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2019年10月06日
2019年の自然科学系ノーベル賞。化学賞受賞で2年連続。
2019年の自然科学系ノーベル賞の結果は、
1.医学生理学賞
10月7日スエーデンのカロリンスカ医科大が3人の受賞者を発表した。
業績名:「細胞が低酸素を検知し応答する仕組みの発見」
これにより貧血や心血菅疾患、ガンなどの多くの病気に関わり治療法の開発にもつながった。
受賞者:米のウィリアム・ケーリン氏(61)、英のピーター・ラドクリフ氏(65)、
米のグレッグ・セメンザ氏(63)。
解 説:人間などの動物は低酸素になると「エリスロポエチン」というホルモンが増えて背血球が多く
作られ酸素を確保する。
3氏の発見でエリスロポエチンが作られ難くなり重い貧血を引き起こす慢性腎臓病の患者向けに
赤血球を増やして血液が酸素を運ぶ能力を高める薬が国内で9月に承認された。
2.物理学賞
8日、スエーデン王立科学アカデミーは3人の受賞者を発表した。
受賞者:ジェームズ・ピーブルス氏(84歳、米)、ミシェル・マイヨール氏(77歳、スイス)、
ディディエ・ケロー氏(53歳、スイス)
業績内容:ピーブルス氏は宇宙が誕生した直後の光の名残から宇宙の成り立ちを理論的に読み解いた。
それにより、星や私たちといった目に見える物質は宇宙の5%程に過ぎず、残りは殆ど
ークマタ―やダークエネルギーだという新たな知見に繋がった。
マイヨールさんとケローさんは1995年太陽系以外で初めてとなる惑星を、約50光年
離れたペガス ス座の方向に見つけた。この惑星は木星の様な巨大な惑星で、恒星の周りを
回っておりこれまでの常識を 覆した。
その後、これまで4000を超える系外惑星が発見された。
この中には生命が有りそうな惑星も見つかっている。
同アカデミーは3氏の発見を「私たちの世界観を永遠に変えた」と称えた。
3.化学賞
9日、スエーデン王立科学アカデミーは3人の受賞者を発表した。
受賞理由:リチウムイオン電池の開発
受賞者:旭化成の吉野彰名誉フェロー(71)、米テキサス大のジョン・グッドイナフ教授(97)、
米ニューヨーク州立大ビンガムトン校のスターリン・ウィッティンガム卓抜教授(77)
3氏はスマホやEVに搭載するリチウムイオン電池の開発で主導的な役割を
果たし、人々の生活を大きく変えITを始め産業の発展に貢献した業績が評価された。
リチウムイオン電池の開発の歴史は、
先ず1970年代、ウィッティンガム氏は最初にリチウムを電極に使う二次電池を初めて作り突破口を開きリチウムイオンが正極に出入りする原理を解明した。しかし発火や爆発がありそのままでは使えなかった。
次にグッドイナフ氏がその原理を応用して正極の材料を開発した。リチウムを酸化化合物にすると電圧を高く出来る事が判り、コバルト酸リチウムを見いだし、1980年論文発表した。しかし爆発の危険性は残ったままだった。
その後吉野彰氏が正極の対になる負極として炭素材料を採用することを考案。また正極と負極の接触によるショートを防ぐためのセパレータ―等を含め電池の基本構造を確立し、1985年に基本特許を出願し現在のリチウムイオン電池の原型になった。
そしてその後各種改良が加えられて現在の液体電解質型リチウムイオン電池になった。
(ただ現在はやはり電解質を含む有機液体の可燃性が問題となり、不燃性の全個体電池が開発されつつある)
尚補足として、
有力候補の一人とされていた東芝の水島公一エグゼクティブフェローは、東大助手だった70年代後半、英オックスフォード大学教授のグッドイナフ氏と共に研究に取り組みコバルト酸リチウムが正極になると言う事を発見しその論文の筆頭著者。ノーベル賞の人数制限(3人)の為に外されたという事でしょう。
ただ新聞は、大勢の人の貢献の上のピークの3人だと言う事を忘れないで欲しいと結んでいます。
商用化とその後の量産体制
リチウムイオン電池の商品化は1991年にソニーが世界に先駆け商品化し、三洋電機やパナソニックが参入したが、その後韓国メーカーが大型投資を繰り返し、近年中国メーカーも参入し、日本メーカーは後塵を拝するようになった。
リチウムイオン電池の改良と全固体電池の台頭
現在あらゆる電子機器のバッテリーとして使われているリチウムイオン電池だが、火災の危険性がなく、
更に充填速度、エネルギー密度、耐久性等でより高性能を目指した電池が開発されている。
その一つに最近最も注目されている全固体電池がある。
備考
・今回のノーベル賞受賞で、日本人の受賞者は27人(米国籍を含む)、化学賞は8人となった。
・今年は、2次電池が生まれて160年目の年。(フランスのブランテが1859年初めて発明)
本記事は、各社新聞、科学記事サイトを参照としてまとめた。
追記
水島公一氏は東京大学からその功績に対し総長特別表彰を授与された。
・東京大学総長特別表彰の決定
・ヤフーニュース
<参考サイト>
ノーベル化学賞・吉野彰さんが乗り越えた「ダーウィンの海」とは? リチウムイオン電池が全く売れず苦悩した3年間
=================================================
以下10月始め事前予想として書いた記事を付記
昨年は10月1日から順に発表されたが、今年2019年はいよいよ明日7日からの発表が始まる。
予定は
10月7日はノーベル医学生理学賞、8日は物理学賞、9日は化学賞が発表される。
1.医学生理学賞
昨年は免疫研究で大きな功績を挙げた本庶佑京大特別教授が受賞。
がん治療薬の「オプジーボ」など免疫に働きかける新たながん治療に道を開いた事が評価された。
1)今年の候補
@功績の対象としては、生物の設計図であるゲノムを狙い通りに書きかえられる様にしたゲノム編集技術
「CRISPR/Cas9」が最有力候補。日本人も貢献したとされ可能性は0ではないがやはり
ノーベル賞の登竜門とされるガードナー賞を受賞した米仏の研究者3人が有力視されている。
日本人の有力な候補としては次の2人を挙げておこう。
A細胞の内のたんぱく質の品質管理を解明した京大の森和俊教授。
やはりノーベル賞の登竜門とされるラスカー賞を受賞している。
近年の糖尿病やアルツハイマー病に等に係る事が判り薬の開発が盛んになっている。
B血中コレステロール値を下げる「スタチン」を発見した東京農工大の遠藤章特別栄誉教授が有力。
Cエイズの発症を抑える薬を開発した満屋裕明国立国際医療研究センター研究所長。
2.物理学賞
昨年は重力波の発見で米国の3人が受賞。
1)今年の予想
日本人の候補者は数人いるが、世の中へのインパクトの大きさからいえば
@強力なネオジム磁石の開発者佐川真人氏(大同特殊鋼顧問)
ネオジム磁石30年以上トップに君臨し、モーター、記憶媒体性能向上や省エネルギーに多大な
貢献をしている。
A380億年に1秒しかずれないとされる「光格子時計」を発明した東大の香取秀俊教授。
