4Kスクリーンになってから起きる様になった」と説明していたが、扱うデータ量が大きくなり処理が追いつかないと言うことだろうか。

このスライドのBGMを聞いて曲名が思い出せず帰宅してからもずーっと記憶を辿っていた。作曲者は久石譲氏で間違いないがジブリ作品の曲ではない。「何だっけ…」と一晩頭の片隅で考えていたら翌日会場で思い出した。『NHKスペシャル 驚異の小宇宙 人体』のテーマ曲「THE INNERS〜遙かなる時間の彼方へ」だ。強く印象に残っているのに最近聴いたこと無い理由が分かりすっきりした。(^_^)

中井氏のホームページで確認したらサンディスクブースで『世界を旅するSanDisk』というステージも担当したらしい。軽快なトークは楽しいので、こちらも参加すれば良かったとちょっと後悔した。来年は中井氏のタイムテーブルを確認してから会場へ行くことにしよう。



【関連リンク】

『アシマネけんたのいちてつ奮闘記』
 http://railman.cocolog-nifty.com/ashimane_kenta/

2016年03月01日

CP+2016で実写対決!「FE 85mm F1.4 GM」vs「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2」!!

CP+2016でソニーα7R II(最安値約37万円)+FE 85mm F1.4 GM(予価20万円前後)で撮影したSDカードをパナソニックTH-L37DT3に挿してモデルさんの写真を鑑賞した。縦構図だとA3用紙より少し大きなサイズとなる。

さすが35mmフルサイズ4240万画素の解像感という写りでモデルさんの化粧ののりや肌の調子まで分かりそうだ。開放F1.4で撮れば背景はボケて被写体がくっきりと浮かび上がる。

ベストな撮影条件とは言え「ファストハイブリッドAF」の速度は快適で、瞳AFの精度は高く1枚も外している写真はなかった。実に高性能なフラグシップモデルだ。

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FE 85mm F1.4というポートレートレンズとなればお気に入りのノクチロンと写りを比較したくなるところ。幸いなことにソニーブースでは持参しているカメラでの撮影も可能なのでLUMIX DMC-GM1(最安値約3.2万円)+LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S.(最安値約12万円)でも数枚撮影した。

GM1は顔認識AFを搭載しているが、瞳認識AFは後継機のGM1Sからの採用となる。この為GM1では顔のピントが甘く感じる。その為肌が滑らかに見えてモデルさんには優しい画だ。(^_^;;

1600万画素で十分と思っていたが4000万画素と比較すると解像感が甘くボケは固い。カメラ本体価格は10分の1なのにここまで写せるGM1のコストパフォーマンスの高さには感心するものの、1度フルサイズのぼけと4000万画素の解像感を味わってしまうと「いつかはフルサイズ」という気持ちになってくる。

どうやらソニーの術中にハマってしまった様だ。

2016年02月29日

【速報版】16/02/28(日)CP+2016へ行き新製品カメラとレンズの実写データをもらってきた

16/02/28(日)もCP+2016へ行き11時から17時まで見学して来た。今日も【速報版】として簡単にレポートしたい。

1.オリンパス
 再度OLYMPUS PEN-F試写コーナーに並び、持参のSDカードにPEN-F 12mm F2.0レンズキットの撮影データをもらってきた。ミニカーと懐中時計しか被写体がなかったが、時計の精密なメカニズムがしっかりと写っていた。

OLYMPUS OM-D E-M1 ボディとM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROの組み合わせで試写してきた。実物を持つと重量1270gはずっしりと重く手持ち撮影では被写体を安定して捉えるのは難しく感じた。ドットサイト照準器 EE-1も付いていたが使い方が分からなかったのはナイショだ。(^_^;;

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持参のSDカードでデータのお持ち帰りが可能だったのでもらってきたが、PCの等倍画面を見ても遠くのCanon、COSINA、Manfrottoブースのロゴがクッキリ色鮮やかに写っていて驚いた。確かに凄い描写力を持ったレンズの様だ。

2.ソニー
 α7S II(実売36万円)で鉄道模型の夜間撮影を体験出来るコーナーがあった。持参のSDカードでデータのお持ち帰りが可能だったのでもらって来てISO 51200のデータを見るとなかなか綺麗で実用的に思える。PCの等倍画面を見るとザラザラとノイズ満載だがISO 5万という高感度とは思えない画だ。

α7R II(実売37万円)ボディでFE 85mm F1.4 GM SEL85F14GM(予価20万円前後)でモデル撮影が可能なコーナーがあり持参のSDカードでデータのお持ち帰りが可能だった。瞳にピントを合わせてくれるとの説明があったが、PCの等倍画面を見ると見事に瞳にピントが合っていてAFの精度に感心だ。5分間という短い時間だったが明るいポートレートレンズでの撮影は大変楽しいひと時だった。

