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2020年08月07日
新型コロナ対策用に今夏マスクが人気です。
新型コロナ感染が全国的に拡大し遂に夏になってしまいました。
初期の頃はマスクが不足し、中国製のマスクが高値で販売され、また品質に問題のあるものも流通しているようでした。
こうした中、シャープやユニクロ、アイリスオーヤマ等色々な日本の会社がマスク製造に参入しましたが
販売開始直後は大変な倍率でしたが、今もそれほど下がっていないようです。
最近は供給が増え少しは入手し易くなったみたいですが・・・・・
(あのDAISOも遂に販売開始しました)
そして夏になり、暑さが問題となってきたため、各社夏用商品を製造・販売するようになってきました。
夏用マスクは、外観的にはデザインや色、形それにひんやり感、爽やか感などが要求され、
実際の温度低下、通気性、装着性(耳が痛くない)等も重要視されています。
また使い捨てではなく、洗って使えるタイプのものが増えてきましたね。
そのために特殊な素材が使われたり、構成(重ね合わせ)、形状の工夫が行われているようです。
先日
NHKのテレビ番組「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」の番組の中で、夏用マスクを取り上げていました。
その中で、
ひんやり感を出す方法として、
・着物の生地を採用したマスク、
・下着(襦袢)を採用したマスク(サラサラ感)、
・ブラジャーの生地で作ったマスク(触感、レース模様)、
また温度を下げる方法としては
・水で濡らして使う(水の気化熱を利用)
・キシリトール配合(キシリトールの気化熱を利用)
等の現象を使った製品がありました。
また耳の痛みが生じないようには、広幅のゴム紐を使う方法や、そもそもゴム紐をなくし貼り付けて使用するマスクなどの紹介がありました。
<NHK 有吉のお金発見 突撃!カネオくんで紹介>
・キシリトール配合マスク
・ブラマスク
<各社マスク画像>
また
将棋の藤井棋聖が使用したということで話題になったマスクもありました。
藤井棋聖はタイトル初挑戦で渡辺三冠から棋聖位を獲得してしまい、31年ぶりの最年少タイトル保持者
と言う事で大いに盛り上がっています。
更に先日の8月5日には王位戦で3勝目を挙げ、王位に王手を掛けた状況です。
藤井棋聖が着用していたマスクは福井県坂井市の帯製造会社「小杉織物」という会社が作った
絹織物製のマスクでデザインは市松模様が特徴です。
シルクならではのサラサラの着け心地や不織布フィルターを挟んだ3層構造で人気商品になっています。
もちろん使い捨てではなく、洗って何度も使用出来ます。
値段もそれに応じて高価ですが、他にも特殊素材と構造でスポーツ用に作られた製品は概して高価ですね。
最近のマスク情報を調べて見ました。全体の一部ではありますが、ご参考迄。
藤井棋聖着用マスク関連サイト
・休業寸前から…藤井棋聖着用マスクに問い合わせ殺到
・藤井聡太棋聖の「絹マスク」が話題。苦境下の製造会社、1日8000件の注文に「頑張る励みになりました
・
・
<ご参考まで>
・布マスク、繰り返し使える正しい洗い方
夏用マスクについては、今後とも話題性のある製品が出たら紹介してゆきたいと思います。
<購入は>
・アマゾンから
・楽天から
初期の頃はマスクが不足し、中国製のマスクが高値で販売され、また品質に問題のあるものも流通しているようでした。
こうした中、シャープやユニクロ、アイリスオーヤマ等色々な日本の会社がマスク製造に参入しましたが
販売開始直後は大変な倍率でしたが、今もそれほど下がっていないようです。
最近は供給が増え少しは入手し易くなったみたいですが・・・・・
(あのDAISOも遂に販売開始しました)
そして夏になり、暑さが問題となってきたため、各社夏用商品を製造・販売するようになってきました。
夏用マスクは、外観的にはデザインや色、形それにひんやり感、爽やか感などが要求され、
実際の温度低下、通気性、装着性(耳が痛くない)等も重要視されています。
また使い捨てではなく、洗って使えるタイプのものが増えてきましたね。
そのために特殊な素材が使われたり、構成(重ね合わせ)、形状の工夫が行われているようです。
