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2020年01月30日

ゴールを決めよう(前編)

今回の記事で言うゴールとは、どのレベル
まで行ったら警備員を卒業していいのか、
基準を決めておくということです。



警備業界に入る前に、辞める時の事を
考えてどうする、と思う人もいると
思います。



確かに警備の仕事が面白くなり、人間
関係にも恵まれれば、天職とさえ思う
ようになります。かつての僕のように。



それでも人生一寸先は闇、ホワイト企業
だと思っていてもリーマンショック級の
経済危機でブラック化、なんてことも。



なので今後も警備をやっていこう、と
お考えであっても、頭の片隅に置いて
おいた方がベターだと考えます。



僕の経験から以下のような基準です。



・検定資格を取り、隊長や副隊長といった
 現場責任者として一定期間(1年目安)
 従事する。



・クライアント側から、この人は現場に
 必要だと評価される



・施設警備なら、設備や清掃といった
 社外の人間から「君は警備以外にも
 仕事があるはずだ」と言われる



・辞めようとしたとき、会社幹部から慰留
 される



一番上以外は、社交辞令でない事が留意事項
ですが・・・



言い換えれば、警備員として成功する
という基準を満たしたかということです。



僕は以前、警備員からの転職で重要なのは
成功体験、小さくてもよいから成功体験を
積み上げる事の重要性を言いました。



警備という仕事は、成果が目に見えにくい
ものです。だからこそ普段の仕事ぶりを
見ている人の反応を見ることが大事です。



警備員としての成功フラグを、周囲の人に
注意深く観察していきましょう。



フラグを確信できれば、戦略的に縁と
タイミングを模索する段階になります。



この段階に至る過程を、シミュレーション
するだけで構いません。自身のキャリア戦略
にも活きてきます。



但しこのような努力目標が設定できるのは、
ある程度まともな会社であることが前提
です。



隊員教育すら適当で、使い捨てにする
ようなブラック企業であれば、心身を
損ねる前に脱出するべきです。

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亡社のイージス
かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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