2015年05月22日
上座はどっち?「エレベーターのマナー」
あれ…上座はどっち?勘違い多数「エレベーターのマナー」3つオフィスで日常的にエレベーターを使う方は多いですよね。ときには上司や目上の方と乗り合わせたりすることもあるでしょう。そんなとき、「どう振る舞ったら良いのかわからない」と密かに焦ってはいませんか?
そこで今回は、知らないと恥をかいてしまう、”上司・来客と一緒のときのエレベーターマナー”についてお話していきたいと思います。
■1:上座・下座の位置は?
会議室や宴席、車内だけではなく、エレベーター内にも上座・下座が存在します。上座はエレベーターの操作盤がある側の奥、下座は操作盤の目の前なので覚えておきましょう。
自分一人で乗っているときなら話は別ですが、上司や来客と乗り合わせるときは、くれぐれも上座に立たないように。また、上司や来客に背を向けることがないように、壁側に背を向けて立ちましょう。
自分が下座に立っているときに他の人が乗り合わせてきたら、「何階ですか?」と聞いてあげると親切です。
■2:乗るタイミングは臨機応変に
エレベーターに乗るタイミングは、そのときの状況によって変わってきます。
・乗ろうとしたエレベーターにすでに先客がいた場合・・・上司・来客に先に乗り込んでもらう。
・乗ろうとしたエレベーターに誰もいない場合(上司・来客少数)・・・エレベーターの扉を手で押さえ、上司・来客に先に乗り込んでもらう。
・乗ろうとしたエレベーターに誰もいない場合(上司・来客多数)・・・「失礼します」と言い、先にエレベーターに乗り込んで、‟開”ボタンを押しておく。
フロアに到着したら、‟開”ボタンを押しながら、上司・来客を送り出し、自分が最後に降ります。
■3:私語・書類の扱いに気を付ける
さまざまな人が乗り合わせるエレベーター内での私語は厳禁。
その他にも、重要な書類を手にしているときは、情報・内容を盗み見られないように、ファイルに入れて持ち歩くのがマナーです。
「マナー違反を犯していた……」「上司と一緒だと緊張してしまう」という方も、上記の項目を覚えておけば、焦ることなく振る舞えるようになるのではないでしょうか。