先日
NHKのテレビ番組「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」の番組の中で、夏用マスクを取り上げていました。
その中で、
ひんやり感を出す方法として、
・着物の生地を採用したマスク、
・下着(襦袢)を採用したマスク(サラサラ感)、
・ブラジャーの生地で作ったマスク(触感、レース模様)、
また温度を下げる方法としては
・水で濡らして使う(水の気化熱を利用)
・キシリトール配合(キシリトールの気化熱を利用)
等の現象を使った製品がありました。
また耳の痛みが生じないようには、広幅のゴム紐を使う方法や、そもそもゴム紐をなくし貼り付けて使用するマスクなどの紹介がありました。
<NHK 有吉のお金発見 突撃!カネオくんで紹介>
・キシリトール配合マスク
・ブラマスク
<各社マスク画像>
また
将棋の藤井棋聖が使用したということで話題になったマスクもありました。
藤井棋聖はタイトル初挑戦で渡辺三冠から棋聖位を獲得してしまい、31年ぶりの最年少タイトル保持者
と言う事で大いに盛り上がっています。
更に先日の8月5日には王位戦で3勝目を挙げ、王位に王手を掛けた状況です。
藤井棋聖が着用していたマスクは福井県坂井市の帯製造会社「小杉織物」という会社が作った
絹織物製のマスクでデザインは市松模様が特徴です。
シルクならではのサラサラの着け心地や不織布フィルターを挟んだ3層構造で人気商品になっています。
もちろん使い捨てではなく、洗って何度も使用出来ます。
値段もそれに応じて高価ですが、他にも特殊素材と構造でスポーツ用に作られた製品は概して高価ですね。
最近のマスク情報を調べて見ました。全体の一部ではありますが、ご参考迄。
藤井棋聖着用マスク関連サイト
・休業寸前から…藤井棋聖着用マスクに問い合わせ殺到
・藤井聡太棋聖の「絹マスク」が話題。苦境下の製造会社、1日8000件の注文に「頑張る励みになりました
・
・
<ご参考まで>
・布マスク、繰り返し使える正しい洗い方
夏用マスクについては、今後とも話題性のある製品が出たら紹介してゆきたいと思います。
<購入は>
・アマゾンから
・楽天から
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2020年07月25日
藤井七段最年少で棋聖位タイトル獲得。30年振り記録塗り替える。
最近は藤井7段(現棋聖)の話を聞かない日がない位毎日話題になっていますね。
以前、藤井四段の時までは何度かブログにしてきましたが、(ある都合で)ちょっと離れているうちに
五、六、七段と昇進し随分過去の話になっていてブログを書くタイミングを失していました。
今回は初タイトル獲得のチャンスを捉えて、いまでの経緯や図表等を見ながらコメントを書きました。
データは、主催者の産経新聞の記事(THE SANKEI NEWS)を全面的に使用させて頂きました。
1.藤井聡太新棋聖の歩み
(図表の出所:THE SANKEI NEWS)(以下同様)
この表の項目の一つ一つが偉業といえる記録ですね。
中でも平成29年の29連勝は30年振りの単独トップだったのですね。止めたのは佐々木勇気五段でしたが、その後の対局では2連勝しています。
つまり、もしもあの時佐々木五段に負けなかったらひょっとして35連勝いや40連勝かそれ以上していたかもしれませんね。
それともう一言。藤井四段の29連勝は「デビューしてからの」の語句を常に頭につけるべきで、通常の何歳で達成してもいい連勝とは全く違うものです。そうしないとその凄さが曖昧になってしまいます。
2.中学生デビュー棋士の昇段(プロ入りから7段まで)の期間
各棋士のプロ入時四段の年齢及び五段位は約1年くらいしか違いませんが(それでも若い時の1年は大きい!)、五段から七段になる期間(速度)は他のトップ棋士が2年から2年半(24ヶ月から30ヶ月)かかったのに(それでも一般他の棋士より圧倒的に速いのだが)、僅か3ヶ月!!!。平均一月に一段アップ。
まさに「驚愕の速さ」です。
このため各種の”不具合”が生じましたね。昇段に伴う祝賀会・表彰式等の各種の準備が間に合わない、新人賞の対局は六段までなのでその資格が無くなりそう等々。
3.主な年少棋士5人のタイトル初挑戦時の年齢
