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2020年03月22日

つき動かすもの(前編)

本ブログでは僕が警備業界脱出に至った
プロセスを綴っていますが、その原動力
というか背中を押したものは一体何か?



「屈辱」「怒り」「やるせなさ」
これらはネガティブな感情です。



やってもやっても報われない心の砂漠
が広がったところに、上記の一撃。
こんな業界(会社ではないのがミソ)
辞めてやる・・・



不平不満という燃料に、火花が散り
点火するがよろしく一気に燃え上がる。



僕は警備業界からの脱出という方向に
向かいましたが、怖いのは他へこの
エネルギーが向かう事です。



カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社では、理不尽に解雇された元隊員で
あろうインターネット掲示板への書き込み。



現場の暗黒部を暴露され組織転覆しました。



会社が信用を失い、現場が消えていく様
はさぞや溜飲が下がった事でしょう。



いわゆる理不尽な目に合わせた組織への
報復です。それも内部告発で。



会社だけでなくクライアント側まで被害
が及ぶケースもあります。



官公庁関係ならマスコミに告発すれば、
監督責任を問われタダでは済まない。



こうならないように危機管理をするのも
警備会社の務めです。



どうやら自分の会社は一流といった
驕りが、根底に透けて見えます。
警備員を本気で怒らせてはいけない。



一生懸命従事して、警備業への理解を
深めるよう努力する。



そんな隊員に冷や飯を食わせるだけなら
まだしも、屈辱まで与えてはアウト。



それも、クビをちらつかせるパワハラ
など、際限ない怒りを生みます。



こんな業界の実態を見てきた僕が
提唱するのは、警備員以外でも
生きていける道を見つけましょう。



複数の選択肢を持つ事は、人生の
危機管理、リスクヘッジにもなります。



警備以外の資格を取るのもよし、業界外に
ツテを作る努力も悪くありません。



警備会社が足元を見てくるのは、
こいつ警備しかできないと思われた
時です。業界全体で囲い込みに来ます。



警備の仕事だけにのめり込まず、他の
生き方も模索する姿勢が、警備のプロ
らしい危機管理ではないでしょうか。

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亡社のイージス
かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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