2016年03月19日
オナラのニオイ、無臭・悪臭、それぞれ一体何が違う?
フッと気を抜いた拍子にオナラが出てしまうことは、誰にでもあると思います。 きちんと謝れば、場合によってはちょっとユーモラスでカワイイ印象にもなり得ますが、これは無臭の場合に限られますね(笑)。
たとえば、 会社の人や交際相手と一緒にいるとき、思わず出てしまったオナラがとんでもなくクサかったら……、かなり残念な記憶になることでしょう。
さて、このオナラ、なぜニオイや音がするもの、しないものがあるのでしょうか。その秘密を紐解いていきたいと思います。
秘密は“善玉菌”と“悪玉菌”の比率にあり。
じつは、オナラのニオイや音を司っているのは、腸内に存在する“善玉菌”と“悪玉菌”。腸内で、どちらが優位になっているのかによって、オナラの質が変わってくるのです。
<善玉菌が優位の場合>
善玉菌の発酵により、炭水化物を二酸化炭素と水に分解してくれます。この場合、オナラにニオイはありません。ただ、音は大きい場合が多いので、人前で出てしまった際は、すぐバレてしまいますよ!
<悪玉菌が優位の場合>
悪玉菌は肉・魚・卵といった食物に含まれるタンパク質を腐敗させることによって、ガスを発生させます。そのため、このオナラは 硫化水素など強烈なニオイを放つガスを多量に含むので、とてもクサくなるわけです。ただし、音はあまりしないことが多いので、たとえば満員電車やたくさんの人がいるオフィスや教室などではばれにくいかも知れません。しかし、2人っきりの車の中や、布団の中などでしてしまうと……恐ろしいことになりそうですね。