時間の定義への応用もさることながら、アインシュタインの相対性理論の検証に役立つとされる。
例えば、高いところと低いところでは時間の進み方が違うことの検証。
(昨年東京スカイツリーの展望台に設置された。)
B鉄を含む超電導物質の発見、その他アンモニア合成触媒の開発、透明な酸化物半導体の発明の東工大
の細野秀雄栄誉教授。
C多くのマルチフェロクロイック物質の発見した理化学研究所の十倉好紀創造物性科学研究センター長
DCNT発見の飯島澄男氏他と大量合成法の開発の信州大遠藤守信特別特任教授
フラーレンとグラフェンが受賞したため、CNTはもう駄目と言われていたが、最近単層CNTの応用
が盛んに研究されている。そもそもグラフェンは単層CNTを切開したものであり、世界に貢献出来る
ような画期的な商品が出来れば可能性はあるのではないかと思う。
量子科学分野はもう少し先だろう。
3.化学賞
1)今年の予想
@リチウムイオン電池の開発の3氏
これは米テキサス大のグッドイナフ教授が基礎研究を始め、同所で正極活物質としてのコバルト酸
リチウを発見した水島公一氏とこれを使ってリチウムイオン電池を完成した吉野彰旭化成フェロー。
A科学反応を使わずに金属イオンと有機化合物を混ぜるだけで巨大な立体構造を汲みあげる
「自己組織化」と言う研究をさせた東京大学藤田誠教授
B人類を救う技術として最近研究開発が盛んになった人工光合成の研究の発端となったホンダ・フジシマ
効果発見の藤島昭栄氏。光のエネルギーで水を酸素と水素に分解する「光触媒反応」を発見。
抗菌や汚れ防止に使われている。
明日7日から連続3日間で全て判明。期待できるかな。
1.医学生理学賞
10月7日スエーデンのカロリンスカ医科大が3人の受賞者を発表した。
業績名:「細胞が低酸素を検知し応答する仕組みの発見」
これにより貧血や心血菅疾患、ガンなどの多くの病気に関わり治療法の開発にもつながった。
受賞者:米のウィリアム・ケーリン氏(61)、英のピーター・ラドクリフ氏(65)、
米のグレッグ・セメンザ氏(63)。
解 説:人間などの動物は低酸素になると「エリスロポエチン」というホルモンが増えて背血球が多く
作られ酸素を確保する。
3氏の発見でエリスロポエチンが作られ難くなり重い貧血を引き起こす慢性腎臓病の患者向けに
赤血球を増やして血液が酸素を運ぶ能力を高める薬が国内で9月に承認された。
2.物理学賞
8日、スエーデン王立科学アカデミーは3人の受賞者を発表した。
受賞者:ジェームズ・ピーブルス氏(84歳、米)、ミシェル・マイヨール氏(77歳、スイス)、
ディディエ・ケロー氏(53歳、スイス)
業績内容:ピーブルス氏は宇宙が誕生した直後の光の名残から宇宙の成り立ちを理論的に読み解いた。
それにより、星や私たちといった目に見える物質は宇宙の5%程に過ぎず、残りは殆ど
ークマタ―やダークエネルギーだという新たな知見に繋がった。
マイヨールさんとケローさんは1995年太陽系以外で初めてとなる惑星を、約50光年
離れたペガス ス座の方向に見つけた。この惑星は木星の様な巨大な惑星で、恒星の周りを
回っておりこれまでの常識を 覆した。
その後、これまで4000を超える系外惑星が発見された。
この中には生命が有りそうな惑星も見つかっている。
同アカデミーは3氏の発見を「私たちの世界観を永遠に変えた」と称えた。
3.化学賞
9日、スエーデン王立科学アカデミーは3人の受賞者を発表した。
受賞理由:リチウムイオン電池の開発
受賞者:旭化成の吉野彰名誉フェロー(71)、米テキサス大のジョン・グッドイナフ教授(97)、
米ニューヨーク州立大ビンガムトン校のスターリン・ウィッティンガム卓抜教授(77)
3氏はスマホやEVに搭載するリチウムイオン電池の開発で主導的な役割を
果たし、人々の生活を大きく変えITを始め産業の発展に貢献した業績が評価された。
リチウムイオン電池の開発の歴史は、
先ず1970年代、ウィッティンガム氏は最初にリチウムを電極に使う二次電池を初めて作り突破口を開きリチウムイオンが正極に出入りする原理を解明した。しかし発火や爆発がありそのままでは使えなかった。
次にグッドイナフ氏がその原理を応用して正極の材料を開発した。リチウムを酸化化合物にすると電圧を高く出来る事が判り、コバルト酸リチウムを見いだし、1980年論文発表した。しかし爆発の危険性は残ったままだった。
その後吉野彰氏が正極の対になる負極として炭素材料を採用することを考案。また正極と負極の接触によるショートを防ぐためのセパレータ―等を含め電池の基本構造を確立し、1985年に基本特許を出願し現在のリチウムイオン電池の原型になった。
そしてその後各種改良が加えられて現在の液体電解質型リチウムイオン電池になった。
(ただ現在はやはり電解質を含む有機液体の可燃性が問題となり、不燃性の全個体電池が開発されつつある)
尚補足として、
有力候補の一人とされていた東芝の水島公一エグゼクティブフェローは、東大助手だった70年代後半、英オックスフォード大学教授のグッドイナフ氏と共に研究に取り組みコバルト酸リチウムが正極になると言う事を発見しその論文の筆頭著者。ノーベル賞の人数制限(3人)の為に外されたという事でしょう。
ただ新聞は、大勢の人の貢献の上のピークの3人だと言う事を忘れないで欲しいと結んでいます。
商用化とその後の量産体制
リチウムイオン電池の商品化は1991年にソニーが世界に先駆け商品化し、三洋電機やパナソニックが参入したが、その後韓国メーカーが大型投資を繰り返し、近年中国メーカーも参入し、日本メーカーは後塵を拝するようになった。
リチウムイオン電池の改良と全固体電池の台頭
現在あらゆる電子機器のバッテリーとして使われているリチウムイオン電池だが、火災の危険性がなく、
更に充填速度、エネルギー密度、耐久性等でより高性能を目指した電池が開発されている。
その一つに最近最も注目されている全固体電池がある。
備考
・今回のノーベル賞受賞で、日本人の受賞者は27人(米国籍を含む)、化学賞は8人となった。
・今年は、2次電池が生まれて160年目の年。(フランスのブランテが1859年初めて発明)
本記事は、各社新聞、科学記事サイトを参照としてまとめた。
追記
水島公一氏は東京大学からその功績に対し総長特別表彰を授与された。
・東京大学総長特別表彰の決定
・ヤフーニュース
<参考サイト>
ノーベル化学賞・吉野彰さんが乗り越えた「ダーウィンの海」とは? リチウムイオン電池が全く売れず苦悩した3年間
=================================================
以下10月始め事前予想として書いた記事を付記
昨年は10月1日から順に発表されたが、今年2019年はいよいよ明日7日からの発表が始まる。
予定は
10月7日はノーベル医学生理学賞、8日は物理学賞、9日は化学賞が発表される。
1.医学生理学賞
昨年は免疫研究で大きな功績を挙げた本庶佑京大特別教授が受賞。
