2020年04月18日
令和のプレミアム硬貨は3000倍!?
先日のTV番組「その差ってなんですか」の中でプレミアム硬貨について、
先ず昨年放放送された「昭和と平成のプレミアム硬貨」の番組を再放送で紹介し、
その後に令和のプレミアム硬貨の紹介がありました。
昨年のこの時、手持ちの10円玉を探すとなんと倍率2000倍の昭和61年製が1枚あったので一瞬ヤッター!と思ったのでしたが・・・。その時の顛末を当ブログで記事にしました。ここから。
その時紹介されたプレミアム硬貨がこの写真(硬貨)だったのです。
今回令和のプレミアム硬貨では全硬貨の経年生産量(枚数)をサイトで調べてみました。
するとあるサイトのなかに、全部の硬貨の経年製造枚数の表があったので借用して一部手直しすると、
昨年TV番組で紹介された昭和と平成のプレミアム硬貨の全体の様子が一目瞭然で分かりました。
本表はfragment.database.さんの表を基に作成しました。(全年代の生産量はこちらの表を参照ください)
@ピンクで示したところは、昨年TVで紹介された上記写真の硬貨です。
Aオレンジ色で示したところは、特に発行枚数・流通量が少ないレアな年です(「特年」と言うそうです)
B灰色は貨幣セット(ミントセット・プルーフセット・イベント用貨幣セット)が殆ど?。
やや前置きが長くなりましたが、今回の本論に入ります。
令和のプレミアム硬貨はズバリ令和元年製造の1円でした。
令和元年に製造された硬貨には500円、100円、50円、10円、5円、1円の6種類ありますが、
なぜ1円だけがプレミアムになるほど生産量が少ないのか?
それは政府が、今後支払いのキャッシュレス化が進むことを見越して最小硬貨である1円玉(と5円玉)の使用量が大幅に少なくなることを見越し、もともと生産を大幅に抑えたからです。
それと元号が令和に決まったのが4月なのでそれから金型を作り生産に入る(それまでは平成31年の金型で生産)ので遅れたということもその理由だそうです。
令和元年は消費税が10%に上がった特別な年なので、1円玉の製造枚数についてもこれまでの消費税の値上げの年で比較したのが次の図です。
令和元年の製造枚数は圧倒的に少ない!ですね。
プレミアム倍率は3000倍!。つまり3千円!。(別の番組では6000倍とも)
ただし、前回にも言われていましたが、あくまで売値(あなたが買う場合の値段)であり条件によって買取り値は違ってくるので要注意です。
今後真新しい一円玉が手に入ったら良く注意して見てみよう。
<参考サイト>
・現行硬貨(1円玉〜500円玉)年別発行枚数一覧【昭和24年〜令和2年】
・令和元年度の一円玉 前回消費税8%引き上げ時の160分の1以下に
・令和が始まっても「平成31年」刻印の硬貨が大阪造幣局で製造中のワケ
・造幣局
・財務省
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