アフィリエイト広告を利用しています

2021年04月19日

施設警備への登竜門

僕が警備員だった頃、交通誘導警備に
従事する隊員は、施設警備には行き
たがらない人が多かった。



最大の理由は「気を使うから」
何となくわかります。公共施設などは
不特定多数の人を相手にします。



施設警備も現場によりけりで、文化施設で
あれば来客は限定され、苦情電話の対応も
少なかったりします。



市役所など住民との距離が近いもの、あと
商業施設や病院といった施設は、独特の
クセがあったりします。



交通だけでなく施設もできれば活躍の幅が
拡がります。適性があるので無理強いは
できませんが・・・



しかし、食わず嫌いだったら勿体ない
ことです。



今回は施設警備に従事する機会があれば、
乗ってみたらといった話をします。



交通誘導警備のメリットは、時給換算で
施設警備に勝るという点。



昼までで現場が終わり下番しても、1日
分ももらえる会社もあったりします。



加えて自分のやり方をある程度通せる
メリットもあります。



接触する人たちも限られ、現場監督と
上手く行けば、あとは隊員間の相性です。



体力勝負の力業で、ガッツリ稼ぎたいと
いう人に向いています。ただ今は労働時間
の縛りが厳しくなってきていますが。



話は脱線しましたが、僕が最初に就職した
A社で交通誘導警備で活躍している、当時
若手の交通誘導隊員がいました。



彼も施設警備は気を使うから嫌と、
拒否していたのです。



A社が市役所警備を取り、僕も従事して
いましたが、市議会開催の時には議場の
立哨が増員になります。



そこで前出の彼が選ばれ、議会対応専属と
して来るようになりました。主な仕事は
市議会傍聴席の監視業務です。



私語や携帯操作など、議会規則に禁じられて
いる事を見張り、注意もします。議長が退場を
命じた人には、議場外に連れ出します。



初めての室内警備で、緊張感漂う議場立哨
を彼はこなし、評価されていました。



議会が終われば、交通誘導警備に戻って
行きましたが、ある時公共文化施設を
A社は落札しました。



そこへ応援ではなく、レギュラー隊員として
従事することになりました。最初は嫌がって
いたようですが、徐々に慣れてきたそうな。



彼は議会立哨という場で成功し、施設警備
への足掛かりとしたのです。



交通誘導とは違った、施設ならではの
緊張感を味わい、対応できた。



年に数回しかない市議会開催時の応援で、
時間は短くガッツリ稼げなかったけれど、
経験をガッツリ積めたようです。



何でもそうですが、0→1が一番難しい。
応援ではあったけれど、彼は施設警備の
経験者となった事が大きかった。



結論として、施設警備は気を使うから嫌と
いう人も、応援の話が来たら乗ってみるの
も仕事の幅を拡げるチャンス。



体験して合わないなら、次から断ればいい。
そもそもワンポイントリリーフ、スポット参戦
なら、ある程度気楽に臨めます。



交通誘導の隊員であっても、施設の現場で
変な事はしないだろう、といった使う側の
目論見があっての事です。



会社の看板たる施設警備で、失敗すると信用を
落とす恐れがあります。交通誘導で使えない
から簡単な施設警備に配置するのとは違います。



スポット参戦であっても、体験したことが
次の仕事につながる。これこそ警備業務の
醍醐味ではないでしょうか。

スキマ時間で楽しくポイントGET|マクロミル

↑Let's check
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前: 必須項目

メールアドレス: 必須項目


ホームページアドレス: 必須項目

コメント: 必須項目

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10624189
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
徳がない人 by 蟻の巣 (01/15)
by 誕生日 (05/15)
by シャネル スーパーコピー キーケース (02/03)
守・破・離 by すぐる (01/25)
by その他の世界一流スーパーコピー (09/20)
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
亡社のイージスさんの画像
亡社のイージス
かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
プロフィール