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2018年01月17日

頭部に放射線を当てた母が被ったもの

頭部に放射線を当てる治療を始めた母には
脱毛という症状は起こらないだろう・・・そう感じていた。

その理由は、放射線治療開始して2週間は脱毛の目立った症状はなかったからである。

しかし実際は脱毛が無かったわけではなく、脱毛の症状は始まっていた。
ただ、抜け毛の延長レベルだった。
だから、当時家族間ではこのまま大した脱毛はないのでは・・・
という感情が強まっていたのだ。

そんな最中、放射線治療も終わり、放射線治療をしてから
3週目に入った直後にそれは始まった。
本格的な脱毛だった。

母の放射線治療は頭部全体に照射する治療方法だったので、
頭皮の不具合自体は直後に始まっていた。
最初は頭皮の突っ張り感による痛みや不快感から始まり、
やがて頭皮のかゆみへと変わった。

当初からステロイド剤を処方され、毎日塗布を続けていた母。

母の脱毛の症状はテレビドラマや映画で見てきたイメージとはちょっと違った。
当初のイメージは髪の毛がそのまま抜けてくる、
髪をとかすをブラシに大量についてくる、
髪の毛を手でとかすと指の間に大量に髪の毛がついてくる

・・・そんなイメージでした。

しかし、母の実際の脱毛を見ると、まるで犬や猫の体毛の生え変わり
・・・髪の毛はもしゃもしゃで、どの毛が生きていて、
どの毛が抜けているのわからない状態だったのです。

首元から肩口まで、まとわりつくように散らかった抜け毛が印象的で、
そこら中に髪の毛が散乱していた。

抜け落ちている髪の毛は、細くちりぢりになっているように見受けました。
このまますべての髪の毛が抜け落ちて丸坊主になってしまうのではないかとも感じた。

中途半端な状態で脱毛が止まるのか、いずれまた新しい髪の毛が生えてきて
くれるのか・・・。
母本人が一番不安だっただろうことは言うまでもないが、
掛ける言葉も浮かばない、気の利いた言葉なんて浮かぶはずもなかった。

その後、綿生地のニット帽を購入し、更にかつら(ウィッグ)の購入をした。
脱毛が本格的に始まった母の容姿は変わり果て、帽子で頭部を隠さずにはいられない。

病院で勧めてくれたニット帽を発注した。
頭皮が非常に弱っているので素材は綿生地を勧められた。

ニットタイプの方が、日常生活において比較的自然にかぶれる。
寝ている時も着用可能なので、常に隠すことが出来る。

この辺りはドラマや映画で見ての通りです。
母親は「女性」なので、帽子だけでは不安で物足りないのであろう。

専門業者の方とはすでにアクセスしていて、話は水面下でも進んでいた。
かつら購入金額「約17万円」
髪型の変更など含め、メンテナンスは無料。

そしてそれは数か月しか使われることは無かった。

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2017年02月16日

頭部への放射線治療と副作用発症時期

脳の治療法は3つに大別


・手術

・化学療法

・放射線治療


現代医療では化学療法は脳に効きにくい為、
手術と放射線治療が選択されることが多いそうです。
放射線治療の目的

目的は病気の治癒及び縮小、
または症状の改善があります。
 
たくさんの放射線を照射すれば治癒率は高まりますが、
重篤な副作用が出たり、場合によっては死亡の
危険性もあります。

許容される副作用の範囲内で安全に放射線治療を遂行するために、
照射方法を決めて1回に照射する線量及び、総線量を決定する。

母の場合 一度の放射線量3Gy(単位:グレイ) × 10回 

       総線量 = 30Gy(単位:グレイ)でした。


放射線治療の副作用について

副作用はたいへん個人差が大きく、全くでない人もいれば、
いくつもの症状が出る方もいて様々です。

また、化学療法と併用される方もいますが、
この場合、副作用の症状が強く出てしまうことがあります。 


急性反応(治療中〜治療終了後6か月まで)

イ)照射した部分の髪の毛が抜けます
・・・一時的なもので再び生えてくることもあります。
(化学療法の併用の有無あるいはその内容によります) 

照射した部分の頭皮がカサカサになり、かゆみが出たりします。
 (照射終了後数週間で出現することが多く、症状によっては薬が処方される)

ロ)じっくりと物が考えられなくなる。

ハ)意識障害やけいれん症状が出る場合があります(まれだそうです)

二)脳に一時的なむくみができて、神経症状が悪化することがあります。

ホ)吐き気、嘔吐、頭痛等が起きることがあります。

晩期反応(治療終了後6か月以降)

イ)脱毛がいつまでも続く。

ロ)難聴になる。← 数年先 

ハ)白内障。← 数年先 

二)一時的に頭部の皮膚にむくみが生じる。

ホ)痴呆になる(可能性は5%以下)

へ)放射線性発癌(被爆により10年から30年後に起こることが多い。頻度では数千人〜数万人に一人)