初タイトル挑戦の年齢は屋敷四段も17歳10ケ月でたった4日の差で辛うじて最年少だったわけですが・・・。
4.年少棋士の初タイトル挑戦の結果(羽生善治九段を上回る歴史的快挙)
羽生善治と谷川浩司の二人以外はタイトルを奮取する事は出来ませんでした。
それほど「初挑戦で初タイトル獲得」が難しいということでしょう。
しかし藤井七段は今年2020年の棋聖戦で、強豪相手の決勝トーナメントを勝ち抜き、渡辺棋聖(この時三冠)に挑戦し、3勝1敗で勝利し、17歳11ヶ月で初タイトルを獲得しました。
これまで初タイトル獲得の最年少記録は屋敷九段の18歳6ヶ月だったのを30年ぶりに上回る記録となりました。
ところで
藤井棋聖はデビュー以来終盤に強いと言われて来続けました。(最近はAIで勉強し序盤も強くなったとそうですが)
この他の棋士を圧倒する終盤の強さ(読みの正確さ、寄せの速さ)は詰将棋の力からきていると言われています。それを如実に物語るのが毎年行われてる詰将棋解答選手権の成績です。
今年は残念ながら中止されましたが、下表の様に昨年までなんと5連覇です。
某棋士は「この先も優勝は彼で、誰が2位になるかだ」と公言しています。
(筆者がwikipediaを元に作成)
点数が同じでも圧倒的に所要時間が少ないですね。
来年の詰将棋解答選手権は2位とどれくらいの大差で優勝するかというところが見どころですね。
尚
他のタイトルについては、
王座戦、6月10日対大橋6段決勝トーナメント敗退
竜王戦、7月24日対丸山九段に敗退
となり、これらのタイトルについては今後に期待しましょう。
しかし
現在進行中の木村王位への王位戦7番勝負は、最年少対最年長の戦いとして注目を集めていて、現在第2回戦を終え藤井棋聖の2勝です。
後2勝すると、17歳にして2つのタイトル獲得という偉業を達成することになります。
そうなると2018年6月に改正された八段昇段の規定「タイトル2期獲得」を満たし八段となり、加藤一二三九段(80)の最年少記録を更新することになります。
コロナ禍で6月以降対局が立て込んでおり、更にタイトル戦は場所を変えて行われます。
現在高校生ですから他の棋士と違い”高校の勉強も”しなくてはいけないことを考えるとほんと大変だとおもいますね。(苦手な学科もあることでしょうから)
今後共天才高校生棋士を応援しながらその動向についてもおおいに注目していきましょう。
<参考サイト>
・藤井四段の29連勝
・「藤井聡太」に関連する記事一覧
・詰将棋解答選手権大会
2020年07月10日
親子で実験して楽しみながら科学を学ぼう
この頃テレビでサイエンスショー番組をよく見ますね。私も好きでよく見ます。
テレビはどうしてもショー的な要素が強くどちらかといえば大人向けなので
あまり地味な現象や実験は取り上げませんし、真似すると危険なものも見受けられます。
しかし家庭でできる面白い実験はいくらでもあります。
子供時代は見るもの・聞くものが新しいことの連続だと思います。
この時楽しかったり驚いたりしたことは一生忘れ難いこと柄も多いでしょう。
(「三つ子の魂百まで」という諺もあります)
最近はパソコンやスマホで動画がいくらでも見れます。しかし動画はすぐ消えてなくなります。
その点本は、いつも手元に置いておいておけ、いつでも何度でもすぐ見ることができます。
またなぜそうなるのかの原理や説明をきちんと書いてあるので理解し易く考え方の芯(目次)になります。
この度(2019年12月20日)、講談社からブルーバックスとして「子どもにウケる科学手品ベスト版」が発売されました。
この本は過去出版されていた家庭でできる実験を紹介した2冊の本の「子どもにウケる科学手品77」と続編「もっと子どもにウケる科学手品77」を再編集し、改めて77を厳選し出版されました。
前の2冊は国内累計85万部というベストセラーシリーズになったそうです。
また1冊目は海外(主に中国)でも注目され100万部を超えたそうです。
そこで今回のブログは、今回出版されたこの本の中から私がいいと思った(好きな)数個を各テーマに沿って実験内容をかいつまんでご紹介したいと思います。
前置きが長くなりましたが、目次の概要から紹介します。
全体で9章あります。目次は第1章から順に
