2017年10月13日
俳優 此岸と彼岸を跨ぎ役を生きる 03 Joe Dixon
俳優 此岸と彼岸を跨ぎ役を生きる03 Joe Dixon
ジョー.ディクソン/Joe Dixon (1965-)
シェイクスピア劇「嵐」でキャリバン/Caliban/先住民 プロスペローの奴隷 を演じています
バーミンガム生れ 英俳優 テナー歌手
両親は 南アメリカ大陸 ガイアナ共和国/Guyana(イギリス連邦加盟国)よりの移民
学校の先生に演技の才能を見出され 先生の勧めで 当時
バーミンガム在の若者(16-23)育成を目的に設立された
バーミンガム青年劇団(1971-87)に所属 その多くの若者がそうであるように
ロンドンの有名演劇学校へと進学
ジョーも 王立演劇学校/RADAにて プロフェッショナル俳優トレーニングを受けます
卒業後 国立劇場 RSC公演に出演
1991年受賞 Ian Charleson Awards(創設1990 30歳以下の英俳優 古典劇にて秀逸な演技)
映画 TV等 オペラ歌手として活躍しております
大航海と帝国主義の時代
西欧植民地の奴隷として生きた先祖の血が 彼をこの役に導いたのでしょう
映画「指輪物語」のゴラム/Andrew Serkis(1964- はこの舞台作りに参加し
モーションキャプチャーの演技指導) の兄弟かと見紛う衣装を身に付け
魚を始終身に付け 魚の生臭さも漂よわせますが しかし
その演技/存在感は 美しい の一言に尽きました
忘れなれないシーンは
プロスペローの魔法が解け 奴隷の身より解放された瞬間に
それまで ゴラム同様猫背で プロスペローに対する愚痴に明け暮れたキャリバンは
キリリと背筋を伸ばし 先住民族魂とその誇りを一身に負い プロスペローに対峙するのでした
才能豊かな黒人俳優です 今後の活躍大いに期待されます
と たのしい演劇の日々
ジョー.ディクソン/Joe Dixon (1965-)
シェイクスピア劇「嵐」でキャリバン/Caliban/先住民 プロスペローの奴隷 を演じています
バーミンガム生れ 英俳優 テナー歌手
両親は 南アメリカ大陸 ガイアナ共和国/Guyana(イギリス連邦加盟国)よりの移民
学校の先生に演技の才能を見出され 先生の勧めで 当時
バーミンガム在の若者(16-23)育成を目的に設立された
バーミンガム青年劇団(1971-87)に所属 その多くの若者がそうであるように
ロンドンの有名演劇学校へと進学
ジョーも 王立演劇学校/RADAにて プロフェッショナル俳優トレーニングを受けます
卒業後 国立劇場 RSC公演に出演
1991年受賞 Ian Charleson Awards(創設1990 30歳以下の英俳優 古典劇にて秀逸な演技)
映画 TV等 オペラ歌手として活躍しております
大航海と帝国主義の時代
西欧植民地の奴隷として生きた先祖の血が 彼をこの役に導いたのでしょう
映画「指輪物語」のゴラム/Andrew Serkis(1964- はこの舞台作りに参加し
モーションキャプチャーの演技指導) の兄弟かと見紛う衣装を身に付け
魚を始終身に付け 魚の生臭さも漂よわせますが しかし
その演技/存在感は 美しい の一言に尽きました
忘れなれないシーンは
プロスペローの魔法が解け 奴隷の身より解放された瞬間に
それまで ゴラム同様猫背で プロスペローに対する愚痴に明け暮れたキャリバンは
キリリと背筋を伸ばし 先住民族魂とその誇りを一身に負い プロスペローに対峙するのでした
才能豊かな黒人俳優です 今後の活躍大いに期待されます
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