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2016年10月25日

全脳照射で母が浴びた放射線量

母の受けた放射線治療

脳内に転移性の腫瘍が発見され、

摘出手術後に受けた治療が、放射線治療だった。

病名は「肺がん」でした。

脳腫瘍の大きさは約2.5センチなのに対して、

肺がんの腫瘍は1.5センチ程度・・・転移した側の進行が速かった。

摘出手術の正式名は「頭蓋内腫瘍摘出手術」。

手術前に頭には、切り開らかれるであろう位置に

紫色の線が描かれていた。

他にもなんだかわからないしるしがちょこちょことあった。

もううろ覚えで詳しくは思い出せないが、

とにかく母の手術はうまくいった。


全脳照射

遠隔転移があるということは、

がん細胞が悪性なものであるということの証。

すでに体中にがん細胞が行きわたっている可能性が高い。

だから、抗がん剤も身体全体に効果があるものを選ぶ。

しかし、脳内は別だ。

元々、脳はバリアーで防御されていて

あらゆるものの侵入を防いでいる。

それは抗がん剤においても同様で、

脳内には抗がん剤が届かない。

この観点からしても、癌の怖さが伝わるだろう。

脳バリヤーをいとも簡単に通過し、脳内に侵入したのだ。

母に残された最も効果的な治療は

「全脳照射」だった。

脳内にがんが蔓延していても、画像に写るとは限らない。

だから、放射線で抹殺するしかない。

可能性の問題だ・・・母はその治療を拒否することも出来た。

恐いのは「がんの再発」であった。

それと同時に、放射線治療のリスクも背負った。

母にとってそれはどちらも怖いものだった。


放射線量

治療は全部で10回。

一度に浴びる放射線量は3Gy(グレイ)で、時間は確か5分前後。

その治療を10日間繰り返す。

総放射線量は3Gy × 10 = 30Gy

この数値が多いか少ないかがわからない。

病院側からすると、少ない量ではないという。

がん保険の契約では、保険が支払われる対象は

50Gy以上でないと保険は支払われないという。



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2016年10月16日

男性のウィッグ事情

私の母は、肺がん「非小細胞肺がん(腺癌)」を患い、
脳に転移した腫瘍の摘出手術、頭部放射線治療(全脳照射)、
原発巣の肺がんに抗がん剤治療をしました。

母の場合、頭部放射線治療開始2週間後に脱毛しました。
ピーク時で70%以上・・・ひょっとしたら80%以上かも
しれませんが、いずれにしましても少々の頭髪が残った
のは確かです。

その後の抗がん剤治療後は脱毛が確認できず、
抗がん剤の副作用としての脱毛はなかったと見ています。

母は女性なので、髪の毛の大事さは男の私には到底理解できない
だろうと思っていました。
と同時に、母が女性ではなく男性であったなら、脱毛のストレスも
軽減することが出来ただろうに・・・そんな思いでした。

男性には男性の思いがある

結局のところ、治療の副作用による脱毛を経験していない私に
闘病患者の気持ちを理解できる訳がなく、妄想の世界において
私だったら・・などと自己都合の推測でしかものを言えない、
そんな自分を恥ずかしく思います。

そんな私だからこそ、私なりにリサーチしてまとめてみました。
リサーチしているなかで、比較的多い印象を受けたのが、
「男=強い」というプレッシャーのような感情です。

年配になればなるほど、幼少のころからの教育は
男の子なんだから・・・という環境で育てられた方々が
多いのも「日本男児」の特徴でしょうか。

男性患者の実際の声
・家族に負担をかけたくない一心で言い出せなかった。

・看護師さんが異性ばかりで相談できなかった。

・自分は「男性なのだから」などと自分自身に言い聞かせて我慢していた。

・ウィッグの存在を知らなかった。

・ウィッグやかつらは高額な商品なので、手が出ないという先入観があった。

このように、ウィッグについての情報不足が目立つほか、
「男性なのだから」という見地で、「見栄」や「照れ」が
影響してしまい、一歩踏み出せないように伺えます。

男性の患者さんもウィッグが必要

男性なのに・・・ではなく、男性だからこそ、男性ならではの
思い、悩み、環境があると思いがあるのだと、改めて勉強に
なりました。

理由例
・職場に復帰する際、同僚社員はもとより、先輩後輩、上司や女性社員
 さらには、取引先の関係者の方々に気を遣わせたくなかった。

・旅先などでの記念写真、仲間内と写メ・・・
 いつもと変わらぬ容姿で撮りたい。

・結婚式、同窓会、冠婚葬祭で・・・。

・近所や親類には病気を内緒にしている。

・闘病中、闘病後の姿を見られたくない、身なりはしっかりと
 整えていたい。

男性患者さんたちの多くは、脱毛が始まるまでウィッグの準備をしない
傾向にあるようです。
本当に必要になった時に、取り扱いに慣れておくためにも、
事前に準備を・・・。


