2018年09月24日
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」 反ユダヤ主義の背景 39
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」
反ユダヤ主義の背景 39
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論19
ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー
Johann Gottfried von Herder( 1744 – 1803)独
哲学者.神学者.詩人.文芸評論家
啓蒙主義.シュトゥルム・ウント・ドラング
貧しい家庭の出 高い知性によりパトロンを得 大学進学
カントImmanuel Kant (1724 – 1804)
ハーマンJohann Georg Hamann (1730 – 1788) に師事
1770 ゲーテJohann Wolfgang von Goethe (1749 –1832)はヘルダーを訪ねたことで
後の 「シュトゥルム・ウント・ドラング」 へドイツ文学運動へ発展
ヘルダーは 近代言語学 言葉神授説に反し 言語は固有の文化生活を形成する力
言語的相対性理論の基本 言語人類学発展を生む
代表著作:
『近代ドイツ文学断想Fragments on Recent German Literature(1776)』
『言語起源論Treatise on the Origin of Language(1772)』
『 オシアンと古代人の詩
Extract from a correspondence about Ossian and the Songs of Ancient Peoples(1773)』
シェイクスピアとオシアン(スコットランド伝説詩人)について
それは グリム兄弟のドイツ民話収集を導く
ヘルダーの民族主義は 愛国主義と同義 愛国心を失ったものは 自身を全世界を失う と云う
また 王も農民も同じ階層に属す 階級の無い階層国家を成す人々により成立する
彼は 野蛮人と呼ばれる土着民も 土地に根差す民族として人種の差をみない
いずれ西欧人は宗教心を失う故に 敬虔な東欧人が 欧州を制覇するであろう と云う
ユダヤ人については 居住の全権利を認めるように そして
歴史的に排斥の責任を負う キリスト教徒は
ユダヤ人の故郷イスラエルの建国を支持するべき だと云う
最も強調されるのは 民族/国家主義ではあるが 決して それは全体主義ではない
『人類の形成のための歴史の哲学
This Too a Philosophy of History for the Formation of Humanity (1774)』
『トーマス・アボットの執筆についてOn Thomas Abbt's Writings (1768)』
『人間の魂の認知と感覚について On the Cognition and Sensation of the Human Soul (1778)』
. では 個体としての人間性 に視点を置く
ヘルダーの民族主義は確かにドイツ国民意識を高揚をしたが
それは後の政治家により都合よく利用されたのだった
次回へと続く
と たのしい演劇の日
反ユダヤ主義の背景 39
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論19
ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー
Johann Gottfried von Herder( 1744 – 1803)独
哲学者.神学者.詩人.文芸評論家
啓蒙主義.シュトゥルム・ウント・ドラング
貧しい家庭の出 高い知性によりパトロンを得 大学進学
カントImmanuel Kant (1724 – 1804)
ハーマンJohann Georg Hamann (1730 – 1788) に師事
1770 ゲーテJohann Wolfgang von Goethe (1749 –1832)はヘルダーを訪ねたことで
後の 「シュトゥルム・ウント・ドラング」 へドイツ文学運動へ発展
ヘルダーは 近代言語学 言葉神授説に反し 言語は固有の文化生活を形成する力
言語的相対性理論の基本 言語人類学発展を生む
代表著作:
『近代ドイツ文学断想Fragments on Recent German Literature(1776)』
『言語起源論Treatise on the Origin of Language(1772)』
『 オシアンと古代人の詩
Extract from a correspondence about Ossian and the Songs of Ancient Peoples(1773)』
シェイクスピアとオシアン(スコットランド伝説詩人)について
それは グリム兄弟のドイツ民話収集を導く
ヘルダーの民族主義は 愛国主義と同義 愛国心を失ったものは 自身を全世界を失う と云う
また 王も農民も同じ階層に属す 階級の無い階層国家を成す人々により成立する
彼は 野蛮人と呼ばれる土着民も 土地に根差す民族として人種の差をみない
いずれ西欧人は宗教心を失う故に 敬虔な東欧人が 欧州を制覇するであろう と云う
ユダヤ人については 居住の全権利を認めるように そして
歴史的に排斥の責任を負う キリスト教徒は
ユダヤ人の故郷イスラエルの建国を支持するべき だと云う
最も強調されるのは 民族/国家主義ではあるが 決して それは全体主義ではない
『人類の形成のための歴史の哲学
This Too a Philosophy of History for the Formation of Humanity (1774)』
『トーマス・アボットの執筆についてOn Thomas Abbt's Writings (1768)』
『人間の魂の認知と感覚について On the Cognition and Sensation of the Human Soul (1778)』
. では 個体としての人間性 に視点を置く
ヘルダーの民族主義は確かにドイツ国民意識を高揚をしたが
それは後の政治家により都合よく利用されたのだった
追体験の試み―ヘルダーの『シェイクスピア論』並びにワーズワース研究 中古価格 |
次回へと続く
と たのしい演劇の日
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image