2016年09月06日
Dawn Langman「The Art of Speech」39
Dawn Langman「The Art of Speech」39
気になる箇所の意訳を続けます
Epic, Lyric and Dramatic style/叙事詩 抒情詩 演劇 より
The Lyric stream/叙情詩
日本語は抒情詩と訳しますが 古代楽器ライアー/Lyric片手の歌語りより由来します
叙情詩人は ある体験により彼らの魂に呼び起こされた 心情 情念 を詩歌に託す
叙情詩人は 聴衆を 万物に魂の宿る事 その魂は我々と共に在る ことを気づかせる
偉大な抒情詩は 小宇宙と大宇宙の結束を祝い 分離による痛みを嘆く
旧約聖書より聖歌42
42− 1 ああ神様。 鹿が水をあえぎ求めるように、私も神様を慕い求めます。
2 焼けつく ような渇きを覚えながら、私は生きておられる神様を慕っています。
どこへ行けば、お 目どおりがかなうのでしょうか。
ジョンキーツ/John Keats(1795―1821)は「ナイチンゲールに寄せ/Ode to a Nightingale」
夜鶯を謳う しかし夜鶯の鳴き声に導かれ
魂の向こう側に存在する自然霊との一体感によるエクスタシーを歌に託したのではないだろうか
嗚呼 寂しい その言葉
あなたの背後から 鐘のよう私の孤独な魂を打つ
あなたの背後から 鐘のよう私の孤独な魂を打つ
叙情詩の覚醒は 叙事を感受する自身の魂の詩と云うより 宇宙との合体を知る
我と宇宙は一体 分離しているような気のするのは 単なる気の迷いなのだと
R.シュタイナー 魂の歴 は正に 霊的目覚めへの12月の過程を
叙情詩を味わい体験するために書かれた
叙事詩は 万物に生きる 神/キリストと 宇宙の叡智 それらの御業を称える
我々の魂は 自我を離れ浄化される
自我との愛着なしに 今生の幻影/mayaを超え 真実を我々の地上感覚によって捉える
プラトンは 叙情詩誕生の過程で詩人は 神々により支配されたトランス状態に陥ると言う
しかし現在我々は 確かな覚醒の元 それを成すことができる
聖霊降臨の日 祈りを捧げる我々に 天上より激しい風と共に舌の様な炎が
1人一人の頭上に現れ 夫々が異国の言葉を語り始め それにより我々の魂は神を称え 浄化された
カスタリアの泉による浄化なし 我々はどうやって 己を清めるのであろう
我々は 母音 を用いてそれを成す
母音には地球と宇宙の魂が宿るから
と たのしい演劇の日々
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image