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買っていいワインかどうか見抜くポイント

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ワインが好きで日頃から勉強しているという女性も多くなってきました。しかしラベルの読み方や産地の情報など、単に「美味しくワインを飲めればいい」という人にとっては難しいものです。誰でも簡単にわかる、「買っていいワイン」を見抜く方法をご紹介します。

ワインはダメ

ワインの品質は見た目で判断するのが難しいものです。特に赤ワインは、光が当たって変質するのを防ぐため、緑色のボトルが使用されていることも多いもの。

ボトルを照明に当て、口の近くを光に透かして見てみましょう。色はよくわからないかもしれませんが、濁っているかどうかはわかるものです。このときに透明感があるワインを選びましょう。濁ったワインは瓶詰めや熟成中に微生物などが侵入し、劣化してしまっているかもしれません。

■ラベルや首が汚れていないこと

在庫処分などでワインが安くなっていることがあります。ラベルが破れているものもありますが、これを選んでも良いのでしょうか。

傷や破れは問題ありませんが、汚れには注意が必要です。ワインで汚れていたり、首やキャップシールにワインが流れたような跡があれば、ワインが劣化している可能性があります。

輸送中の環境が悪く、温度が上昇することによって、ワインが吹きこぼれることがあります。ラベルまで汚れていなくても、首のあたりやキャップシールが汚れていれば、その目印になるでしょう。

■液面が不自然にコルクから遠いもの

ワインは通常、コルクから1〜2cmのところまで詰めます。そのため、数年程度の若いワインであれば、それ以上に液面が離れていることはないはずです。不自然な位置に液面がある場合、コルクが痛んでいて、ワインの酸化が進んでいる可能性が高いです。

15年以上前のワインであれば、自然現象によって液面が下がっていきます。それでも瓶の肩と呼ばれるカーブのはじめ〜中ごろまでで収まっているはずです。それ以上に減っている場合は選ばないようにしましょう。

ちなみにその他ワインの劣化の雑学ですが、コルクにカビが生えているものは、必ずしも悪いものではありません。カビによっては、ワインに適した湿度で保管されていたことを示すものであることもあります。

いずれの条件でも、わかりにくい場合はワインセラーの店員に聞いてみましょう。普段から信頼できるお店を探しておくと、自分で選ぶ場合にも見る目が養われていくものです。





食用油はどうして重さで表示するの?「植物油と動物油」

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家で料理をほとんどしない一人暮らし男性であっても、食用油は置いてあるのではないでしょうか。今回はその食用油に関する雑学をご紹介します。何気なく使っている油にも、いろいろと知らないことがあるものですよ。


■油は何故グラム表示なの?

スーパーの食用油の棚の前で、どの商品がお得なのか考えるにあたり、内容量を確認することがあることでしょう。その際、食用油が「ml」や「cc」といった体積表示ではなく、「g」という重さ表示であることに気づくかもしれません。

ソースやドレッシングでは体積表示なのに、食用油は何故重さ表示なのでしょうか。

これは、油の性質に原因があります。油は、水に比べて温度が高くなると体積がかなり膨張するという性質があります。そのため、暑いところで販売されるものと、寒いところで販売されるものでは、買える重さに差が出てしまうのです。

昔から油商人は、お客さんに売るときには升など体積で計っても、業者同士の取引ではキッチリと重さで量っていたそうです。

■「油」の起源

日本では、縄文時代頃からごまやエゴマの栽培を行っており、大化の改新の頃にはすでに、税金の代わりに油を納めていたそうです。それから菜種油の製造も盛んになっていき、奈良時代には食用に使われるようになりました。

当時は主に油で揚げるという中華料理のような使い方をしていたようです。それから時代が過ぎ、明治時代に西洋文化と共に西洋の調理法が広まり、一般市民も食用油を使うようになったそうです。

■植物油と動物油

現在の食用油は、家庭用としてはほとんどが植物油です。サラダ油や菜種油、ごま油やオリーブオイルが定番です。これらは常温で液体状のため、使い勝手が良く、しかも口当たりもしつこくないため、好まれています。最近では廃油を精製してバイオディーゼル燃料として、自動車の燃料となっています。

反対に業務用では、ラード(豚脂)やヘット(牛脂)などの動物油もよく使われています。特にトンカツなどの揚げ物ではカラリと揚げつつコクが出るラードを使うことが多いようです。


何気なく使っている油ですが、技術の発達に伴い、いろいろな使い方をされるようになってきました。今度お店で食用油を買うときには、重さ表示されていることにも注目してみてください。






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