2020年03月17日
洗面所の天井の換気扇の修理
10年以上使っている我が家の洗面所の天井の換気扇が遂に故障した。
これまでも異音が発生するようになったら、ファンに着いたホコリを取れば少し静かになるので
これを繰り返してきたが、遂にスイッチをいれても動かなくなってしまった。
そこで今回はファンと換気扇収納内部を徹底的に掃除したところ大量のホコリが溜まっていた。
これらを徹底的に取り除き、更にモーター軸にも注油することで静かな回転を取り戻すことが出来た。
我が家の洗面所は脱衣場を兼ねまた洗濯機を置いているため、脱いだり着たりする時や洗濯物を扱う時に発生した繊維くずが、長年に亘りファンだけでなくその奥ににも侵入し、固着・蓄積し、また長年の使用により、モーター軸の油が切れたということだろう。
これでしばらくは順調に動いてくれるはずだ。
以下その時の経緯・状況を書き留めておきます。
天井換気扇の分解掃除される方ご参考になれば幸甚です。
換気扇は基本的にモーターと羽だけのシンプルな製品なので掃除と注油で十分のはずなので
今回は一度換気扇全体を取り外して(降ろして、椅子に座ってテーブルの上で)
徹底的に掃除をしてみようと思っていたのだが、
何かが引っかかっていて全体をどうしても取り出せ(外せ)なかった。
それで踏み台(家庭用脚立)に登った状態で作業しなければならなかった。
したがって以下の点でやりにくい作業ではあった。
・脚立(踏み台)に乗って少し高く不安定な状態で上を向いての作業
・ホコリが落下しないように(顔にかからない様に)掃除機で吸い取りながらの作業
・道具の取り替えにいちいち脚立から降りる必要があった。
(工事作業者が使用している様にズボンベルトに挟んでおくという手もあったかも)
・換気扇の中が暗い(洗面所の天井照明ONでも)ので作業箇所のLEDライトによるポイント照明が必要
(ヘッドライトは照準がやや難しい)
・モーター軸を上向きにしての注油(スポイド使用で対処)
・カメラ(スマホ)で撮影(これは普通不要だが)しながらの作業
天井作業は扇風機の分解掃除とは大違いであった。
<準備品>
・シート、家庭用脚立(踏み台)、掃除機、+ドラバー(先端が磁石)、LEDランプ、ヘッドライト、
メガネ又はゴーグル(ホコリが目に入らないため)、ラジオペンチ、等
<作業>(写真で説明)
天井の換気扇 | 取り外プラスチックカバー |
プラスチックカバーのない本体外観 | 全体カバー(金属)を外し |
全体カバーを取りし | ファンカバーを外す |
取り外したしたファン(ブラシ処理でも固着したゴミは取れてない) | ファン取り出し後の内部状況 |
固定ネジを外すモーターを方向け軸に注油 | スポイドで注油 |
注油後モーターを元の位置に固定 | 洗浄したファン取り付け |
ファンカバーを取り付けコードを整える | プラスチックのフタをして完了 |
<ホコリチェック>
今回の一連の作業で吸い取ったホコリを調べてみました。
掃除機を開けてみると | こんなに溜まっていました。これではね。 |
<試運転結果>
非常に静かに動くようになった。
<今後の参考>(作業にあたっての注意事項や工夫すること)
・踏み台(脚立)に乗っての作業なので、安定した作業ができるもの
・目にゴミが入らないように注意。メガネかゴーグル。
・上向き作業の為、首や腕が痛くなるので、休憩しながらやるのが安全。
・作業ポイントの照明はヘッドライトかLEDランプでの工夫が必要
・ドライバーでネジを外す時落としやすいので先が磁石となっているドライバーは必須
・ファンに固着したホコリはブラシだけでは意外と取れにくい。外して洗剤洗浄も。
最後に
諸悪(大変さ)の根源は高所(踏み台上)での上向き作業。全体が取り外せれば簡単なのだが。
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