僕が警備員を辞めた理由

駐車場警備の記事を書いてきましたが、
留意したい事を話します。



僕は１号業務、その中でも箱物警備に
できるだけ早く行くのが良い。そのため
には駐車場警備で経験値を積むのも有効、
そう言ってきました。



但し、駐車場警備は出入管理や場内整理
だけの現場ならともかく、車両の誘導が
業務に含まれると難易度が爆上がりです。



僕が身の危険を一番感じたのは、交通誘導
警備の現場ではなく、以下のケースでした。



カテゴリ「施設警備３〜ブラック企業編」の
C社時代、商業施設の駐車場警備をしていた
時の事です。



監視室にて台数の監視盤に、ある階から
カウントの動きがない事に気づきました。
心配になり、現場に行ってみると・・・



赤ちゃんを連れた若い女性が、国産高級車
で下りスロープのカーブを曲がれずに立往生
していたのです。



その施設は他の商業施設に比べて、
スロープ幅が狭かった。



慎重に誘導して事なきを得ましたが、もし
こすってしまったらどうなるか・・・汗



これだけの車に乗っているという事は、
旦那様はどんな仕事をしているのだろう。
もしかしてやばい職業なのでは？



そんな事が頭をよぎり、緊張で口の中が
乾いてきました。さっさと辞めて良かった。



カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
のD社でも、ホテル駐車場警備にて似た
ような経験があります。



立体駐車場に入庫誘導を行う時に、
左ハンドルの車は柵がじゃまして
ドライバーが降りられないのです。



仕方なくバックで入庫してもらいました。
これが激ムズ。相手は入庫枠ぎりぎりの
高級外車。



ケースとしては少ないですが、誘導も
緊張で口が乾きなかなか声が出ない。



平置き駐車場が空いていれば、そちらを
案内すべきケースなのですが、スペース
が狭くすぐに埋まってしまう現場でした。



このように、車両の誘導がある駐車場
警備は、独特の難しさがあります。交通
誘導で慣らした隊員もてこずるでしょう。



ましてや、警備初心者がいきなり入ったら
どうなるか。事故でも起こした日には目も
当てられません。



駐車場警備に従事する場合、車両の誘導
について、確認しておく必要があります。

ロリポップ！

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