1.台所で科学手品(以下後半同じ)、2.お金で体を使って、3.体を使って、4.ごはんの前に、5.ごはんの後に、6.太陽の下で、7・お風呂で、8.リビングで、9.お休み前の・・
です。それと各章の最後にコラムとして歴代の偉大な科学者の子供時代や青年時代のエピソードが紹介されています。(4、6、9章は無い)
ただし各章の中の科学テーマはかなりバラバラですので、実験のテーマを付記した目次の方を付けています。
各実験の手順と内容はわかり易い図で描かれており、最後になぜそうなのかを「なぜなの?」のコーナーで紹介しています。(以下2つ例示します)
それではいくつかのテーマで実験を簡単に紹介します。
<力の釣り合い、重心>
●千円札(1万円でも)の厚みの上にコインを乗せる。(bP3)
2つに折ったお札を直角にして水平な場所において、折部にコインの中心部を乗せます。
そしてゆっくり両端を引っ張り開いて行きます。うまくやればお札が180度の直線になっても
そのままコインが乗った状態になります。
私も最初にこれが成功した時はちょっと感動しました。
●他はいろいろなヤジロベーですね。これは作って楽しむしかありません。
<表面聴力>
●進め!楊枝の丸木舟(bT3)
楊枝の尖っていない方にシャンプーを塗りお風呂に静かに置くとスーと走り出す。
小さな子どもには面白いと思います。
その他bT1に水道の蛇口で水団子を作る実験は、できるだけ細い流れにして下から指を当てて上に
挙げてゆくとできる団子の数と大きさが変わるというものです。ですが地味過ぎて面白く無いかも。
それで提案ですが、蛇口から20cm位下の方で水玉ができるくらいに水流を細くしておいて、
蛇口を軽くトントンと叩いてやると水玉がたくさん出来てきます。
実はこれは昔確かロゲルギストという人が書いた本の中にあった方法で、信号の増幅に応用できるという
記述がありました。その後応用の話は知りません。
しかし表面張力の一番の基本実験は、水を容器いっぱいに入れても溢れず山盛りになることでしょうか。
(手品としてはbV4)
2番めは水より重いアルミの一円玉(比重2.7)を水面に浮かせることでしょう。
そしてその後洗剤を垂らすと(その表面張力が小さくなり)一円玉が沈んでしまうことでしょうか。
また多数(例えば3枚)の一円玉を水面に浮かべる場合通常はお互い引き会いますが、
離れ合う様にすることも出来ます。
その方法とは?(水を山盛りにしてみてください)
その他の現象では
空中でシャボン玉や水滴が球形になるのも表面張力によるものですね。
表面張力に関しては後日、より面白く、高度な実験(遊び)を紹介したいと思います。
<静電気>
小学生の頃下敷きをこすって女の子の髪を持ち上げた経験のある人は多いのでは?
また冬の服を脱ぐ時のパチパチやまたドアのノブに触る時のバチッと痛いくらいの衝撃は誰も経験しているでしょう。
しかし以下の現象はあまり経験が無いのでは?
●ストローで水を曲げる(bQ)
水道の蛇口から細く流れ落ちる水が、ティッシュペーパーでこすったストローを近づけると曲がる
ストローには高いマイナスの静電気が溜まっており、一方水分子は酸素がマイナス、水素がプラスに
分極していて水素のプラスが引き寄せられえているせいです。水の分子と分極を考える実験です。
いろいろなプラスチック(スプーンや棒等)で試してみたらいいと思います。
その他アルミ缶がポリ袋に惹きつけられる(bR9)等
<化学反応>
●発泡スチロールを溶かす(bS2)
食品トレイや電化製品の梱包に発泡スチロール(最近柔らかい発泡ポリエチレンが広まっているので
ご注意。白くて硬い方です。)がたくさん使われていますね。
これにレモンの皮(実ではない)の絞り汁をかけると溶けてしまいます。
これはレモンの皮にリモネンという物質があり、これが発泡スチロールを溶かして
いるのです。
昔あのソニー(の子会社?)がこのリモネンで発泡スチロールの産廃処理を手掛けていました。
このやり方は今でも産業として残っているのかな?(要調査)
本書で紹介されているのはこの1件だけですが家庭内での化学実験は他にも色々あります。
後日ブログで紹介したいと思います
<磁石・磁気>
●砂鉄が並ぶ(bS8)
この頃川では遊ぶことが出来なくなり川砂から砂鉄を取ることが出来なくなりましたが、
砂場や海辺で砂鉄を取ることが出来ます。
