たのしい演劇

写真はWEBより拝借致しました



演技03　松果体 pineal body 00


此岸と彼岸を跨ぐ俳優　その神秘体験について　脳との関連を観ております

『松果体』　脳内の内分泌器　赤灰色でグリーンピース（8 mm）ほどの大きさ

松果体の分泌活動は未だ不明な部分が多いとある
脳内奥深くに位置し　それ故　
神秘　形而上学　オカルトを司る腺として　
哲学者　神秘主義者　にとって特別な意味を持っていた　

デカルトRené Descartes （1596 – 1650)
魂の座であり　我々の思考の形成される場所だ　
確かに小さな腺　が脳組織中央に在り　前脳空洞部と後脳空洞部は　
神経を通じ　魂は　身体と　交わる　と云う


ジョルジュ・バタイユ Georges Albert Maurice Victor Bataille (1897 – 1962) 
云うところの　"松果体の眼"　とは　
西洋合理性の盲点　つまり　過剰と精神錯乱の組織　の引用だ
と　バタイユ研究者により評される　　

ヴラバツキー婦人Helena Petrovna Blavatsky (1831 – 1891)
ヒンズー教チャクラで云う　第三の眼　と関連付けた

リック.ストラスマンRick Strassman(1952- 米精神科医　作家
幻覚剤ジメチルトリプタミン（DMT、N,N-dimethyltryptamine）自然界に発生する幻覚剤
を使った臨床実験を行い　松果体においてDMTが神経伝達物質の一種として生産され
　それにより　神秘体験や臨死体験を誘発する　と推論を立てた

ハワード・フィリップス・ラヴクラフト Howard Phillips Lovecraft (1890 – 1937)
 英コズミックホラー小説作家　その作品From Beyond" で
　松果体に刺激を与える電気機材を 頭部に当てられた被験者と地球外生命体
との交流を試みる科学者を描く






と　たのしい演劇の日々