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2016年01月31日

演技 「演劇の神様」

uzume2.jpg




                     写真はWEBより拝借いたしました                



「芝居の神様が降りてくる雰囲気が味わえることを今から楽しみにしています。

精いっぱい、準備してのぞみたいです」


テレビ映画にと活躍する香川照之 歌舞伎名 市川中車 は 四国こんぴら歌舞伎大芝居 香川県琴平町にある

現存する国内最古の劇場(1835年 天保6年に棟上げ) 旧金毘羅大芝居 での公演 に初出演なのだそうです

 NHK ニュースのインタビューに こう語っております


ところで芝居の神様とは? 

歌舞伎は 出雲のお国をその始まりとすると演劇の歴史で習いました 神事の関連はなく 

むしろ庶民の娯楽として 江戸時代にさかえました

香川県金刀比羅宮は 大物主 (蛇神 水神 雷神 の性格を持ち 稲作豊穣 疫病除け 酒造りの神) を

祀るのだそうです 

日本演劇の神さまは

 天岩戸にお隠れの天照大神は 八百万の神々が歓喜するのに動じ  岩戸をお明けになる

 その魅力的な演舞で八百万の神々を魅了した あめのうずめ でありましょうか?


波水蒼(Hamina) さんは ブログhttp://haminablue.blog.fc2.com/blog-entry-38.htmlで 演劇の神様 を

こう書いておられます

演劇の神様というのが,
もし存在するのだとしたら。

演技などの研鑽を積んで舞台に立つ者の,
その努力や運に呼応して“降りてくる”のだと思っていました。

その神憑り(かみがかり)というのは,
好機に恵まれて演技に神が宿ることだと,
そう信じてきたから観続けていたし,
そう信じているからこそ役者は頑張り続けられる,
のだと今も思います。

だけど。

ちょっと違うのかもしれない。

自分自身の外側,
自分ではない他空間,
どこか見知らぬところに演劇の神様がいるのではない,
気がしてきたのです。

演劇の神様というのが存在するなら。
それは等しくその人自身の中に,
初めから備わっているのではないか。
最初から内在している気がしてきたのです。

だったらどうして大根役者がいるのか?
なぜ演技のイマイチな演者がいるのか?
その人々の神はどこへいったのか。

違う。
ドコカにいってしまったのではない。
ただ,内在する神様を,使いきれてないんだ。
内側に佇んでいる神様を,
その人の皮膚や筋肉や骨格へと,
呼び出しきれていないだけなんだ。
召喚,同調が上手くいっていないだけ。

神様は「才能」と言いかえられるかもしれない。

才能はどこか別のところにあるのではなく,
既に自分の中に居て,
ちゃんと存在しているんだ。
ただ,それを行使しきれていないだけなんだ。

たぶん。
その神様だか才能だかを,
ナカに入れたりソトに出したり,
出入れ自由自在にするために努力が必要なのであり,
その出し入れが自在に成ってしまった人は,
たぶん“天才”にしか観えないのだと思う。

今日,観たんだ。

自分の中の演技の神様みたいなのを,
1秒刻み,コマ刻みで,出し入れしてる人。

演技が上手い,とかじゃないです。
怖かった。
畏怖です。

嗚呼,僕はもう,しばらく,演劇は要らないや。
これが観たくて,
こういう人に会いたくて,
観てきたんだ。

今,1年ぶりに僕の指先,僕の爪の先まで,僕がいる。
神憑りを観て,僕の中の深いところのナニかが,呼応する。



この文章を読みながら 胸は高鳴り 背筋がゾクゾクいたしました  

あまりに 素晴らしい文章でしたので 波水蒼( haminablue)さんの事前許可なく拝借しております

 著作はご本人にあります ご容赦ください





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