集めた砂鉄で色々遊んでみましょう。また東急ハンズでも買うことができます。
最近は従来からあるフェライト磁石(鉄磁石)に加え超強力なネオジム磁石が安く変えるようになって
いろいろ便利に使えるようになりました。
(百円ショップでぜひ両方共買って置かれることをおすすめします)
磁石を使った遊びも色々ありますが、本書では、一万円札が磁石で大回転(bQ1)やスプーンが磁化
すること(bR4)が紹介されています。
磁石の原理や応用は非常に奥が深いのでこれを機に色々遊び、学んで行きましょう。
脱線ですが
先日テレビで磁石に引きつけられる野菜は?という問題で答えはミニトマトというのが
あってましたね。(ミニトマト→水分大→水→酸素→磁性を持つ→磁石に引かれる)
<空気や水の流れ>
このテーマに関するすべての実験は192から200ページの竹内淳氏の解説をしっかり読めば内容を
よく理解できると思います。(要はベルヌーイの定理の説明です)
重い飛行機が飛ぶ理由はこれで理解できる様になります。
●ドライヤーでピンポン玉の空中浮遊(bV1)
その他、bU3やbU4等。同様の現象は水道水を流し、その下にピンポン玉やビールの空き缶を置いても得られます。ビール缶の場合は絵柄がくるくる回って更に面白いと思います。何かに使えないかな。
テーマはその他光や音やいろいろありますが、省略します。(書ききれません)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<最後に>
77x2から77のセレクトにはブルーバックス編集部(井上さん?)のご趣向でしょうか。
ピックアップに迷われたテーマ(手品)も多かったことと思われます。
忙しい現代人にまずは手軽にベスト版のこの一冊を手にしやすくなったこととおもいます。
ただベスト版でただ一箇所気になったところがあります。
それはbT2で、「永久機関」(カッコはついていますが)という言葉の使用です。
(例え原書にあったとしても)安易に使用すべきではなかったと思います。
この例の場合はサイホンの説明で十分と思います。
本書は下記より入手出来ます。
入手先:「子供にウケる科学手品ベスト版」
ぜひ子供と一緒になって実験し、遊びながら科学の面白さと本質を共有されてはいかがと思います。
そして子供は
「目指せ将来の科学者!」
最近はYoutubeをはじめとした動画はまさに百花繚乱の状態ですね。
しかし動画は見て面白いですがあまり原理の学習は出来ないようです。
やはり「なぜそうなのか」をはっきり解説している本を手元に置いて置くことは必要だとおもいます。
今回動画サイトの紹介はあえて省略します。
今後のテーマを絞っての記事にご期待下さい。
テレビはどうしてもショー的な要素が強くどちらかといえば大人向けなので
あまり地味な現象や実験は取り上げませんし、真似すると危険なものも見受けられます。
しかし家庭でできる面白い実験はいくらでもあります。
子供時代は見るもの・聞くものが新しいことの連続だと思います。
この時楽しかったり驚いたりしたことは一生忘れ難いこと柄も多いでしょう。
(「三つ子の魂百まで」という諺もあります)
最近はパソコンやスマホで動画がいくらでも見れます。しかし動画はすぐ消えてなくなります。
その点本は、いつも手元に置いておいておけ、いつでも何度でもすぐ見ることができます。
またなぜそうなるのかの原理や説明をきちんと書いてあるので理解し易く考え方の芯(目次)になります。
この度(2019年12月20日)、講談社からブルーバックスとして「子どもにウケる科学手品ベスト版」が発売されました。
この本は過去出版されていた家庭でできる実験を紹介した2冊の本の「子どもにウケる科学手品77」と続編「もっと子どもにウケる科学手品77」を再編集し、改めて77を厳選し出版されました。
前の2冊は国内累計85万部というベストセラーシリーズになったそうです。
また1冊目は海外(主に中国)でも注目され100万部を超えたそうです。
そこで今回のブログは、今回出版されたこの本の中から私がいいと思った(好きな)数個を各テーマに沿って実験内容をかいつまんでご紹介したいと思います。
前置きが長くなりましたが、目次の概要から紹介します。
全体で9章あります。目次は第1章から順に
