2019年05月11日
アルミホイルのいろいろな利用方法と製造〜最先端事項も。
インターネット上には非常にたくさんの生活に役立ついわゆるライフハックが紹介されていますね。
非常に多種多様ですが、今回当ブログでは、アルミフォイル(以下ホイル)に注目して、適用例を集めてみました。
どこの家庭にもあるアルミホイルは役に立ったり面白い使いみちがたくさんあります。
簡単に出来るものは文章だけで、やや複雑なものは出典サイトをリンクしました。
一部オリジナルなものも入れていますので参考にして下さい。
また今回記載しなかったいい用例や今後新しい用例が出てきたら追加して行きたいと思います。
それでは使用例の前に
まず「アルミホイルはどの様にしてできるのか」。「裏表の違いはどうしてできるのか」
について見て見ましょう。
【アルミホイルの製造方法】
製造工程は
アルミの板厚0.35mmのロールから引き出して何度も圧延することにより0.024mm(つまり24ミクロン)の薄板にして、更にこれを2枚合わせて24ミクロンにして剥がして巻き取る。(つまり一枚の厚みは12ミクロン!)
アルミホイルの製造動画の6:58から見てください。
表面の差については動画の10:50から11:13の所にご注目下さい。
表面のピカピカ(つるつる)はローラーの当たった方、曇った面はアルミが合わさっていた方の面ということです。
(尚本動画の前半はラップの製法ですが、ラップについては素材の違いも含め今後纏めます。)
【各種使用例】
< DIY>
・ハサミの切れ味復活
切れ味が悪くなったハサミやシュレダーの切れ味を復活するにはアルミホイル数枚を切ったり、
シュレダーにかけるとよい。
・単3電池を単1電池にするには、
単1と同じ高さの紙等を単3電池の周りに巻いて同じ直径とし、マイナス側の隙間(直径14.5mm,
高さ11mm)をアルミホイルを丸めて埋める。
単4電池で単3電池にするときもアルミを丸めて応急処置出来る。
<医療/美容>
・歯のホワイトニングには、
重曹に歯磨き粉と塩を混ぜ、これをまんべんなく歯の表面に塗り、
その後アルミホイルで歯を覆い1時間以上放置する。その後普通に歯磨し口をゆすぐだけ。
詳しくはここから
<衣服>
・シルク、ウール、レイヨンなどの直接に熱を受けられない素材の服の皺をとるには、
まずアルミホイルをアイロン台に乗せ、その上に皺を伸ばしたい服を置く。
それから、8〜10センチ離れた場所からアイロンのスチームボタンを押して、スチームを吹き付けると
スチームで温められたホイルから熱が伝わりしわを伸ばせる。
<キッチン/料理 >
・ガラス製の食器(オーブン用など)の汚れをとるのには、
くしゃくしゃにしたアルミホイルと食器用洗剤
を使うとうまくいく。
・冷えた揚げ物を復活させるには、
魚焼きグリルに並べてアルミホイルをかけて温めなおすと揚げたての風味がよみがえる。
・シンクの排水口のぬめりを防止するには
排水溝にアルミホイルをパチンコ玉くらいの大きさに丸めて5〜6個入れておくとよい。
・黒ずんだ銀製品や銀のアクセサリーをピカピカにするには、
アルミホイルを敷いた容器に重曹とお湯を入れ、製品を漬け込む。
(詳細はここから)
・頑固なガラス製食器の汚れは、
クシャクシャにしたアルミホイルと食器用洗剤で落とせる。
・冷凍食品を素早く冷凍・解凍するには、
アルミホイルを食材に被せて冷凍庫へ入れると短時間で冷凍できる。
またアルミホイルをフライパンに敷き冷凍食品を置くと素早く解凍できる。
・包丁の切れ味が悪くなったら、クシャクシャにするか、数枚重ねたアルミホイルを何度か切れば切れ味
が戻る。
・コンロの周りの汚れ防止
はクシャクシャにして、金たわしの代わりに。
・ごぼうやじゃがいも、生姜などの外皮をコサギ落とすには、
くしゃくしゃのホイルが便利。
・おろし金の使用後の洗浄を楽にするには
突起が出ている面にアルミホイルを貼り付けてから食材を擦りおろす。
・各種ホイル焼きにはここから、更に
<洗濯・掃除 >
・乾燥機にかけた洗濯物の静電気を防止するには、アルミホイルをボール状に丸め、乾燥を始める前に
洗濯物と一緒に入れる。
アルミボールは直径5〜8cm位に硬く巻く。大物を乾燥する時は、このアルミボールを2〜3個使うといい。
<家電、TV、オーディオ、スマホ >
・DVDプレイヤーの上にテレビを置いたときにテレビの画像が乱れたら、
間にアルミホイルを置くと直せる。
・クロムメッキの錆落としには、
コーラを錆びた部分に注ぎアルミホイルをクシャクシャにし錆びた部を磨く。
後はぬるま湯で洗い流し乾拭きする。
・Wi-Fi(無線LAN)の繋がりが悪いときには、
本体より十分広いアルミホイルで凹型の反射版を作り、後ろに据えると劇的に改善、速度アップする。
詳細はここ