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2016年09月04日

全脳照射後の母の歯並びの変化

母の歯並びに違和感を感じたのは、退院してからしばらくした時でした。
何気ない会話をしている最中に、ふと母の口元に目が行った。

上の前歯が3本ほどおかしなことになっているではないか・・・
比較的綺麗に揃っていたはずの前歯が、窮屈そうに押し合い
隣の陣地に片足を突っ込んでいる感じで、その3本は既に
正面を向いていなかった。

それは下から覗くとちょうどアルファベットの「Z」の形に似ている。

入院中に気が付かなかったのが不思議なくらいに違和感を感じた。
しかし、このことを母の前で話題にすることはなかった。

このことについて母は気が付いているのだろうか・・・。
なぜかそれが怖くて、触れることが出来なかった。

そして、確認することが出来ないまま、母は逝ってしまった。

母の頭部には、肺から転移した腫瘍がありました。
摘出手術後に、頭部全体に放射線を当てました(全脳照射)。

そのあとに抗がん剤治療を開始したのですが、
歯並びの変化に気付いた時は、抗がん剤治療1クール目が
終了して間もない頃だったかと・・・。

歯並びの急激な変化について調べてみたところ、
歯周病が関係している可能性があることがわかりました。
歯周病で歯が移動することは珍しいことでは無いそうです。

母は、放射線治療中も、抗がん剤治療中もいずれも口内炎の
症状について訴えていました。
この時に、歯茎に影響が出て歯周病にちかい症状が
母の歯茎に起こっていたと想定することも不自然では
ないと思いました。

歯周病によって歯を支える骨(歯槽骨)が、吸収して少なくなり
奥歯が普段の嚙合わせる力を受け止めきれなくなって移動してしまい
結果的に前歯にも異常な力が加わることで起きるそうです。


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2016年05月02日

壊れ始めた記憶力・・・恐るべし全脳照射・・・放射線

痴呆!?
覚えておこうと思ったことを
すぐに忘れてしまう・・・

前の事が思い出せなかったりすることも多い・・・

これは母の日記に記されていた一文です。
日付は2/20・・・頭部放射線治療が終了して2日後。

この前後から、母の手帳に走り書きのメモが多くなる。
恐らく、記憶に関しての自覚症状について気になりだした
影響だと思いますが、そのメモ内容も意味不明だったり
字体が読み取れない、または読み取りにくいものが多い。

思い出したことや伝えたいことを覚えているうちに
書き留めておこうとする母の努力が伺えると同時に、
母の脳内で異変が起きていたという事実もわかる。

実際、この頃の母は変だった。
異変を訴えてきたこともあったが、本人を気遣い
「気のせいだよ」となだめ半分ごまかし半分で
受け流すこともあった。

しかし、確かに母の記憶はおかしかった。
何か言いたいことがあるんだけど思い出せない・・・
昨日の話を覚えていない・・・そのようなことが
2〜3日続くととても心配になり、痴呆の始まりという
観点で母を見ることもしばしばでした。

不安いっぱいの私は当時のブログ記事でもその心境を綴っているほどです。


脳への影響
話し方が変になる・・・会話が止まる
言葉が出ない・・・考えることが出来ないというか
考えることが出来ないような・・・

この一文も同じ日の母の手帳に書かれている。

確かに覚えている。
しかも痛烈に覚えている。

その会話の止まり方が異様だったから・・・

日常会話中に、人や物の名前が出てこなくて四苦八苦する、
そんな和やかな感じではなく、完全に会話が停止する。
本人は考えている様子だが、言葉が出てこない・・・

考えることが嫌になっている感じも見受けられた。
脳の働きに何らかの影響が出ていたことは間違いない。

それほどまでに放射線の影響が!?
やはり放射線は怖い・・・がん細胞だけを死滅させてくれれば
それでお役御免なのだが、
放射線は母の脳内から何を奪ったのだろうか・・・

〜補足〜
全脳照射(頭部放射線治療)10回
総放射線量30Gy
肺がんが脳に転移・・・腫瘍は摘出後したが
脳内に蔓延していると見られるがん細胞の死滅が狙いの治療。


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2016年03月16日

頭部放射線治療:全脳照射で複数の副作用が発生しました

母の受けた頭部放射線治療
照射方法:全脳照射

治療回数:10回

一回の治療における線量:3Gy(単位:グレイ)

総放射線量:30Gy(単位:グレイ)

顔面が被爆しないように専用のマスクを着用。


頭部放射線治療までの経緯
転移性脳腫瘍が発見されたことで、肺がんであることが判明。
肺がんの治療よりも、頭蓋内腫瘍摘出を優先。
腫瘍摘出手術 右矢印1 放射線治療 右矢印1 化学治療(抗がん剤治療)の順
で母の治療が計画された。

頭部放射線治療でも一番リスクの大きい全脳照射
部分照射やガンマナイフですと、放射線治療の
リスクを最小限に抑えることが出来るのですが、
母の場合、がん細胞が脳内に飛び散っている可能性ありで、
全脳照射が選択されました。

