たのしい演劇

魂より魂に伝う花17

折々に受け取るメッセージ

シンクロニシティ synchronicity02
と数学


数字は秩序の原型であり　シンクロニシティ創造に関与する

この仮説は　非線形力学系の「カオス」現象に関連する

　　カオス理論
　　数的誤差により予測が事実上不可能な複雑な様子を示す現象を扱う理論
　　力学系は　線形力学系と　非線形力学系があり　
　　カオス生起には　システムが何らかの非線形性(nonlinearity)を持つ必要がある
　　
　　一方で　非線形方程式のソリトン/soliton(安定したパルス状波動) は
　　無限の保存量を持ち　安定した波形を保ち
　　将来予測の可能な　解析的な振る舞いが明らかになっているものもあり
　　カオスとは対極にある


力学系は　秩序の出現状態と非局所性の間の遷移に関する予測を提供するため
　シンクロシティを推測するための新しい文脈を提供

　　非局所性/nonlocality：
　　この宇宙における現象は　離れた場所にあっても相互に絡み合い影響し合う性質


力学系dynamical system
一定の規則に従って時間の経過とともに状態が変化するシステム
　あるいはそのシステムを記述するための数式　
一般には状態の変化に影響を与える数個の要素を変数として
　現在の直後の 要素間の相互作用　その状態を　方程式で記述する
　　
　力学系の例
　　振り子の振動　自然界に存在する生物の個体数の変動　惑星の軌道など
　
この世界の現象すべてを力学系と見なすこともできる 　

将来のある時点における状態は
　現在の直後の状態を求める計算を複数回繰り返すことによって求める
　そのため力学系では
　現在の状態を与えることで　将来のすべての状態を決定することができる

パウリ=ユング往復書簡集 1932─1958 新品価格 ￥6,930から (2019/12/7 05:05時点)

と　たのしい演劇の日々