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2020年07月13日

1件づつ処理する

今回は、僕が警備員になったばかりのころ
先輩から教えられた基礎についてです。



交通誘導警備に従事していた頃の話ですが
、その他の警備でも使えるはず。



カテゴリ「プロローグ〜交通誘導警備編」
の頃です。警備という初めての世界に
飛び込んだ僕を先輩たちが導きました。



最初に言われたのが、「まず自分の身を
守る事を考えろ」でした。



例えば片側交互通行をやっている時に、
制止を無視して突っ込んでくる車両を
想定して、逃げる体制を作っておく。



これは警備の基本中の基本なのですが、
もう一つ、大事な事を先輩から教わり
ました。



それは、1件づつ処理すること。



交通誘導警備の現場では、いろんな車両や
歩行者まで入り乱れる時があります。



誘導を同時並行で行うのではなく、この
車両、この歩行者といったように1件づつ
処理を行う。



これは見落としがちで、慣れてくると横着
して複数を誘導しようとする気持ちになり
ますが、安全の為には1件ずつ処理する。



1件づく処理する姿は、安全に留意して
誘導を行っていると客観的に見えるもの。



これで文句を言ってくる人は、この現場
に限らず、モンスタークレーマーの可能性
大です。



初めて警備、それも交通誘導警備に従事
した時に、上記の事を指導できる人は
優秀なリーダーであると思います。



安全に留意するとだけなら、誰だって言え
ます。それを具体的なアクションにまで
落とし込んで説明できるかどうか。



交通誘導警備ではありませんが、もう一件
大事な事をお知らせしたい。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
の頃です。ホテルの駐車場警備に従事して
いました。



駐車場は狭く、立駐が20台分あるものの
平置きは10台分しかありません。



先輩が平置き駐車場で誘導を行っていた
時の事です。



バックで駐車してもらうので、後ろに
立ち誘導を行いますが、危険が伴います。



ある時、アクセルとブレーキを踏み違え
壁に激突した車がありました。



車の真後ろで誘導していたら、命が
なかったかもしれない。絶対に誘導は
真後ろでは行わない、これ鉄則です。



新任教育で教わるはずですが、それを反復
して指導する人は少ないと思います。



危ない体験をして、経験則として裏打ちする
のも悪くありませんが、とり返しのつかない
ケースになる可能性も。



経験しなくても、少し考えれば分かるもの。



「人間はミスをする生き物だ」といった前提
で安全対策をすべきなのです。



この考えが、指導者にあるか否かで真価を
問われます。
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かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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