2021年06月15日
2021年は素数から見ると非常に特別な年、次は2047年。 関連として暗算掛算と素数ゼミも。
2020年と2021年は後世から見ると大変な年だっと記録されていることでしょう。
その理由はもちろん新型コロナに依るパンデミックやオリンピック関連ですが、
素数で見ると2021年は特別な年である(来年以降はあった!)といえるのです。
2020年は閏年ではありましたが、素数的には普通の年でした。2019年もそうでした。
また素数がついた名前?には「素数ゼミ」というのがあります。
という訳で
今回は2000年以降の西暦の数字と素数との関連の驚愕の調査結果をご紹介します。
まず
1。素数とは何か。
素数は「それ自身と1以外の数字では割れない数」と定義されています。
注意しなくてはいけないのは、1自身は素数ではないのです。
2。100以下の素数にはどんな数字があるか。
2、3,5、7、11,13・・・・・と25個あります。
詳しくは以下の表を見てください。
昨年2020年は閏年、今年2021年は平年で、来年2022年も平年で、今年が特別特殊な年には感じません。しかし素数との関係を見ると一目瞭然、昨年や来年とは全く異なっていることが分かります。
では早速調べてみてみましょう。
3。2021年の1年前後の数字をこの25個の素数で割り算してみます。
この様に、今年の2021という数字を割り切れる整数はなんと40台の隣同士の素数なのです。
これがいかに特殊であるかは、今年を含む前後約10年(2000〜2030)について見るとわかります。
4。2000年からの2030年の数字を25の素数で割り整数となった結果は
商の整数の内、更に素数を赤枠で示しています。
これをみて歴然とわかるように、素数が1個ある年は4つありますが、2個ある年は2021年しかありません。43で割ると47に、47で割ると43になりますが、この二つの数字は隣り合っている数字です。
隣り合っているという整数(商)は他にたくさんありますが赤枠内の素数に関してはこの2つだけです。
この@素数の商が2個あるという事と、Aこの2つが隣り合っているというのが「特別」の意味だった訳です。
では更に2031年以降についてはどうなのかという疑問がすぐ湧きますね。
ということで早速調べてみました。
5。2031年からの2050年の数字を25の素数で割り整数となった結果は
結果を下表に示します。
これも一目瞭然ですね。
ちょっと離れてはいるが素数が2個ある年が有りました!!!
23と89です。23x89=2047 です。
つまり
2030年以降に100以下の2つの素数が現れるのは2047年です。
2051年以降も2個素数商を持つ年があると思われますので、興味のある人はトライしてください。
2.暗算掛け算
ところで、
副題に書きました、暗算掛け算について少し追加します。
これは、当ブログで以前に、「一生役立つ暗算掛け算」と題したシリーズで、2桁の数字の掛け算のなかで
「10の位の数字が同じで1の位の数字の和が10になる時は暗算で簡単に計算できる」というものです。
一般式で書くと(10a+b)X(10a+c)となり、その答えは→→→100(aX(a+1))+bcで暗算できる
と言うことです。
今回の2021は43x47ですので、100x(4x5)+21と暗算で計算できると言うことです。
この暗算掛け算については、詳しくは前のブログをご参照ください。沢山の練習問題と式の誘導も記述しています。
3.素数ゼミ
素数ゼミについては、アメリカでは13年と17年の素数の年周期で発生するセミがいて、
今年がその”大量発生の年”になっていて話題になっているそうです。
しかし
この素数ゼミの話は単にセミの生態や大量発生の被害の問題だけではなく、
もっと大きなテーマとしては、地球の歴史からセミの種としての生き延び対策、
ひいては人類の生存条件、滅亡対策まで考えさせられるほどの内容を含んでいます。
素数の謎の解明に貢献した日本人がいるという事は誇らしいものです。
但し
この素数ゼミに関する内容は深いので、今回はニュースと動画と解説サイトの紹介だけにしますので
ご覧ください。
1)ニュース
・米東部でセミが大量発生 17年で羽化する「周期ゼミ」
2)動画
・数兆匹の大発生も?アメリカで“17年周期ゼミ”「ブルードX」羽化始まる
3)解説等
・数十億匹が大量発生! 米国で17年ぶりに現れた「周期ゼミ」を研究者と共に追って見えてきたこと
・2021年、アメリカで数兆匹の「素数ゼミ」が大量発生…その「納得の理由」とは?
