普段は花火大会といったリア充ご用達のイベントの人混みに近づくことは無いのだが、打ち上げ場所が近く、想像より人出が少なかったのでついつい見学してしまった。
花火上昇時の空を切り裂く音、爆発音の低音が空気を震わして迫力があり快感だ。パチパチと音を立てて花火が夜空に広がるのも耳に心地よい。実にオーディオ的なイベントだ。音のダイナミックレンジが広いのでICレコーダーでハイレゾ生録したくなる。(笑)
暗い夜空に花火が広がる光景は輝度差が大きく大量に打ち上がった時などはかなり明るい。ビジュアル的にもハイダイナミックレンジな被写体で4Kビデオの撮影をすれば手の込んだ仕掛けもしっかり記録出来たことだろう。
カメラの被写体として花火は手強い相手だ。暗いからシャッタースピードは遅くなるし、夜空にピントを合わせ難い。三脚とマニュアルフォーカスを使うことになる。一瞬で咲き誇るからシャッターチャンスをものにするのも大変そうだ。
自分の趣味に繋がることが多く、近くで見る花火がこんなに面白いものとは知らなかった。夏の花火大会の人出の多い理由が分かった気がする。複数の花火が一斉に打ち上がるシーンを見ていたら「ミサイルコマンド」と言うアーケードゲームを思い出してしまった。(笑)
既に桜も満開を過ぎ花弁が落ちて葉もちらほらと見えている。撮影時期は過ぎたと判断して今日はGM1を持って来なかったのを後悔した。仕方なくiPhone 4sで撮影したが予想以上に綺麗に撮れていて感心。伊達にF2.4レンズ800万画素のカメラではないということだ。33ミリ(35mm判換算)と広角なのも花火向きの画角だ。花火をバックに夜桜を写したら素敵な写真が撮れるような気がする。やはりGM1で撮影したかった。
iPhone 4sはワンタッチで静止画から動画録画に切り替えられるのも便利だ。動画を見直すと花火の迫力がいい感じで映っている。それにしても今日は一日曇空で気温が低い上に風も吹いていて結構寒かった。風邪をひきかねない花火見学だった。(苦笑)
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