がん治療薬の「オプジーボ」など免疫に働きかける新たながん治療に道を開いた事が評価された。
1)今年の候補
@功績の対象としては、生物の設計図であるゲノムを狙い通りに書きかえられる様にしたゲノム編集技術
「CRISPR/Cas9」が最有力候補。日本人も貢献したとされ可能性は0ではないがやはり
ノーベル賞の登竜門とされるガードナー賞を受賞した米仏の研究者3人が有力視されている。
日本人の有力な候補としては次の2人を挙げておこう。
A細胞の内のたんぱく質の品質管理を解明した京大の森和俊教授。
やはりノーベル賞の登竜門とされるラスカー賞を受賞している。
近年の糖尿病やアルツハイマー病に等に係る事が判り薬の開発が盛んになっている。
B血中コレステロール値を下げる「スタチン」を発見した東京農工大の遠藤章特別栄誉教授が有力。
Cエイズの発症を抑える薬を開発した満屋裕明国立国際医療研究センター研究所長。
2.物理学賞
昨年は重力波の発見で米国の3人が受賞。
1)今年の予想
日本人の候補者は数人いるが、世の中へのインパクトの大きさからいえば
@強力なネオジム磁石の開発者佐川真人氏(大同特殊鋼顧問)
ネオジム磁石30年以上トップに君臨し、モーター、記憶媒体性能向上や省エネルギーに多大な
貢献をしている。
A380億年に1秒しかずれないとされる「光格子時計」を発明した東大の香取秀俊教授。
時間の定義への応用もさることながら、アインシュタインの相対性理論の検証に役立つとされる。
例えば、高いところと低いところでは時間の進み方が違うことの検証。
(昨年東京スカイツリーの展望台に設置された。)
B鉄を含む超電導物質の発見、その他アンモニア合成触媒の開発、透明な酸化物半導体の発明の東工大
の細野秀雄栄誉教授。
C多くのマルチフェロクロイック物質の発見した理化学研究所の十倉好紀創造物性科学研究センター長
DCNT発見の飯島澄男氏他と大量合成法の開発の信州大遠藤守信特別特任教授
フラーレンとグラフェンが受賞したため、CNTはもう駄目と言われていたが、最近単層CNTの応用
が盛んに研究されている。そもそもグラフェンは単層CNTを切開したものであり、世界に貢献出来る
ような画期的な商品が出来れば可能性はあるのではないかと思う。
量子科学分野はもう少し先だろう。
3.化学賞
1)今年の予想
@リチウムイオン電池の開発の3氏
これは米テキサス大のグッドイナフ教授が基礎研究を始め、同所で正極活物質としてのコバルト酸
リチウを発見した水島公一氏とこれを使ってリチウムイオン電池を完成した吉野彰旭化成フェロー。
A科学反応を使わずに金属イオンと有機化合物を混ぜるだけで巨大な立体構造を汲みあげる
「自己組織化」と言う研究をさせた東京大学藤田誠教授
B人類を救う技術として最近研究開発が盛んになった人工光合成の研究の発端となったホンダ・フジシマ
効果発見の藤島昭栄氏。光のエネルギーで水を酸素と水素に分解する「光触媒反応」を発見。
抗菌や汚れ防止に使われている。
明日7日から連続3日間で全て判明。期待できるかな。
タグ:2019年、クリスパー、ガードナー賞、ゲノム編集、クリスパー、キャスナイン、スタチン 吉野彰、旭化成、フェロー、リチウムイオン電池、グッドイナフ、水島公一、ウィッティッシガム、コバルト酸リチウム、セパレータ― ノーベル化学賞
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2019年08月12日
元素と周期表、その小歴史
あなたは、元素周期表をどこで習いましたか?。
在学中の人や理系の現職の人はともかく、学校から離れた人はどれだけ元素や周期表を覚えているでしょうか。元素周期表は全ての人にとはいいませんが理系特に研究者・技術者にとってのあいうえお(五十音)と言えるでしょう。
今年2019年は、メンデレーエフが元素の周期律を発見してから150周年に当たり世界中でイベントが開催されています。
ところで
元素の種類には、現在まで自然に存在する元素と人工的に作られた元素とを合わせて計118種の元素が知られています。
2016年には日本生まれ(アジア初)の元素である113番目のニホニウム(Nh)が登録されました。
元素や周期表に関しては本やサイトが数多く存在しますが、非常に楽しく遊びながら学べるオススメのサイトがあります。
東京エレクトロンは数年まえから、新聞広告として元素や周期表を出してきており、またギネス登録されたAR技術を使った周期表を発表しています。(当ブログで紹介ずみ)
今年は7月21日付け朝日新聞見開き2ページで、元素の発見と周期表に関する歴史をビジュアルな記事で要約した記事を載せています。
そこで今回のブログはここから主要事項を抜粋しA4の1,2枚程度に要約してみました。(その分ビジュアルは消滅しましたが)
尚細かい付帯記事は省略したのでこれを知りたい方は図書館等で見て下さい。
しかし科学の歴史を知ることが重要なのと同じく、元素の発見や周期表の歴史を知ることも大事です。
そこで今後この元素年表を一つの骨格(幹)として、これに自分なりに重要と思うことを加筆修正(枝葉)しながら、自己の元素年表に出来たらと思い整理してみました。
<元素の歴史>
(7/21付け朝日新聞「メンデレーエフ周期律発見150周年企画、世界の全ては元素で出来ている」の要約)
およそ138億年前→H,He:ビッグバンで宇宙誕生数分後水素、ヘリウム等の軽い元素が生成された。
その後これらを含め宇宙を漂うガスやダストが集まることで星が生まれ、
最後に星の死(超新星爆発)で重い元素も誕生したと考えられている。
↓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ↓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
およそ46億年前→地球誕生
↓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
およそ23億年前→O:バクテリアによって海の中で酸素(O)が発生
↓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
およそ7億年前→酸素が現在の大気中濃度(21%)になる
↓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
↓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
紀元前9000年頃→Cu:人類が初めて使った金属は銅(Cu)
紀元前3000年頃→Ca:ピラミッドの建材として表面に石灰岩が使われる。(内部は花崗岩)
紀元前300年頃→Pb:古代ローマの水道管は鉛製。加工しやすく広大な領土に張り巡らせた。
紀元前50年頃→Sb:古代エジプトの女性はアイシャドウにアンチモンを使用
↓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