痴呆症状が出る確率がとても高い。
それは脱毛でも同じことが言えた。


手帳に記された副作用
全身のだるさは続いた・・・。
しかし気分の良い日もあり、そんな日は食事が
美味しく食べれたことなどが嬉しそうに書かれていました。

一日中気持ちが悪い・・・これも同様に
食欲に影響がでる内容の副作用で、
なにもする気が起きない。

頭の後ろがザワザワする・・・。
これは母にしかわからない辛さで、
なかなか想像しにくい症状でした。
母なりの表現が「ザワザワ」だけでなく、
頭の後ろが・・・と言う表現が印象的に残っています。

耳がキーン・・・。
耳鳴りとは少し違うようです。
この表現も母独特の表現です。
治療開始初日から感じていたようです。

頭皮が痛い・・・。
痛みを訴えたのは治療開始直後ではなく、
数日たってからのことでした。
むしろ、治療開始直後は痛みよりも
頭皮のかゆみを訴えていました。
毎日塗り薬を塗布していました。

口内に残る苦さ・・・。
これは母から聞いた記憶がないのですが、
どうやら口の中に「苦味」を感じていたようです。

脱毛・・・。
放射線治療を始めて約2週間後には
脱毛量が多くなっていました。
治療終了同時に本格的な脱毛が始まった感じです。
細かく言いますと、治療開始して1週間ほどで
少量ですが脱毛は確認できていました。

以上、母の手帳を元にまとめてみました。


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2015年10月24日

治療の副作用?痴呆の始まりなのか、記憶が消えている母。

母の受けた治療
脳腫瘍摘出手術
頭部放射線治療
抗がん剤治療

消された記憶
母の記憶がなくなっている。

経った今、母との会話の中で入院当初の話になりました。

入院時は、転移した脳腫瘍から出血したことが原因で脳浮腫の症状が出ていました。

その影響で記憶障害や意識障害が一時的に発生し、

その症状を抑えるために点滴治療を1週間ほど続けていました。

その間、感情の起伏だったり、テンションを抑えられない、

更には幻覚や幻聴が聞こえるといった症状が現れて大変でした。

その頃の話は何度かしたことがあり、その時から笑い話として

思い出として記憶に残っています。

その一部の記憶が母の脳から消えていました。

幻覚と幻聴の影響で、病院から逃げなければならないところまで追い込まれた

母は、点滴中の針を引き抜いて、血まみれになって錯乱したのです。

実際、母のベッド周りには飛び散った血液、

点滴針が刺さっていたであろう腕は痣だらけでした。

幻覚は4〜5日続きました。

観ていた幻覚は、病院施設が放火される・・・

夜な夜な若者たちが火をつけにやってくるらしいのです。

その、錯乱して点滴を引き抜いてしまった時の記憶だけが消えていた。


実の弟の命日も・・・
最初の病院の主治医から脳腫瘍の疑いがある旨の説明を私と受けた時の記憶も

無くなっていました。

その日は、母の実の弟が脳腫瘍で若くして亡くなった日・・・

つまりは命日で、その日に母の脳に腫瘍がある可能性を告げられたのです。

これには何か霊的な力が作用しているのではないかと、家族内で騒いだほど・・・。

母を姉として溺愛していた実の弟の命日に、同じ病状が告げられた。

これには母も不思議な何かを感じ、記憶に残る出来事の一つとなったのでした。

・・・そのはずでした。

今の母は、そのことを覚えていません。

記憶から消されていました、実の弟の命日さえ出てこないという。

以前から会話中に言葉が出てこないことは続いていました。

自分でもあることですのでなるべく気にしないようにしていた部分でしたが、

やはり母の脳には何かしらの異変が起きているようです。

過去の記憶が少しずつ消去されていく前兆なのか・・・。

そういえば、最近の母は話し口調がトローンとしてきた感じがします。

頭部放射線治療の副作用で、脳の萎縮がはじまっているのだろうか・・・?


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2015年10月07日

頭部放射線治療の影響で続く頭皮のかゆみ。その対処法を母に聞きました!?

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母67歳、肺がん・ステージ4。脳転移した腫瘍の治療で・・・
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頭部放射線治療の影響

頭皮がかゆくて鬱陶(うっとう)しい日は続く。
洗髪するとすっきりするが、実際はその時だけで、じりじりとかゆみは復活してしまうそうです。
やはり放射線は有害である。
母は放射線治療を終了して8か月近くになろうとしていますが、耳のざわつきと頭皮のかゆみだけは
1日たりとも欠かさずにずっと続いているそうです。
幸いにして!?どちらも気が狂いそうになるほどの症状ではないことが救いだと思っています。

============
母の受けた放射線治療内容
============
治療回数は全部で10回。
1回の治療に要する時間は約5分。

1回の治療で浴びる放射線量は「3Gy(グレイ)」
総放射線量「30Gy(グレイ)」
余談ですが・・・
病院側曰く、決して少ない量ではなく、多いといえる量ですよ・・・とのことでしたが、
生命保険の約款(やっかん)では、保険料支給対象が「50Gy(グレイ」以上とのことでした。
残念でした。


