2019年04月25日
俳優の錬金術 短編映画『CONSUME/喰い尽くす』02
俳優の錬金術 短編映画『CONSUME/喰い尽くす』02
月読命 伊勢神宮・月読神社ではツキヨミと表記
後世では男神と考えられているが 記紀に性別の記述はない
「月を読む」ことから暦と結びつけ暦を司る神 または 「月の神」とされる
日本神話古事記・日本書紀 あまり登場せず活躍に乏しい
のはアマテラスとスサノオという対照的な性格を持った神の間に
静かな存在を置くことで バランスをとっている とする説あり
不安定な支配領域はアマテラスとツクヨミの神話に
後からスサノオが挿入されたためではないかとの説あり
ツクヨミはスサノオとエピソードが重なることから同一神説あり
『古事記 』:上巻 月讀命は伊邪那伎命が黄泉国から逃げ帰って禊ぎをした時に
右目を洗った際に生み成され
もう片方の目から生まれた天照大御神(姉) 鼻から生まれた須佐之男命(弟)と
重大な三神「三柱の貴き子」と呼ばれる
伊耶那伎命から「夜の食国を知らせ」と命ぜられるが これ以降の活躍なし
『日本書紀』:神代紀.第五段
「日の光に次ぐ輝きを放つ月の神を生み 天に送って日とならんで支配すべき存在とした」とあり
第一の一書 異伝には
伊弉諾尊が左手に白銅鏡を持って天照大神を生み 右手に白銅鏡を持って月弓尊(月読命)を生む
ツキヨミの支配領域は 天照大神と並んで天を治めるよう指示され
「滄海原の潮の八百重を治すべし」と命じられた という
第五段第十一の一書 穀物の起源となった 保食神(うけもち)の件
「日月分離」の神話 昼と夜の起源
『書紀』巻十五.顕宗紀
「我が月神に奉れ、さすれば喜びがあろう」と 宣託の話あり
六国史.第二.続日本紀は 伊勢の月読神の祟り の話あり
『山城国風土記』「桂里」 保食神の件で 中つ国への道中
湯津桂に立寄った という伝説あり
月と桂を結びつける伝承は インドから古代中国を経て日本に伝えられた と云われる
『万葉集』:月の擬人化 「月と不死」信仰と沖縄の「スデミヅ」との類似性
巻4.670 月讀の 光に来ませ 足疾(あしひき)の 山寸(やまき)隔(へ)なりて 遠からなくに
(湯原王/ゆはらのおほきみ)
巻4.671 月讀の光は清く 照らせれど 惑へるこころ 思ひあへなくに (670 返歌)
巻6.985 天に座す 月讀壮士 幣(まひ)はせむ 今夜の長さ 五百夜継ぎこそ
(湯原王/ゆはらのおほきみ)
巻7.1075 海原の 道遠みかも 月讀の 明(ひかり)少なき 夜は更けにつつ (詠み人不詳)
巻7.1372 み空ゆく 月讀壮士 夕去らず 目には見れども 因るよしもなし (詠み人不詳)
巻13.3245 天橋も 長くもがも 高山も 高くもがも 月夜見の 持てる越水(をちみづ) い取り来て
公(きみ)に奉りて をち得てしかも (詠み人不詳)
巻15.3599 月余美の 光を清み 神嶋の 磯海の浦ゆ 船出すわれは (詠み人不詳)
巻15.3266 月余美の 光を清み 夕凪に 水手(かこ)の声呼び 浦海漕ぐかも (詠み人不詳)
『皇太神宮儀式帳 』太刀を佩いた騎馬の男の姿となる
『花喜山城光寺縁起・慈住寺縁起天』
天照大神が八上行幸の際 行宮にふさわしい地を探していると 一匹の白兎が現れ
大神の御装束を銜え 霊石山頂付近の平地(現在の伊勢ヶ平)まで案内 そこで姿を消した
とある 白兎は月読尊のご神体 その後これを道祖白兎大明神と呼び
中山の尾続きの四ケ村の氏神として崇めた とある
と たのしい演劇の日々
