られるのが表題の2つです。
初めて警備に就く多くの人は、上記2つの
どちらかに従事することになります。
まずは施設警備。業界では1号業務と
言われています。建物の出入管理や巡回
業務などを行います。
2000年台を中心に、土曜ワイド劇場で
放送された「炎の警備隊長 五十嵐杜夫」
をイメージして貰えれば分かりやすい。
小林稔侍さんが主役でしたね。
まあ、ドラマならではの脚色も無きにしも
非ずです。毎回のように巡回中に人が
死んでるなんて・・・
ちなみに、よく似た業務に「守衛」さんが
あります。一番の違いは何かと言えば、
警備業法の縛りを受けるか否かです。
これについては、長くなるので別の機会に
譲りたいと思います。
もう一つは、交通誘導警備です。業界では
2号業務と呼ばれています。道路で旗や
誘導灯を振っているのをイメージして
もらえれば分かりやすい。
花火大会などのイベント警備で活躍する
雑踏警備も2号業務となります。
地方の中小警備会社に就職すると、まずは
ほぼ全員が交通誘導警備に従事することに
なります。
しかし上記2号業務は、道路工事の警備と
いう性質上、工事の都合に左右されます。
道路工事なら、雨で中止になったりします。
天候の影響を受けにくい工事でも
(電線工事等)現場が異動していくので、
バイク等の「足」が要ります。
年明け〜年度末にかけては工事ラッシュで、
休みがないどころか、日勤に続いて夜勤も
行う連勤も発生したりします。
そして新年度になってしばらくは、工事は
めっきり減り、警備の仕事も激減します。
恐ろしく忙しかった後に、暇になる訳です。
要するに「不安定」なのです。工事中止に
なれば仕事も発生しません。昔は待機手当が
あったようですが、今は聞きません。
この不安定さゆえ、嫌われて行きたがらない
人が多いのは当然です。交通誘導警備オンリー
で求人を出しても厳しいでしょう。
となると、施設警備に人気が集まるのは当然
です。施設警備をどれだけ持っているかが、
会社のステータスといって良いでしょう。
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