100年頃→Si:古代ローマでガラスが普及。原料は砂(SiO2)と天然ソーダ。
↓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
13世紀→イスラム圏で錬金術が盛んになりこれが後ヨーロッパに伝わった。
1550年頃→Au:武田信玄によって日本の鉱山技術が発展!?山梨や長野の金山を開発。
1712年頃→産業革命始まり、1776年ワットが蒸気機関を発明
1772年→N:ラザフォードにより窒素(N)が発見された。空気が単一の元素ではないことが証明される
1799年→Pt:フランスが1kgを定義する基準器として白金(Pt)の分銅を作製。
(キログラム原器は1889年にイリジウム(Ir)10%の合金となり、2019年5月まで使われた)
1800年→Cu、Zn:銅(Cu)板と亜鉛(Zn)板の間に塩水を含ませた布を挟んで何層にも重ねた
ボルタ電池が発明された。
1839年→Ag、Hg、I:ヨウ化銀(AgI)を感光材料として水銀(Hg)蒸気で現像する銀板写真が誕生。
日本には1840年頃伝わる。
1859年→Cs,Rb,Tl,In:ブンゼンとキルヒホッフは分光器を発明し、セシウム(Cs)とルビジウム(Rb)を
発見した。また別の研究者はこれでタリウム(Tl)とインジウム(In)を発見した。
1869年→メンデレーエフにより元素周期律が発見された。当時発見されていた63個の元素を原子量と
化学的性質で整理し、空白の部分に元素があると予言し、後にそこに入る元素が発見され
その正当性が証明された。
1879年→C:エジソンが炭素電球を発明。京都の竹が使われた。竹は炭となり炭は黒鉛となってよく光った。
1903年→Ra、Po:キュリー夫妻がノーベル賞を受賞。夫妻とベクレルの3人が「放射能研究」で
ノーベル物理学賞受賞。妻のマリーは夫の死後の1911年にラジウムとポロニウムの発見で
化学賞も受賞した。
1908年→Re:小川正孝が43番目の元素を「ニッポニウム」と発表したが、追試で確認されず幻の元素に。
後年の検証で、この元素が1925年ドイツ人研究者により発見された75番目元素のRe(レニウム)と
同じものだったことが判明。
1912年頃→Ne:世界最初のネオンサイン点灯はパリ。視認性が高く、電力も抑えられると広告照明用として
広がった。1918年に東京銀座のカバン店で使われた。
1937年→Tc:初めての人工元素テクネチウム(Tc)誕生。
1930年代に加速器(サイクロトロン)が誕生すると 人工元素の研究が加速。
これを使ってモリブデン(Mo)に重水素(D)の原子核を衝突させてTcが作られた。
元素名の由来はギリシャ語の「人工的」から。
1944年→Cm:新発見元素はキュリー夫妻にちなんでキュリウム(Cm)と命名された。
1955年頃→Md:メンデレビウム(Md)が合成された。アインスタイニウム(Es)にアルファ粒子を照射して
製造。この元素名は周期表の発見者メンデレーエフにちなんで付けられた。
1984年→Nd:世界最強といわれるネオジム磁石が誕生。ネオジム、鉄、ホウ素を使い、日本人により誕生。
スマホやEV、風力発電機、工業用ロボットなどに使われている。
1993年→Ga:1989年窒化ガリウム(GaN)を用いて青色LEDが発明され、その4年後、100倍の明るさが
得られるようになり実用化につながった。既に開発されていた赤、緑とで光の3原色が完成し
信号機やディスプレイに取り入れられた。
1997年→Ni:ニッケル水素電池を使用した世界初のハイブリッドカー(HV)が発売された。
当時のガソリンエンジンの約2倍という燃費の良さが特徴。
その後電気自動車(EV)には、日本で開発されたリチウムイオン二次電池がよく使われている。
1998年→Nb:超電導磁石を使ったリニアモーターカーで初の試乗会が時速450kmで実施された。
この時のリニアモーターカーの超電導磁石には強度と加工し易さが特徴のニオブチタン合金が
使用された。
2008年→Sc:群馬県の草津温泉からスカンジウム(Sc)が抽出された。
2014年→Xe:小惑星探索機「はやぶさ2」は地球から2億8千万km離れた小惑星リュウグウへ向け
打ち上げられた。そのイオンエンジンの燃料にキセノン(Xe)ガスが使われた。スペースを
取らないことや燃費の良さ等から採用された。
2016年→Nh:2004年に理化学研究所でビスマス(Bi)に亜鉛(Zn)を衝突させて合成された新元素が
ニホニウム(Nh)と命名された。Bi(83)+Zn(30)→Nh(113)
これと米国とロシアで合成された他の3元素とも合わせ116番までの4元素名が確定され、
周期表の第7周期までが完成した。
上記の歴史をまとめると更にいろいろ知りたいことや疑問が生じました。
同じ様に思われた方も多いと思います。
これらについては今後特定の小テーマに分けまとめてみたいと思います。
<参考サイト>
○東京エレクロトンのサイト
げんそ博士の元素周期表スペシャルサイト
○お勧めです。行ける方は是非。
巡回展:国際周期表年2019特別展
○誕生から150周年を世界中で祝福される「周期表」はココがすごい!
周期表誕生150周年
<最新の大判ポスターを入手しよう。>
○文部科学省の科学技術に関する知識をまとめた「一家に1枚」(科学技術)ポスター
○一家に一枚元素周期表(周期表大判)
ポスター以外の本やグッズについては通販サイトにラインナップされているので一応目を通してどんなものがあるのかしっておくのも良いと思います。
<推薦図書>
在学中の人や理系の現職の人はともかく、学校から離れた人はどれだけ元素や周期表を覚えているでしょうか。元素周期表は全ての人にとはいいませんが理系特に研究者・技術者にとってのあいうえお(五十音)と言えるでしょう。
今年2019年は、メンデレーエフが元素の周期律を発見してから150周年に当たり世界中でイベントが開催されています。
ところで
元素の種類には、現在まで自然に存在する元素と人工的に作られた元素とを合わせて計118種の元素が知られています。
2016年には日本生まれ(アジア初)の元素である113番目のニホニウム(Nh)が登録されました。
元素や周期表に関しては本やサイトが数多く存在しますが、非常に楽しく遊びながら学べるオススメのサイトがあります。
東京エレクトロンは数年まえから、新聞広告として元素や周期表を出してきており、またギネス登録されたAR技術を使った周期表を発表しています。(当ブログで紹介ずみ)
今年は7月21日付け朝日新聞見開き2ページで、元素の発見と周期表に関する歴史をビジュアルな記事で要約した記事を載せています。
そこで今回のブログはここから主要事項を抜粋しA4の1,2枚程度に要約してみました。(その分ビジュアルは消滅しましたが)
尚細かい付帯記事は省略したのでこれを知りたい方は図書館等で見て下さい。
しかし科学の歴史を知ることが重要なのと同じく、元素の発見や周期表の歴史を知ることも大事です。