<遊び>
・各種人形(フィギア)やロボット(外形のみ)を作る。
・大量のアルミホイルを叩いてピカピカの球にする。
最近流行ってますね。(この遊びについてはいろいろ意見も有るようですが、長時間手を掛けてモノを
作り、最後に達成感が得られるというのはいいと思います。)
球づくりが最終目的ではないが、なかなかいいサイトがありました。ここからどうぞ。
他の部品と組み合わせらた作品は芸術ですね。こんな使い方は他にはないのでしょうか。
<科学実験>
・アルミホイルと炭と食塩水で電池を造る。サイト
アウトドア
・傘の内側に張って、集光や集熱用として使用、板に貼って反射板としてりよう。
・野外料理を作る時の各種容器、小道具として、くしゃくしゃにまるめれば、
終わった後の片付け時のブラシの代わりにできる。
使用例はまだまだありそうですが、今回はコレまでにして、今後追加して行きたいと思います。
<参考サイト>
・【衝撃】今すぐ実践! アルミホイルの凄い活用法・裏技 part1
・【衝撃】今すぐ実践! アルミホイルの凄い活用法・裏技 part2
最後に
アルミホイルはアルミサッシやアルミ缶など、一般の人が常日頃接する金属アルミニウムの一製品形態に過ぎませんが、アルミニウムという金属は実に夢の多い素材です。
工業的には昔からアルミ合金のジュラルミンとして飛行機に多用されてきましたが、現在は最先端材料として各種研究されています。
アルミニウムに興味・関心を持たれた人は是非以下の企業のサイトを訪問されることをおすすめします。
いろんな最新情報を知ることが出来るでしょう。
また知りたいことがあったら問い合わせることも出来るでしょう。
更にアルミニウムを含む複合キーワードでググればいろんな情報が得られると思います。
是非試してみて下さい。
<協会・メーカーのサイト>
・日本アルミニウム協会
・アルミ箔に関して
・UACJ
・三菱アルミニウム
・東洋アルミニウム
・昭和電工
<その後の追加アイテム>
アルミホイルの使用例として、先日上記記事で列挙した方法以外でこれはと思ったアイテムがありましたので
追加いたします。(参考サイトは最後にリンク)
・バナナの日持ちを良くする。
今回はバナナの茎の部分をアルミホイルで包むことで、腐る進行を遅くできる。
(過去のブログでバナナの痛み防止に吊り下げ用具の作成を紹介しました)
・棚を明るく、害虫侵入を防ぐ
棚にアルミホイルを敷くことで、自然光が入る部分が多くなり、害虫が入る可能性を減らせる。
・乾電池の長寿命化(前回はサイズ合わせでした)
アルミホイルを小さくボール状にしたものを電池のサイドに詰めることで、電池の寿命を数日から
最大1ヶ月にアップさせることができる。(確認中)
・アイロンの汚れを取る。
アイロンに汚れや錆が付いていればアルミホイルをボール状にして、アイロンが熱い間に表面を
アルミホイルのボールでこすれば取れる。
・ホットメルと工具の先端清浄化
ホットメルト接着剤の先をアルミホイルを使って少しこすれば、次に綺麗な状態でホットメルト接着剤を
使えるようになる。
・鏡の汚れを取る
アルミホイルを手に取り、鏡の鏡面を磨くとすぐにピカピカになる。
・家庭菜園用に
アルミホイルは、全ての害虫やバクテリアに対して効果的。加えて、光を反射するため、植物を
健康的に成長させるのを促進する。
・ジュエリーをピカピカに
石鹸水とアルミホイルの欠片が入ったボールの中にジュエリーを入れるとジュエリーはピカピカに戻る。
・農薬を使う代わりに
木からアルミホイルを吊り下げることで、果物を狙おうとしている鳥が木に近寄らないはず。
・乾燥時間の短縮
アルミホイルでボールを作成し、乾燥機に投げ入れる。(テニスボールでも同様の効果あり。)
・アイロン台の布の下にアルミニウムを敷くだけで、アイロンからの熱を吸収し、スムーズな表面を作る。
<参考サイト>
尚、上記意外に料理やアウトドアや生活関連で多数紹介されていますのでぜひ御覧ください。
究極の裏ワザ: アルミホイルとサランラップで出来ること
アルミホイルは本当にいい素材ですね。
今後オリジナルアイデアを含め、いい活用法(料理以外の)が見つかれば都度ご紹介してゆきたいと思います。
タグ:アルミフォイル、アルミホイル、アルミ箔、はさみの切れ味、歯のホワイトニング、ホイル焼き、ぬめり防止、銀製品、くすみ取り、アルミ球、WiFiの改善、アルミ箔を使った電池、 アルミホイルの利用、アルミ球の芸術 日本アルミニウム協会、三菱アルミニウム、東洋アルミニウム
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8794624
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック