2015年06月03日
Love Is an Open Door
さてさて、本日は久々に(?)意訳シリーズです
面白いなぁ、と思った歌詞を
自分なりに解釈、というか
もうなんだか意訳とかそういうものを
ぶっとばして、良いのか悪いのか分かりませんが
童心に戻りたいなぁ、という気持ちで。
この歌詞は、本当に様々な方が
訳されているので、
注釈は、とりあえず、その
私の意味不明なドリーミー意訳の部分
のみにしますね……汗
おっと、曲名をまだ
書いていませんでしたね、
つい最近まで、今をときめく状態だった
アナ雪の邦題 扉開けて
の原曲を訳していきます
Anna: Okay, can I just, say something crazy?
Hans: I love crazy!
アナ:オッケー、ねえちょっと、可笑しなことを言っていい?
ハンス:僕、可笑しいことって大好きさ!
Anna: All my life has been a series of doors in my face
And then suddenly I bumped into you
私の人生振り返ってみるとね、
ずっと私の顔の前に立ちはだかる
閉じられた扉の列なりがあるばかりだったの
でも今日扉じゃなくってあなたに突然ぶつかっちゃった
Hans: I was thinking the same thing! 'Cause like
I've been searching my whole life to find my own place
And maybe it's the party talking or the chocolate fondue
僕もまさに同じことを考えていたんだ、っていうのはね、
僕は自分の居場所を探そうと、
毎日僕の周りののすみずみまで探してきたんだそして……
まぁ、今から言うことはパーティの雰囲気や
チョコレートフォンデュの甘い香りに酔って
言っちゃうことなのかもしれないけれども
Anna: But with you
Hans: But with you
アナ:でもあなたとなら
ハンス:でも君となら
Hans: I found my place
Anna: I see your face
ハンス:僕は僕の場所を見つけた
アナ:私には扉じゃなくってあなたの顔が見えるの
Both: And it's nothing like I've ever known before....
Love is an open door
Love is an open door
Love is an open door.
二人:そして、今まで知らなかったようなことだけど
愛って開かれた扉なんだね
Anna: With you
Hans: With you
Anna: With you
Hans: With you
アナ:あなたと
ハンス:君と
アナ:あなたとなら
ハンス:君となら
Both: Love is an open door
愛は開かれた扉になるよ
Hans: I mean it's crazy
Anna: What?
ハンス:変なことを言うね
アナ:何?
Hans: We finish each other's
Anna: Sandwiches
Hans: That's what I was gonna say!
ハンス:僕たちはそれぞれ食事を
アナ:サンドウィッチで終えるわ!
ハンス:それって僕がまさに言おうとしたことだよ!
Anna: I've never met someone
アナ:私、今まで出会ったことなかったわ
Both: Who thinks so much like me
Jinx! Jinx again!
Our mental synchronization
Can have but one explanation
二人:こんなに自分と同じ考えの人にね!
こんなこととか、あんなこともほらまた揃った!
私達の心がこんなにシンクロするなんて
説明できるとしたら、理由は一つしかありえない
Hans: You
Anna: And I
Hans: Were
Anna: Just
Both: Meant to be
ハンス:僕と
アナ:私
ハンス:は
アナ:まさに
二人:こういう運命だったんだ
Anna: Say goodbye
Hans: Say goodbye
アナ:さよならを言うわ
ハンス:さよならを言おう
Both: To the pain of the past
We don't have to feel it any more
Love is an open door
Love is an open door
Life can be so much more
二人:過去の心の痛みに
私達はこれ以上辛い思いをする必要なんて
ないんだ、
だって、愛は開かれた扉なんだ
愛は開かれた扉
人生は、もっと素敵なものになるはず
Anna:
With you
Hans:
With you
Anna:
With you
Hans:
With you
Both:
Love is an open door
アナ:あなたとなら
ハンス:君となら
アナ:あなたとなら
ハンス:君となら
二人:愛は開かれた扉なんだ
Hans:
Can I say something crazy? Will you marry me?
Anna:
Can I say something even crazier? Yes!
ハンス:可笑しいことをいってもいいかな?
結婚してくれませんか?
アナ:もっと可笑しいことをいってもいい?
喜んで!
さてさて、注釈です。
私が気になったのは、翻訳版でした
ハンス:教えてよ
アナ:えっ?
ハンス:何が好きか
アナ:サンドウィッチ
思わず、何でやねんっっっ!
と突っ込んでしまいました。
と言うのも、アナは散々
チョコレートが好きだ、って今まで言ってきたので……
なぜ、サンドウィッチ!?!? これは元の歌詞を見ないと
さてはウルトラ意訳してるな、と思いまして、見て見ましたら
ここの部分は、
Hans: I mean it's crazy
Anna: What?
