2016年03月30日
二重あごになっちゃった…原因はどんなこと? 改善法は?
顔のラインは、引き締まっていれば若々しい印象に、反対にたるみやむくみで老けた印象や太った印象になってしまいます。
顔のラインは日頃の注意や心がけで比較的変えることができる部分でもあります。今回は顔のラインの中でも「二重あご」について、医師から聞いてきた話をお伝えしたいと思います。
どうして二重あごになってしまうの?
1. 肥満
もともと二重あごではなかったのに、急激に体重が増えたりすると二重あごになる人がいます。あごの下の部分に脂肪が蓄積するためです。
2. 姿勢の影響
姿勢も原因になることがあります。特に、オフィスでパソコンの画面に向かって、少し下向きで同じ姿勢を続けることが多いかたは、あごを引き、たるみができる状態の姿勢が続くことになるので、その部分に不自然に脂肪が蓄積することがあります。
3. 顎関節症や虫歯による場合
あごを動かしたときにカクカクと音がしたり、左右のあごに痛みがあるような顎関節症(がくかんせつしょう)があったり、虫歯があってどちらかの歯をかばいながら食事をするような生活をしていると、不自然にあごに力がかかり、二重あごの原因になります。
4. あごの筋力低下
加齢などによる筋力の低下も原因になります。特に、現代人は以前のようにスルメや煮干しなど硬いものを食べる機会が減ってきていますから、あごの周りの筋肉を使わないことで、筋肉が衰えたるんできてしまいます。さらに、あごまわりを動かさないことで、血液やリンパの流れも滞り、むくみやすくもなるので、よりたるんだ、太った印象になってしまいます。
二重あごになってしまったら…改善法は?
1. 姿勢を正す
姿勢や無理な力がかかったことで二重あごになってしまった人は、美容上の問題だけでなく、筋肉が不自然に緊張することが肩こりの原因となったり、場合によっては筋緊張性の頭痛を引き起こすこともあります。思い当たる方は少し意識して、姿勢を正すところから始めてみましょう。姿勢がよくなるだけでもすでにかなり若々しい印象を与えます。
2. 意識して顎を使う
パンなども時々は歯ごたえのあるものを選んだり、玄米を硬めに炊いてよく噛んで食べるのもいいでしょう。ケーキや柔らかいお菓子ばかりではなく、ときには昔ながらの固焼きせんべいをおやつにするのもおすすめです。
マッサージも二重あごの改善に効果てす。顔のラインをいつまでも若々しく保つために、できるところから始めていきましょう