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2018年01月26日

現任教育

A社に入社して半年が経とうとした頃、現任教育を受けるようY課長から指示がある。
夜勤明けだが「寝てていい」とY課長。

警備員は半年ごとに現任教育を受けるよう義務付けられている。
地元警備業協会の主催する会場で参加する。ウトウト。

講師は元刑事で、いわば天下り。竜馬がやられたときのエピソードなどを話してくれた。
隣の席には同じくA社の先輩で交通誘導警備隊員である先輩が、僕にこうささやいた。

「もしこの業界で転職するなら○○ビル管理」交通誘導警備は長くするものではない
と言いたかったらしいが、当時ビル管理会社についても良く知りませんでした。

2018年01月27日

交通誘導警備検定の話

変更、変更でY課長に振り回されていた時、Y課長は僕にある話を持ち掛けました。
交通誘導2級検定を取らないか、と

返事はしませんでした。Y課長の指導力なら合格へ導けると自信ありげでしたが。
交通誘導警備に嫌気がさしてきた頃、旗振りの現場にはまるのも嫌だな〜

交通誘導警備も、人手不足でした。
正確に言うと、使える人材が不足していました。

後で分かった事ですが、交通誘導で使えない隊員を施設警備で使う
配置を当時行っていたようです。A社の施設警備のレベルもそれなりでした。

2018年01月28日

Y課長の秘蔵っ子、登場

春も近づいたある日、Y課長は僕にいい刺激となる人材が来たと告げました。
Y課長を頼ってA社にやってきたI隊員でした。

彼は交通2級検定を持ち、前社では交通誘導警備のエースでありました。
Y課長が育てた人材の最高傑作と言わんばかりでした。

彼は僕と同じ現場に入り、判断・動作・気の利かせ方など実力を発揮し
「A社の交通誘導はなんてレベルが低いんだ」と語っていました。

Y課長の思惑通りなら、I隊員を軸とした極上の交通誘導警備隊に
僕は組み込まれるはずでしたが・・・

2018年01月29日

無線が・・・

春になり夜勤の寒さが和らぐ頃、片側交互通行の日勤の現場に入る。
3人現場で年配の隊員2人と組んだ現場。

無線のやりとりが命なのだが、相手の隊員は聞こえん、聞こえんと連発。
こちらは声を枯らしているのに・・・

収集がつかなくなり、事務所に電話してY課長に新しい無線機を持ってきてもらう。
現場まできたY課長は迷惑そうな表情でした。

自分の事は棚に上げ、他人ばかり攻撃する悪しき面が出たと分かったのは後日の事でした。
特に交通誘導警備は言葉が悪くなる傾向にあります。

2018年01月30日

このおじさん、ダメ

昨日の記事と同じ片側交互通行の現場での
事、その日は一人応援で別の会社から隊員が
来ていました。



例の無線が聞こえんと文句を言う
年配の隊員は今日も現場に。



朝その隊員は自分は真ん中をすると
僕に告げ勝手に配置に着きました。



面倒な両端はしたくない、
若いものがすればいいとの考えか。



僕が交互通行両端の一端に着くと、
現場監督がやって来てポジションチェンジを
指示しました。



僕が真ん中に行くようにと。
監督曰く「このおじさん、ダメ」



溜飲が下がる思いがしました。
見てる人は見ていると。



結局その年配隊員は自分の劣化を棚に上げ、
わがままを言っていただけでした。

2018年01月31日

交通誘導警備、卒業!

声を枯らす片側交互通行の現場を終えたGW明けのある日、
事務所に呼ばれ行くと入社時にお世話になったK部長が待っていました。

調子はどうかと、世間話から入ると部長は本題の話を始めました。
新規施設警備、市役所の警備が取れたんだが一人欠員が出た。

君に打診をしようかと思ったんだ。君は元々施設警備希望だったよね。
さすが部長、覚えていてくれた。僕はもちろん「お願いします」

とりあえず研修のスケジュールを組んでもらい市役所へ行くことに。
A社に入社して7か月余りで道路で旗振りの日々からは卒業となりました。

※来月からは施設警備編がスタートします!お楽しみに?
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亡社のイージス
かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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