僕が警備員を辞めた理由

１号業務に分類されても、施設警備と
交通誘導警備の中間にあり、言い換えれば
両方の要素を持つのが駐車場警備です。



こういった事情から、職場によって業務
内容がまちまちです。交通誘導警備に要素
が強い現場もあれば、その逆も然り。



今回の記事はあくまで自分の経験を
ベースとしていますので、一つの例
（モデル）とお考え願います。



まず、出勤すると設備の点検から。
発見機や精算機、遮断バーの損傷や
車止め等の点検から始まります。



２４時間利用可の商業施設等の駐車場は
設備担当がいて、不具合等はチェックされ
ており、問題があれば引き継ぎを受けます。
修理となると、専門業者に連絡。



お客様が来る時間になると、駐車場＆
施設案内や、駐車券不良で使えないなど
お客様に「呼ばれる」モードになります。



詰所に入りモニターで駐車場内を監視
する業務もあります。施設警備に近い
業務です。



その他ジャーナルといって精算機の記録
を行う巻紙の交換作業や、駐車券の回収
作業もあります。



加えて現金を扱う現場もあり、１万円札が
使えない精算機では、両替用の千円札を
詰所に用意し、精算機前まで車で来た
お客様に呼ばれ対応する事もあります。



基本的に警備が要る駐車場はクレームの多い
所と思ってもらった方が良いです。または
機器の不具合が多発し、対処が必要な所。



一日の業務が終わっても、駐車場自体を
閉鎖する商業施設等は少ないようです。



機械警備ができる警備業者か専門業者に
委託して、隊員が帰った後は遠隔監視と
なります。



商業施設を中心に紹介しましたが、病院
やパチンコ店も独特の難しさがあります。



病院駐車場はお客様の精神状態から考えて、
きついクレームになる場合もあります。



パチンコ店駐車場では、子供社内放置が
ないか巡回で発見するのも、責任の重い
業務です。



１日の業務時間も、施設のオープン時間
に準じているので、長くなりがちです。
１号業務であっても、いわゆる箱物の
施設警備とは求められるものが違います。



個人的には経験としてできるだけ短期間で
卒業し、箱物警備への足掛かりとしたい所。

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