2015年05月01日
日本人の5人に1人は「まつ毛に●●が住み着いている」
ぱっちり大きな目に見せるためのアイメイク。つけまつ毛やまつ毛エクステが流行していますし、マスカラなどでアイメイクに力を入れる女性も多いでしょう。
しかし、そのしっかりメイク、きちんと落とせていますか? しっかりクレンジングしているつもりでも、まつ毛の根本までしっかりアイメイクを落とせている人は少ないんです。このことが原因で、“大変なこと”が起こっている可能性があります。
そこで今回は、美容カウンセラーの筆者が、今まつ毛に起こっている危険な現象について紹介します。
■マツエクをしている人は特にメイク汚れが残りがち
まつ毛の根元というのは、アイラインやアイシャドウ、ファンデーションなど、メイクが溜まりやすい場所です。
クレンジングでしっかり落とせばいいのですが、目元は皮膚が薄いので、こすればシミになりやすいですし、目にしみてしまうこともあります。さらに、目を閉じて洗う場所なので、汚れを確認しながら落とすのが難しく、メイクをしっかり落としづらいのです。
特にエクステがついている人は、エクステが取れないようにそっとクレンジングする人が多いですよね。その影響もあって、メイク汚れが残ったままになってしまいがちです。
■クレンジング不足でまつ毛にダニが住みつくことも
クレンジングがしっかりできていないことによって、大変なことが起こるケースもあります。なんとまつ毛に“ダニ”がいる人が増えてきているんです!
まつ毛が生えている場所が、不衛生な状態なままだと、毛根にフケが溜まってしまったり、“デモデックス”という顔ダニの一種である寄生虫によってドライアイやまぶたの炎症を引き起こされたりすることもあるのです。
■まつ毛の根元にフケのようなものがついていたら要注意
まつ毛ダニは、顔ダニの一種。肉眼では見えませんが、まつ毛の根本にフケのようなものがついていたら、まつ毛ダニがいる可能性が非常に高いので要注意です。
常にまつ毛を清潔に保っていないと、まつ毛生え際の内側のマイボーム腺を詰まらせてしまうことがあります。マイボーム腺は、脂質を分泌して眼の潤いを保ち、ドライアイになるのを防いでくれる働きがある大事なところです。
ドライアイになると、目の周りも乾燥しやすく、小じわも増え、目元がぐっと老けた印象になってしまいますよ!
■まつ毛ダニを予防するには?
まつ毛ダニを予防する上で必要なケアは、アイメイク専用クレンジング剤を使うこと。目の周りは大変デリケートなので低刺激のアイメイク専用クレンジング剤を使用しましょう。
洗い流すときは人肌程度のぬるま湯でメイクをしっかりと落とすようにすることが肝心です。
洗い残しは、ダニ以外に肌荒れの原因にもなるので、しっかり落ちているか洗顔後に鏡でチェックするようにするといいですね。
以上、アイメイクのクレンジング不足が引き起こす危険な現象についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
クレンジングは大切と思っていても、まつ毛などの細かい所はつい忘れてしまいがち。
日本人の5人に1人はいるといわれているまつ毛ダニ。清潔に保つことは、まつ毛ダニの予防の第一歩です。しっかりとお手入れして、本当の意味でのまつ毛美人を目指してくださいね。