2015年05月21日
老化のせい!? 「夢中になったアノ遊び」ができなくなった大人が急増中
子どもの頃や若い頃はいくらでもできたのに、年齢と共にできなくなることって意外と多いですよね。昔は長時間歩けたのに、今は歩くのがしんどい、昔は重い荷物を運んでいたけど、今は持ち上げられないなど、いろいろあります。
その中でも、小さい頃にたくさん練習したという人が多い“ある行動”が、大人になってできなくなったという現象が増えています。実はそれ、顔の筋肉が衰えたサインかもしれません。
■アレが吹けなくなると老け顔になる?
小さい頃に夢中になった遊び、それは“口笛”。しかし、昔はできたはずの口笛が吹けなくなっている大人が急増しています。以前は吹けたはずなのに、久しぶりにやってみたら全然口笛が吹けない! という方は要注意です。
というのも口笛が吹けなくなるということは、口元の筋肉が衰えて老化している証拠です。もともと顔には30種類以上︎の筋肉があるといわれていますが、実際に日常で使う筋肉はその1/3ほど。
口元の筋肉は“口輪筋”といわれ、この筋肉を鍛えることでほうれい線を予防することができるのです。
■黒木瞳もハマった“口笛体操”とは
表情筋を鍛える、特に口輪筋を鍛えるのに人気の運動が“口笛体操”。女優の黒木瞳さんも毎日行なっていると紹介しており、注目を集めています。
やり方はとても簡単。まず、口笛を吹くときの口の形にして5秒保ちます。
この口をすぼめるという行為が口輪筋、またその周りの頬の筋肉であるオトガイ筋を鍛えることになります。
口笛を吹かなくてもいいですが、吹けるようなら吹いた方が効果はあるようです。そして、口を元の形にして顔の筋肉を緩めます。この動きを5回ほど繰り返します。
■口笛で音を出すことによる様々な効果
口笛体操をするときに、音を出した方がより効果的なのには理由があります。
まず、口笛を吹くことは、肺周りの筋肉をはじめ、腹筋など身体の筋肉を使うので、長年人気のロングブレスダイエットに似た効果を得ることができるのです。ですので、ぜひ口笛を吹いて音を出してみましょう。
以上、口笛についてお伝えしましたが、いかがでしたか? 口笛以外にも、子どものころにやっていたことが大人になってできないというのは、何かしらの筋肉の衰えが影響しているかもしれません。
口笛体操は時間も場所もとらず手軽にできるので、毎日続けて老け顔の原因となるほうれい線を消せるといいですね! ただ、人混みの中や夜中の時間に口笛を吹くと迷惑になるのでご注意を