・母のかゆみ対策
放射線で弱った頭皮はとても敏感です。
直接爪を立ててかきむしるなんてことは出来ません。
「被爆」の恐ろしさが少しだけわかるような気がします。

ガーゼキャップの上からヘアブラシでこする
これがかなり気持ちがいいそうです。
母の手元には「まごの手」のごとく、「へブラシ」が常備されています。

皮膚科でかゆみ止めを処方してもらえばよいと思い、母に伝えたのですが
これ以上飲み薬を増やしたくないし、軟膏を塗布するとなると毎日丁寧に洗髪をして清潔に保たないと
ならないかと思うと億劫(おっくう)だといいます。
母の気持ち・・・患者側の気持ちをくみ取れない自分が歯痒く感じた瞬間でもありました。

冷やすとかゆみを軽減できる
これは「虫刺されやかぶれ」など、皮膚のかゆみは患部を冷やすことで症状を緩和できるという情報を
母の頭皮に応用した手法です。
昔から「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」といって、頭を冷やして足を熱く(温かく)することが健康に
良いとされてきました。
ですので、母にとって頭部を冷やすことは一石二鳥。
問題は・・・これからの季節はちょっと厳しいかもしれません。


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2015年09月27日

放射線治療の副作用はまだ残る・・・治療後7か月余りで続く症状とは!?

頭部放射線治療後7か月と2週間ほどが経ちました

脱毛
脱毛した髪の毛は治療後2か月ほど経った頃に伸びはじめを確認(実感)し、
現在では頭頂部こそ長めの坊主程度ですが、裾に行くにつれて髪の毛の長さが
長い傾向です。
ウィッグを着用すると、裾から自毛が出てしまうようになってきたので、定期的にカットしている
のが現状です。

頭皮
頭皮のかゆみは一向に治まらないそうです。
これが放射線の怖さなのでしょうか・・・。
ただ一つ救いなのは、かゆみが我慢できるレベルで、発狂したくなるようなかゆみではないようです。
よく目にする光景は、ガーゼキャップの上からヘアブラシでこする仕草・・・、これが案外気持ちが
良いのだと言います。

耳のざわつき
放射線治療開始直後から始まり、7か月以上経った今でも変わらずに続いている副作用症状・・・、
耳鳴りのような「キーン」という症状と、耳の奥なのか頭の中なのかわからないが「奥」の方が
ざわつくそうです。母は「ザワザワザワ・・・」と表現してくれますが、到底私にはわからない。
それがまた辛いところ・・・。

恐ろしかった放射線治療
母が感じた放射線治療の怖さ・・・もちろん副作用に対する恐怖もあったそうですが、
その治療自体も恐怖だったと語ります。
放射線室に一人残され、被爆防護用マスクを着用し、頭部に放射線を浴びる・・・。
今でも決して忘れることが出来ない光景、それが「赤い光」。
放射線治療してから頭の回転というか「キレ」が悪くなった母は、言葉が出なかったり、
うまく思い出せなかったりで、時折四苦八苦することがあります。
今日もそんな感じで、それ以上詳しく聞くことができませんでした・・・。

放射線治療の副作用に「痴呆」も含まれています。
母は常に「痴呆」を意識しています。
「怪しい」と思われる症状が無いわけではないのですが、
総合的に見て、まだ大丈夫だと思います。


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2015年08月29日

頭部放射線治療の怖さと効果

頭部放射線治療の怖さ
放射線治療当日から耳に違和感
それは耳鳴りとは少し違うという。
しかし、何に近いかと言えば耳鳴りだという。
頭の中の奥深くが、何やらざわついているかのよう・・。
「ボー」とも「ザー」とも表現するが、うまく表現ができない
伝えられないという母。

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放射線治療を終えて半年
---------------------------------
今でも頭の中の「ノイズ」が消えないそうです。
治療開始当初から今までずっと付き合ってきたそうですが
おそらくはこれからもそのノイズと付き合っていくのだと思います。
母は「ボケ」や「痴呆」の症状は見られない・・・今のところは・・。

ただ、その予兆ともとれる症状が無いわけではなく、神経質にならない程度に
観察しています。
毎日の会話で、物忘れや記憶の状態をさりげなくチェックするようにしています。

母の受けた頭部放射線治療
頭部全脳照射といいまして、文字通り頭部全体に対して放射線を照射する
治療方法です。
母の場合、肺がんが元(原発巣)になっていまして、そこから脳内に転移した
転移性の脳腫瘍でした。

そのため、脳内全体に癌細胞が蔓延(まんえん)している可能性が高く、
開頭手術で見た目は綺麗に摘出されていても、完全に近い状態まで癌細胞を
追い込む必要があるとのことで選択された治療で、母や家族の希望があれば、
部分照射という選択もありました。

それは、全脳照射のリスクが高いということが悩みどころでした。
しかし母も家族も全脳照射はかなりのリスクを伴うことを承知の上で、再発の確立を少しでも低くする
道を選ぶことにしました。