そこで今後この元素年表を一つの骨格(幹)として、これに自分なりに重要と思うことを加筆修正(枝葉)しながら、自己の元素年表に出来たらと思い整理してみました。
<元素の歴史>
(7/21付け朝日新聞「メンデレーエフ周期律発見150周年企画、世界の全ては元素で出来ている」の要約)
およそ138億年前→H,He:ビッグバンで宇宙誕生数分後水素、ヘリウム等の軽い元素が生成された。
その後これらを含め宇宙を漂うガスやダストが集まることで星が生まれ、
最後に星の死(超新星爆発)で重い元素も誕生したと考えられている。
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およそ46億年前→地球誕生
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およそ23億年前→O:バクテリアによって海の中で酸素(O)が発生
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およそ7億年前→酸素が現在の大気中濃度(21%)になる
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紀元前9000年頃→Cu:人類が初めて使った金属は銅(Cu)
紀元前3000年頃→Ca:ピラミッドの建材として表面に石灰岩が使われる。(内部は花崗岩)
紀元前300年頃→Pb:古代ローマの水道管は鉛製。加工しやすく広大な領土に張り巡らせた。
紀元前50年頃→Sb:古代エジプトの女性はアイシャドウにアンチモンを使用
↓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
100年頃→Si:古代ローマでガラスが普及。原料は砂(SiO2)と天然ソーダ。
↓・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
13世紀→イスラム圏で錬金術が盛んになりこれが後ヨーロッパに伝わった。
1550年頃→Au:武田信玄によって日本の鉱山技術が発展!?山梨や長野の金山を開発。
1712年頃→産業革命始まり、1776年ワットが蒸気機関を発明
1772年→N:ラザフォードにより窒素(N)が発見された。空気が単一の元素ではないことが証明される
1799年→Pt:フランスが1kgを定義する基準器として白金(Pt)の分銅を作製。
(キログラム原器は1889年にイリジウム(Ir)10%の合金となり、2019年5月まで使われた)
1800年→Cu、Zn:銅(Cu)板と亜鉛(Zn)板の間に塩水を含ませた布を挟んで何層にも重ねた
ボルタ電池が発明された。
1839年→Ag、Hg、I:ヨウ化銀(AgI)を感光材料として水銀(Hg)蒸気で現像する銀板写真が誕生。
日本には1840年頃伝わる。
1859年→Cs,Rb,Tl,In:ブンゼンとキルヒホッフは分光器を発明し、セシウム(Cs)とルビジウム(Rb)を
発見した。また別の研究者はこれでタリウム(Tl)とインジウム(In)を発見した。
1869年→メンデレーエフにより元素周期律が発見された。当時発見されていた63個の元素を原子量と
化学的性質で整理し、空白の部分に元素があると予言し、後にそこに入る元素が発見され
その正当性が証明された。
1879年→C:エジソンが炭素電球を発明。京都の竹が使われた。竹は炭となり炭は黒鉛となってよく光った。
1903年→Ra、Po:キュリー夫妻がノーベル賞を受賞。夫妻とベクレルの3人が「放射能研究」で
ノーベル物理学賞受賞。妻のマリーは夫の死後の1911年にラジウムとポロニウムの発見で
化学賞も受賞した。
1908年→Re:小川正孝が43番目の元素を「ニッポニウム」と発表したが、追試で確認されず幻の元素に。
後年の検証で、この元素が1925年ドイツ人研究者により発見された75番目元素のRe(レニウム)と
同じものだったことが判明。
1912年頃→Ne:世界最初のネオンサイン点灯はパリ。視認性が高く、電力も抑えられると広告照明用として
広がった。1918年に東京銀座のカバン店で使われた。
1937年→Tc:初めての人工元素テクネチウム(Tc)誕生。
1930年代に加速器(サイクロトロン)が誕生すると 人工元素の研究が加速。
これを使ってモリブデン(Mo)に重水素(D)の原子核を衝突させてTcが作られた。
元素名の由来はギリシャ語の「人工的」から。
1944年→Cm:新発見元素はキュリー夫妻にちなんでキュリウム(Cm)と命名された。
1955年頃→Md:メンデレビウム(Md)が合成された。アインスタイニウム(Es)にアルファ粒子を照射して
製造。この元素名は周期表の発見者メンデレーエフにちなんで付けられた。
1984年→Nd:世界最強といわれるネオジム磁石が誕生。ネオジム、鉄、ホウ素を使い、日本人により誕生。
スマホやEV、風力発電機、工業用ロボットなどに使われている。
1993年→Ga:1989年窒化ガリウム(GaN)を用いて青色LEDが発明され、その4年後、100倍の明るさが
得られるようになり実用化につながった。既に開発されていた赤、緑とで光の3原色が完成し
信号機やディスプレイに取り入れられた。
1997年→Ni:ニッケル水素電池を使用した世界初のハイブリッドカー(HV)が発売された。
当時のガソリンエンジンの約2倍という燃費の良さが特徴。
その後電気自動車(EV)には、日本で開発されたリチウムイオン二次電池がよく使われている。
1998年→Nb:超電導磁石を使ったリニアモーターカーで初の試乗会が時速450kmで実施された。
この時のリニアモーターカーの超電導磁石には強度と加工し易さが特徴のニオブチタン合金が
使用された。
2008年→Sc:群馬県の草津温泉からスカンジウム(Sc)が抽出された。
2014年→Xe:小惑星探索機「はやぶさ2」は地球から2億8千万km離れた小惑星リュウグウへ向け
打ち上げられた。そのイオンエンジンの燃料にキセノン(Xe)ガスが使われた。スペースを
取らないことや燃費の良さ等から採用された。
2016年→Nh:2004年に理化学研究所でビスマス(Bi)に亜鉛(Zn)を衝突させて合成された新元素が
ニホニウム(Nh)と命名された。Bi(83)+Zn(30)→Nh(113)
これと米国とロシアで合成された他の3元素とも合わせ116番までの4元素名が確定され、
周期表の第7周期までが完成した。
上記の歴史をまとめると更にいろいろ知りたいことや疑問が生じました。
同じ様に思われた方も多いと思います。
これらについては今後特定の小テーマに分けまとめてみたいと思います。
<参考サイト>
○東京エレクロトンのサイト
げんそ博士の元素周期表スペシャルサイト
○お勧めです。行ける方は是非。
巡回展:国際周期表年2019特別展
○誕生から150周年を世界中で祝福される「周期表」はココがすごい!
