この時レーザー距離計ボッシュZAMO3を購入したので久しぶりに視聴位置からS-1EX LTDとS-3EXの距離を測定し直し左右等距離になるように調整した。
その成果を1990年入手以来私のオーディオ・リファレンスである「SONY TECHNO FAIR ANNIVERSARY ALBUM」ゴールドCDの22トラック目「鳥の楽園〜セイシェル」で確認してみた。
2008/09/23(火) S-1EX LTD購入直後にもこのCDを試聴し波の音のリアルさに思わず反射的に足を上げてしまった記憶がある。今回久々に聞いたら海面が高くなり波で溺れている様な気分になった。ここにも地球温暖化の影響がっ!? (^_^;;
何故こう聴こえるのか考えたところ、S-1EXとS-3EXのエンクロージャー正面はプレシジョンカーブ形状なのでホコリが付きやすいのにここ数年サランネットを外して掃除していないことを思い出した。
購入して2〜3年の間は毎週末ネットを外して掃除機をかけエンクロージャーをマイクロファイバークロスで磨いていたのに、購入から10年過ぎた頃からネットを取っていない気がする。ネットを外すと黒いエンクロージャー正面がホコリで白く雪化粧していた。お恥ずかしい限りだ。(>_<)、
CSTユニットとウーファーにもホコリが積もっている。せっかくマグネシウム振動板やアラミド織布とカーボン不織布の3層ラミネート振動板を採用し軽量化を図っているのにこれではホコリで重くなるし音質も変わっていそうだ。掃除機で丁寧にホコリを吸引しマイクロファイバークロスで優しく拭いて汚れを取った。エンクロージャーもマイクロファイバークロスで磨いた。
今回の試聴には関係ないがついでにS-3EXとS-7EXも同様に大掃除した。やはりサランネットとエンクロージャーの隙間が大きいS-1EXが一番汚れていた。
再度「鳥の楽園〜セイシェル」を試聴してみた。今度はかなり海水面が低くなり波が来ても溺れることは無くなった。14年前みたいに足が反応しないのはCDと分かっているからか、14年分耳が衰えたのか理由が気になる点ではある。
感性が鈍らないよう2023年は良い音楽と映像をもっと楽しむことにしよう。
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