しかし、この治療を受けたからこそ今現在も脳内は綺麗な状態を保つことが
出来ているのだと思っています。


放射線量
1回の放射線量は3Gy(グレイ)
この治療を1日1回のペースで、計10回行いました。
なので総放射線量は30Gy(グレイ)

医師は少ないとは言えない放射線量と言いますが、保険会社の定款(ていかん)
では30Gyは給付対象でした。
給付対象は総放射線量50Gy以上だそうです。
ちなみに保険会社名は内緒です(笑)

体も浴びている
治療中は頭部以外の各部に放射線を浴びないように、全てガード
します。
特に顔面は防護マスクを着用します。
防護マスクは石膏のようなもので患者専用のものを制作。
母はその防護マスクを着用して治療を受けました。

しかしながら、完全に防げるものではなく、体の皮膚への影響もあります。
母も肌表面が痛く感じるなど、違和感を感じている様子です。

脱毛は回復傾向
放射線治療を終了して約2週間後に脱毛が始まりました。
一番ピーク時で80%程の髪の毛が抜け落ちた母ですが、
今現在では長めの坊主頭くらいまで戻ってきています。
頭頂部がまだ少し薄いのが目立ちますが、髪の毛の密度としては
かなりの回復と思います。


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2015年08月16日

頭部放射線治療の副作用は半年経った今では大分回復している母ですが、聞き取り能力が低下?難聴?は続いている。

母の放射線治療
頭蓋内腫瘍摘出手術後に頭部に放射線を照射した母は、
治療開始直後から違和感を覚えたという。
最初の症状として母が覚えているのは「耳鳴り」で、
その後、吐き気〜頭皮の突っ張り、痛み〜脱毛と続きました。

照射の種類は「全脳照射」で3Gy(グレイ)を計10回照射しました。
Gy(グレイ)とは、線量の単位で、母の受けた合計30Gyは医者から
見ると決して少なくはない線量のようですが、母の生命保険目線では
保険金給付対象範囲外という、何ともグレーな数値でした。


今でも続く副作用

放射線治療後に母を襲った吐き気や耳鳴りなどは、半年以上経った
今ではほぼ感じなくなったようです。

抜け落ちた髪の毛も今では再生をはじめ、5分刈りくらいの状態では
ありますが、着実にその数を増やしています。

現在でも残る副作用症状として、本人が気にしている、困っている
症状は、「難聴」に近い症状です。
難聴というと大げさになってしまうのかもしれませんが、聞き取り
能力が落ちていて、その症状は少しずつ悪化しているようにも感じます。


朝、母の部屋に入って「おはよう」と言ってからソファーに座って
いると、食事の支度をしていた母がしばらくしてから、「うわぁ!」
と言ってびっくりする。
「あんたいつからいたのぉ〜?」なんてことが良くあります。

会話をしていても、聞き間違いでとんでもないようなことを
言ったりすると、思わず笑ってしまうこともしばしば。
笑って済ませているうちは良いと思いますが、それらが連続すると
こっちも不安になったりもします。

しかし、テレビを消して、母と1対1で話している時は
そういった症状があまりないのも確かですので、単に耳が
遠くなったのではなく、聞き取り能力が落ちて、周りに雑音が
少しでもあったりすると聞き取ることが出来ないように見えます。

ただ、以前の母とは違うのも確かな事実であり、そのギャップが
私たちを不安にさせる要素の1つでもあると思います。

連続治療で副作用のラインがグレーに
母は放射線治療後2週間後に抗がん剤治療を開始しているため、
放射線治療と抗がん剤治療で共通する副作用症状が現れても、
どちらの影響なのか?それとも混合された症状なのかがわからない
のも現実です。


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2015年08月08日

新しい髪の毛が生えてきたのは、頭部放射線治療終了してから約2か月後でした。

母の治療内容
病名は「非小細胞肺がん」でステージWの末期がんです。

頭部に腫瘍の疑いで入院し、某大学病院へ転院後の検査で頭蓋内腫瘍確認。
頭部の腫瘍は肺から転移したものと判明した。

脳転移は、治療を施さなければ、医学的余命は2か月。
医師団の協議の結果、肺がんの治療よりも頭蓋内腫瘍の摘出を優先。

頭部腫瘍摘出手術(頭部)⇒頭部放射線治療(頭部)⇒化学治療(肺がん治療)

この順序での治療がはじまりました。

頭部放射線治療は「全脳照射」
摘出した部位のみの部分照射と、頭部全体への全脳照射との2択でしたが、
悪性細胞で、脳全体に細胞が蔓延(まんえん)している可能性を心配する
医師のアドバイスも加味して、「全脳照射」を選択しました。

かなりのリスクを抱えた治療ですが、「まだ死ねない」母の想いが強かった
こともあり、特に議論することもなくすんなりと決定しました。

照射量は低い方!?
放射線治療回数は全10回でした。

1回の放射線量は3Gy(グレイ)がX10回なので、総放射線量は30Gy(グレイ)
これってどんなものか?と思いましたが、生命保険手続きで確認すると、
保険給付対象は「50Gy(グレイ)」からで、母は対象外でした。

