たのしい演劇

魂より魂に伝う花18

折々に受け取るメッセージ

シンクロニシティ synchronicity03
と量子力学/Quantum Physics


量子実験では　粒子同士がどれだけ離れていても瞬間的な繋がりがあることが実証する

量子の非局所性またはエンタングルメントは
　物理的現実に先行する　統一された領域　を指す

　非局所性/quantum non-locality
　　宇宙現象が　離れた場所であっても相互に絡み合い　影響し合う性質

　量子もつれ/quantum entanglement
　　古典確立では説明できない相関　又それに関わる現象
　　ある運動量の能率を持つ　2つの粒子が時差があるにも拘わらず互いに影響し合う
　　もつれを発生せしめる　ある状態　の存在を認める

ユングの「元型」推論と同様　2つ或いはそれ以上の出来事は　ある意味を共有し
　互いに対応する（粒子と粒子　または人と人）


「内在秩序/Implicate order 外在秩序/Explicate order」との類似点
　デヴィッド・ボーム/David Bohm(1917– 92　米.理論物理学.神経心理学.心の哲学) による
　
　　量子力学存在論の概念
　　　一つの現象を2つの異なる観点から理解する
　　　ひとつの現象が異なる見え方をすることをこれらの概念によって説明
　　　内在秩序/内包された (enfolded)秩序は現実のより深く　より基本的な秩序を表す
　　　外在秩序/展開された (unfolded)秩序は　人間が体験する表層概念

内在・外在秩序は　粒子などの存在を
　それを含む全体がもつ　より深い秩序に適う概念として捉え直し　その行動を理解する　
　量子論は粒子の行動を数学的に説明する
　その波動性　非局在性など　量子のもつれ状態について
　より深い秩序/内在秩序　に適う二次概念とみなし
　粒子の従う奇妙な法則/量子のもつれを　外在化された「見せかけ/外在秩序」として捉えなおす

　　粒子/物質/あらゆる対象は　より深い実在の自律的で局在的な特徴として存在する
　　それらの特徴は　ある条件が成り立つ条件のもとでのみ　独立性を持つと考える

またボームは　３つめの存在として　両秩序を超える領域を認める　

そして流動する全体は　秩序と構造の連続する展開その過程　として理解する

時空間はリズミカルな脈動で満ちる

そのため　内在・外在秩序の橋渡しとしてシンクロシティは発生し
　それらを補完するある特徴が全体を定義する

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と　たのしい演劇の日々