1.台所で科学手品(以下後半同じ)、2.お金で体を使って、3.体を使って、4.ごはんの前に、5.ごはんの後に、6.太陽の下で、7・お風呂で、8.リビングで、9.お休み前の・・
です。それと各章の最後にコラムとして歴代の偉大な科学者の子供時代や青年時代のエピソードが紹介されています。(4、6、9章は無い)
ただし各章の中の科学テーマはかなりバラバラですので、実験のテーマを付記した目次の方を付けています。
各実験の手順と内容はわかり易い図で描かれており、最後になぜそうなのかを「なぜなの?」のコーナーで紹介しています。(以下2つ例示します)
それではいくつかのテーマで実験を簡単に紹介します。
<力の釣り合い、重心>
●千円札(1万円でも)の厚みの上にコインを乗せる。(bP3)
2つに折ったお札を直角にして水平な場所において、折部にコインの中心部を乗せます。
そしてゆっくり両端を引っ張り開いて行きます。うまくやればお札が180度の直線になっても
そのままコインが乗った状態になります。
私も最初にこれが成功した時はちょっと感動しました。
●他はいろいろなヤジロベーですね。これは作って楽しむしかありません。
<表面聴力>
●進め!楊枝の丸木舟(bT3)
楊枝の尖っていない方にシャンプーを塗りお風呂に静かに置くとスーと走り出す。
小さな子どもには面白いと思います。
その他bT1に水道の蛇口で水団子を作る実験は、できるだけ細い流れにして下から指を当てて上に
挙げてゆくとできる団子の数と大きさが変わるというものです。ですが地味過ぎて面白く無いかも。
それで提案ですが、蛇口から20cm位下の方で水玉ができるくらいに水流を細くしておいて、
蛇口を軽くトントンと叩いてやると水玉がたくさん出来てきます。
実はこれは昔確かロゲルギストという人が書いた本の中にあった方法で、信号の増幅に応用できるという
記述がありました。その後応用の話は知りません。
しかし表面張力の一番の基本実験は、水を容器いっぱいに入れても溢れず山盛りになることでしょうか。
(手品としてはbV4)
2番めは水より重いアルミの一円玉(比重2.7)を水面に浮かせることでしょう。
そしてその後洗剤を垂らすと(その表面張力が小さくなり)一円玉が沈んでしまうことでしょうか。
また多数(例えば3枚)の一円玉を水面に浮かべる場合通常はお互い引き会いますが、
離れ合う様にすることも出来ます。
その方法とは?(水を山盛りにしてみてください)
その他の現象では
空中でシャボン玉や水滴が球形になるのも表面張力によるものですね。
表面張力に関しては後日、より面白く、高度な実験(遊び)を紹介したいと思います。
<静電気>
小学生の頃下敷きをこすって女の子の髪を持ち上げた経験のある人は多いのでは?
また冬の服を脱ぐ時のパチパチやまたドアのノブに触る時のバチッと痛いくらいの衝撃は誰も経験しているでしょう。
しかし以下の現象はあまり経験が無いのでは?
●ストローで水を曲げる(bQ)
水道の蛇口から細く流れ落ちる水が、ティッシュペーパーでこすったストローを近づけると曲がる
ストローには高いマイナスの静電気が溜まっており、一方水分子は酸素がマイナス、水素がプラスに
分極していて水素のプラスが引き寄せられえているせいです。水の分子と分極を考える実験です。
いろいろなプラスチック(スプーンや棒等)で試してみたらいいと思います。
その他アルミ缶がポリ袋に惹きつけられる(bR9)等
<化学反応>
●発泡スチロールを溶かす(bS2)
食品トレイや電化製品の梱包に発泡スチロール(最近柔らかい発泡ポリエチレンが広まっているので
ご注意。白くて硬い方です。)がたくさん使われていますね。
これにレモンの皮(実ではない)の絞り汁をかけると溶けてしまいます。
これはレモンの皮にリモネンという物質があり、これが発泡スチロールを溶かして
いるのです。
昔あのソニー(の子会社?)がこのリモネンで発泡スチロールの産廃処理を手掛けていました。
このやり方は今でも産業として残っているのかな?(要調査)
本書で紹介されているのはこの1件だけですが家庭内での化学実験は他にも色々あります。
後日ブログで紹介したいと思います
<磁石・磁気>
●砂鉄が並ぶ(bS8)
この頃川では遊ぶことが出来なくなり川砂から砂鉄を取ることが出来なくなりましたが、
砂場や海辺で砂鉄を取ることが出来ます。