周期表誕生150周年
<最新の大判ポスターを入手しよう。>
○文部科学省の科学技術に関する知識をまとめた「一家に1枚」(科学技術)ポスター
○一家に一枚元素周期表(周期表大判)
ポスター以外の本やグッズについては通販サイトにラインナップされているので一応目を通してどんなものがあるのかしっておくのも良いと思います。
<推薦図書>
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2019年06月12日
春のガーデンコンサート3題
音楽鑑賞は室内での演奏が音質的には最高ですが、
屋外での草花に囲まれた中で演奏される曲を聴くのもまたいいものです。
今回は、春の時期はもう終わりましたが、春に行った東京でのガーデンコンサート3題を紹介します。
秋にもまた開催されると思われますのでご参考なれば幸いです。
1.サントリーホール屋上でのルーフガーデンコンサート
コンサートホールとして有名な新装なったサントリーホールの屋上には、
各種の花が植えられてガーデンとなっていますが、通常は立ち入れません。
しかし春と秋には開放され誰でもその草花を楽しめます。
東京港区の赤坂地区の中にあり貴重な緑や花を提供しています。
周りには大使館が多数あり、木々の多い静かな一角でもあります。
演奏者
フルート:中澤茜
ピアノ:斉藤舞
曲目:
・エルガの愛の挨拶
・コンドルが飛んでゆく
・日本の歌メドレー
・カルガシュ(モンティ)
主担:朝クラ(朝のクラシック)
写真は、赤坂の桜とルーフガーデンとコンサートの様子です。
久しぶりにフルート演奏を楽しみました。
2.練馬区光が丘 ローズガーデンコンサート
光が丘は昔米軍基地だったところですが、いまは多くの人が住む大団地になっています。
この広大な団地には独特の名前がついた公園が数箇所ありますが、その中の一つの「四季の香(かおり)ローズガーデン」は「薔薇の香り」の庭です。
この公園は、ダマスク、ティー、フルーティー、ブルー、スパイシー、ミルラの6種類のバラの香りを楽しめる国内でもめずらしいバラ園だそうです。
(薔薇については最後に関連サイトを付記していますので、ぜひ覗いてみてください。)
四季の香公園のローズガーデンの案内やイベント等詳細はここからどうぞ
また
練馬区のHP「バラの香りを楽しむ庭〜四季の香ローズガーデン」もどうぞ
ローズガーデンコンサートの内容
演奏者はバイオリン:伊藤万桜、ピアノ:浅野桜子。
(両氏関連のサイト&動画を最後に追記していますのでご参照下さい)
両氏の名前に「桜」が入っているのが印象的でした。
偶然なのでしょうか、桜の下の演奏では最高にピッタリですね。
曲目はいろいろありましたが、はやり薔薇に関する曲目が印象に残っています。
バラが咲いた、花束を君に 、野ばら、百万本のバラなど。
バラ園の中のコンサートではありましたが、
最終曲の「チゴイネルワイゼン」も(が)よかったです。
尚「百万本のバラ」については、これまで日本人の歌を何度か聞いてはいたのですが、
何故か好きになれていないままだったのが、あることから大変好きになりました。
(この件については次のブログで取り上げる予定です。)
尚
演奏動画はアップ禁止ということなので写真のみをご紹介。
3.神代植物公園 バラ園コンサート
神代植物公園は我が家からはちょっと遠いので2,3年に一回位で出かけています。
今回は光が丘のバラに促された形で足を運びました。
幸いにもバラ園でのコンサートが見られ(聴け)ました。
尚神代植物公園を簡単にご紹介すると、
面積約49万m2で、約4800種、10万本・株の樹木が植えられていて、
園内は「バラ園、ツツジ園、うめ園、はぎ園、芍薬園など種類ごとに約30のブロックに分けられており、景色を眺めながら植物の知識を得ることが出来る様になっている。また大温室もあり冬でも熱帯の植物を鑑賞できる。
詳しくは神代植物公園サイトからどうぞ。
さて本題のコンサートは、噴水を囲んだバラ園の東端にあるバラ園テラスで行われ、
午後の部の約30分間のクラシックコンサート主体でした。
出演者は、
ピアノ:川村沙耶香、バイオリン:豊田泰子、ファゴット:飛世理志
((クラシックユニット、Trio the Extensions)
曲目は
1.ビアノ三重奏曲第1番イ長調より第1楽章(R.シュトラウス)
2.「さすらう若人の歌」より、「朝の野を歩けば」(マーラー)
3.虹の彼方に(アーレン)
4.サウンドオブミュージックメドレー(ロジャース)
やはり動画撮影は禁止なので画像だけのご紹介です。
その他、バラ園のバラと大温室の中と、同時に開催されていたさつきまつりも。
<追記>
1.薔薇の香りに関して
・蓬田バラの香り研究所、薔薇の香りを学ぶ・楽しむ、薔薇を楽しむ。
・バラと小さなガーデンづくり、バラの香りの種類と、バラの強香品種をまとめて紹介します
・香りの提案
・植物生活、お花屋さんで並んでいるバラの香りのタイプを知っていますか
2.光が丘四季の香ローズガーデン及びコンサート奏者関連サイト
・四季の香公園のローズガーデンの案内やイベント等詳細はここからどうぞ
・練馬区のHPの紹介はここからどうぞ
ローズガーデンコンサート奏者関連
・伊藤万桜サイト
・ヴァイオリン演奏動画
1
2
3
・浅野櫻子
他にもガーデンコンサートは多数ありますが、春の部は終わりましたので、
今後は菖蒲やあやめ、紫陽花、藤等の花の下での初夏の部が始まるのでしょうか。
また秋には桜はありませんが、秋の草花や紅葉の下でのコンサートがありますので、
興味のある人は事前に情報をキャッチして、出かけてみられてはいかがでしょうか。
今後また機会があれば、ガーデンコンサートにいそいそと出かけて報告したいと思います。
2019年05月19日
平成と昭和のプレミアム硬貨を探そう
先日5/14のTBSの「その差ってなんですか」で、「昭和と平成のプレミアム硬貨の差」の番組があり、
昭和と平成の硬貨について、倍率の高いプレミアムコインが紹介された。
そこでまずTVの番組の内容を簡単にご紹介しよう。
その後、我が家で保有している硬貨について調べた驚くべき??結果をご紹介。
1.TV内容紹介
他の年に比べて発行枚数が少ないなどの理由で金額以上のプレミアム硬貨があるのをご存知ですか。
20年ぶりに、新1万円、5千円、1000円札が発行され、500円硬貨も新しくなる。これによって、もう作られることのない、昭和や平成のプレミアム硬貨の価値が更にアップするといわれている。
キャリア30年のコイン鑑定のプロ寺田実氏(新橋スタンプ照会コイン鑑定士)が昭和と平成のアップ率ベスト5についての詳しい説明実施。
途中の細かい説明は省き、いきなり結果を示せば以下の通り。
全体の写真(TBSTV番組画面撮影)
平成20年代初〜中期の数年に亘り倍率が高いのは、
H23年になりSUICAを始めとする電子マネーが普及しキャッシュレスとなり始めたため、
国が生産量を減らした為。(特に1円、5円)
但し昭和61年の10円は更に調べる必要がある
裏側の平等院の階段が前記と後期とで違い、デザインが変わった後期の発行枚数は極端に少なかったので
特に高いプレミアムがついた。
後期のものなら倍率2000倍で10円が20000円!!、前期ものなら10円のまま。
ちょっと目にはわかりませんが・・・(TBSTV番組画面撮影)
「後期」の見分け方は、平等院の描いてある裏側、「階段の脇に線」があり、縦の線が上下に離れているのが「前期」、縦の線と横の線が一体化したように見えるのが「後期」。(TBSTV番組画面撮影)
ご注意!
ただし、もし見つかって現金と交換しようとしても、ここに提示された価格は
買い取り価格ではなく、販売価格であり、更に硬貨の状態により、価値が変動する場合もあるそうだ。
2.我が家の調査結果
我が家で保有の(単に使われずに溜まっているだけの)「かなりの量」のコインの中にプレミアム硬貨があるのを期待して、早速調べてみた。
まず高額の方から順に、500円、100円、50円と調べたが見つからなかった。
次に10円について調べると、なんと昭和61年製造のものが見つかった。
見つかった昭和61年の10円の写真
10円が2000倍→→20000円!!
期待しながら裏の絵柄(平等院鳳凰堂)の階段を調べてみようとしたが、絵柄は細かく、肉眼や、低倍率のルーペでは確認が難しかった。
残念ながら、家庭用顕微鏡は持っていないので、そこで昔使ったやや高倍率(30倍)の拡大鏡
を探し出し調べると、目ではっきり見えた。
がしかし・・・・・階段の両側の線が分離しており、
結果はTVの上地くんと全く同様の状況であった。残念!