月読命 伊勢神宮・月読神社ではツキヨミと表記
後世では男神と考えられているが 記紀に性別の記述はない
「月を読む」ことから暦と結びつけ暦を司る神 または 「月の神」とされる
日本神話古事記・日本書紀 あまり登場せず活躍に乏しい
のはアマテラスとスサノオという対照的な性格を持った神の間に
静かな存在を置くことで バランスをとっている とする説あり
不安定な支配領域はアマテラスとツクヨミの神話に
後からスサノオが挿入されたためではないかとの説あり
ツクヨミはスサノオとエピソードが重なることから同一神説あり
『古事記 』:上巻 月讀命は伊邪那伎命が黄泉国から逃げ帰って禊ぎをした時に
右目を洗った際に生み成され
もう片方の目から生まれた天照大御神(姉) 鼻から生まれた須佐之男命(弟)と
重大な三神「三柱の貴き子」と呼ばれる
伊耶那伎命から「夜の食国を知らせ」と命ぜられるが これ以降の活躍なし
『日本書紀』:神代紀.第五段
「日の光に次ぐ輝きを放つ月の神を生み 天に送って日とならんで支配すべき存在とした」とあり
第一の一書 異伝には
伊弉諾尊が左手に白銅鏡を持って天照大神を生み 右手に白銅鏡を持って月弓尊(月読命)を生む
ツキヨミの支配領域は 天照大神と並んで天を治めるよう指示され
「滄海原の潮の八百重を治すべし」と命じられた という
第五段第十一の一書 穀物の起源となった 保食神(うけもち)の件
「日月分離」の神話 昼と夜の起源
『書紀』巻十五.顕宗紀
「我が月神に奉れ、さすれば喜びがあろう」と 宣託の話あり
六国史.第二.続日本紀は 伊勢の月読神の祟り の話あり
『山城国風土記』「桂里」 保食神の件で 中つ国への道中
湯津桂に立寄った という伝説あり
月と桂を結びつける伝承は インドから古代中国を経て日本に伝えられた と云われる
『万葉集』:月の擬人化 「月と不死」信仰と沖縄の「スデミヅ」との類似性
巻4.670 月讀の 光に来ませ 足疾(あしひき)の 山寸(やまき)隔(へ)なりて 遠からなくに
(湯原王/ゆはらのおほきみ)
巻4.671 月讀の光は清く 照らせれど 惑へるこころ 思ひあへなくに (670 返歌)
巻6.985 天に座す 月讀壮士 幣(まひ)はせむ 今夜の長さ 五百夜継ぎこそ
(湯原王/ゆはらのおほきみ)
巻7.1075 海原の 道遠みかも 月讀の 明(ひかり)少なき 夜は更けにつつ (詠み人不詳)
巻7.1372 み空ゆく 月讀壮士 夕去らず 目には見れども 因るよしもなし (詠み人不詳)
巻13.3245 天橋も 長くもがも 高山も 高くもがも 月夜見の 持てる越水(をちみづ) い取り来て
公(きみ)に奉りて をち得てしかも (詠み人不詳)
巻15.3599 月余美の 光を清み 神嶋の 磯海の浦ゆ 船出すわれは (詠み人不詳)
巻15.3266 月余美の 光を清み 夕凪に 水手(かこ)の声呼び 浦海漕ぐかも (詠み人不詳)
『皇太神宮儀式帳 』太刀を佩いた騎馬の男の姿となる
『花喜山城光寺縁起・慈住寺縁起天』
天照大神が八上行幸の際 行宮にふさわしい地を探していると 一匹の白兎が現れ
大神の御装束を銜え 霊石山頂付近の平地(現在の伊勢ヶ平)まで案内 そこで姿を消した
とある 白兎は月読尊のご神体 その後これを道祖白兎大明神と呼び
中山の尾続きの四ケ村の氏神として崇めた とある
価格:12,960円 |
と たのしい演劇の日々
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image