集めた砂鉄で色々遊んでみましょう。また東急ハンズでも買うことができます。
最近は従来からあるフェライト磁石(鉄磁石)に加え超強力なネオジム磁石が安く変えるようになって
いろいろ便利に使えるようになりました。
(百円ショップでぜひ両方共買って置かれることをおすすめします)
磁石を使った遊びも色々ありますが、本書では、一万円札が磁石で大回転(bQ1)やスプーンが磁化
すること(bR4)が紹介されています。
磁石の原理や応用は非常に奥が深いのでこれを機に色々遊び、学んで行きましょう。
脱線ですが
先日テレビで磁石に引きつけられる野菜は?という問題で答えはミニトマトというのが
あってましたね。(ミニトマト→水分大→水→酸素→磁性を持つ→磁石に引かれる)
<空気や水の流れ>
このテーマに関するすべての実験は192から200ページの竹内淳氏の解説をしっかり読めば内容を
よく理解できると思います。(要はベルヌーイの定理の説明です)
重い飛行機が飛ぶ理由はこれで理解できる様になります。
●ドライヤーでピンポン玉の空中浮遊(bV1)
その他、bU3やbU4等。同様の現象は水道水を流し、その下にピンポン玉やビールの空き缶を置いても得られます。ビール缶の場合は絵柄がくるくる回って更に面白いと思います。何かに使えないかな。
テーマはその他光や音やいろいろありますが、省略します。(書ききれません)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<最後に>
77x2から77のセレクトにはブルーバックス編集部(井上さん?)のご趣向でしょうか。
ピックアップに迷われたテーマ(手品)も多かったことと思われます。
忙しい現代人にまずは手軽にベスト版のこの一冊を手にしやすくなったこととおもいます。
ただベスト版でただ一箇所気になったところがあります。
それはbT2で、「永久機関」(カッコはついていますが)という言葉の使用です。
(例え原書にあったとしても)安易に使用すべきではなかったと思います。
この例の場合はサイホンの説明で十分と思います。
本書は下記より入手出来ます。
入手先:「子供にウケる科学手品ベスト版」
ぜひ子供と一緒になって実験し、遊びながら科学の面白さと本質を共有されてはいかがと思います。
そして子供は
「目指せ将来の科学者!」
最近はYoutubeをはじめとした動画はまさに百花繚乱の状態ですね。
しかし動画は見て面白いですがあまり原理の学習は出来ないようです。
やはり「なぜそうなのか」をはっきり解説している本を手元に置いて置くことは必要だとおもいます。
今回動画サイトの紹介はあえて省略します。
今後のテーマを絞っての記事にご期待下さい。
2020年04月18日
令和のプレミアム硬貨は3000倍!?
先日のTV番組「その差ってなんですか」の中でプレミアム硬貨について、
先ず昨年放放送された「昭和と平成のプレミアム硬貨」の番組を再放送で紹介し、
その後に令和のプレミアム硬貨の紹介がありました。
昨年のこの時、手持ちの10円玉を探すとなんと倍率2000倍の昭和61年製が1枚あったので一瞬ヤッター!と思ったのでしたが・・・。その時の顛末を当ブログで記事にしました。ここから。
その時紹介されたプレミアム硬貨がこの写真(硬貨)だったのです。
今回令和のプレミアム硬貨では全硬貨の経年生産量(枚数)をサイトで調べてみました。
するとあるサイトのなかに、全部の硬貨の経年製造枚数の表があったので借用して一部手直しすると、
昨年TV番組で紹介された昭和と平成のプレミアム硬貨の全体の様子が一目瞭然で分かりました。
本表はfragment.database.さんの表を基に作成しました。(全年代の生産量はこちらの表を参照ください)
@ピンクで示したところは、昨年TVで紹介された上記写真の硬貨です。
Aオレンジ色で示したところは、特に発行枚数・流通量が少ないレアな年です(「特年」と言うそうです)
B灰色は貨幣セット(ミントセット・プルーフセット・イベント用貨幣セット)が殆ど?。
やや前置きが長くなりましたが、今回の本論に入ります。
令和のプレミアム硬貨はズバリ令和元年製造の1円でした。
令和元年に製造された硬貨には500円、100円、50円、10円、5円、1円の6種類ありますが、
なぜ1円だけがプレミアムになるほど生産量が少ないのか?