その後
ふと、100均でスマホに取り付けて使う広角&マクロレンズセットを買っていたことを思い出し、
使ってみた。
この製品は広角のためのレンズとセットになっているので、まず上の広角用のレンズを外して、下のマクロ用のレンズだけにしてから見ると
百均製品での拡大写真
拡大は十分ではないが、なんとか判別は出来た。
しかし納得する(諦める)にはやはりより大きな倍率が必要そうだ。
その他のコインについても各倍率でしらべたが、
現在手持ちのコインの中からはプレミアム10円、5円、1円は結局見つからなかった。
(調べた各コインの母数については省略)
うーむ、プレミアムコインはなかなか無いものだ。
しかしだからこそプレミアムがつくのだと納得。
今後は、表を参考に手にしたコインの製造年を都度チェックしてみようと思う。
あなたも財布や家の中のコインを調べて見ませんか。
ひょっとしたら高倍率のプレミアム硬貨がみつかるかも?!
昭和と平成の硬貨について、倍率の高いプレミアムコインが紹介された。
そこでまずTVの番組の内容を簡単にご紹介しよう。
その後、我が家で保有している硬貨について調べた驚くべき??結果をご紹介。
1.TV内容紹介
他の年に比べて発行枚数が少ないなどの理由で金額以上のプレミアム硬貨があるのをご存知ですか。
20年ぶりに、新1万円、5千円、1000円札が発行され、500円硬貨も新しくなる。これによって、もう作られることのない、昭和や平成のプレミアム硬貨の価値が更にアップするといわれている。
キャリア30年のコイン鑑定のプロ寺田実氏(新橋スタンプ照会コイン鑑定士)が昭和と平成のアップ率ベスト5についての詳しい説明実施。
途中の細かい説明は省き、いきなり結果を示せば以下の通り。
全体の写真(TBSTV番組画面撮影)
平成20年代初〜中期の数年に亘り倍率が高いのは、
H23年になりSUICAを始めとする電子マネーが普及しキャッシュレスとなり始めたため、
国が生産量を減らした為。(特に1円、5円)
但し昭和61年の10円は更に調べる必要がある
裏側の平等院の階段が前記と後期とで違い、デザインが変わった後期の発行枚数は極端に少なかったので
特に高いプレミアムがついた。
後期のものなら倍率2000倍で10円が20000円!!、前期ものなら10円のまま。
ちょっと目にはわかりませんが・・・(TBSTV番組画面撮影)
「後期」の見分け方は、平等院の描いてある裏側、「階段の脇に線」があり、縦の線が上下に離れているのが「前期」、縦の線と横の線が一体化したように見えるのが「後期」。(TBSTV番組画面撮影)
ご注意!
ただし、もし見つかって現金と交換しようとしても、ここに提示された価格は
買い取り価格ではなく、販売価格であり、更に硬貨の状態により、価値が変動する場合もあるそうだ。
2.我が家の調査結果
我が家で保有の(単に使われずに溜まっているだけの)「かなりの量」のコインの中にプレミアム硬貨があるのを期待して、早速調べてみた。
まず高額の方から順に、500円、100円、50円と調べたが見つからなかった。
次に10円について調べると、なんと昭和61年製造のものが見つかった。
見つかった昭和61年の10円の写真
10円が2000倍→→20000円!!
期待しながら裏の絵柄(平等院鳳凰堂)の階段を調べてみようとしたが、絵柄は細かく、肉眼や、低倍率のルーペでは確認が難しかった。
残念ながら、家庭用顕微鏡は持っていないので、そこで昔使ったやや高倍率(30倍)の拡大鏡
を探し出し調べると、目ではっきり見えた。
がしかし・・・・・階段の両側の線が分離しており、
結果はTVの上地くんと全く同様の状況であった。残念!
その後
ふと、100均でスマホに取り付けて使う広角&マクロレンズセットを買っていたことを思い出し、
使ってみた。
この製品は広角のためのレンズとセットになっているので、まず上の広角用のレンズを外して、下のマクロ用のレンズだけにしてから見ると
拡大は十分ではないが、なんとか判別は出来た。
しかし納得する(諦める)にはやはりより大きな倍率が必要そうだ。
その他のコインについても各倍率でしらべたが、
現在手持ちのコインの中からはプレミアム10円、5円、1円は結局見つからなかった。
(調べた各コインの母数については省略)
うーむ、プレミアムコインはなかなか無いものだ。
しかしだからこそプレミアムがつくのだと納得。
今後は、表を参考に手にしたコインの製造年を都度チェックしてみようと思う。
あなたも財布や家の中のコインを調べて見ませんか。
ひょっとしたら高倍率のプレミアム硬貨がみつかるかも?!
2019年05月11日
アルミホイルのいろいろな利用方法と製造〜最先端事項も。
インターネット上には非常にたくさんの生活に役立ついわゆるライフハックが紹介されていますね。
非常に多種多様ですが、今回当ブログでは、アルミフォイル(以下ホイル)に注目して、適用例を集めてみました。
どこの家庭にもあるアルミホイルは役に立ったり面白い使いみちがたくさんあります。
簡単に出来るものは文章だけで、やや複雑なものは出典サイトをリンクしました。
一部オリジナルなものも入れていますので参考にして下さい。
また今回記載しなかったいい用例や今後新しい用例が出てきたら追加して行きたいと思います。
それでは使用例の前に
まず「アルミホイルはどの様にしてできるのか」。「裏表の違いはどうしてできるのか」
について見て見ましょう。
【アルミホイルの製造方法】
製造工程は
アルミの板厚0.35mmのロールから引き出して何度も圧延することにより0.024mm(つまり24ミクロン)の薄板にして、更にこれを2枚合わせて24ミクロンにして剥がして巻き取る。(つまり一枚の厚みは12ミクロン!)
