2021年03月22日
テレビリモコンの修理(導電ゴム接点改良)はカバーさえ外せれば後は簡単だった。
現在はテレビも多機能化していてリモコンのボタンは普段使わないないものも沢山あります。
しかしスイッチとチャンネルと音量だけは毎回必ず触るため調子の悪くなるボタンも出てきても
不思議ではないのかもしれません。
我が家のダイニングのテレビのリモコンも長年使用した結果スイッチと特定のチャンネルで
一回の弱い押しでは効かないボタンが出てきました。
この状態で
しばらくの間我慢して使っていましたが、だんだん”効き”が悪くなり、何度も押したり
強く押す必要が出てきたので買い替えようと思って調べてみると純正品は意外と高いのです。
安い汎用リモコンもありますが当然専用リモコンと同じ機能はありません。
ただ
もう古くなったテレビに新品のリモコンを買うのも何だと思い調べてみると、
簡単に修理が出来そうだという事がわかりました。
やってみたらカバーを外すのがやや手ごわく(壊さないようという意味で)
少し手こずりましたが、これさえクリアすればあとは簡単な作業で直りました。
そもそも
なぜボタンの”効き””が悪くなったのかは、中を覗くと分かりますが
キー(ボタン)を押すことで、離れている接点が導電体(導電黒ゴム等)で橋渡しされ通電していた部分が
ホコリや摩耗、凹凸等により接触が悪くなり通電しなくなるためです。
従って通電を妨げるほこり汚れを取り除いて更に、より通電性の良いものを設置してやれば復活する
という筋書きです。
前置きが長くなりましたが、本論に入ります。
修理の方法を説明します。
手順は
0.不調ボタンを確認しておく。
1.工具類を準備し、作業場所を確保する。
3.エッジを破損しないようにカバーを外す。
(これが最も神経を使う。先にカッターナイフ等で狭い隙間を作っておくのもアリかと)
4.接点、内部を掃除する。(これだけで回復する場合もありますが、更に続けます)
5.アルミホイルに両面テープを貼っておく。
6.このアルミホイルからボタンの形に切り取る。
7.両面テープの離型紙を剥がし、ボタンに合わせて張り付ける。
8.元の蓋カバーを取り付ける
9.テレビでリモコンが復調していることを確認する。
尚今回は
ケースの蓋(プラスチックカバー)を外すのに、たまたま手元にあるものを使いましたが、
こじ開け専門用具というのがあることを後で見つけました。
これがあるともっと楽にカバーを外せたのではないかとも思っています。
是非事前に最適なものを入手されることをお勧めします。
以下順に写真で説明します
離型紙を剥がしアルミ箔をボタンの上に貼る。これを裏返して電子基板の上に装着する。
ボタンの付いたプラスチックカバー(上蓋)を取り付けて完成。
最後に
最近は、新型コロナ禍での巣ごもりの影響でテレビが大いに売れ(買い替えられ)ている
そうですが、リモコンだけ不調という人はぜひ修理トライしてみてください。
(もし壊れたら当初の予定通り?買い替えればいいわけですから)(汗)
最新機種(4KTV)は、今後4K番組が増えテレビがもう少し安くなってからでもいいような・・・
それで今後も修理できるものは修理して使うつもりです。
尚、今回対象としたリモコンは10年以上前のもので、たまたま不調になったりリモコンについて
内部および接点部分を調べたわけですが、同時期前後に購入していた他のリモコンに
ついても非常に気になってしまいました。接点だけに関してはPCのキーもです。
というわけで、今後手持ちの他のリモコンおよびPCキーボードのキーについても調べてみたいと
思っています。
しかしスイッチとチャンネルと音量だけは毎回必ず触るため調子の悪くなるボタンも出てきても
不思議ではないのかもしれません。
我が家のダイニングのテレビのリモコンも長年使用した結果スイッチと特定のチャンネルで
一回の弱い押しでは効かないボタンが出てきました。
この状態で
しばらくの間我慢して使っていましたが、だんだん”効き”が悪くなり、何度も押したり
強く押す必要が出てきたので買い替えようと思って調べてみると純正品は意外と高いのです。
安い汎用リモコンもありますが当然専用リモコンと同じ機能はありません。
ただ
もう古くなったテレビに新品のリモコンを買うのも何だと思い調べてみると、
簡単に修理が出来そうだという事がわかりました。
やってみたらカバーを外すのがやや手ごわく(壊さないようという意味で)
少し手こずりましたが、これさえクリアすればあとは簡単な作業で直りました。
そもそも
なぜボタンの”効き””が悪くなったのかは、中を覗くと分かりますが
キー(ボタン)を押すことで、離れている接点が導電体(導電黒ゴム等)で橋渡しされ通電していた部分が
ホコリや摩耗、凹凸等により接触が悪くなり通電しなくなるためです。
従って通電を妨げるほこり汚れを取り除いて更に、より通電性の良いものを設置してやれば復活する
という筋書きです。
前置きが長くなりましたが、本論に入ります。
修理の方法を説明します。
手順は
0.不調ボタンを確認しておく。
1.工具類を準備し、作業場所を確保する。
3.エッジを破損しないようにカバーを外す。
(これが最も神経を使う。先にカッターナイフ等で狭い隙間を作っておくのもアリかと)
4.接点、内部を掃除する。(これだけで回復する場合もありますが、更に続けます)
5.アルミホイルに両面テープを貼っておく。
6.このアルミホイルからボタンの形に切り取る。
7.両面テープの離型紙を剥がし、ボタンに合わせて張り付ける。
8.元の蓋カバーを取り付ける
9.テレビでリモコンが復調していることを確認する。
尚今回は
ケースの蓋(プラスチックカバー)を外すのに、たまたま手元にあるものを使いましたが、
こじ開け専門用具というのがあることを後で見つけました。
これがあるともっと楽にカバーを外せたのではないかとも思っています。
是非事前に最適なものを入手されることをお勧めします。
以下順に写真で説明します
今回の不調TVリモコン(特にSWと1、4、5、6、7chと下部の一部) | 接着しているかのように隙間がない! |
手持ちの道具類(+−ドライバー)(シャレです) | 隙間を開けやや強引にこじ開ける |
開いたリモコンの各ボタンと電子部品基板の対応 | ボタンと基板の間の導電ゴムがあるシリコンゴムシート |
アルミ箔に両面テープを貼る | ボタンの大きさにカットし必要個数取る |
離型紙を剥がしアルミ箔をボタンの上に貼る。これを裏返して電子基板の上に装着する。
ボタンの付いたプラスチックカバー(上蓋)を取り付けて完成。
最後に
最近は、新型コロナ禍での巣ごもりの影響でテレビが大いに売れ(買い替えられ)ている
そうですが、リモコンだけ不調という人はぜひ修理トライしてみてください。
(もし壊れたら当初の予定通り?買い替えればいいわけですから)(汗)
最新機種(4KTV)は、今後4K番組が増えテレビがもう少し安くなってからでもいいような・・・
それで今後も修理できるものは修理して使うつもりです。
尚、今回対象としたリモコンは10年以上前のもので、たまたま不調になったりリモコンについて
内部および接点部分を調べたわけですが、同時期前後に購入していた他のリモコンに
ついても非常に気になってしまいました。接点だけに関してはPCのキーもです。
というわけで、今後手持ちの他のリモコンおよびPCキーボードのキーについても調べてみたいと
思っています。
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