それは政府が、今後支払いのキャッシュレス化が進むことを見越して最小硬貨である1円玉(と5円玉)の使用量が大幅に少なくなることを見越し、もともと生産を大幅に抑えたからです。
それと元号が令和に決まったのが4月なのでそれから金型を作り生産に入る(それまでは平成31年の金型で生産)ので遅れたということもその理由だそうです。
令和元年は消費税が10%に上がった特別な年なので、1円玉の製造枚数についてもこれまでの消費税の値上げの年で比較したのが次の図です。
令和元年の製造枚数は圧倒的に少ない!ですね。
プレミアム倍率は3000倍!。つまり3千円!。(別の番組では6000倍とも)
ただし、前回にも言われていましたが、あくまで売値(あなたが買う場合の値段)であり条件によって買取り値は違ってくるので要注意です。
今後真新しい一円玉が手に入ったら良く注意して見てみよう。
<参考サイト>
・現行硬貨(1円玉〜500円玉)年別発行枚数一覧【昭和24年〜令和2年】
・令和元年度の一円玉 前回消費税8%引き上げ時の160分の1以下に
・令和が始まっても「平成31年」刻印の硬貨が大阪造幣局で製造中のワケ
・造幣局
・財務省
2020年03月17日
洗面所の天井の換気扇の修理
10年以上使っている我が家の洗面所の天井の換気扇が遂に故障した。
これまでも異音が発生するようになったら、ファンに着いたホコリを取れば少し静かになるので
これを繰り返してきたが、遂にスイッチをいれても動かなくなってしまった。
そこで今回はファンと換気扇収納内部を徹底的に掃除したところ大量のホコリが溜まっていた。
これらを徹底的に取り除き、更にモーター軸にも注油することで静かな回転を取り戻すことが出来た。
我が家の洗面所は脱衣場を兼ねまた洗濯機を置いているため、脱いだり着たりする時や洗濯物を扱う時に発生した繊維くずが、長年に亘りファンだけでなくその奥ににも侵入し、固着・蓄積し、また長年の使用により、モーター軸の油が切れたということだろう。
これでしばらくは順調に動いてくれるはずだ。
以下その時の経緯・状況を書き留めておきます。
天井換気扇の分解掃除される方ご参考になれば幸甚です。
換気扇は基本的にモーターと羽だけのシンプルな製品なので掃除と注油で十分のはずなので
今回は一度換気扇全体を取り外して(降ろして、椅子に座ってテーブルの上で)
徹底的に掃除をしてみようと思っていたのだが、
何かが引っかかっていて全体をどうしても取り出せ(外せ)なかった。
それで踏み台(家庭用脚立)に登った状態で作業しなければならなかった。
したがって以下の点でやりにくい作業ではあった。
・脚立(踏み台)に乗って少し高く不安定な状態で上を向いての作業
・ホコリが落下しないように(顔にかからない様に)掃除機で吸い取りながらの作業
・道具の取り替えにいちいち脚立から降りる必要があった。
(工事作業者が使用している様にズボンベルトに挟んでおくという手もあったかも)
・換気扇の中が暗い(洗面所の天井照明ONでも)ので作業箇所のLEDライトによるポイント照明が必要
(ヘッドライトは照準がやや難しい)
・モーター軸を上向きにしての注油(スポイド使用で対処)
・カメラ(スマホ)で撮影(これは普通不要だが)しながらの作業
天井作業は扇風機の分解掃除とは大違いであった。
<準備品>
・シート、家庭用脚立(踏み台)、掃除機、+ドラバー(先端が磁石)、LEDランプ、ヘッドライト、
メガネ又はゴーグル(ホコリが目に入らないため)、ラジオペンチ、等
<作業>(写真で説明)
天井の換気扇 | 取り外プラスチックカバー |
プラスチックカバーのない本体外観 | 全体カバー(金属)を外し |
全体カバーを取りし | ファンカバーを外す |
取り外したしたファン(ブラシ処理でも固着したゴミは取れてない) | ファン取り出し後の内部状況 |
固定ネジを外すモーターを方向け軸に注油 | スポイドで注油 |
注油後モーターを元の位置に固定 | 洗浄したファン取り付け |
ファンカバーを取り付けコードを整える | プラスチックのフタをして完了 |
<ホコリチェック>
今回の一連の作業で吸い取ったホコリを調べてみました。
掃除機を開けてみると | こんなに溜まっていました。これではね。 |
<試運転結果>
非常に静かに動くようになった。
<今後の参考>(作業にあたっての注意事項や工夫すること)
・踏み台(脚立)に乗っての作業なので、安定した作業ができるもの
・目にゴミが入らないように注意。メガネかゴーグル。
・上向き作業の為、首や腕が痛くなるので、休憩しながらやるのが安全。
・作業ポイントの照明はヘッドライトかLEDランプでの工夫が必要
・ドライバーでネジを外す時落としやすいので先が磁石となっているドライバーは必須
・ファンに固着したホコリはブラシだけでは意外と取れにくい。外して洗剤洗浄も。
最後に
諸悪(大変さ)の根源は高所(踏み台上)での上向き作業。全体が取り外せれば簡単なのだが。