2016年03月18日
筋肉痛のときの筋トレはOK?
急激に激しいスポーツをしたり、普段とは異なる筋肉を使ったトレーニングをしたときに筋肉痛を感じることは、誰もが体験したことのあることだと思います。そんな筋肉痛に襲われたときは安静にしておいたほうがよいのでしょうか……。
まずは、筋トレについて把握しよう!
筋肉は使うことによって鍛えられます。たとえば、特に意識しないでもよく歩く人は足の筋肉が発達していますし、職業柄、何か手をよく使う人は腕の筋肉が発達しています。
この状態を意識的に作り出し、鍛えたい筋肉に意図的に強い負荷を掛けることで筋肉を発達させることを筋トレといいます。
なぜ、筋肉は使うと発達するの?
筋肉に負荷を掛かると、筋繊維と呼ばれる筋肉の細胞はダメージを受けます。この際、ダメージを受けた細胞は、さらに増殖することでその損傷から回復。つまり、使えば使うほど、筋肉の細胞が増えるということ。これは、限りなく限界に近い負荷を目一杯、掛けることで発達することが知られています。
筋肉痛って何?
上記のように筋肉に負荷が掛かると筋繊維がダメージを受け、痛みを感じます。これが筋肉痛で、つまり筋肉痛が起こっているというのは、かなり筋肉が痛んでいると考えられます。そして、この筋肉痛が回復する際に筋肉が増えるのですが、そのタイミングでさらに筋繊維にダメージを与えるのは、決してよくありません。あまりにも負荷を掛けすぎると、筋肉が挫滅してしまったり、最悪のケースでは負荷に耐えられず腱が切れたりすることも考えられます。
筋肉痛を感じたら、安静に。
筋肉痛が酷いときは安静にして、筋肉の回復を待つのが望ましいと考えます。 筋肉痛は、およそ2〜3日程度で回復するといわれているので、そこのタイミングで筋トレを再開すれば、さらに筋肉を増やすことができるでしょう。
筋肉痛の間は筋トレを控え、痛みが収まるまでは、安静にするあるいはアイシングなどをすると回復のサポートになります。ただ、その間に痛みのない別の筋肉を鍛える分には問題ありません。 以上のことを参考に、効率的に筋トレを継続していきましょう。