ちょっと悔しかったですが、仕方なく受け入れました。
と同時に、30Gyはそんなに高い方ではないのかと思い
医師に聞いてみると、「低い方ではないですよ」の返答。
とっても複雑で、やるせない気持ちになりました。


脱毛開始は約2週間後
母の脱毛が本格的に始まったのは、全10回の治療が終了してから
約2週間後のことでした。
見た目60%以上の毛が抜け落ち、まだらな状態。
頭頂部は完全に抜け落ちていました。


約2か月後に再生開始
それはちょうど「ウィッグ」を使用して2か月の頃でした。
いつものようにニット帽をかぶっていた母が、
頭がかゆくて少しまくり上げた時に、たまたま見ていた姉が
気付いたのです。
「お母さん、髪の毛が生えてきてない?」
と、母は嬉しそうに、「やっぱりそう?」

気づいて欲しかったのか、なんとなくで自信がなかったのか
言ってもらえたことがうれしかったようでした。

半年近く経った今でも、まだ5分刈りくらいです。
母の場合、放射線治療後すぐに抗がん剤治療も開始
しているので、その影響もあるのだと思います。

ただ、抗がん剤投与後の「脱毛」はありませんでした。
まつ毛も、眉毛も、アソコの毛もあります。
もうしばらく、経過観察といったところでしょうか?


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2015年08月01日

放射線治療の影響で肌が軟弱になった方へ

シャンプーは市販のものを使用
一番放射線を浴びて、脱毛などの直接被害を受けたのが「頭皮」です。
今まで使用していたシャンプーが肌に合わなくなってしまったら面倒だな・・
と思っていた母でしたが、運の良いことに、シャンプーしても頭皮への影響は
ありませんでした。

お肌に合う合わないも個人差なので、選別するとなるとかなり面倒なことになります。
アレルギー反応といっても、シャンプーの成分表を見るとかなり多くの薬品やエキス
が使用されていて、どの成分に反応しているかは素人にはわかりませんからね。

注意するべきは洗い方
放射線治療の影響で頭皮にかゆみがある母は、強めに洗いたくなってしまいます。

強く洗わないようにするための「コツ」
・指腹を使わない(注1)
・第一関節、または第二関節の指背で洗う

この二点が重要で、「猫の手」を真似た手の形状が良いそうです・
これは、母の様な病状の人に関係なく、一般の人でもこの洗い方を習慣づけする
のが頭皮にやさしい洗い方なのだそうです。

(注1)指腹を使うことが悪いわけではありませんが、つい力が入ってしまって
爪を立ててしまうと頭皮に傷をつけてしまうので注意が必要です。


石鹸は「悠香の石鹸」を使用
母は病気で入院する前も入院中も「悠香の石鹸」を愛用していました。
もともとあまり肌の強くない体質の母は、石鹸選びに長い年月がかかりました。

いろいろ試した中で、最終的に一番良い相性の石鹸がそれでした。
入院してからも空調の効いた病院内はとても乾燥して、お肌がパリパリだと
嘆いていましたから。


強めにこすると「痣(あざ)」になるほど弱い
ボディーシャンプーは市販の「弱酸性」のものを使用しています。
こちらも今のところお肌に影響はないのですが、
ボディータオルで強めにこすってしまうと、すぐに「痣(あざ)」になるそうです。
最初はびっくりしたそうですが、医師に尋ねると「放射線の影響で肌が弱っているから」
だと言われてきました。

放射線治療したのは頭部のみで、それ以外の部位はガードしていたのですが、
やはり放射線は強いですね。
完全にはガードしきれないのが現実で、こういった副作用症状も致し方が無いのです。


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2015年07月16日

手術と放射線治療の影響強まる・・・ボケ!?脳機能の低下!?

頭蓋内腫瘍摘出手術の影響
頭の回転の遅さは、手術後すぐに感じた。
何でもない日常会話で、理解力の低さであったり
聞き取り力の低下であったり、頭全体の回転力が低下した。

それは母本人も感じていることで、自覚もしている。
いや、本人が一番痛感しているように感じます。
どちらかというと、家族は「気のせいだよ」と言って
あまり気にさせないように気遣ってはいるが、母本人は
「そうかなぁ」と納得いかない表情をしたりする。

自覚があるということで、「ボケ」ではないと
勝手に確信していたのが、入院中のこと。

母の脳腫瘍は「左前頭葉」にあった。
その後方には言語野(げんごや)という
言語をつかさどる部位があり、
その言語野を傷つけると、言語障害など面倒な
後遺症に苦しむこともしばしばだそうです。

担当医師からも、
「開頭したわけですから、手術の成功不成功にかかわらず
殆どの方が影響はでますよ。
但し、その後回復する方とそうでない方の差があるのも事実です。」
といった感じの説明をいただきました。

