採用となると、初めての業務は新任教育
となります。
警備業法で定められており、これを受けない
と現場で警備業務を行う事はできません。
場所は地元警備業協会が教育で使う会場が
一般的の様です。少し大きな会社だと、
自社で行う事もあります。僕は前者でした。
教育は基本教育と業務別教育の2パート。
基本教育では、警備に係わる法律や心構え。
事故発生時の対処方法や護身用具の使い方、
救急救命措置など。
業務別教育は、これから従事する現場に
即した内容です。大まかに言えば、施設
警備と交通誘導警備に分かれます。
僕が受けた時は地元警備業協会が使う
ビルに3日間通いました。
基本教育・業務別教育は各15時間必要
です、30時間の内8時間は実地でも
良いとされています。
上記新任教育の時間数ですが警備業法改正
によって見直され、短縮されるようです。
警備員として業務に従事してから受ける
現任教育も、同様に短縮されるようです。
さて新任教育が始まり、講師の方が
開口一番「合わないと思ったら早めに
申し出て下さい」
教育の途中で消えていなくなってしまう
人がいるようです。
講師は警察OBの方でした。現役刑事時代
の逸話を交え、眠くならない配慮の講義を
されていました。
教育は座学がメインでしたが、三日目に
業務別教育らしい実技がありました。
僕は交通誘導警備だったので、旗の振り
方を訓練したのです。
但し、現場でこの通りの動きはしない
でしょうと講師の注釈付きで。
新任教育は、警備業の入口で必要な知識
をインプットするためのもの。あとは現場
に入って学んでくださいというスタンス。
業界としては、警備員が警備業法違反を
しては困るのです。
なので、この教育を機会に警備業法に
ついて関心を持つことをお勧めします。
警備業法を知る事は、後の検定や
指導教育責任者の試験に活きてきます。
警備業に一生従事する気はなくても、
警備時代の知識として損はありません。
Xserver Business
しじみエキスWのオルニチン
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