Hans: We finish each other's
Anna: Sandwiches
こんな歌詞だったのです。
しかし、これでもいまいちピンと意味はこないですよね…。
このちょっと不思議なセリフは、アメリカのテレ ビドラマ、
『ブル〜ス一家は大暴走!』(Arrested Development, 2003-06)
に出てくる次の会話がもとになっているといわれているようですね。
Michael: It’s like we finish each other’s . . .
Lindsay: Sandwiches?
Michael: Sentences. Why would I say . . .
Lindsay: Sandwiches?
これは、ジョークなのですが、その前に元々の慣用句
We finish each other’s sentence について。
私達はお互いの文章を終える、というのは、
二人で一つの文章をつくっていく、ということです
非常に気の合う人同士って、相手の言葉を聞いて
続く言葉を予想できてしまいますよね
所謂ツーカーの関係
自分達が、そのようなツーカーの関係だ、と言いたい時
この慣用句を用いるようです
しかし、『ブル〜ス一家は大暴走』では、
sentenceをsandwichesと言ってボケていますね
Michaelがもう一度、だからsentencesだって!
と言っているにも関わらず
もう一度ボケている・・・。
アナとハンスの話に戻すと、普通なら「私達は気が合う!」
と言った時、We finish each other’s sentences
と言うけれども、自称変わり者(ちょっと違うかも)の二人は
Sandwiches だよね!そうそう!そっちだよね!!!
とお互いの意見の一致を確認し合っている、と
考えていいのではないでしょうか?
ただし、私的にはこれはアナ目線であって、
ハンスがアナを落とすために
合わせているような印象も受けますが……
と、いうのが、おそらくこの歌の
この箇所の真意なのですが……
私が先程のような訳にしたのは、ディズニー映画が
基本的に子ども向け、と考えた時、
子どもがこんな映画を知っているか?
いや、知らないのでは……と感じたためです
あと、単純に日本語に意訳しずらい、
というかこれは私の力量では
無理だー、と思った為です笑
厳密に調べていないので、
以下は私の希望的観測になりますが、
一応、どうしてあんな訳にしてしまったかの
弁明だけしておきます笑
We finish each other’s を初めて聞いた時、
これはハンスのパートですが
最後のsは、アナのサンドウィッチ発言に被っていて
We finish each other とも聞こえる、気がするのですね、
では、もし、We finish each otherと聞こえたら、
幼子はどんな想像をするか…
アナもハンスも王女様、王子様です、
きっとフルコースのすごいお食事を
食べていることでしょう。
普通、そのようなお食事では、締めはデザートです
普通は、「デザート!」と言うところで、アナはあろうことか
むしろ食事の前菜あたりにちょろっと出て来るんじゃない?
みたいなレベルのサンドウィッチ! と言っている
そして、それに対してハンスが
そう、そうだよね!と同調している
二人とも、普通の違う選択をしているけれども、
そこで意見が一致した!嬉しい!
そう言っていると想像するのは、小さな子どもにも、
さして困難ではないのではないでしょうか?
別に、締めがデザートだと分からなくっても、
食事の一番最後にサンドウィッチというのが
ちょっと変わっているなぁ、ということは何となく分かる…
となれば、その子どもにとって、
ここの歌詞は問題なくなってしまう気がしました。
と、私の思考がここまで飛躍したのは、自分の経験によります…。
だからこそ、これは独りよがりで主観的なドリーミー訳でしかないのですが笑
子どもの頃見た映画で、勝手な解釈をしてしまったことってありませんか?
私は結構あるのですが…笑
でも、子どもってその勝手な解釈で楽しめちゃう部分がある気がするんです。
特にこれは歌なので、普段から口ずさむような親しみのある音楽であるためには
やっぱり意味が分かっていた方が良い。
そして、その意味は何も真意でなくても子どもにとって
割と問題が無いのではないかなぁ、と感じるのです。
気分良く歌えれば、子どもにとってオッケー。
自分自身がそのようないい加減な子どもだったから、という理由だけで、
ここまで主観的に妄想を膨らませていいのかどうかは、
非常に怪しい、むしろクロな気がするのですが、
こんなことを妄想して、先程のような訳にしました。
何より、これだと訳しやすい!!!笑
だって、2003年の映画って
絶対子どもは知らない!!!!!!!笑
それとも、これはもうしょっちゅう用いられる
ジョークになっているのでしょうか
そうだったら、上記の
大いなる妄想は全て吹き飛ばさなくては
なりませんが。笑
そして、そんな風に勝手に解釈していた歌を数十年後ふとした拍子に
聞いて、ノスタルジーに浸りながら、あれ? ここ、We finish each other’s?
なんて思ってちょっと調べてみて、真意を知って、うわぁー、そうだったのかぁ、
と感嘆する経験って、なかなか貴重でドラマチックなものでは…ありませんか?
までが、私の楽しい楽しい妄想です。
最後までお付合い下さり
ありがとうございました
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