そんな最中に、放射線治療の準備は進んでいました。


放射線治療の影響(最初の1か月)
放射線治療が始まると、数日で気分の不具合
を訴えるようになりました。
「気持ちが悪い」が多かったと思います。

全部で10回の放射線治療(全脳照射)を行ないました。
頭部全体に当てる、一番リスクの高い治療なので、
「痴呆症」に関しては、高い可能性があるとのこと。

放射線の影響による「脱毛」は約10日後ころから始まりました。
この頃は、「痴呆」を感じさせる症状はありません。
ただ、考えることが苦手になっているというようになりました。


放射線治療後、約4か月後
現在自宅療養中の母。
放射線治療を終え、抗がん剤治療も1クールで退院。
2クール目からは外来治療となり、
現在も再入院なしで、外来を続けています。

日常会話がまとまらなかったり、話がもとに戻ってしまったり
、「イラッ」と感じてしまうことも少なくありません。

母は「難聴になった」とも言いますが、それも本人にしか
わからないことで、なんとも言えません。
放射線の影響なのか、単に高齢に伴う症状なのか・・・。

母の前で、私と兄が会話をしていても、理解が出来ていない
ことが多く、説明しても理解に苦しむ姿をみると何とも言えません。

「ボケちゃったのかなぁ・・・」と真剣に考えてしまうこともあります。

今のところは、自分の身の回りのことがしっかりできているので
一定の理解と、信頼はしているつもりです。


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2015年05月11日

頭部の放射線治療の影響で脳の機能が低下


脳の機能の低下
脳腫瘍摘出後の放射線治療で、頭部全体に放射線を照射し続けること10回。

母の脳には少しずつ変化が表れている。

その症状は、ほんの少しづつではあるが、日に日に悪化している。

最初にその症状に気が付いたのは、放射線治療後半でした。

母の放射線治療回数は10回・・・治療回数とは頭部に放射線を照射した

回数のことです。

8回目か9回目の放射線治療が終わったころだったと思いますが、

前日に話したことを覚えていないことが多くなったのです。

気が付いた=あれ?と思ったのが後半なだけで、実際にはもう少し

早くからその症状が表れていたのだと思います。

脳の機能の低下です。


痴呆症・認知症という疑惑
副作用に「痴呆症」という説明もありましたので、致し方のない部分

もありますが、脳の機能がどのくらい低下しているのかが目で見えないので

不安がつのるばかりです。

更に、母の脳の機能が低下しているのは「記憶」部分だけではありません。

思考力といいますか、思考回路にもダメージが蓄積されているようで、

会話中に、話したいことが出てこない、地名・人名・さっき話していた内容

色々な単語・・・一見誰にでもよくあること・・・と思われる方もいると思います。

これは実際私も日々経験しているので、さほど重く考えてはいませんでした。

しかし、問題はその頻度です。

話題を変えるごとに一つ二つ、言葉が出てきません。

明らかに、脳の機能が低下しているのがわかります。

放射線が与える脳の機能への影響・・・一年間で浴びる放射線量の限度

を国で定めている理由が良くわかります。

こんなにまで脳の機能に障害をきたすのですから。

日に日に回復してくれることを願います。


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2015年05月04日

副作用は怖くない!怖いのは前評判、そして医師の説明内容が恐怖を誘う。


今日で放射線治療開始して14日目、放射線治療自体は8回目の照射治療を終えました。

残る放射線治療回数はあと2回。

副作用症状

これまでに複数の副作用症状に見舞われている母ですが、想像していた症状とは少し〜大分異なる。

結果的に、副作用の症状が予測していた内容よりも軽い状態なのは幸いと思います。

と同時に、治療前の準備段階でどれだけの恐怖を植え付けられていたのか・・・と感心しているほどです。

確かに、症状として事前に頂いた説明とは違う症状というのはないのだが、その度合や症状の重さの問題

である。


医師として説明しなければならない立場で、一定の義務を背負ってのことなので、医師によっては嫌々であっ

たり、当然のことのように横柄な態度だったり、遠慮気味に、後ろ髪を引かれるような面持ちで説明してくれ

ている医師まで様々です。

副作用などについての事前説明はほとんどが可能性のあることを列挙して説明してきます。

それは、1パーセント以下の確率のものまで伝えられます。

中には数千人に一人なんてのもありました・・・これにさえ恐怖を感じるのです。

医師の言葉はそれほどまでに重く、リアルに聞こえてしまうものなんです。

更に悪いことに、テレビのドキュメンタリー番組などから植え付けられる放射線副作用の恐怖。

実際に放射線治療を経験した入院患者さんから、経験談としてマイナスイメージのアドバイスをもらったり

もしていることも恐怖に拍車をかけた感じになってしまったことも否定できない。


母67歳の患っている病名は「非小細胞肺がん」

脳内に腫瘍の転移が見つかったことでステージ4のがんが発覚

ステージWで、医学的見地での余命は半年から1年

治療を受けることで余命が1年以上になる確率を高くすることが目標

脳腫瘍摘出手術しての頭部放射線治療中

放射線治療後は化学治療(抗がん剤治療)が予定されている。




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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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