撮影データと言うお土産ももらえ帰宅してからも楽しめる充実したCP+だった。


2015年04月21日

MSKK『次のカメラライフへ』プレゼントキャンペーンのレンズ5本はどれが一番お得か調べてみた

日本マイクロソフトから「カメラ好き必見! 豪華プレゼントが当たるキャンペーン」という電子メールが届いたのでカメラ好きの私は迷わず開封してみた。内容は「春にぴったりな写真活用術」だった。写真ファイルの保存先をOneDriveしようと言うプロモーションでキャンペーンのプレゼントは次の5本のレンズだ。どの位豪華なのか思わず価格.comで最安値を調べてしまった。(^_^)

1. Canon EF70-200mm F2.8L USM 145,646円
2. Canon EF24-70mm F4L IS USM 106,000円
3. Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR 138,849円
4. Nikon AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR 53,604円
5. Sony E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS SELP18200 102,800円

さすが10万円越えのレンズが選ばれている。

その中に何故5万円台のレンズが1本入って入るのかと思ったらニコンには10万円台の標準ズームレンズが無いようだ。AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDは181,500円だから予算超過なのだろう。

同じくキヤノンは新製品のEF70-200mm F2.8L IS II USMがあるが、こちらは223,679円なので予算内の旧モデルが選ばれている様だ。

キヤノン、ニコン、ソニーと一眼レフカメラシェアベスト3のレンズを選んでいるのも手堅く適切な選択だがマイクロフォーサーズ愛用の私にとってはパナソニックとオリンパスのレンズが含まれていないのが残念なところ。まあそれでも一応応募してみようか…。



【関連リンク】

『次のカメラライフへ』プレゼントキャンペーン
 http://www.microsoft.com/ja-jp/office/campaign/photo/default.aspx?CR_CC=200617536

2015年04月05日

天に火の花、地に桜、iPhone 4sで花火を撮ってみた

今日外出したところ予定より帰りが遅くなり19時過ぎとなってしまった。すっかり暗くなった夜空に突然花火が上がった。近くで花火大会が行われている様なので寄り道してみた。

普段は花火大会といったリア充ご用達のイベントの人混みに近づくことは無いのだが、打ち上げ場所が近く、想像より人出が少なかったのでついつい見学してしまった。

花火上昇時の空を切り裂く音、爆発音の低音が空気を震わして迫力があり快感だ。パチパチと音を立てて花火が夜空に広がるのも耳に心地よい。実にオーディオ的なイベントだ。音のダイナミックレンジが広いのでICレコーダーでハイレゾ生録したくなる。(笑)

暗い夜空に花火が広がる光景は輝度差が大きく大量に打ち上がった時などはかなり明るい。ビジュアル的にもハイダイナミックレンジな被写体で4Kビデオの撮影をすれば手の込んだ仕掛けもしっかり記録出来たことだろう。

カメラの被写体として花火は手強い相手だ。暗いからシャッタースピードは遅くなるし、夜空にピントを合わせ難い。三脚とマニュアルフォーカスを使うことになる。一瞬で咲き誇るからシャッターチャンスをものにするのも大変そうだ。

自分の趣味に繋がることが多く、近くで見る花火がこんなに面白いものとは知らなかった。夏の花火大会の人出の多い理由が分かった気がする。複数の花火が一斉に打ち上がるシーンを見ていたら「ミサイルコマンド」と言うアーケードゲームを思い出してしまった。(笑)

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既に桜も満開を過ぎ花弁が落ちて葉もちらほらと見えている。撮影時期は過ぎたと判断して今日はGM1を持って来なかったのを後悔した。仕方なくiPhone 4sで撮影したが予想以上に綺麗に撮れていて感心。伊達にF2.4レンズ800万画素のカメラではないということだ。33ミリ(35mm判換算)と広角なのも花火向きの画角だ。花火をバックに夜桜を写したら素敵な写真が撮れるような気がする。やはりGM1で撮影したかった。

iPhone 4sはワンタッチで静止画から動画録画に切り替えられるのも便利だ。動画を見直すと花火の迫力がいい感じで映っている。それにしても今日は一日曇空で気温が低い上に風も吹いていて結構寒かった。風邪をひきかねない花火見学だった。(苦笑)


2015年02月19日

CP+2015:2/14(土)、2/15(日)のキヤノンメインステージプログラムは4K大型ディスプレイが人目を引く!

2/14(土)と2/15(日)の両日CP+2015へ行き各社ブースを一通り見て来た。その中でキヤノンブースを少し詳細にレポートしたい。

キヤノン
 メインステージは4K大型ディスプレイが設置されており各カメラで撮影した写真を美しく映していた。大きく重いデジタル一眼レフカメラには興味は無いのだがついついプログラムを見てしまった。

2/14(土)15:05「EOS 7D Mark II やはり鉄道撮影には最高のカメラだ!/写真家 長根 広和」
 約2020万画素APS-Cサイズセンサー搭載、約10コマ/秒連写性能、AIサーボAF III、EOS iTR AFの高度な追尾アルゴリズムと鉄道撮影に最適な機能満載と説明があり、実写サンプルを見せてくれた。