アルミホイルの製造動画の6:58から見てください。
表面の差については動画の10:50から11:13の所にご注目下さい。
表面のピカピカ(つるつる)はローラーの当たった方、曇った面はアルミが合わさっていた方の面ということです。
(尚本動画の前半はラップの製法ですが、ラップについては素材の違いも含め今後纏めます。)
【各種使用例】
< DIY>
・ハサミの切れ味復活
切れ味が悪くなったハサミやシュレダーの切れ味を復活するにはアルミホイル数枚を切ったり、
シュレダーにかけるとよい。
・単3電池を単1電池にするには、
単1と同じ高さの紙等を単3電池の周りに巻いて同じ直径とし、マイナス側の隙間(直径14.5mm,
高さ11mm)をアルミホイルを丸めて埋める。
単4電池で単3電池にするときもアルミを丸めて応急処置出来る。
<医療/美容>
・歯のホワイトニングには、
重曹に歯磨き粉と塩を混ぜ、これをまんべんなく歯の表面に塗り、
その後アルミホイルで歯を覆い1時間以上放置する。その後普通に歯磨し口をゆすぐだけ。
詳しくはここから
<衣服>
・シルク、ウール、レイヨンなどの直接に熱を受けられない素材の服の皺をとるには、
まずアルミホイルをアイロン台に乗せ、その上に皺を伸ばしたい服を置く。
それから、8〜10センチ離れた場所からアイロンのスチームボタンを押して、スチームを吹き付けると
スチームで温められたホイルから熱が伝わりしわを伸ばせる。
<キッチン/料理 >
・ガラス製の食器(オーブン用など)の汚れをとるのには、
くしゃくしゃにしたアルミホイルと食器用洗剤
を使うとうまくいく。
・冷えた揚げ物を復活させるには、
魚焼きグリルに並べてアルミホイルをかけて温めなおすと揚げたての風味がよみがえる。
・シンクの排水口のぬめりを防止するには
排水溝にアルミホイルをパチンコ玉くらいの大きさに丸めて5〜6個入れておくとよい。
・黒ずんだ銀製品や銀のアクセサリーをピカピカにするには、
アルミホイルを敷いた容器に重曹とお湯を入れ、製品を漬け込む。
(詳細はここから)
・頑固なガラス製食器の汚れは、
クシャクシャにしたアルミホイルと食器用洗剤で落とせる。
・冷凍食品を素早く冷凍・解凍するには、
アルミホイルを食材に被せて冷凍庫へ入れると短時間で冷凍できる。
またアルミホイルをフライパンに敷き冷凍食品を置くと素早く解凍できる。
・包丁の切れ味が悪くなったら、クシャクシャにするか、数枚重ねたアルミホイルを何度か切れば切れ味
が戻る。
・コンロの周りの汚れ防止
はクシャクシャにして、金たわしの代わりに。
・ごぼうやじゃがいも、生姜などの外皮をコサギ落とすには、
くしゃくしゃのホイルが便利。
・おろし金の使用後の洗浄を楽にするには
突起が出ている面にアルミホイルを貼り付けてから食材を擦りおろす。
・各種ホイル焼きにはここから、更に
<洗濯・掃除 >
・乾燥機にかけた洗濯物の静電気を防止するには、アルミホイルをボール状に丸め、乾燥を始める前に
洗濯物と一緒に入れる。
アルミボールは直径5〜8cm位に硬く巻く。大物を乾燥する時は、このアルミボールを2〜3個使うといい。
<家電、TV、オーディオ、スマホ >
・DVDプレイヤーの上にテレビを置いたときにテレビの画像が乱れたら、
間にアルミホイルを置くと直せる。
・クロムメッキの錆落としには、
コーラを錆びた部分に注ぎアルミホイルをクシャクシャにし錆びた部を磨く。
後はぬるま湯で洗い流し乾拭きする。
・Wi-Fi(無線LAN)の繋がりが悪いときには、
本体より十分広いアルミホイルで凹型の反射版を作り、後ろに据えると劇的に改善、速度アップする。
詳細はここ
<遊び>
・各種人形(フィギア)やロボット(外形のみ)を作る。
・大量のアルミホイルを叩いてピカピカの球にする。
最近流行ってますね。(この遊びについてはいろいろ意見も有るようですが、長時間手を掛けてモノを
作り、最後に達成感が得られるというのはいいと思います。)
球づくりが最終目的ではないが、なかなかいいサイトがありました。ここからどうぞ。
他の部品と組み合わせらた作品は芸術ですね。こんな使い方は他にはないのでしょうか。
<科学実験>
・アルミホイルと炭と食塩水で電池を造る。サイト
アウトドア
・傘の内側に張って、集光や集熱用として使用、板に貼って反射板としてりよう。
・野外料理を作る時の各種容器、小道具として、くしゃくしゃにまるめれば、
終わった後の片付け時のブラシの代わりにできる。
使用例はまだまだありそうですが、今回はコレまでにして、今後追加して行きたいと思います。
<参考サイト>
・【衝撃】今すぐ実践! アルミホイルの凄い活用法・裏技 part1
・【衝撃】今すぐ実践! アルミホイルの凄い活用法・裏技 part2
最後に
アルミホイルはアルミサッシやアルミ缶など、一般の人が常日頃接する金属アルミニウムの一製品形態に過ぎませんが、アルミニウムという金属は実に夢の多い素材です。
工業的には昔からアルミ合金のジュラルミンとして飛行機に多用されてきましたが、現在は最先端材料として各種研究されています。
アルミニウムに興味・関心を持たれた人は是非以下の企業のサイトを訪問されることをおすすめします。
いろんな最新情報を知ることが出来るでしょう。
また知りたいことがあったら問い合わせることも出来るでしょう。
更にアルミニウムを含む複合キーワードでググればいろんな情報が得られると思います。
是非試してみて下さい。
<協会・メーカーのサイト>
・日本アルミニウム協会
・アルミ箔に関して
・UACJ
・三菱アルミニウム
・東洋アルミニウム
・昭和電工
<その後の追加アイテム>
アルミホイルの使用例として、先日上記記事で列挙した方法以外でこれはと思ったアイテムがありましたので
追加いたします。(参考サイトは最後にリンク)
・バナナの日持ちを良くする。
今回はバナナの茎の部分をアルミホイルで包むことで、腐る進行を遅くできる。
(過去のブログでバナナの痛み防止に吊り下げ用具の作成を紹介しました)
・棚を明るく、害虫侵入を防ぐ
棚にアルミホイルを敷くことで、自然光が入る部分が多くなり、害虫が入る可能性を減らせる。
・乾電池の長寿命化(前回はサイズ合わせでした)
アルミホイルを小さくボール状にしたものを電池のサイドに詰めることで、電池の寿命を数日から
最大1ヶ月にアップさせることができる。(確認中)
・アイロンの汚れを取る。
アイロンに汚れや錆が付いていればアルミホイルをボール状にして、アイロンが熱い間に表面を
アルミホイルのボールでこすれば取れる。
・ホットメルと工具の先端清浄化
ホットメルト接着剤の先をアルミホイルを使って少しこすれば、次に綺麗な状態でホットメルト接着剤を
使えるようになる。
・鏡の汚れを取る
アルミホイルを手に取り、鏡の鏡面を磨くとすぐにピカピカになる。
・家庭菜園用に
アルミホイルは、全ての害虫やバクテリアに対して効果的。加えて、光を反射するため、植物を
健康的に成長させるのを促進する。
・ジュエリーをピカピカに
石鹸水とアルミホイルの欠片が入ったボールの中にジュエリーを入れるとジュエリーはピカピカに戻る。
・農薬を使う代わりに
木からアルミホイルを吊り下げることで、果物を狙おうとしている鳥が木に近寄らないはず。
・乾燥時間の短縮
アルミホイルでボールを作成し、乾燥機に投げ入れる。(テニスボールでも同様の効果あり。)
・アイロン台の布の下にアルミニウムを敷くだけで、アイロンからの熱を吸収し、スムーズな表面を作る。
<参考サイト>
尚、上記意外に料理やアウトドアや生活関連で多数紹介されていますのでぜひ御覧ください。
究極の裏ワザ: アルミホイルとサランラップで出来ること
アルミホイルは本当にいい素材ですね。
今後オリジナルアイデアを含め、いい活用法(料理以外の)が見つかれば都度ご紹介してゆきたいと思います。