・◎次回は2021年に大発生。氷河期を生き延びた「素数ゼミ」の驚きの生存戦略
4)食料に
・17年周期ゼミで巻きずしはいかが? 持続可能な食を提案 米シェフ
今後も素数に関する面白い話題・役立ち情報等があれば取り上げてたいと思っています。
その理由はもちろん新型コロナに依るパンデミックやオリンピック関連ですが、
素数で見ると2021年は特別な年である(来年以降はあった!)といえるのです。
2020年は閏年ではありましたが、素数的には普通の年でした。2019年もそうでした。
また素数がついた名前?には「素数ゼミ」というのがあります。
という訳で
今回は2000年以降の西暦の数字と素数との関連の驚愕の調査結果をご紹介します。
まず
1。素数とは何か。
素数は「それ自身と1以外の数字では割れない数」と定義されています。
注意しなくてはいけないのは、1自身は素数ではないのです。
2。100以下の素数にはどんな数字があるか。
2、3,5、7、11,13・・・・・と25個あります。
詳しくは以下の表を見てください。
昨年2020年は閏年、今年2021年は平年で、来年2022年も平年で、今年が特別特殊な年には感じません。しかし素数との関係を見ると一目瞭然、昨年や来年とは全く異なっていることが分かります。
では早速調べてみてみましょう。
3。2021年の1年前後の数字をこの25個の素数で割り算してみます。
この様に、今年の2021という数字を割り切れる整数はなんと40台の隣同士の素数なのです。
これがいかに特殊であるかは、今年を含む前後約10年(2000〜2030)について見るとわかります。
4。2000年からの2030年の数字を25の素数で割り整数となった結果は
商の整数の内、更に素数を赤枠で示しています。
これをみて歴然とわかるように、素数が1個ある年は4つありますが、2個ある年は2021年しかありません。43で割ると47に、47で割ると43になりますが、この二つの数字は隣り合っている数字です。
隣り合っているという整数(商)は他にたくさんありますが赤枠内の素数に関してはこの2つだけです。
この@素数の商が2個あるという事と、Aこの2つが隣り合っているというのが「特別」の意味だった訳です。
では更に2031年以降についてはどうなのかという疑問がすぐ湧きますね。
ということで早速調べてみました。
5。2031年からの2050年の数字を25の素数で割り整数となった結果は
結果を下表に示します。
これも一目瞭然ですね。
ちょっと離れてはいるが素数が2個ある年が有りました!!!
23と89です。23x89=2047 です。
つまり
2030年以降に100以下の2つの素数が現れるのは2047年です。
2051年以降も2個素数商を持つ年があると思われますので、興味のある人はトライしてください。
2.暗算掛け算
ところで、
副題に書きました、暗算掛け算について少し追加します。
これは、当ブログで以前に、「一生役立つ暗算掛け算」と題したシリーズで、2桁の数字の掛け算のなかで
「10の位の数字が同じで1の位の数字の和が10になる時は暗算で簡単に計算できる」というものです。
一般式で書くと(10a+b)X(10a+c)となり、その答えは→→→100(aX(a+1))+bcで暗算できる
と言うことです。
今回の2021は43x47ですので、100x(4x5)+21と暗算で計算できると言うことです。
この暗算掛け算については、詳しくは前のブログをご参照ください。沢山の練習問題と式の誘導も記述しています。
3.素数ゼミ
素数ゼミについては、アメリカでは13年と17年の素数の年周期で発生するセミがいて、
今年がその”大量発生の年”になっていて話題になっているそうです。
しかし
この素数ゼミの話は単にセミの生態や大量発生の被害の問題だけではなく、
もっと大きなテーマとしては、地球の歴史からセミの種としての生き延び対策、
ひいては人類の生存条件、滅亡対策まで考えさせられるほどの内容を含んでいます。
素数の謎の解明に貢献した日本人がいるという事は誇らしいものです。
但し
この素数ゼミに関する内容は深いので、今回はニュースと動画と解説サイトの紹介だけにしますので
ご覧ください。
1)ニュース
・米東部でセミが大量発生 17年で羽化する「周期ゼミ」
2)動画
・数兆匹の大発生も?アメリカで“17年周期ゼミ”「ブルードX」羽化始まる
3)解説等
・数十億匹が大量発生! 米国で17年ぶりに現れた「周期ゼミ」を研究者と共に追って見えてきたこと
・2021年、アメリカで数兆匹の「素数ゼミ」が大量発生…その「納得の理由」とは?
・◎次回は2021年に大発生。氷河期を生き延びた「素数ゼミ」の驚きの生存戦略
4)食料に
・17年周期ゼミで巻きずしはいかが? 持続可能な食を提案 米シェフ
今後も素数に関する面白い話題・役立ち情報等があれば取り上げてたいと思っています。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10798041
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック