22/12/07(水)にヤマハCX-A5100(H)とMX-A5000(H)のDolby Atmos対応11.1chスピーカー構成ホームシアターが(仮)完成した。次回システムを更新する時のために作業記録を残しておこうと思う。
3回目はスピーカーケーブルZONOTONE 6NSP-Granster 2200α 50m×2巻の切り分けだ。購入者レビューを読むと外皮は厚く切断時に「熱成形カッター(ホットナイフ切削工具)」があると楽とあった。昔スピーカーケーブルを剥くのに普通のカッターを使ったら力は必要だし、力を入れ過ぎたら細い導体を数本切ってしまった。
この作業を11本両端の外皮とプラスマイナスケーブルの総合計66回行うこと考えたらホットナイフは必須と考えアマゾンで検索したところ同等の商品が3社から発売されている。
カスタマーレビューの多さと値段のどちらを優先しようか迷っていたところ「RONGTER熱成形カッター電気の空冷ホットナイフ切削工具キット」がカッター2本付属で9,600円ではあるが、半額クーポン利用により4,800円で購入出来ると分かりこれを購入した。
それにしてもこの製品は写真と説明文を見るとどれも同じに見えるからOEMの様だがどのメーカーがオリジナルなのだろうか?
レーザー距離計ボッシュZAMO3のお陰でパワーアンプから各スピーカーまでの必要な長さが出たのでExcelの表を作成し計算した。[SP端子から床][SP床から壁][SP壁から横角まで][部屋縦4.5m][天井高2.4m][部屋角からAMPまで][床からAMP端子]の7か所を11本のスピーカーごとに加算して必要な長さを決めた。
パイオニアのS-1EXはスピーカー端子まで0.5m、S-3EXは0.3m、背面壁までの距離も同じだった。本当はもっと壁から離したいのだが約12畳のリビングにトールボーイスピーカー4本を置き100インチスクリーンを設置するとこうなった。
壁に取り付けるCambridge Audio Minx Min22は[SP端子から床][SP床から壁]はなし、パイオニアのS-〇EXシリーズは[天井高2.4m]がなしだ。
50mを使い切ろうと余裕を持ってフロントSP:13m、フロントプレゼンスSP:13m、リアプレゼンスSP:10m、サラウンドバックSP:9m、サラウンドSP:5m、センターSP:10mと決めた。
ケーブルの長さは金巻尺で計ったが固いケーブルにカール癖が付いており何度計っても正確な長さになる気がしない。数回計り誤差が最小になったと思えたら切っていった。
ヒートカッターナイフのアーク溶接刃を使えば固い外皮と天然綿糸は簡単に焼き切れプラスマイナスの導体2本はペンチで来れば良い。ダイヤルで温度調整するのだが目盛りもマークも付いていないからどの程度熱くなっているのか切ってみないと分からないのが不便だ。丁度良い温度であればスパッと切れて余り煙が出ないので何か目印が欲しいところだ。またキャリングケース付きだが刃を入れる場所が無いのは何故だろう?
期待以上に早く5本に切り分けられたが、最初の1本を誤って14mで切ってしまった。だから最後のサラウンドSP用は4mになる筈だが、実測すると5.12mあった。やはり長めに巻いてある様だ。
1巻き分50mをRチャンネル用5本に切ったところで、再確認したら残り1巻きをLチャンネル分として切るとセンターSP分10mが足りないことに気づいた。計算しておきながらセンター分を切り分けるのを考慮していないとはアホ過ぎる…。orz
残り50mからどう6本を切ろうかと一晩考えた結果、1巻き50mからフロントSP:12.5m×2本、フロントプレゼンスSP:12.5m×2本の4本に切り分けた。
昨日切った5本のうち間違えて14mに切った1本を半分の7m×2本に、13mを9mと4mの2本に切り分けて、リアプレゼンスSP:9m×2本、サラウンドバックSP:7m×2本、サラウンドSP:4m×2本、センターSP:10mの7本を揃えた。1.12m余ったのは勿体ないが10m追加購入するより無駄がない。
14mミスが逆に修正案に繋がってくれたのは幸運だった。次はケーブルの末端処理だ。