位相差検出方式は動体撮影に強いと聞いているが、追尾精度の高さで連写中でもピントを外すことがないというのは凄いと感心、確かに撮鉄向きのカメラの様だ。

2/15(日)11:55「EOS 5Ds/5Ds R 5000万画素の高解像度が撮影現場を変える!/写真家 望月 孝×開発者トークショー」
 開発者からは色々な被写体を写すのであれば汎用的な5Dsを、自然写真等解像感優先なら5Ds Rを選択するようアドバイスがあった。望月カメラマンは6月の発売までどちらのモデルを購入するか悩むつもりと語っていた。

これだけ高画素になるとちょっとしたブレが写真の品位を落としてしまうので「ミラー振動制御システム」を新規開発したこと、その動作説明用のCGアニメーションは数回修正をお願いした程こだわって作ったそうだ。

5000万画素なのに約5コマ/秒連写性能があると言うのだから驚かされる。この画素数によりクロップ撮影1.3倍で約3050万画素、1.6倍で約1960万画素と標準的なAPS-Cセンサー画素数を維持できると言うのだから本当に実用的だ。

2/15(日)13:00「EOS 5Ds・EOS 5D Mark III・EOS 7D Mark IIで捉える鉄道風景/写真家 山崎 友也」
 5000万画素約5コマ/秒連写性能で撮れる鉄道写真、35mmフルサイズ約6コマ/秒連写性能で撮れる鉄道写真、APS-Cサイズセンサー約10コマ/秒連写性能で撮れる鉄道写真の実写サンプルを見せながら各モデルの魅力を語ってくれた。

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キヤノンの底力を実感させられる魅力的なカメラが揃っていると素直に思った。APS-Cの次はフルサイズ、そして5000万画素とハイアマチュアにその上を目指したくなる商品構成は趣味性の高い製品を売るには必要な仕掛けだろう。

4Kフォト800万画素ではもう訴求力はないと思ってしまうほど今後も高画素化は進みそうだ。8Kフォト3200万画素であれば戦えるがフォーサーズのセンサーサイズを考えると高画素化による悪影響が懸念される。マイクロフォーサーズ規格のコンセプトは良いので大口径で明るいレンズとそれに見合ったボディを揃えて欲しいと思う。


2015年02月18日

CP+2015:2/14(土)、2/15(日)のオリンパスとパナソニックブースはユーザーが満足するサービスあり!?

2/14(土)と2/15(日)の両日CP+2015へ行き各社ブースを一通り見て来た。その中でオリンパスとパナソニックブースを少し詳細にレポートしたい。

1.オリンパス
 受付でオリンパス製カメラを見せるとOM-D E-M5のオリジナル携帯ストラップがもらえた。2/14(土)はうっかりSTYLUS XZ-10を持って行かなかったので2/15(日)は提示する為だけに持って行った。(苦笑)

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II試写コーナーでは2/14(土)は暗い高倍率ズームの為ISO1600撮影となりガッカリ画質だった上に何故かカメラの日付が2/18(水)となっておりピクチャライブラリで意図しない並べ順となってしまった。(苦笑)

2/15(日)はフラッシュが付いていたこともありISO200で撮影出来た。M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIは高倍率ズームレンズなので画質に期待していなかったがモデルの肌の肌理や化粧のノリまでしっかり記録している写りの良さに感心だ。これを見るとLEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2やLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8レンズに交換して撮影した写真も見てみたい。

ボディ内手振れ補正はシャッターを切るまで止まらないと聞いていたが実際高倍率ズームで構図を決めようとするとふらふら動いていてなかなか難しい。シャッターボタン周囲にファンクションボタンが3つもあるので慣れないと誤操作を誘発してしまう。もっとも触っているうちに慣れないカメラを操作する楽しさに気付かされてしまった。(笑)

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2.パナソニック
 4K PHOTOによる新しい写真文化創造を提案していたが来場者には今一つその魅力が届いていないようだった。集客力もオリンパスを含む他社に差を付けられている様に見えた。4Kフォトだと800万画素になってしまうこと、動画から静止画を切り出すということがシャッターを切ると言う写真撮影の楽しさを損なう様で興味を持ってもらえないのかもしれない。同じ機能でも30コマ/秒の連続撮影速度とアピールした方が写真家から注目されるのではないか。

2/15(日)最終LUMIXセミナーの最後にルミックスカメラユーザーの希望者がステージに上り写真家のアドバイスを受けながらモデルの撮影をすることが出来た。レンズもライカ等の明るい単焦点レンズを借りることが出来るので、その写りを帰宅後に楽しめることだろう。私は人垣の間から撮影していた。(笑)

ルミックス ミラーレス一眼のボディとレンズの無料診断&クリーニングを行っていたが2/14(土)は既に長い列が出来ていたので空くのを待っていたら午後には受付終了となっていた。2/15(日)は入場後すぐに並んだので30分弱でLUMIX DMC-GM1とLEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2を預けた。

自分では綺麗に使っているつもりだったが11カ月経過でそれなりに汚れていた様でピカピカになって戻ってきたカメラとレンズに感動してしまった。本当にありがたいサービスだ。受け取る前に手を洗っていなかった為触ったら液晶モニタに自分の指紋が付いてしまったことが悲しかった。(涙)

他社も自社製品のユーザーへの感謝サービスを行っておりファン作りに工夫を見せていた。
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