僕が警備員を辞めた理由

時系列的には少し前後しますが、前回の
記事：現場投入で、交通誘導警備に従事
する実態を紹介しました。



施設警備希望で警備会社に入ったのに
交通誘導警備しかなかった、何てことは
地方の中小警備会社で良くある話です。



これは求人段階で、交通誘導警備オンリー
だと人が集まらない現実があります。
そこで、求人に施設警備も併記する。



地方の中小警備会社では、施設警備は
持っていなくても、ゆくゆくは施設隊員が
必要と「希望的観測」だったりします。



実際施設警備を持っていても、駐車場警備を
持っていればマシな方。注意したいのは、
駐車場警備は交通誘導警備より難しい一面
があります。



接客の要素もあり、金銭を扱う現場も。
人と接するのが嫌だからという理由で、
駐車場警備に就くとつらい思いをします。



こんなはずでは・・・と入社して後悔する
ケースは少なくない。しかしこれが地方の
中小警備会社の現実なのです。



面接時、どこのどんな施設を持っているか
聞きましょう。規模はどのくらいで、
何人の隊員が従事しているのか。



具体的に答えられない警備会社は願い下げ
ですね。交通誘導警備に押し込みたい思惑
見え見えです。



面接時はっきり希望を伝える事も必要です。
先に挙げた駐車場警備なら、接客や金銭を
扱った経験をアピールしましょう。



交通誘導警備で終わるならともかく、施設
警備で長くやりたいなら、釣り求人に要注意。
警備会社を転々とする羽目になります。



それが嫌なら、事前に質問事項をまとめて
面接時に詳らかにするしかありません。
カテゴリ「施設警備３〜ブラック企業編」
のC社はまさにそうでした。



社会保険あり、と求人票に明記して
あるのに誰も入っていなかった。
交通費別途支給と明記してあるのに、
給料込みであった。



求人票ではありませんが、幹部が地元
最高レベルの時給を豪語しながら、
誘導灯の電池も自己負担。



このような「だまし討ち」に引っかから
ないよう、細心の注意を持って応募したい
ものです。

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