立哨、巡回、出入管理業務がイメージ
されますが、それだけでしょうか。
確かに上記は、主たる業務であることには
違いありません。今回はそれ以外の重要な
仕事もある、という話をします。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社時代の事でした。
外資系保険会社ビルを管理するB社は、
本社は東京。クライアント側の保険会社
も同様です。
故に、報告関係はパソコンで行います。
紙の書類などは、郵送です。
B社やクライアント側の保険会社の
セキュリティー部門とは、電子メールを
用いてのやり取りになります。
という事は、パソコンのスキルも要る。
大したスキルではありませんが。
報告は大抵、ワードかエクセルを用いて
作成します。大抵様式に入力するものです。
鍵などのチェックシートもひな形があり。
事務的作業のウエイトがかなり大きい施設も
ある事を知って欲しい。
B社に来る前の市役所警備では、報告関係
は手書きの書類でした。守衛室にはパソコン
もありません。
こういった旧態依然とした施設から、扉の
開閉もパソコンで管理する、最新の機器で
固められたビルに来たのは新鮮でした。
深夜〜明け方ビル内の社員が帰り、
防災センターで詰めている時間は、
事務的作業がメインとなります。
ペーパーレス推進のために、業務日誌など
をPDF化する作業もやっていました。施設
によっては、備品の手配もあるでしょう。
このような事務的作業は、本来の警備業務
ではないと、拒否する隊員も居ると聞きます。
確かに、交通誘導や雑踏では見なかった風景
です。警備しか知らない人には、すぐには
馴染めないかも知れません。
但し、僕個人の経験で言えば事務的作業、
管理業務は役に立ちました。
それまで一太郎や花子、ロータス123など
しか使った事の無かった僕には、時代から
取り残されずに済んだのです。(オーバーな)
僕が責任者でいる時間帯(夜間や休日)に、
トラブルが起こった時など、休憩仮眠時間を
削って報告書を作ったこともありました。
それはさておき、事務的な管理業務は警備を
離れた時に役に立ったのです。
僕は以前、警備業界からの脱出を志した時に
警備のような仕事で、警備業法の縛りを
受けない仕事に狙いを付けました。
これって、管理業務なのでは・・・
かつて僕が目指していた設備管理や駐車場
等の管理もそうです。ちなみに今の仕事にも
役に立っています。
管理業務と名のつくものは、事務的作業は
必須なのです。難しいことはありませんが。
なので、警備の先を見据えて仕事の幅を
拡げようと考えるならば、管理業務を行う
事は意義があります。
まとめると、一般に施設警備業務とされて
いる、立哨・巡回・出入管理の他にも重要
な仕事がある。
それは、報告や記録日誌などをパソコンで
行うなどの事務的作業(管理業務)。但し、
難しいスキルは要らない。
管理業務の占めるウエイトは、施設によって
まちまち。純然たる?警備業務ではないと
毛嫌いする隊員もいる。
それでも、警備の先を見据えて仕事の幅を
拡げることを考えるならば、管理業務を行う
意義が見えてくるわけです。
★LOLIPOP★
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